JPH0726298Y2 - 端子付ボビン - Google Patents

端子付ボビン

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JPH0726298Y2
JPH0726298Y2 JP1892689U JP1892689U JPH0726298Y2 JP H0726298 Y2 JPH0726298 Y2 JP H0726298Y2 JP 1892689 U JP1892689 U JP 1892689U JP 1892689 U JP1892689 U JP 1892689U JP H0726298 Y2 JPH0726298 Y2 JP H0726298Y2
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JP
Japan
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bobbin
terminal
winding
spiral groove
printed circuit
Prior art date
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Application number
JP1892689U
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JPH02112668U (ja
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孝好 種村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 通信機器等を構成するプリント基板に搭載される線輪を
保持するのに使用される端子付きのボビンの構造に関
し、 ボビンに巻かれた線輪の端部を確実に固定でき、しかも
そのためにボビンの高さが増大することのない端子付き
ボビンの構造を提供することを目的とし、 樹脂成形された円筒形の巻枠の下部に、細長い平板をそ
の長手方向軸を中心に一方向に捻って螺旋状の溝を外周
に形成した端子を突出させ、使用に際し前記巻枠の周囲
に多層に巻かれた線輪の端部を、前記端子の螺旋状溝に
沿って絡ませた上、半田付けして固定する端子付きボビ
ンの構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、通信機器等を構成するプリント基板に搭載さ
れる線輪を保持するのに使用される端子付きのボビンの
構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の線輪用端子付きボビン1は、第5図及び第6図に
示すように樹脂成形されたフランジ付きの円筒形の巻枠
2とその下部から突出した細長い円形断面の金属製の端
子3とから形成されている。そして絶縁された巻線4が
巻枠2の周囲に多層に巻かれて線輪を構成し、その端部
5は外に取り出されて前記端子3の基部に絡み付けら
れ、緩まないように半田付けされて固定されている。
第7図に示すように、このボビン1はプリント基板6に
設けられたスルーホール7にその端子3の先端を挿通し
て位置を固定されるが、その際、巻線の端部5が半田付
けされた部分3aがスルーホール7と干渉して半田付けが
外れないように、巻枠2の下部の中央には段部2aが設け
られてここでプリント基板6と接触するように構成され
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このため、このボビン1はプリント基板6の上に第7図
でHで示された高さだけ突出して搭載される。
しかし、最近の通信機器は高密度実装の傾向にあり、シ
ェルフ内でのプリント基板の収容ピッチも益々小さくな
ってきている。このため、各プリント基板に搭載される
パーツの高さも可能な限り低くすることが要請され、前
述のボビンについても何らかの対策が必要となってい
る。
本考案は、このような従来技術の問題点を解決し、ボビ
ンに巻かれた線輪の端部を確実に固定でき、しかもその
ためにボビンの高さが増大することのない端子付きボビ
ンの構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、樹脂成形された円筒形の巻枠の下部に、細
長い平板をその長手方向軸を中心に一方向に捻って螺旋
状の溝を外周に形成した端子を突出させ、前記巻枠の周
囲に多層に巻かれた線輪の端部を、前記端子の螺旋状溝
に沿って絡ませた上、半田付けして固定したことを特徴
とする端子付きボビンによって達成される。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本考案を更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本考案にかかる端子付きボビン11の側面図を
示す。このボビン11は、第 図に示した従来のボビンと
同じく、上下にフランジを具えた樹脂製の円筒形巻枠12
とその下部から突出した細長い端子13とからなる。本考
案の特徴とする所は、この端子13の形状にあり、細長く
裁断した金属片を、その長手方向の軸を中心に一定の方
向に捻って表面に螺旋状の溝20を形成したものである。
この端子13は、巻枠12に設けられた孔(図示しない)に
その基部を圧入されることによって固定される。
第2図に示すように、巻枠12に巻線14が巻かれて線輪が
形成された後、巻線の端部5は端子13の螺旋状溝20に沿
って絡められ、半田付けされる。実際に使用される巻線
14の直径は0.2mm程度なので、端子13の材料として、巾
0.7mm×厚さ0.2mmの金属板を採用すれば、その寸法関係
は第3図に示すようになり、巻線14の断面の最大寸法を
直径とする円の中に巻線14の断面が納まるようにするこ
とができる。このことは、第4図に示すように、端子13
が挿入されるプリント基板16のスルーホール17内に、巻
線の端部15も収容可能であることを意味している。
従って、本考案のボビン11をプリント基板16上に搭載す
る際に、巻線の端部15が半田付けされた端子13の基部ま
でスルーホール17内に挿入することができるように、ボ
ビン11の下部の段部12aの高さを少なくし、全体として
の高さH′を縮小することができる。
〔考案の効果〕
以上、述べたように、本考案によれば、金属の平板を捻
って螺旋状の溝を表面に形成した特殊な端子を採用した
ので、巻線の端部をこの溝内に収容した状態で端子に絡
み付けることが可能となった。これにより、従来のよう
に、巻線端部の絡み付き部分をスルーホールの外に出し
てプリント基板に取付ける必要がなくなり、ボビン全体
の高さの縮小が可能となり、高密度実装の趨勢に適合す
るものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の端子付きボビンの側面図、第2図
は、同じく線輪を担持した状態のボビンの側面図、 第3図は、第2図のZ−Z線に沿う端子部分の拡大断面
図、 第4図は、プリント基板上に搭載された本考案のボビン
の側面図、 第5図は、線輪を担持した従来の端子付きボビンの側面
図、 第6図は、同じく底面図、 第7図は、プリント基板上に搭載された従来のボビンの
側面図である。 11……端子付きボビン、12……巻枠、12a……段部、13
……端子、14……巻線、15……端部、16……プリント基
板、17……スルーホール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂成形された円筒形の巻枠(12)の下部
    に、細長い平板をその長手方向軸を中心に一方向に捻っ
    て螺旋状の溝(20)を外周に形成した端子(13)を突出
    させ、使用に際し前記巻枠の周囲に多層に巻かれた線輪
    の端部(15)を、前記端子(13)の螺旋状溝(20)に沿
    って絡ませた上、半田付けして固定することを特徴とす
    る端子付きボビン。
JP1892689U 1989-02-22 1989-02-22 端子付ボビン Expired - Lifetime JPH0726298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1892689U JPH0726298Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 端子付ボビン

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JP1892689U JPH0726298Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 端子付ボビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02112668U JPH02112668U (ja) 1990-09-10
JPH0726298Y2 true JPH0726298Y2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=31233996

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JP1892689U Expired - Lifetime JPH0726298Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 端子付ボビン

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