JP2566060Y2 - コイル用ボビン - Google Patents
コイル用ボビンInfo
- Publication number
- JP2566060Y2 JP2566060Y2 JP3340092U JP3340092U JP2566060Y2 JP 2566060 Y2 JP2566060 Y2 JP 2566060Y2 JP 3340092 U JP3340092 U JP 3340092U JP 3340092 U JP3340092 U JP 3340092U JP 2566060 Y2 JP2566060 Y2 JP 2566060Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- winding
- flange
- coil
- bobbin
- Prior art date
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- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コイル用ボビンの構造
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のコイル用ボビンの説明
図。図2の(a)は、従来の巻線を巻いたコイル用ボビ
ンの斜視図。図2の(b)は、従来の巻線を巻いたコイ
ル用ボビンの正面図。図2の(c)は、従来の巻線を巻
き、絶縁紙を用いたコイル用ボビンの正面図。従来、こ
の種のコイル用ボビンにおいて、図2に示すように、3
は鍔、6は巻線、11はコイル用ボビン、12は絶縁紙
であり、I型コアやU型コアと巻線間の絶縁を確保する
為に、コアと巻線間に絶縁紙12やコアカバーを用いた
り、また、巻線6を少なくしてコアとの空間を設けて絶
縁を確保しなければなかった。絶縁紙12やコアカバー
を用いる場合は、コイル用ボビンに後付けの為構造が複
雑になる上、工数がかかるといった欠点があった。
図。図2の(a)は、従来の巻線を巻いたコイル用ボビ
ンの斜視図。図2の(b)は、従来の巻線を巻いたコイ
ル用ボビンの正面図。図2の(c)は、従来の巻線を巻
き、絶縁紙を用いたコイル用ボビンの正面図。従来、こ
の種のコイル用ボビンにおいて、図2に示すように、3
は鍔、6は巻線、11はコイル用ボビン、12は絶縁紙
であり、I型コアやU型コアと巻線間の絶縁を確保する
為に、コアと巻線間に絶縁紙12やコアカバーを用いた
り、また、巻線6を少なくしてコアとの空間を設けて絶
縁を確保しなければなかった。絶縁紙12やコアカバー
を用いる場合は、コイル用ボビンに後付けの為構造が複
雑になる上、工数がかかるといった欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、容易に巻線
とコア間の絶縁を確保出来るコイル用ボビンの構造を提
供することを目的とする。
とコア間の絶縁を確保出来るコイル用ボビンの構造を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】弾性を有する絶縁材料か
らなるコイル用ボビンにおいて、両端に鍔嵌合部2を設
けた筒状の巻芯1と、巻線コア絶縁板4の両先端を直角
に曲げて鍔3とし、該鍔3にコアのガイド溝9と前記巻
芯1に巻回された巻線6のリード端7を挿通するための
溝8と巻芯嵌合部5を設けた略コの字形状の鍔部10と
からなり、前記巻芯1の鍔嵌合部2を前記鍔部10の巻
芯嵌合部5に嵌合し、前記鍔部10と前記巻芯1とを組
立する構造としたことを特徴とするコイル用ボビン。
らなるコイル用ボビンにおいて、両端に鍔嵌合部2を設
けた筒状の巻芯1と、巻線コア絶縁板4の両先端を直角
に曲げて鍔3とし、該鍔3にコアのガイド溝9と前記巻
芯1に巻回された巻線6のリード端7を挿通するための
溝8と巻芯嵌合部5を設けた略コの字形状の鍔部10と
からなり、前記巻芯1の鍔嵌合部2を前記鍔部10の巻
芯嵌合部5に嵌合し、前記鍔部10と前記巻芯1とを組
立する構造としたことを特徴とするコイル用ボビン。
