JPS6130451Y2 - - Google Patents

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JPS6130451Y2
JPS6130451Y2 JP7702179U JP7702179U JPS6130451Y2 JP S6130451 Y2 JPS6130451 Y2 JP S6130451Y2 JP 7702179 U JP7702179 U JP 7702179U JP 7702179 U JP7702179 U JP 7702179U JP S6130451 Y2 JPS6130451 Y2 JP S6130451Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
coil body
bobbin
bodies
positional relationship
Prior art date
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Expired
Application number
JP7702179U
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English (en)
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JPS55178273U (ja
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Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関用点火装置、特にこれに使用
される磁石発電機の固定子に関するものである。
この種の点火装置の固定子においては、点火
用、点燈用、バツテリ充電用等の複数のコイル体
がベース部材上に配設される。この場合、各コイ
ル体が互いに適正な位置関係で確実に固定されな
ければならないのは、既に知られている通りであ
る。
本考案はかかる固定子において、構造簡単にし
て少ない部品点数で、各コイル体の適正な固定が
可能な固定構造を提供し、合せて信頼性の高いコ
イル端末の引出し構造を提供することを目的とし
たものである。
図は本考案の一実施例を示すもので、これにお
いて、10はバツテリ充電用として使用される第
1のコイル体、20は点火用の第2のコイル体、
30は点燈用の第3のコイル体、40はこれらの
コイル体が取付けられるベース部材を示してい
る。
上記第1のコイル体10と第2のコイル体20
とは積み重ねられた状態で、それぞれの取付穴1
1,21に挿通されるビス(図示せず)によりベ
ース部材40に固定される。一方、第3のコイル
体30は積重ねられた第1および第2のコイル体
10,20に対して、これと対向し合う状態で、
取付穴31に挿通されるビス(図示せず)により
ベース部材40に取付けられる。こうして構成さ
れた固定子は周知の通り、図示しない磁石を持つ
た回転子と組合されて使用される。
第1、第2、第3の各コイル体10,20,3
0は、多数のコアシートを積層してなるコア1
2,22,32、このコアの巻線区域に装着され
た樹脂製のボビン13,23,33、およびこの
ボビン上に巻線されたコイル14,24,34を
有している。各ボビン13,23,33は対応す
るコア12,22,32に一体成形されている。
また上記の各取付穴11,21,31は各コア1
2,22,32に形成されている。
上記各コイル体のボビン13,23,33に
は、コイル14,24,34の両側のつば部から
一方側へ突出する突出部15,25,35がそれ
ぞれ一体に形成されている。これらの突出部は各
コイル体10,20,30の相互の位置関係を規
定するためのもので、第2のコイル体20に積重
ねられる第1のコイル体10の突出部15は突出
量が比較的少なく、これに対して第2および第3
のコイル体20,30の突出部25,35は両コ
イル体の位置関係上、突出量が比較的大きく形成
されている。そして、第2および第3のコイル体
20,30の突出部25,35の先端には、互い
に係合し合う段差25a,35aが設けられてい
る。
上記第1のコイル体10の突出部15には凹部
をなす4角形の穴16が形成され、これに対応し
て第2のコイル体20の突出部15の表面には、
穴16に比較的きつくかみ合う円柱状の第1の凸
部26が形成されている。第1のコイル体10と
第2のコイル体20とは、この凹部16と凸部2
6とをかみ合すことにより、適正な位置関係で位
置決めされ、組合される。同様に第2のコイル体
20の突出部25の段差部25aには円柱状の第
2の凸部26′が設けられ、これに対応して第3
のコイル体30の突出部35の段差部35aに
は、この第2の凸部26′が比較的きつくかみ合
う凹部(穴)36が形成されている。第2のコイ
ル体20と第3のコイル体30とは、この凹部3
6と凸部26′とのかみ合いで、適正な位置関係
で位置決めの上、組合される。
しかして3つのコイル体10,20,30は上
述の如く凹凸のかみ合いで適正な関係に組合され
た後に、取付ビスによつてベース部材40に固定
される。
次に、第2のコイル体20の一方の突出部25
には、側方に延長する腕部27が一体に形成され
ている。この腕部27はコイルの端末を外部へ引
出すためのもので、図では2本のコイル端末24
a,34aが直接、腕部27の表面に沿つて引出
され、エポキシ等の熱硬化性樹脂の塗布あるいは
接着剤の使用により固定されている。必要に応じ
てこの腕部27の表面には、コイル端末をガイド
する溝が設けられる。
なお、本考案においては、円柱状凸部がかみ合
う凹所として穴の代りに単なるくぼみを設けても
位置決めが可能である。また凸部と凹部との関係
を上記実施例とは逆にしても確実な位置決めが可
能である。さらにコイル端末引出し用の腕部は必
要に応じて複数部所に設けられても良い。
本考案は上記の如く構成したもので、これによ
れば、凹部と凸部とのかみ合せで複数のコイル体
を適正な位置関係に保つことができ、この結果、
コイル体のベース部材への組付がきわめて容易で
あるというすぐれた効果がある。また2つのコイ
ル体を積重ねる場合に従来必要であつたパイプリ
ベツト等のめ工程を廃止することが出来、部品
点数の低減及び工数低減が可能となる。しかも腕
部の形成によりコイルの端末を半田付けすること
なく、そのまま前記腕部に沿わして取り出してい
るので、半田付けによるトラブルを防止し、腕部
によるコイル端末の補強で信頼性を向上させるこ
とができるという効果が得られる。さらに高耐熱
性の高価なリードワイヤを使用しなくてもコイル
用銅線の耐熱性向上は絶縁皮膜を変更するのみ
で、リードワイヤに比較すれば容易にかつ安価に
出来るという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案になる固定子の一実施例を分解状態
で示す斜視図である。 10,20,30……コイル体、12,22,
32……コア、13,23,33……ボビン、1
4,24,34……コイル、15,25,35…
…位置決め用突出部、16,36……凹部、2
6,26′……凸部、27……腕部、24a,3
4a……コイル端末、40……ベース部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに所定の位置関係を持つてベース部材上に
    固定される複数のコイル体を備え、この各コイル
    体がコア、このコアに装着されたボビンおよびこ
    のボビン上に巻線されたコイルを有する内燃機関
    用点火装置の固定子において、上記複数のコイル
    体のボビンに、互いに係合し合つて複数のコイル
    体の位置関係を規定する位置決め用突出部を一体
    形成し、その一方には凹部を、他方にはこの凹部
    とかみ合う凸部をそれぞれ設け、かつ少なくとも
    1つのコイル体のボビンにコイル端末引出し用の
    腕部を一体形成し、コイル端末をこの腕部に沿つ
    て外部へ引出すようになしたことを特徴とする内
    燃機関用点火装置の固定子。
JP7702179U 1979-06-06 1979-06-06 Expired JPS6130451Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7702179U JPS6130451Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7702179U JPS6130451Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55178273U JPS55178273U (ja) 1980-12-20
JPS6130451Y2 true JPS6130451Y2 (ja) 1986-09-05

Family

ID=29310513

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JP7702179U Expired JPS6130451Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935545A (ja) * 1982-08-18 1984-02-27 Hitachi Ltd 磁石発電機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55178273U (ja) 1980-12-20

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