JP5849835B2 - ボビン - Google Patents

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Description

本発明は、ステッピングモータ等の各種のモータにおいて、コイルが巻回されるとともに、当該コイルの端部が絡げられる端子が植設されたボビンに関するものである。
周知のように、ステッピングモータは、コイルが巻回されたボビンに磁気回路を構成するためのヨークが一体的に設けられた筒状のステータと、このステータ内に回転自在に設けられるとともに外周部が着磁されたロータとから概略構成されたものである。
そして、通常上記ボビンには、コイルの端部が一端部に巻回されるとともに他端部が外部接続部との接続端部となる端子が植設された、端子台やコネクタ等の端子植設部が一体に形成されている。
図5〜図8は、先に本出願人が下記特許文献1において提案したこの種のボビンを備えたステッピングモータのステータ部分を示すものである。
このステータ20は、磁気回路を構成するための複数のヨーク21と、これらのヨーク21を一体的に保持する絶縁性の合成樹脂からなるボビン22と、ボビン22の巻線部23に巻回されるコイル(図示を略す。)を備えたものであり、上記ボビン22の軸線方向の一端部に、上記軸線方向に開口する筒状のコネクタ部24を備えた端子植設部25が一体成形されている。
ここで、端子植設部25には、ボビン22に巻回されたコイルを図示しない雌コンタクトに接続するための複数本(この実施の形態では6本)の端子26が植設されている。そして、これら複数本の端子26は、接続端部26aをコネクタ部24内の端面から突出させるとともに、端子植設部25内において上記接続端部26aに対して90°屈曲されて、他端部が絡げ端部26bとしてコイルに隣接した端子植設部25の外周面25aから突出させている。
また、上記複数本の端子26は、互いに等間隔をおいて端子植設部25内にインサート成形されることにより、接続端部26aおよび絡げ端部26bが、隣接するものとの間に上記間隔をおいて一直線上に配置されている。
特開2005−020938号公報
ところで、近年における電気機器類の小型化に伴い、ステッピングモータに対しても、コネクタ部24内において隣接する接続端部26aのピッチを、例えば1.5mmといった狭ピッチにする仕様が多くなりつつある。
しかしながら、従来から端子植設部25に端子26を等間隔で配置することが一般的であるために、外周面25aから突出する絡げ端部26bのピッチも、同様の狭ピッチにせざるを得なくなる。このため、絡げ装置によってコイルの端部を把持して、絡げ端部26bに機械的に巻回する際に、上記絡げ装置のコイル把持部分が、隣接する絡げ端部26bに干渉して当該作業を行うことができなくなるという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、接続端子間に狭ピッチを実現することができるとともに、絡げ端子にもコイルの端部を機械的に巻回することが可能になるボビンを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、両端部に形成されたフランジ間にコイルが巻回される筒状の巻線部と、この巻線部の上記フランジに一体成形された端子植設部とを備え、上記端子植設部に上記コイルの端部が巻回される複数本の端子が植設されたボビンにおいて、上記複数本の端子は、上記コイルの端部が巻回される絡げ端部を上記端子植設部の一の外周面から一列をなすように突出させ、かつ他端部の接続端部を上記端子植設部の他の外周面から一列をなすように突出させるとともに、上記絡げ端部と接続端部との間の中間部分が、各々の軸線の上記接続端部側への延長線を交差させた放射状に配置されることにより、隣接する上記接続端部の間隔が、上記絡げ端部の間隔よりも小さく設定され、かつ上記接続端部の先端を、互いに等間隔をおいて一直線上に位置させるとともに、上記絡げ端部を円弧上に位置させて上記端子植設部に固定されていることを特徴とするものである。
なお、本発明において、絡げ端部と接続端部との間の中間部分が、各々の軸線の上記接続端部側への延長線を交差させた放射状に配置されるとは、複数本の端子の中間部分の軸線を、上記接続端部側への延長線において1点で交差させることに限定されるものではなく、互いに他の軸線の延長線と交差させればよく、これにより上記一の外周面側または上記他の外周面側からの平面視において、隣接する端子の上記中間部分の間隔が、上記接続端部側から上記絡げ端部側に向けて漸次大きくなるように配置されていればよい。
請求項1に記載の発明によれば、端子植設部に複数本の端子を、各々の軸線の接続端部側への延長線が交差するように、絡げ端部と接続端部との間の中間部分を放射状に配置しているために、隣接する上記接続端部の間隔が、上記絡げ端部の間隔よりも小さくなる。
この結果、端子植設部の上記他の外周面から一列をなすように突出させた接続端部のピッチを、要求される狭ピッチに設定した場合においても、上記端子植設部の上記一の外周面から一列をなすように突出させた絡げ端部のピッチをより広く確保することができ、よって隣接する絡げ端子との干渉を生じさせることなく、当該絡げ端子にコイルの端部を機械的に巻回することが可能になる。
また、複数本の端子を、互いの中間部分が放射状となるように配置した場合に、接続端部の先端を等間隔において一直線上に位置させ、かつ絡げ端部を円弧上に位置させることにより、上記複数本の端子として、同形状のものを用いることが可能になる。
この際に、接続端部の先端を、等間隔をおいて一直線上に位置させているために、外部接続部との接続に支障を来すことが無く、しかも絡げ端部が円弧上に配置されているために、端子植設部における上記一の外周面における面積を増大させることなく、かつ隣接する絡げ端部との間隔もより一層広く確保することが可能になる。
本発明に係るボビンの一実施形態を示す平面図である。 図1の正面図である。 図1の側面図である。 図1の底面図である。 従来のボビンを備えたステッピングモータのステータ部分を示す正面図である。 図5の縦断面図である。 図1の平面図である。 図7の左側面図である。
図1〜図4は、本発明に係るボビンをステッピングモータのボビンに適用した一実施形態を示すもので、図中符号1が、両端部にフランジ2が形成されて外周にコイルが巻回される円筒状の巻線部である。そして、この巻線部1の一端部側のフランジ2の外端面2aに、端子植設部3が一体成形されている。
この端子植設部3は、フランジ2の外端面2aの外周縁部から巻線部1の軸線C方向外方へと突出する脚部4と、この脚部4の先端部から径方向外方へと突出する方形板状の植設部5とから概略構成されたもので、植設部5の長手方向に略等間隔をおいて複数本(図では5本)の端子6が一列をなすように植設されている。
ちなみに、これら端子6は、互いに同一形状の部材で、巻線部1および端子植設部5を射出成形によって一体成形した後に、圧入によって端子植設部5内に埋設されたものである。
これら端子6は、各々植設部5内において90°に屈曲されることにより、巻線部1に巻回されたコイルの端部が接続される絡げ端子6aを、植設部5の上記軸線C方向に面する外周面(一の外周面)5aから突出させている。また、これら端子6は、各々の他端部を、上記外周面5aと直交するとともに巻線部1の径方向外方に位置する外周面5bから突出させ、さらに90°屈曲されることによって形成された接続端部6bが、巻線部1側に上記軸線Cと略平行に配置されている。
ここで、上記端子6は、図1および図4に示すように、絡げ端部6aと接続端部6bとの間の中間部分6cが、各々の軸線の接続端部6b外方への延長線Cを1点Pにおいて交差させた放射状に配置されている。これにより、隣接する接続端部6bの間隔が、絡げ端部6aの間隔よりも小さく設定されている。
さらに、これら端子6は、互いの接続端部6bの先端が、等間隔をおいて一直線上に位置するように配置されており、この結果絡げ端部6aは、上記交点Pを中心とする円弧上に配置されている。
そして、上記構成からなるボビンの他方のフランジ2側に、同形の巻線部1とフランジ2とを備えたボビンが同軸的に配置されるとともに、互いの巻線部1の内周面に周方向に複数の極歯を配置したヨークが配置され、両ボビンの上記巻線部1に巻回されたコイルの端部が、上記端子6の絡げ端部6aに接続されることにより、ステッピングモータのステータが構成されている。
以上の構成からなるボビンによれば、端子植設部5に5本の端子6を、各々の軸線の接続端部6b側への延長線Cが1点Pにおいて交差するように、絡げ端部6aと接続端部6bとの間の中間部分6cを放射状に配置しているために、隣接する接続端部6bの間隔が、絡げ端部6aの間隔よりも小さくなる。
これにより、軸線C方向に面する植設部5の外周面5aから一列をなすように突出させた接続端部6bのピッチを、例えば1.5mmといった狭ピッチに設定した場合においても、植設部5の隣接する外周面5bから突出させた絡げ端部6aのピッチをより広く確保することができる。この結果、絡げ装置等を用いて、隣接する絡げ端子6aとの干渉を生じさせることなく、これら絡げ端子6aにコイルの端部を機械的に巻回することが可能になる。
また、複数本の端子6を、互いの中間部分6cが放射状となるように配置した場合に、図4に示すように、隣接する接続端部6bの先端が等間隔をおいて一直線上となるように配置し、かつ図1に示すように、絡げ端部6aを、上記延長線Cの交点Pを中心とする円弧上に配置させることにより、本実施形態において示したように、5本の端子6として、同形状のものを用いることが可能になる。
しかも、接続端部6bの先端を、等間隔をおいて一直線上に位置させているために、外部接続部との接続に支障を来すことが無く、しかも絡げ端部6aが円弧上に配置されているために、植設部5における外周面5aの突出寸法を増大させることなく、かつ隣接する絡げ端部6aとの間隔を一層広く確保することができる。
1 巻線部
2 フランジ
3 端子植設部
5 植設部
5a 一の外周面
5b 他の外周面
6 端子
6a 絡げ端部
6b 接続端部
6c 中間部分
C 軸線
延長線
P 交点

Claims (1)

  1. 両端部に形成されたフランジ間にコイルが巻回される筒状の巻線部と、この巻線部の上記フランジに一体成形された端子植設部とを備え、上記端子植設部に上記コイルの端部が巻回される複数本の端子が植設されたボビンにおいて、
    上記複数本の端子は、上記コイルの端部が巻回される絡げ端部を上記端子植設部の一の外周面から一列をなすように突出させ、かつ他端部の接続端部を上記端子植設部の他の外周面から一列をなすように突出させるとともに、上記絡げ端部と接続端部との間の中間部分が、各々の軸線の上記接続端部側への延長線を交差させた放射状に配置されることにより、隣接する上記接続端部の間隔が、上記絡げ端部の間隔よりも小さく設定され、かつ上記接続端部の先端を、互いに等間隔をおいて一直線上に位置させるとともに、上記絡げ端部を円弧上に位置させて上記端子植設部に固定されていることを特徴とするボビン。
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