【0005】
【作用】絶縁材料よりなる筒状巻芯に、空芯コイルの様
に巻線を施し、筒状巻芯の両端に鍔部と嵌合組立するた
めの鍔嵌合部を設け、弾性のある絶縁材料よりなる、巻
線とコア材を絶縁する巻線コア絶縁板の両先端をコの字
形に直角に曲げ、鍔を設け、該鍔にコアのガイド溝と巻
線のリード端を挿通する溝と巻芯嵌合部を設けた鍔と一
体のコの字形の鍔部に、前記筒状巻芯の鍔嵌合部を嵌合
し、筒状巻芯と鍔部が分割され、かつ組立てられるコイ
ル用ボビンの構造である。巻線とコア間の絶縁距離は巻
線コア絶縁板の厚さによって任意に調整できるものであ
る。
に巻線を施し、筒状巻芯の両端に鍔部と嵌合組立するた
めの鍔嵌合部を設け、弾性のある絶縁材料よりなる、巻
線とコア材を絶縁する巻線コア絶縁板の両先端をコの字
形に直角に曲げ、鍔を設け、該鍔にコアのガイド溝と巻
線のリード端を挿通する溝と巻芯嵌合部を設けた鍔と一
体のコの字形の鍔部に、前記筒状巻芯の鍔嵌合部を嵌合
し、筒状巻芯と鍔部が分割され、かつ組立てられるコイ
ル用ボビンの構造である。巻線とコア間の絶縁距離は巻
線コア絶縁板の厚さによって任意に調整できるものであ
る。
【0006】
【実施例】図1は分割された本考案の巻線を施したコイ
ル用ボビンの構造及び組立て状態を示した斜視図であ
る。図1の(a)は分割された本考案の巻芯の斜視図。
図1の(b)は分割された本考案のコの字形の巻芯嵌合
部を有する鍔部の斜視図。図1の(c)は巻線を施した
分割巻芯の斜視図。図1の(d)は巻線を施した巻芯を
コの字形の鍔部に嵌合組立した斜視図。
ル用ボビンの構造及び組立て状態を示した斜視図であ
る。図1の(a)は分割された本考案の巻芯の斜視図。
図1の(b)は分割された本考案のコの字形の巻芯嵌合
部を有する鍔部の斜視図。図1の(c)は巻線を施した
分割巻芯の斜視図。図1の(d)は巻線を施した巻芯を
コの字形の鍔部に嵌合組立した斜視図。
【0007】図1の(a)に示すように、巻芯1は筒状
の巻芯であり、鍔嵌合部2を有する。図1の(b)に示
すように、コの字形の鍔部10は上下に2個の鍔3を具
備し、鍔3には巻芯嵌合部5とリード端7を挿通する溝
8を設け、鍔を巻線コア絶縁板4でつないだコの字形の
鍔部10である。図1の(c)に示すように、巻芯1に
巻線6を巻き回し、巻芯1の鍔嵌合部2を巻芯の巻線よ
り突出させ、リード端7として巻き初め、と巻き終わり
を2本取り出す。この巻線を巻き回した巻芯1をコの字
形の鍔部10の巻芯嵌合部5に嵌合取付けたコイル用ボ
ビンである。前述したように、図1の(d)は鍔部が弾
性のある絶縁材料で、鍔3と巻線コア絶縁板4とが一体
となったコの字形の形状をした鍔部10であり、鍔3に
は巻芯嵌合部5を設け、巻線された巻芯1に鍔部の巻芯
嵌合部5を嵌合させて、コア組付側に巻線コア絶縁板4
がきて、コアと巻線間の絶縁が確保される。
の巻芯であり、鍔嵌合部2を有する。図1の(b)に示
すように、コの字形の鍔部10は上下に2個の鍔3を具
備し、鍔3には巻芯嵌合部5とリード端7を挿通する溝
8を設け、鍔を巻線コア絶縁板4でつないだコの字形の
鍔部10である。図1の(c)に示すように、巻芯1に
巻線6を巻き回し、巻芯1の鍔嵌合部2を巻芯の巻線よ
り突出させ、リード端7として巻き初め、と巻き終わり
を2本取り出す。この巻線を巻き回した巻芯1をコの字
形の鍔部10の巻芯嵌合部5に嵌合取付けたコイル用ボ
ビンである。前述したように、図1の(d)は鍔部が弾
性のある絶縁材料で、鍔3と巻線コア絶縁板4とが一体
となったコの字形の形状をした鍔部10であり、鍔3に
は巻芯嵌合部5を設け、巻線された巻芯1に鍔部の巻芯
嵌合部5を嵌合させて、コア組付側に巻線コア絶縁板4
がきて、コアと巻線間の絶縁が確保される。
【0008】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案によれ
ば、巻線コア絶縁板と一体の「コ」の字形鍔部を用いる
ことにより、簡単な構造でまた容易にコアと巻線間の絶
縁を確保出来るコイル用ボビンを提供することが可能と
なった。
ば、巻線コア絶縁板と一体の「コ」の字形鍔部を用いる
