JP2017511678A - ロータコイル絶縁装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、歯と歯間の空間とを含む極ホイールに対して絶縁体を位置決めするための装置を含む、ロータ巻線の絶縁装置であって、極ホイールの表面と係合する絶縁体の表面(101)上に少なくとも2つの脚(102)を備え、脚のそれぞれが、以下の接触部、すなわち、1つの歯の側面上の接触部、隣り合う歯の側面上の接触部、1つの歯と隣り合う歯との間の間隙面上の接触部のうちから少なくとも2つの別個の接触部を有する、ロータコイル絶縁装置(10)に関する。

Description

本発明は、ロータコイル絶縁装置、及び、この種の装置を備える車両に関する。本発明は、特に、自動車の分野で適用され、より特別には、モータ、オルタネータ、及び、オルタネータスタータなどの回転電気機械に適用される。特に、本発明は、両極間永久マグネットを備える電気機械のロータのためのマグネットホイールのアセンブリに関する。
歯付きホイール機構を使用するモータ又はオルタネータの組み立て中又は包装中、絶縁体の周囲に巻き付けられるコイルは、ロータを形成する2つの永久マグネットホイール間に挿入される。コイル、絶縁体、及び、歯付きホイールは同軸装置である。絶縁体は、マグネットホイールのコアに対して心出しされ、また、マグネットホイールに対する絶縁体の回転が阻止されなければならない。コイルは、絶縁体の軸の周りでの回転も阻止されなければならない。
従来技術では、これらの機能が丸ひだ(godroon)によって行われた。しかしながら、丸ひだを備える部品の製造は、制御が困難である。また、丸ひだを備える装置は、2つのマグネットホイールが丸ひだによって案内されるため、組み立てが困難である。また、丸ひだは小さいサイズを有し、それらの側面がマグネットホイールに対する絶縁体の回転を防止する。したがって、側面が高い剪断応力に晒される。加えて、丸ひだの使用は、包装中に一方のマグネットホイールの他方のマグネットホイールに対する自由を妨げる。
本発明の目的は、これらの不都合の一部又は全部を排除することである。
この目的のため、第1の態様によれば、本発明は、歯と歯間の隙間とを備えるマグネットホイールに対して絶縁体を位置決めするための装置を備えるロータコイル絶縁装置に関し、この装置は、マグネットホイールの面と接触するコイルの面上に少なくとも2つの脚を備え、脚のそれぞれは、以下の接触部、すなわち、
− 1つの歯の側面上の接触部、
− 隣り合う歯の側面上の接触部、
− 1つの歯と隣り合う歯との間の間隙面上の接触部、
のうちから少なくとも2つの別個の接触部を有する。
絶縁体の脚とマグネットホイールの歯又は隙間との間の接触は、心出し、及び、マグネットホイールの歯に対する絶縁体の回転防止の機能を与える。
加えて、幾つかの実施形態において、接触面を大きくすることができ、それにより、剪断力を分配することができる。また、ロータで行われる検査中に、回転防止を可能にする表面が大きければ、結果が改善される。
また、ロータを構成するとともに絶縁体の両側に配置される2つのマグネットホイールは互いから独立している。絶縁体がマグネットホイールのうちの一方に対して位置決めされている状態では、他方のマグネットホイールを自由に位置決めできる。
幾つかの実施形態において、装置は、脚を備える面と平行なコイル絶縁体の平らな面上に、絶縁体が所定の位置に置かれるときに変形されることによりコイルを所定の位置に保持する少なくとも1つの突起を備える。
これらの実施形態の利点は、絶縁体の変形によって絶縁体に対するコイルの固定化を可能にすることである。加えて、突起は、振動を制限できるようにする。絶縁体とマグネットホイールとの間の遊び、及び、絶縁体とコイルとの間の遊びが、絶縁体の変形中、排除される。
幾つかの実施形態において、装置は、コイル絶縁体の少なくとも1つの平らな面に少なくとも1つの貫通開口を備える。
コイルの振動に対する抵抗のためにワニスが使用される。これらの実施形態は、ワニスによるコイルの上層の含浸を向上させるためにワニスの浸透を向上させることができるという利点を有する。
加えて、穴にワニスが充填されるときに、これらの穴が機械的な接続をもたらし、また、乾燥したワニスは、コイルの上層、絶縁体、及び、ロータのマグネットホイールのうちの1つを覆う。乾燥したワニスは、マグネットホイール及び絶縁体の振動に対する抵抗を高める。
幾つかの実施形態において、本発明の主題である装置は、絶縁体のコアの内面上に少なくとも1つの突起を備える。
これらの実施形態は、マグネットホイールのコアの周囲での絶縁体のコアの緊密な調整を可能にするという利点を有する。
幾つかの実施形態において、装置の歯の外面は、マグネットホイールに対して相補的なマグネットホイールの歯と接触する。
これらの実施形態は、第2のマグネットホイールを所定の位置に保持するようにして、残留隙間を減らすという利点を有する。
幾つかの実施形態では、脚が一定の間隔で配設される。
脚の一定間隔での配設は、より規則正しい位置の保持を可能にする。
幾つかの実施形態では、突起が一定の間隔で配設される。
これらの実施形態の利点は、絶縁体の塑性変形を規則正しく分配させ、それにより、コイルの釣り合いのとれた固定化を可能にすることである。
幾つかの実施形態において、本発明の主題である装置は4つの脚を備える。
これらの実施形態は、多数の接触を可能にし、それにより、位置の保持を確保するという利点を有する。加えて、幾つかの実施形態において、脚は、歯の側面及び間隙面と接触することができ、また、隣り合う脚は、他の隣り合う間隙面及び同じ歯の他の側面と接触することができる。位置の保持が良好に確保される。しかしながら、位置の保持のための力は、1つの歯に集中される。2つの他の歯を用いると、同じ原理により、力が分配される。
幾つかの実施形態において、本発明の主題である装置は、歯の同じ面との少なくとも2つの接触部を備える。
接触面がより大きいため、位置の保持のための力がより良く分配される。加えて、側面上に2つの平行な接触部が存在する場合には、心出しがより正確である。
幾つかの実施形態では、絶縁体がプラスチック材料から形成される。
これらの実施形態の利点は、変形が可能で且つ絶縁性があるということである。
幾つかの実施形態において、脚の基部の断面の少なくとも1つの特徴的寸法は、脚の上端の断面の少なくとも1つの対応する特徴的寸法よりも大きい。
これらの実施形態は、所定の位置に更に容易に置くことができるようにするという利点を有する。すなわち、脚の上端における更に小さい寸法は、爪間の絶縁体の更に容易な挿入を可能にする。
幾つかの実施形態において、脚の基部における断面の「低幅」として知られる寸法、及び、脚の上端における断面の「高幅」として知られる寸法は、特徴的寸法であり、絶縁体の半径と平行である。
これらの実施形態の利点は、第2のマグネットホイールの取り付けを案内する面取りを例えば脚の外面の上端に形成することである。
幾つかの実施形態において、脚の基部における断面の「高長」として知られる寸法、及び、脚の上端における断面の「低長」として知られる寸法は、特徴的寸法であり、絶縁体の半径と直交する。
これらの実施形態は、脚の上端のサイズを制限して、歯間の絶縁体のより容易な挿入を可能にするという利点を有する。
幾つかの実施形態では、マグネットホイールが鍛造によって得られる。
これらの実施形態は、簡単な製造方法を有するという利点を有する。また、実施が簡単なこの製造方法は、当業者に良く知られる用語を借りて言えば、より低レベルの廃材を得ることも可能にする。
幾つかの実施形態において、マグネットホイールの鍛造のための方法は、熱間鍛造のステップと冷間鍛造のステップとを備える。
これらの実施形態の利点は、製造の継続期間を減らすこと、及び、製造方法を簡略化することである。加えて、コイル絶縁体の形状が殆ど制約されないため、マグネットホイールの形成のために鍛造方法を使用することができる。
第2の態様によれば、本発明は、本発明の主題である装置を備えるロータを備える車両に関する。
したがって、車両がより迅速に組み立てられる。
本発明の他の利点、目的、及び、特徴は、添付図面に関連する、ロータコイル絶縁装置の特定の実施形態及びこの種の装置を備える車両の特定の実施形態の以下の非限定的な説明から明らかになる。
本発明の主題である装置の特定の実施形態の上から見た図を概略的に平面図で表す。 本発明の主題である装置の特定の実施形態の下から見た図を概略的に平面図で表す。 本発明の主題である装置の特定の実施形態を概略的に断面で表す。 本発明の主題である装置の特定の実施形態を概略的に断面で表す。 本発明の主題である装置の特定の実施形態を概略的に断面で表す。 本発明の主題である装置の特定の実施形態を概略的に断面で表す。 本発明の主題である車両の特定の実施形態を概略的に側面図で表す。
この時点で、図が原寸に比例していないことに留意すべきである。
図1は、歯と歯間の隙間とを備えるマグネットホイールに対して絶縁体を所定の位置に置くための装置を備えるロータコイル絶縁装置10の一実施形態の上から見た図を示し、該装置は、マグネットホイールの面と接触する絶縁体の面101上に少なくとも2つの脚102を備える。好ましくは、装置10はプラスチック材料から形成される。装置10は、ロータの歯の内面とそれぞれが接触するように折り曲げられる複数のペタル103a,103bを更に備える。ペタル103aは、マグネットホイールのうちの一方に沿って配置され、また、ペタル103bは、他方のマグネットホイールに沿って配置される。幾つかの実施形態において、脚102は、単一のマグネットホイールに沿って配置される2つの隣接するペタル103a間に位置される。
