JPH0723933Y2 - ピン端子付巻枠 - Google Patents

ピン端子付巻枠

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JPH0723933Y2
JPH0723933Y2 JP1986030001U JP3000186U JPH0723933Y2 JP H0723933 Y2 JPH0723933 Y2 JP H0723933Y2 JP 1986030001 U JP1986030001 U JP 1986030001U JP 3000186 U JP3000186 U JP 3000186U JP H0723933 Y2 JPH0723933 Y2 JP H0723933Y2
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JP
Japan
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pin terminal
lead wire
core
winding
outer edge
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Application number
JP1986030001U
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English (en)
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JPS62142822U (ja
Inventor
誠 針生
Original Assignee
東北金属工業株式会社
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Publication date
Application filed by 東北金属工業株式会社 filed Critical 東北金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,基板の上に安定に装着できるインダクタンス
素子用ピン端子付巻枠の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のピン端子付巻枠は,第4図,第5図に示されるよ
うに,中心孔15を有する絶縁材料よりなる筒状巻芯11
と,筒状巻芯11の左右両端部に張り出した絶縁材料より
なる左右の鍔12a,12bとを設け,この左右の鍔12a,12bの
対向辺に沿って,複数個のL字形ピン端子14を植設した
構成となっている。それぞれのピン端子間にはリード線
を引きだすリード線引き出し溝13を設けてある。
インダクタンス素子は,このピン端子付巻枠の筒状巻芯
11に,巻線8を施し,その巻線8の端部をリード線引き
出し溝13を通して,ピン端子14にからげて半田付けし,
次に巻枠の左右両方からU型状又はE型状コア9の1本
の脚を巻芯11の中心孔15に通して突き合せ,両コアの外
周に絶縁テープを巻いて構成している。
〔考案の解決しようとする問題点〕
しかし,従来のピン端子付巻枠の場合,鍔12a,12bに植
設された複数のピン端子14のうち,巻芯11より外側にあ
るピン端子にからげて半田付けした巻線8のリード線が
コアと接触し絶縁不良をおこすため,リード線にチュー
ブを入れなければならず,手間がかかっていた。
本考案の目的は上述の事情に鑑みてなされたもので,リ
ード線とコアとの絶縁不良をなくし,リードにチューブ
を施すことを不要としたピン端子付巻枠を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるピン端子付巻枠は、絶縁材料よりなる筒状
巻芯と、該筒状巻芯の左右両端部に巻芯軸に垂直に張り
出した鍔と、これ等の鍔のそれぞれ対向辺に縁端部の手
前から巻芯とは反対側に張り出した外縁部とを有し、該
外縁部のぞれぞれには、複数のL字形をしたピン端子を
植設するための複数のピン端子植設台を設けてこれらピ
ン端子植設台の間をリード線引き出し溝とし、前記筒状
巻芯寄りの前記外縁部には前記ピン端子植設台よりも短
かいピッチで複数の突部を設けることでこれらの突部の
間を前記ピン端子植設台の間に設けたリード線引き出し
溝の溝間隔より短くしたリード線引き出し溝とし、しか
も前記突部の高さを前記ピン端子植設台よりやや高くし
たことを特徴とする。
[実施例] 以下に本考案の実施例を説明する。
第1図、第2図、及び第3図は本考案によるピン端子付
巻枠の一実施例を示す。
本考案のピン端子付巻枠は絶縁材料よりなる筒状の巻芯
1と、その筒状の巻芯1の左右両端に設けた鍔2a,2b
と、さらにこの鍔2a,2bの下端に巻芯1の軸と平行とな
るように外方に張りだした外縁部7a,7bと、この外方に
張り出した7a,7bに複数のL字形ピン端子4を植設する
ために設けた複数のピン端子植設台30とを有している。
