JPH0351938Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351938Y2 JPH0351938Y2 JP737988U JP737988U JPH0351938Y2 JP H0351938 Y2 JPH0351938 Y2 JP H0351938Y2 JP 737988 U JP737988 U JP 737988U JP 737988 U JP737988 U JP 737988U JP H0351938 Y2 JPH0351938 Y2 JP H0351938Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- lead wire
- coil bobbin
- fixed
- conductive resin
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 24
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、表面実装型トランス・コイル用巻枠
に係り、特に巻線端末のリードをからげる、から
げ部の構造に関する。
に係り、特に巻線端末のリードをからげる、から
げ部の構造に関する。
第4図及び第5図は、従来のコイルボビンを示
す。
す。
筒状巻芯1(以下、巻芯と称す)の両端に巻枠
2を有し、巻枠2の下方に引き出し台部4を形成
して、引き出し台部4の横方向に複数個の絶縁材
からなる突起状からげ部5を形成している。巻芯
1に巻線した巻線端末のリード線7は、リード線
案内溝3(以下、案内溝と称す)を通してからげ
部5に接続され、半田8によつて固定されてい
る。
2を有し、巻枠2の下方に引き出し台部4を形成
して、引き出し台部4の横方向に複数個の絶縁材
からなる突起状からげ部5を形成している。巻芯
1に巻線した巻線端末のリード線7は、リード線
案内溝3(以下、案内溝と称す)を通してからげ
部5に接続され、半田8によつて固定されてい
る。
従来のコイルボビンに於ては、リード線7が半
田8によつて固定されるが、からげ部5はコイル
ボビンと一体で樹脂製であるため、からげ部5と
の固定が困難であり、リード線7がたるみを持つ
ている場合に、からげ部5から半田付けしたリー
ド線が抜け落ちると云う問題があつた。
田8によつて固定されるが、からげ部5はコイル
ボビンと一体で樹脂製であるため、からげ部5と
の固定が困難であり、リード線7がたるみを持つ
ている場合に、からげ部5から半田付けしたリー
ド線が抜け落ちると云う問題があつた。
本考案は、リード線にたるみがある時でもから
げ部より半田付けしたリード線が抜け落ちること
がない、新規なからげ部の構造を提供することを
目的とする。
げ部より半田付けしたリード線が抜け落ちること
がない、新規なからげ部の構造を提供することを
目的とする。
本考案は、からげ部5の表面に導電性樹脂9を
予め形成し、リード線をからげ部にからげ半田付
けした時、抜け落ちのない様構成する。
予め形成し、リード線をからげ部にからげ半田付
けした時、抜け落ちのない様構成する。
即ち、本考案は巻芯の両端に巻枠を設け、巻枠
の下方に引き出し台部を形成し、引き出し台部の
横方向に複数個の絶縁材からなる巻線端末をから
げる突起を形成した表面実装型のコイルボビンに
於て、巻線端末をからげる突起部の表面に導電性
樹脂を固着し構成した表面実装型コイルボビンで
ある。
の下方に引き出し台部を形成し、引き出し台部の
横方向に複数個の絶縁材からなる巻線端末をから
げる突起を形成した表面実装型のコイルボビンに
於て、巻線端末をからげる突起部の表面に導電性
樹脂を固着し構成した表面実装型コイルボビンで
ある。
以下、本考案による実施例を第1図ないし第3
図により説明する。
図により説明する。
第1図に於て、巻芯1の両端に巻枠2を有し、
巻枠2の下方に引き出し台部4を形成する。引き
出し台部4の横方向に絶縁材からなる複数個の突
起を形成してリード線のからげ部5を形成し、そ
の表面に導電性と半田に対しなじみのある樹脂に
より覆い、からげ部にリード線を固着する。導電
性樹脂をからげ部に固着する際は、からげ部外周
にリング状の溝を設けるか、或いはからげ部表面
にメツシユ状に溝を設け導電性樹脂を固着する。
巻枠2の下方に引き出し台部4を形成する。引き
出し台部4の横方向に絶縁材からなる複数個の突
起を形成してリード線のからげ部5を形成し、そ
の表面に導電性と半田に対しなじみのある樹脂に
より覆い、からげ部にリード線を固着する。導電
性樹脂をからげ部に固着する際は、からげ部外周
にリング状の溝を設けるか、或いはからげ部表面
にメツシユ状に溝を設け導電性樹脂を固着する。
本考案のコイルボビンを用いることにより、巻
芯1に巻線をし、リード線7を案内溝3を通して
からげ部5に固定して半田付けを行つた時は、樹
脂製絶縁材のからげ部5の表面に固着した導電性
樹脂9と、リード線7、半田8が一体となつてか
らげ部5へリード線は固定される。
芯1に巻線をし、リード線7を案内溝3を通して
からげ部5に固定して半田付けを行つた時は、樹
脂製絶縁材のからげ部5の表面に固着した導電性
樹脂9と、リード線7、半田8が一体となつてか
らげ部5へリード線は固定される。
この様な構造によるコイルボビンとすることに
より、従来構造のコイルボビンでは、巻線端末の
リード線を接続するのに金属製ピン端子を植設し
構成していたのに対し、金属製ピン端子を必要と
しないコイルボビンとすることが出来る。
より、従来構造のコイルボビンでは、巻線端末の
リード線を接続するのに金属製ピン端子を植設し
構成していたのに対し、金属製ピン端子を必要と
しないコイルボビンとすることが出来る。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案によるコイルボ
ビンとすることにより金属製のピン端子を必要と
せず安価なコイルボビンとすることが出来、しか
も信頼性の高い基板への表面実装が可能なコイル
ボビンの提供が可能となつた。
ビンとすることにより金属製のピン端子を必要と
せず安価なコイルボビンとすることが出来、しか
も信頼性の高い基板への表面実装が可能なコイル
ボビンの提供が可能となつた。
第1図は、本考案による表面実装型コイルボビ
ンの外観斜視図。第2図は、からげ部の拡大図。
第3図は、からげ部の断面図。第4図は、従来の
コイルボビンの外観斜視図。第5図は、従来のコ
イルボビンのからげ部の拡大図。 1……筒状巻芯、2……巻枠、3……リード線
案内溝、4……引き出し台部、5……からげ部、
6……リード線固定溝、7……リード線、8……
半田、9……導電性樹脂。
ンの外観斜視図。第2図は、からげ部の拡大図。
第3図は、からげ部の断面図。第4図は、従来の
コイルボビンの外観斜視図。第5図は、従来のコ
イルボビンのからげ部の拡大図。 1……筒状巻芯、2……巻枠、3……リード線
案内溝、4……引き出し台部、5……からげ部、
6……リード線固定溝、7……リード線、8……
半田、9……導電性樹脂。
Claims (1)
- 筒状巻芯の両端に巻枠を設け、巻枠の下方に引
き出し台部を形成し、引き出し台部の横方向に複
数個の絶縁材からなる巻線端末をからげる突起を
形成した表面実装型のコイルボビンに於て、巻線
端末をからげる突起部の表面に導電性樹脂を固着
した構造としたことを特徴とする表面実装型コイ
ルボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP737988U JPH0351938Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP737988U JPH0351938Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01112027U JPH01112027U (ja) | 1989-07-27 |
JPH0351938Y2 true JPH0351938Y2 (ja) | 1991-11-08 |
Family
ID=31212336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP737988U Expired JPH0351938Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0351938Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP737988U patent/JPH0351938Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01112027U (ja) | 1989-07-27 |
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