JPH0519938Y2 - - Google Patents

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JPH0519938Y2
JPH0519938Y2 JP18678687U JP18678687U JPH0519938Y2 JP H0519938 Y2 JPH0519938 Y2 JP H0519938Y2 JP 18678687 U JP18678687 U JP 18678687U JP 18678687 U JP18678687 U JP 18678687U JP H0519938 Y2 JPH0519938 Y2 JP H0519938Y2
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groove
bobbin
coil
lead
transformer
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JP18678687U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各種電子機器に使用されるトランス
に関するものである。
従来の技術 従来、この種のトランスは第5図、第6図に示
すような構成であつた。まず、1次コイル1を巻
回した1次ボビン2の片方の鍔3に1次コイル1
の引出線4を引出す引出溝5とそれに隣接してL
字型ターミナル6をそれぞれ数個植設している。
他方の鍔7は後述する2次ボビン8の内側孔9に
はまり込む大きさとなつている。
2次ボビン8には2次コイル10を巻回し、こ
の2次ボビン8の鍔11に設けられた引出溝12
から2次コイル10の引出線10′が引出されダ
ボ15に引掛けられ、L字型ターミナル13に巻
付た後、半田接続され、1次、2次ボビン2,8
とEE又はEI形の磁心14を組合せて構成された
トランスであつた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ラツピングによる
接続の場合、第6図に示すようにB面に向いてい
る(下に向いている)ターミナルに機器取付後、
ラツピングすることが困難となり、A面だけでは
ターミナル数も限定され、ターミナル数を増せば
寸法が大となり又、自動券配機等の設備上も引出
線10′を引出溝12を通してダボ15に引掛け
L字形のターミナル13の巻付部に巻付する等能
率が悪くダボ15の面に引出された部分が外部応
力で断線したり、引出線10′間の絶縁距離が不
安定な寸法となり半田付作業も2箇所となるため
作業性が悪い等、寸法面、コスト面、品質面での
問題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
寸法面、コスト面、品質面に優れたトランスを提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、ボビン
鍔にL字型ターミナルの中心を2列に、かつ、千
鳥状に配置し、それぞれのターミナルから直接巻
枠部まで溝が設けられ、コイルの引出線を直接、
ターミナルに溝を通して引出す構成としたもので
ある。
作 用 この構成により、コイルから引出された引出線
を溝の中を通すことで保護及び絶縁し、直接引出
すことにより自動化が容易で、ターミナル数の増
加で半田付面を片面に集中でき、半田付作業能率
が向上しすることとなる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面第1図〜第4図を
用いて説明する。第1図の16は1次ボビンであ
り、片方の鍔17に1次コイル18の引出線19
を引出す溝20とそれの延長線上にL字形ターミ
ナル21をそれぞれ数個設ける。他方の鍔22は
後述する2次ボビン23の内側孔24にはまり込
む大きさとなつている。2次ボビン23は2次コ
イル25を巻回して鍔26に設けられた溝27の
中を通して引出線28を引出し、L字形ターミナ
ル29に巻付半田接続されるように構成されてい
る。又、L字形ターミナル29の引出線半田付部
30と外部リード線ラツピング部31の位置はそ
れぞれ第1図〜第4図に示すように2列に位置さ
れ、又、千鳥状に配置され、第2図のBに示すよ
うに2列のL字形ターミナル29は打込み及び、
曲げ寸法により同一の長さのターミナルが使用可
能となる。又ターミナルはインサート成形であつ
ても、成形後ターミナルを打込み折り曲げ保持溝
32に保持してもよく、ターミナルは角柱状、円
柱状のどちらでもよい。このような1次ボビン1
6、2次ボビン23を組合せたものにEE型、EI
型の磁心33を組込んでトランスを完成する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、コイルから引出
された引出線を溝の中を通すことで保護及び絶縁
し、直接引出すことにより自動化が容易で、ター
ミナル数が増加しても半田付面を片面に集中で
き、C寸法を小さくでき半田付作業能率が向上
し、機器組込み時のラツピングが容易で、又、プ
リント基板装着タイプによる接続もプリント基板
1枚でよい等、品質面、寸法面、コスト面で優れ
たものとなり、工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトランスの一実施例のコイル
部斜視図、第2図、第3図は本考案のトランスの
一実施例の引出部の断面図、第4図は同斜視図、
第5図は従来のトランスのコイル部斜視図、第6
図は同斜視図である。 16……1次ボビン、17……鍔、18……1
次コイル、19……引出線、20……溝、21…
…L字形ターミナル、22……鍔、23……2次
ボビン、24……内側孔、25……2次コイル、
26……鍔、27……溝、28……引出溝、29
……L字形ターミナル、30……半田付部、31
……ラツピング部、32……保持溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも両端に鍔を有するボビンにコイルを
    巻装しその鍔の両鍔、もしくは片方の鍔にL字形
    ターミナルを数個、2列かつ、千鳥状に植設し、
    それぞれのL字形ターミナルより巻枠部に引出し
    溝を設け、溝から引出された引出し線をL字形タ
    ーミナルに接続し、ボビンの中心孔に磁心を組込
    んで構成してなるトランス。
JP18678687U 1987-12-08 1987-12-08 Expired - Lifetime JPH0519938Y2 (ja)

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JP18678687U JPH0519938Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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JP18678687U JPH0519938Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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JPH0192111U JPH0192111U (ja) 1989-06-16
JPH0519938Y2 true JPH0519938Y2 (ja) 1993-05-25

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JP5267541B2 (ja) * 2010-11-11 2013-08-21 株式会社安川電機 ボビン及び回転電機

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JPH0192111U (ja) 1989-06-16

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