ことにより、簡単な構造でまた容易にコアと巻線間の絶
縁を確保出来るコイル用ボビンを提供することが可能と
なった。
【図1】分割された本考案の巻線を施したコイル用ボビ
ンの構造及び組立の状態を示した斜視図である。図1の
(a)は分割された本考案の巻芯の斜視図。図1の
(b)は分割された本考案のコの字形の巻芯嵌合部を有
する鍔部の斜視図。図1の(c)は巻線を施した巻芯の
斜視図。図1の(d)は巻線を施した巻芯をコの字形の
鍔部に嵌合組立した斜視図。
ンの構造及び組立の状態を示した斜視図である。図1の
(a)は分割された本考案の巻芯の斜視図。図1の
(b)は分割された本考案のコの字形の巻芯嵌合部を有
する鍔部の斜視図。図1の(c)は巻線を施した巻芯の
斜視図。図1の(d)は巻線を施した巻芯をコの字形の
鍔部に嵌合組立した斜視図。
【図2】従来のコイル用ボビンの説明図。図2の(a)
は、従来の巻線を巻いたコイル用ボビンの斜視図。図2
の(b)は、従来の巻線を巻いたコイル用ボビンの正面
図。図2の(c)は、従来の巻線を巻き、絶縁紙を用い
たコイル用ボビンの正面図。
は、従来の巻線を巻いたコイル用ボビンの斜視図。図2
の(b)は、従来の巻線を巻いたコイル用ボビンの正面
図。図2の(c)は、従来の巻線を巻き、絶縁紙を用い
たコイル用ボビンの正面図。
1 巻芯 2 鍔嵌合部 3 鍔 4 巻線コア絶縁板 5 巻芯嵌合部 6 巻線 7 リード端 8 溝 9 ガイド溝 10 鍔部 11 コイル用ボビン 12 絶縁紙(又はコアカバー)
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性を有する絶縁材料からなるコイル用
ボビンにおいて、両端に鍔嵌合部(2)を設けた筒状の
巻芯(1)と、巻線コア絶縁板(4)の両先端を直角に
曲げて鍔(3)とし、該鍔(3)にコアのガイド溝
(9)と巻線のリード端を挿通する溝(8)と巻芯嵌合
部(5)を設けた略コの字形状の鍔部(10)とからな
り、前記鍔嵌合部(2)を前記巻芯嵌合部(5)に嵌合
し、前記鍔部(10)と前記巻芯(1)とを組立する構
造としたことを特徴とするコイル用ボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340092U JP2566060Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | コイル用ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340092U JP2566060Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | コイル用ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585026U JPH0585026U (ja) | 1993-11-16 |
JP2566060Y2 true JP2566060Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12385551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3340092U Expired - Fee Related JP2566060Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | コイル用ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566060Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP3340092U patent/JP2566060Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585026U (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |