JPH0631695Y2 - つぼ形コア用コイルボビン - Google Patents

つぼ形コア用コイルボビン

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JPH0631695Y2
JPH0631695Y2 JP1984162072U JP16207284U JPH0631695Y2 JP H0631695 Y2 JPH0631695 Y2 JP H0631695Y2 JP 1984162072 U JP1984162072 U JP 1984162072U JP 16207284 U JP16207284 U JP 16207284U JP H0631695 Y2 JPH0631695 Y2 JP H0631695Y2
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JP
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coil bobbin
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coil
winding
terminal
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JP1984162072U
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JPS6176929U (ja
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啓 今泉
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TDK Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (3-1)産業上の利用分野 本考案は、つぼ形コアに取付けて電子機器用のインダク
タンス素子等として使用するつぼ形コア用コイルボビン
に関する。
(3-2)従来の技術 最近電子機器に、磁性体をつぼ形に成型し、それにコイ
ルを装着したものを、インダクタンス素子等として使用
する場合が多くなっている。
第2図(全体の分解斜視図)、第3図(コイルを示した
図で(イ)は断面を含む平面図、(ロ)は正面図)はそ
のインダクタンス素子等を例示したものである。両図に
おいて、インダクタンス素子等1は磁性体からつぼ状に
成型されたコア2の中にコイル3を挿入して成ってい
る。コイル3はコイルボビン4に巻線5を巻回して成っ
ている。
コイルボビン4は円筒4Aの両端部の外側面に環状のフ
ランジ4Bを取り付け、さらにその一方のフランジ4B
に端子用駒部4Cを取り付けた形状をしており、樹脂等
の絶縁材から一体的に成型されている。また、駒部4C
にはL字形の端子ピン6が鋳込まれている。
以上説明した従来のインダクタンス素子等1にあって
は、コイルボビン4に巻線を施す際に、巻線のうち、コ
イル端末から端子ピン6のからげ部6Aまでの部分(第
3図における矢印X部分)がふくらみ、コイル3をコア
2に挿入する際に、このX部分がコア2にぶつかり巻線
が損傷し、したがって品質にバラツキを生ずる欠点があ
り、またインダクタンス素子の場合には、巻線の長さが
インダクタンス値に影響を及ぼすので、その性能にもバ
ラツキを生ずるという欠点もみられた。
(3-3)考案が解決しようとする問題点 本考案は以上述べた従来のインダクタンス素子等の欠点
を解消し、インダクタンス素子等の品質、性能にバラツ
キを生じないような、つぼ形コア用コイルボビンを提供
することを目的としている。
(3-4)問題点を解決するための手段およびその作用 本考案は、つぼ形コア用コイルボビンの端子用駒部のフ
ランジに対する取付部分に巻線端末係合用の溝を設ける
ことによって前記した問題点を解決しているのである。
以下実施例の図面に基いて本考案の構成等について説明
する。第1図は本考案に係るつぼ形コア用コイルボビン
を例示した図で、(イ)は正面図、(ロ)は(イ)図に
おける矢印ロ部分を拡大図示した斜視図、(ハ)はコア
に装着した状況を示した断面を含む平面図である。同図
において、本考案に係るコイルボビン4にはその端子用
駒部4Cのフランジに対する取付部分に巻線端末係合用
の溝4Dが設けられている。コイルボビン4のその他の
部分の構造等は前記した従来のものと変らない。
このコイルボビン4は、巻線を施された上で第2図に示
したものと同様にコア2の中に挿入されてインダクタン
ス素子等として使用されるが、コイルの巻線5はコイル
の端末から巻線端末係合用の溝4Dを経由して、端子ピ
ンのからげ部6Aにからげられている(第1図(ロ)、
(ハ)参照)。巻線5のこの部分(矢印Y部分、第3図
における矢印Xに相当する部分)はふくらみが全然ない
ので、コイル3をコア2に挿入する場合にもY部分とコ
ア2とがぶつかるおそれはない。また巻線5の長さにバ
ラツキがでるおそれもない。さらにまた、巻線作業もや
りやすく、コアに対するコイルの挿入作業もやりやすく
なる。
(3-5)考案の効果 本考案は、つぼ形コア用コイルボビンの端子用駒部のフ
ランジに対する取付部分に巻線端末係合用の溝を設ける
ことにより、次に示すような優れた効果を有するもので
ある。
(1)コイルボビンをコアに挿入するに際して、巻線を傷
つけることがない。
(2)巻線作業がやりやすい。
(3)端子へのからげ作業がやりやすい。
(4)インダクタンス素子に利用する場合はその素子のイ
ンダクタンスにバラツキがなくなる。特に巻数の少ない
インダクタンス素子にあってはその効果が著しい。
(5)以上要するに、インダクタンス素子等の品質、性能
の向上、原価の低減に大きな貢献をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るつぼ形コア用コイルボビンを例示
した図で(イ)は正面図、(ロ)は(イ)図における矢
印ロ部分を拡大図示した斜視図、(ハ)はコアを装着し
た状況を示した断面を含む平面図、第2図は従来のイン
ダクタンス素子等の全体の分解斜視図、第3図はそのコ
イルを示した図で、(イ)は断面を含む平面図、(ロ)
は正面図である。 1……インダクタンス素子等 2……コア、3……コイル 4……コイルボビン、4A……円筒 4B……フランジ、4C……駒部 4D……溝、5……巻線 6……端子ピン、6A……からげ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒の両端部の外側面に環状のフランジを
    具え、該フランジの一方に端子用駒部を取付た形状を有
    し、樹脂等の絶縁材から一体的に成型されたつぼ形コア
    用コイルボビンにおいて、前記端子用駒部のフランジに
    対する取付部分の側面に巻線端末係合用の溝を設けたこ
    とを特徴とするつぼ形コア用コイルボビン。
JP1984162072U 1984-10-26 1984-10-26 つぼ形コア用コイルボビン Expired - Lifetime JPH0631695Y2 (ja)

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JP1984162072U JPH0631695Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26 つぼ形コア用コイルボビン

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Publication Number Publication Date
JPS6176929U JPS6176929U (ja) 1986-05-23
JPH0631695Y2 true JPH0631695Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=30719962

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504663Y2 (ja) * 1971-05-21 1975-02-07
JPS5111932U (ja) * 1974-07-15 1976-01-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6176929U (ja) 1986-05-23

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