JPH0138732Y2 - - Google Patents

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JPH0138732Y2
JPH0138732Y2 JP1981072849U JP7284981U JPH0138732Y2 JP H0138732 Y2 JPH0138732 Y2 JP H0138732Y2 JP 1981072849 U JP1981072849 U JP 1981072849U JP 7284981 U JP7284981 U JP 7284981U JP H0138732 Y2 JPH0138732 Y2 JP H0138732Y2
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JP
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magnetic core
bobbin
conductive pattern
sheet
coil
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JP1981072849U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば磁気ヘツド等に用いる磁気
ヘツド用ボビンに関するものである。
通常、磁気コア用ボビンには、ボビン自体に端
子を備え、ボビンに巻回されたコイルの端部をボ
ビンの端子に接続するようになつているものと、
ボビン自体には端子を備えず、ボビンに巻回され
たコイルの端部を延長して、別の部分に設けられ
ている端子に接続するようになつているものとが
ある。この考案は、ボビン自体に端子を備えた磁
気コア用ボビンに関するものである。
従来のボビン端子は、ボビンを樹脂で成形し、
この成形品に、別途用意したピンを固定し、この
ピンをボビン端子として使用していた。しかし、
このような端子付ボビンでは、ボビンを極めて薄
い(例えば0.1mm以下の)肉厚のものとするのは
困難であること、端子を多数設けるのは容易では
ないこと、端子を複雑な配列や形状とすることが
殆んど不可能であること等の欠点があつた。
この考案は、導電パターンを設けた導電パター
ン担持部と磁気コア巻付部とを備えた可撓性のシ
ートを用いることにより、極めて薄い肉厚の端子
付ボビンを得ることができ、しかも、端子の数や
形状・配列を自由に構成することができるように
したものである。
以下、この考案の実施例を図によつて説明す
る。
第1図は、この考案の一実施例のシート2の展
開図である。シート2の材料としては、非磁性体
である合成樹脂(例えばポリイミド樹脂)が用い
られ、磁気コア巻付部21と導電パターン担持部
22との2つの部分を有する。磁気コア巻付部2
1は充分な可撓性を有し、シート2を第2図のよ
うに磁気コア1に巻き付ける場合の巻付部分とな
るもので、この部分の上にコイル3が巻かれるこ
とになる。磁気コア巻付部21の幅dは、コイル
3の巻幅以上の幅とされる。又、導電パターン担
持部22は、磁気コア巻付部21と連続して作ら
れ、磁気コア巻付部21から張り出して設けられ
る。導電パターン担持部22上には、適宜個所に
適宜形状で導電パターン23が形成され、導電パ
ターン23の形成は、圧着又は蒸着等の通常の手
段でなされる。この導電パターン23は、磁気コ
ア用ボビンを構成した際の端子となるものであ
る。
24は磁気コア巻付部21に設けられた切り込
み、25は導電パターン担持部22に設けられ、
切り込み24に対応する舌片であつて、舌片25
の長さは切り込み24の長さよりやや長く形成さ
れている。磁気コア巻付部21を磁気コアに巻き
付けた場合、舌片25と切り込み24とは丁度対
応する位置に来るようにされていて、舌片25を
切り込み24と合致せしめ、舌片25の先端を切
り込み24を通つてシート2の下にもぐり込ませ
ることにより、磁気コア1に巻かれたシート2
は、ほどけることなく磁気コア1に巻き止められ
る。
このようなシート2の磁気コア巻付部21を、
第2図に示すような断面円形の棒状をした磁気コ
ア1に巻き付けた場合、導電パターン担持部22
は磁気コア1には巻かれずに突出して残ることと
なる。これが、磁気コア用ボビンの端子の支持部
分となるものであり、導電パターン23が端子と
なる。より詳細に説明すると、磁気コア巻付部2
1を磁気コア1に巻き付け、前述のように切り込
み24に舌片25を合わせ、舌片25の先端をシ
ート2の下にもぐり込ませて巻き付けが外れない
ようにした後、コイル3を磁気コア巻付部21の
上に巻回してゆく。この場合、コイル3の巻幅は
コイル巻回部21の幅dよりも小さくなるような
巻幅とする。巻回終了後は、コイル3の両端部分
は、導電パターン23上の点31において、導電
パターン23と溶着その他適宜の手段により接続
される。