そして筒状の巻芯1にはU型状コアあるいはE型状コア
9の1本の脚が中心孔5へ嵌入できるようになってい
る。又ピン端子4を植設したピン端子植設台30の間はリ
ード線を誘導するためのリード線引き出し溝3としてい
る。さらに、巻芯1寄りの外縁部7a,7bにはピン端子植
設台30の列に平行に、かつリード線引き出し溝3のピッ
チ間隔より狭いピッチで複数の突部60を設けることでこ
れらの間にリード線引き出し溝6を同数設けるようにし
ている。
第3図に示すように、本考案によるピン端子付巻枠は、
L字形のピン端子4のうちリード線をからげない方の端
子を、図示しない基板に実装するために利用するもので
ある。ここで、突部60の高さをピン端子植設台30の高さ
より高くすることで、ピン端子付巻枠を基板に実装した
際には、突部60が基板と当接するようにしている。この
ことにより、突部60以外のピン端子付巻枠と基板との間
にはスペースが確保され、巻線8と基板とを離間させる
ことができると共に、実装に際してリード線引き出溝3
からリード線がはみ出すようなことがあってもピン端子
植設台30と基板との間にはみ出したリード線がはさまれ
て断線してしまうというようなことは起こらない。
[考案の効果] 上述したように、本考案はリード線引き出し溝を鍔に前
後2段に設けたので巻芯より外側のピン端子にからげて
半田付けした巻線のリード線とコアとが接触して生じる
絶縁不良がなくなり、リード線に絶縁チューブを施す手
間がなくなり安全で安価なインダクタンス素子が出来
る。
加えて、巻線寄りのリード線引き出溝用の突部をピン端
子植設台より高くしたことにより、基板への実装に際し
ては巻線と基板との間を十分離間させることができると
共に、ピン端子付巻枠本体と基板との間にリード線がは
さまれて断線してしまうというおそれが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は,本考案のピン端子付巻枠の一例の斜視図,第
2図は第1図のピン端子巻枠を使用したインダクタンス
素子の下面図,第3図は第2図の側面図,第4図は従来
のピン端子付巻枠の一例の斜視図,第5図は第4図のピ
ン端子付巻枠を使用したインダクタンス素子の下面図で
ある。 1,11:筒状巻芯,2a,2b,12a,12b:鍔,3,6,13:リード線引き
出し溝,4,14:L字形ピン端子、5,15:中心孔、7a,7b:外縁
部,8:巻線、9:E型状コア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材料よりなる筒状巻芯と、該筒状巻芯
    の左右両端部において巻芯軸に垂直に張り出した鍔と、
    これ等の鍔のそれぞれ対向辺に縁端部の手前から巻芯と
    は反対側に張り出した外縁部とを一体成形し、該外縁部
    のそれぞれの先端部には、複数のL字形をしたピン端子
    を植設するための複数のピン端子植設台を一体成形によ
    り設けてこれらピン端子植設台の間をリード線引き出し
    溝とし、前記ピン端子植設台から離れた前記筒状巻芯寄
    りの前記外縁部のそれぞれには前記ピン端子植設台より
    も短かいピッチで複数の先細形状の突部を一体成形によ
    り設けることでこれらの突部の間を前記ピン端子植設台
    の間に設けたリード線引き出し溝の溝間隔より短くした
    リード線引き出し溝とし、しかも前記突部の高さを前記
    ピン端子植設台よりやや高くし該突部を介して基板への
    実装を行うようにしたことを特徴とするピン端子付巻
    枠。
JP1986030001U 1986-03-04 1986-03-04 ピン端子付巻枠 Expired - Lifetime JPH0723933Y2 (ja)

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JPS62142822U JPS62142822U (ja) 1987-09-09
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JPH0528738Y2 (ja) * 1988-07-16 1993-07-23

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JPS55147717U (ja) * 1979-04-10 1980-10-23
JPS59745Y2 (ja) * 1980-06-17 1984-01-10 ウスイ電機株式会社 トランス
JPS5931206U (ja) * 1982-08-21 1984-02-27 松下電器産業株式会社 トランス

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JPS62142822U (ja) 1987-09-09

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