歯は、絶縁体の面101に対して突出できる。幾つかの実施形態では、面101が円形であり、また、脚102の基部は、面101の外円に対して突出する。脚102の数は4つであってもよい。好ましくは、脚102が一定の間隔で配設される。
幾つかの実施形態では、2つの脚102が面101上にある。幾つかの実施形態において、脚102の数は、マグネットホイールの歯間の隙間の数に等しい。幾つかの実施形態では、脚102が対称的に配設される。
図2は、絶縁体10の一実施形態の下から見た図を示す。面101と平行であることが好ましい面201は、突起202,203,204を備える。面201は円形であることが好ましい。
突起202は、面201に対して突出する円弧であることが好ましい。突起202は、例えば面201に設けられる開口の周囲に位置され得る。
突起203は、面201に対して突出する円形起伏であることが好ましい。複数の突起203を径方向で一直線に合わせることができる。
突起204は、面201に対して突出する直線状の起伏であることが好ましい。突起201は、面201の半径と同一直線上にあるように方向付けられる。
突起202,203,204は、
− 面取りを備えることができ、
− 一定の間隔で配設され得る、
− 包装中に絶縁体を変形させ、それにより、コイルを所定位置に保持するように構成され得る。
突起202,203,204の中から単一のタイプの突起を絶縁体10上に配置することができる。逆に、突起202,203,204の中から異なるタイプの複数の突起を同時に配置することができる。
幾つかの実施形態では、突起202,203,204が絶縁体10のコアの内面上に位置される。
幾つかの実施形態において、突起は、正方形、円形、円錐、三角形、又は、任意の他の形状である形状を有することができ、その表面は、突起が位置される面の表面を越えて延びない。
面201は、少なくとも1つの貫通開口205を備えることができる。貫通開口205は、好ましくは円形であり、3mm〜6mmの直径を有する。幾つかの実施形態において、開口は、正方形、円形、円錐、三角形、又は、任意の他の形状である形状を有することができ、その表面は、突起が位置される面の表面を越えて延びない。
好ましくは、開口205は一定の間隔で配設される。開口は、ワニスが流れることができるようにするべく構成され得る。開口の表面積は、ワニスの粘性によって決まり得る。好ましくは、開口の表面積は1mmよりも大きい。
面101が開口205を備えることができる。面101内の開口205は、面201内の開口205に対応し得る。
図3は、本発明の主題である装置10の脚102の特定の実施形態30の断面を示す。
脚102は、マグネットホイール301の隣り合う歯同士の間の隙間内に挿入され得る。脚102は、マグネットホイールの2つの隣り合う歯とこれらの歯間の隙間とを特徴付ける3つの面、すなわち、
− 1つの歯の側面上の面302、
− マグネットホイールの基底に近い歯間の間隙面304、及び、
− 隣り合う歯の側面上の面306、
と接触することができる。
面302,304,306は、単一の曲面の一部を形成し得る。
包装中、第2のマグネットホイールの308の歯の内面309が脚102の外面と接触できる。
脚102は、
− マグネットホイール301の面302との接触部303、
− マグネットホイール301の面304との接触部305、
− マグネットホイール301の面306との接触部307、及び
− マグネットホイール308の面309との接触部310、
を有することができる。
接触部303,305,307,310は、断続的、直線状、平坦であってもよい。接触部303,307,310は平坦であることが好ましい。接触部305は直線状であることが好ましい。
脚102の外面の形状は、歯308の外形に対して相補的な外形を有することが好ましい。
実施形態30の脚102の外形は、いわゆる、1つの接触ポイントを伴う「T」の形状を成す外形となり得る。好ましくは、脚102が心出しを確保する。
図4は、本発明の主題である装置10の脚102の特定の実施形態40の断面を示す。
脚102は、マグネットホイール301の隣り合う歯同士の間の隙間内に挿入され得る。脚102は、マグネットホイールの2つの隣り合う歯とこれらの歯間の隙間とを特徴付ける3つの面、すなわち、
− 1つの歯の側面上の面302、
− マグネットホイールの基底に近い歯間の間隙面304、及び、
− 隣り合う歯の側面上の面306、
と接触することができる。
面302,304,306は、単一の曲面の一部を形成し得る。
包装中、第2のマグネットホイールの308の歯の内面309が脚102の外面と接触できる。
脚102は、
− マグネットホイール301の面302との2つの接触部402,403、
− マグネットホイール301の面304との2つの接触部404,405、
− マグネットホイール301の面306との2つの接触部406,407、及び
− マグネットホイール308の面309との接触部410、
を有することができる。