第3図は、他の実施例に係る可撓性のシート2
の展開図を示し、又、第4図は、このシート2を
磁気コア1に巻き付け、コイル3を巻回した場合
の斜視図を示すものであり、第1図、第2図と同
一部分には同一符号が付してある。即ち、第4図
に示す実施例においては、磁気コア1は扁平でコ
字状となつていて、コ字状のそれぞれの脚部に第
3図に示すシート2がそれぞれ巻き付けられる。
この実施例の場合、舌片25は磁気コア巻付部2
1の一部に図示のような切り込み26を入れるこ
とにより作られる。
磁気コア巻付部21をコ字状の磁気コア1の一
方の脚部に巻き付け、切り込み26と舌片25と
により巻き付けを係止した後、他方の脚部への同
様にもう一枚のシート2の磁気コア巻き付け部2
1を巻き付ける。そうすると、それぞれのシート
2の導電パターン担持部22は第4図のようにコ
字状コアの根元部の方へ突出することとなる。コ
イル3は、一方の脚部の磁気コア巻付部21の上
に巻回された後、続いて他方の脚部の磁気コア巻
付部21の上に巻回され、コイル3の両端は、そ
れぞれの導電パターン担持部22の導電パターン
23上の点31に接続されることとなる。
なお、第1図、第2図及び第3図、第4図のい
ずれの場合でも、ボビン部構成用シート2の磁気
コア巻付部21を磁気コア1に巻くのは一周巻き
でよく、巻いた後はさらに上からコイル3が巻か
れるので、接着等の固定手段は必要ない。
この考案は、シート2の磁気コア巻付部21を
磁気コア1に巻き付けてボビン部を構成するよう
にしたので、シート2の厚みを薄くすることによ
りボビンの肉厚を薄くすることができ、この結
果、全体の寸法を変えることなくコイル3の巻数
を増加せしめることができる。又、磁気コア巻付
部21が可撓性であるため、いかなる断面形状の
磁気コアにも巻き付けてボビン部を構成すること
ができる。さらに、導電パターン担持部22は、
シート2を切つて形成することができるので、ど
のような形状のものも容易に得ることができる
し、かつ、導電パターン23も任意のパターンと
することができるので、端子の数・形状・配列
等、要求に応じて簡単に構成し得るものである。
なお、例えばシート2としてポリイミド樹脂を用
いた場合は、熱に対する安定性を増大せしめるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係るシートの展開
図、第2図は第1図のシートを用いたこの考案の
一実施例の斜視図、第3図は他の実施例のシート
の展開図、第4図は第3図のシートを用いたこの
考案の他の実施例の斜視図である。 1……磁気コア、2……シート、3……コイ
ル、21……磁気コア巻付部、22……導電パタ
ーン担持部、23……導電パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非磁性体で可撓性に富むシート状からなり、コ
    イルが巻かれる部分である磁気コア巻付部と、そ
    の磁気コア巻付部より出張つて表面に端子用導電
    パターンを形成した導電パターン担持部とを一体
    に設け、前記磁気コア巻付部を磁気コアの外形に
    沿つて巻き付けてボビン部を構成するとともに、
    前記導電パターン担持部をそのボビン部から突出
    せしめたことを特徴とする磁気コア用ボビン。
JP1981072849U 1981-05-19 1981-05-19 Expired JPH0138732Y2 (ja)

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JP1981072849U JPH0138732Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

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JP1981072849U JPH0138732Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

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JPS57184517U JPS57184517U (ja) 1982-11-24
JPH0138732Y2 true JPH0138732Y2 (ja) 1989-11-20

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JPS55149833U (ja) * 1979-04-13 1980-10-28

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JPS57184517U (ja) 1982-11-24

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