JPH0543449Y2 - - Google Patents

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JPH0543449Y2
JPH0543449Y2 JP1987195898U JP19589887U JPH0543449Y2 JP H0543449 Y2 JPH0543449 Y2 JP H0543449Y2 JP 1987195898 U JP1987195898 U JP 1987195898U JP 19589887 U JP19589887 U JP 19589887U JP H0543449 Y2 JPH0543449 Y2 JP H0543449Y2
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flange
lead wire
groove
pin terminal
winding
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JP1987195898U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、基板の上に安定に装着できるインダ
クタンス用ピン端子付巻枠の構造に関する。
〈従来の技術〉 第3図、第4図、第5図は、従来のピン端子付
巻枠であり、電気絶縁材よりなる筒状巻芯1の上
下両端部に外方に張り出した鍔2,3を設けその
下端の鍔3には、この鍔3を上下に分ける配線用
みぞ45を設け、その下端の鍔3の上部は巻線6
の幅と同じ幅として、複数個のリード線引き出し
鍔みぞ42を上下方向に設け、更に下端の鍔3の
下部には対向辺に沿つて複数個のピン端子5を植
設して巻枠が構成されている。
インダクタンス素子は、この巻枠に巻線(第4
図の鎖線で示す)6を施し、巻線6のリード線を
リード線引き出し鍔みぞ42を通し、配線みぞ4
5に沿つて、下部鍔31のリード線引き出しみぞ
32に通しピン端子5にからげ半田付する。次に
UまたはE字状コア(鎖線)7の1本の脚を巻芯
1の中心孔に通し、反対側に1字状コア8を突き
合せ、両コアの上から絶縁テープを巻いて組立て
られる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この構造の巻枠の場合、配線みぞ45内でリー
ド線61が隣り同士接近する場所が出来、リード
線61間の電気絶縁が悪くなり、リード線61に
電気絶縁用のチユーブを通すか、何らかの電気絶
縁をしなくてはならなくなる。
〈問題を解決するための手段〉 本考案は上述の事情を鑑みてなされたもので、
リード線61が隣接するリード線に一定以上接近
しないようにして、電気絶縁をよくしたピン端子
付巻枠を提供することを目的とする。
即ち本考案によれば、絶縁材料よりなる筒状巻
芯の上下端に外方に張り出した鍔を設け、該下端
の鍔には、該下端の鍔を上下に分ける上部鍔と下
部鍔とを有し、該上部鍔は巻線幅と同じ幅とし
て、複数個のリード線引き出し鍔みぞを上下方向
に設け、前記下部鍔には、対向辺に沿つて複数個
のピン端子を植設したピン端子付巻枠において、
前記上部鍔と前記下部の間には配線用みぞを設
け、前記リード線引き出し鍔みぞを前記ピン端子
方向に放射状に設け、前記下部鍔にはリード線を
前記リード線引き出し鍔みぞから前記配線用みぞ
を介して、所望する前記ピン端子にリード線を接
続するための複数のリード線引き出しみぞを前記
上下方向に設けたことを特徴とする。
〈作用〉 第4図、第5図と比較すれば分るように、リー
ド間の絶縁間隔を大きくとる。また、みぞ間隔寸
法で規定できるようにする。
〈実施例〉 第1図は本考案による一実施例の斜視図、第2
図は巻線上りの側面図を示す。
巻枠は、筒状巻芯1とその上下両端部に設けた
鍔2,3とからなり、上方の鍔2の上面には1字
状コアを嵌入できる寸法の構造21が設けられ、
下方の鍔3には、該鍔3を上下に分ける配線みぞ
45を設けその上部鍔43は巻線幅と同じ幅とし
て、複数個のリード線引き出し鍔みぞ42がピン
端子5の方向に放射状に設けてある。また下部鍔
31は、対向辺に沿つて複数個のピン端子5が植
設され、そのピン端子5に配線みぞ45からリー
ド線61を引き出すリード線引き出しみぞ32が
設けられている。即ち、リード線61をリード線
引き出し鍔みぞ42から配線用みぞ45を介し
て、所望するピン端子付巻枠5に接続できるよう
に複数のリード線引き出しみぞ32が設けられて
いる。したがつて、上部鍔43と下部鍔31との
間には配線用みぞ45が設けられているため、一
つのリード線引き出し鍔みぞ42から下部鍔31
のどのピン端子5にもリード線61の引き出しが
可能である。さらに下方の鍔3の下面の中央にU
またはE字状コア7(第4図の鎖線で示す)の閉
端部を嵌入できる幅の構造34が設けられてい
る。この巻枠に巻線6を施し、巻線6から出るリ
ード線61をリード線引き出しみぞ42に通す。
リード線引き出しみぞ42がピン端子5の方向へ
放射状になつているため、リード線61間は配線
みぞ45内でリード線引き出し鍔みぞ42同士の
距離より離れる方向で配線され、リード線引き出
しみぞ32を通しピン端子5へからげ半田付され
る。次にUまたはE字状コアの1本の脚を巻芯1
の中心孔に通し、反対側に1字状コアを突き合
せ、両コアの上から絶縁テープを巻いて組立てら
れる。
〈考案の効果〉 このような構造であるから、リード線61が隣
り同士接近することなく配線ができる。このこと
より、電気絶縁性を巻枠の寸法すなわちリード線
引き出し鍔みぞ42間の寸法によつて決められ
る。よつてリード線61の電気絶縁対策をするこ
となく、安定した電気絶縁性の良いインダクタン
ス素子ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるピン端子付巻枠の実施例
の斜視図、第2図は本考案によるピン端子付巻枠
の巻線上りの側面図、第3図は従来のピン端子付
巻枠の一例を示す斜視図、第4図は従来のピン端
子付巻枠の巻線上りの側面図、第5図は従来例の
巻線上りの側面図。 1……巻芯、2,3……鍔、4……リード線引
き出し鍔、5……ピン端子、6……巻線、7……
UまたはE字状コア、8……I字状コア、21,
34……構造、32……リード線引き出しみぞ、
42……放射状のみぞ、31……下部鍔、43…
…上部鍔、45……配線用みぞ、61……リード
線、A……従来のリード線間隔寸法、B……本考
案のリード線間隔寸法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材料よりなる筒状巻芯の上下端に外方に張
    り出した鍔を設け、該下端の鍔には、該下端の鍔
    を上下に分ける上部鍔と下部鍔とを有し、該上部
    鍔は巻線幅と同じ幅として、複数個のリード線引
    き出し鍔みぞを上下方向に設け、前記下部鍔に
    は、対向辺に沿つて複数個のピン端子を植設した
    ピン端子付巻枠において、前記上部鍔と前記下部
    鍔との間には配線用みぞを設け、前記リード線引
    き出し鍔みぞを前記ピン端子方向に放射状に設
    け、前記下部鍔にはリード線を前記リード線引き
    出し鍔みぞから前記配線用みぞを介して、所望す
    る前記ピン端子に接続するための複数のリード線
    引き出しみぞを前記上下方向に設けたことを特徴
    とするピン端子付巻枠。
JP1987195898U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH0543449Y2 (ja)

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JPH01104007U JPH01104007U (ja) 1989-07-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5849835B2 (ja) * 2012-04-10 2016-02-03 日本電産サンキョーシーエムアイ株式会社 ボビン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618568U (ja) * 1984-06-22 1986-01-18 大日本印刷株式会社 ガス抜き部を有する袋状包装体

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JPS618568U (ja) * 1984-06-22 1986-01-18 大日本印刷株式会社 ガス抜き部を有する袋状包装体

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