接触部402,403,404,405,406,407,410は、断続的、直線状、平坦であってもよい。接触部402,403,404,405,406,407,410は直線状であることが好ましい。
脚102の外面の形状は、歯308の外形に対して相補的な外形を有することが好ましい。
実施形態40の脚102の外形は、いわゆる、2つの接触ポイントを伴う「T」の形状を成す外形となり得る。好ましくは、脚102は、心出しを確保するとともに、マグネットホイールに対する絶縁体の回転防止を確保する。
図5は、本発明の主題である装置10の脚102の特定の実施形態50の断面を示す。
脚102は、マグネットホイール301の隣り合う歯同士の間の隙間内に挿入され得る。
脚102は、マグネットホイールの2つの隣り合う歯とこれらの歯間の隙間とを特徴付ける3つの面、すなわち、
− 1つの歯の側面上の面302、
− マグネットホイールの基底に近い歯間の間隙面304、及び、
− 隣り合う歯の側面上の面306、
と接触することができる。
面302,304,306は、単一の曲面の一部を形成し得る。
包装中、第2のマグネットホイールの308の歯の内面309は脚102と接触しないことが好ましい。
脚102は、
− マグネットホイール301の面302との接触部503、
− マグネットホイール301の面304との接触部505、及び
− マグネットホイール301の面306との接触部507、
を有することができる。
接触部503,505,507は、断続的、直線状、平坦であってもよい。接触部503,505,507は直線状であることが好ましい。
脚102の外面の形状は、マグネットホイール308の面309と接触しないように凹状の外形を有することが好ましい。
実施形態50の脚102の外形は、いわゆる、「V」の形状を成す外形となり得る。好ましくは、脚102は、心出しを確保するとともに、マグネットホイールに対する絶縁体の回転防止を確保する。
図6は、本発明の主題である装置10の脚102の特定の実施形態60の断面を示す。
脚102は、マグネットホイール301の隣り合う歯同士の間の隙間内に挿入され得る。
脚102は、マグネットホイールの2つの隣り合う歯とこれらの歯間の隙間とを特徴付ける3つの面、すなわち、
− 1つの歯の側面上の面302、
− マグネットホイールの基底に近い歯間の間隙面304、及び、
− 隣り合う歯の側面上の面306、
と接触することができる。
面302,304,306は、単一の曲面の一部を形成し得る。
包装中、第2のマグネットホイールの308の歯の内面309は脚102と接触しないことが好ましい。
脚102は、
− マグネットホイール301の面302との接触部603、及び
− マグネットホイール301の面306との接触部607、
を有することができる。
接触部603,607は、断続的、直線状、平坦であってもよい。接触部603,607は平坦であることが好ましい。
実施形態60の脚102の外形は、いわゆる「平らな外形」となり得る。好ましくは、脚102は、マグネットホイールに対する絶縁体の回転防止を確保する。
幾つかの実施形態では、絶縁体の脚102の全てが同じである。他の実施形態では、実施形態30,40,50,60のうちからの複数の異なる実施形態が使用される。
幾つかの実施形態では、脚102が「L」の形状を成す。言い換えると、脚は、マグネットホイール301の面305と接触するとともに、マグネットホイール301の面303又は307のうちの一方と接触する。
幾つかの実施形態において、脚の基部の断面は、脚の上端の断面の少なくとも1つの対応する特徴的寸法よりも大きい。特徴的寸法は、
− 幅、すなわち、絶縁体の半径と平行な寸法、
− 長さ、すなわち、絶縁体の半径と垂直な寸法、
であってもよい。
実施形態30における脚102に関して、幅は、接触部305のポイントに対して垂直なラインに基づく、接触部305のポイントと脚の外面上のポイントとの間の距離となり得る。長さは、脚の外面と接触面303との間の交わりの稜部と、脚の外面と接触面307との間の交わりの稜部との間の距離となり得る。
実施形態40における脚102に関して、幅は、接触稜部404,405間の線分の中央と、規定された線分に対して垂直なラインに基づく脚の外面上のポイントとの間の距離となり得る。長さは、脚の外面と接触面402との間の交わりの稜部と、脚の外面と接触面406との間の交わりの稜部との間の距離となり得る。
実施形態50における脚102に関して、幅は、接触部505のポイントに対して垂直なラインに基づく、接触部505のポイントと脚の外面上のポイントとの間の差となり得る。長さは、脚102の接触稜部503と脚102−3の接触稜部507との間の距離となり得る。
実施形態60における脚102に関して、幅は、外面に対して垂直なラインにしたがう、脚の内面と脚の外面との間の最も長い距離となり得る。長さは、脚の外面と接触面603との間の交わりの稜部と、脚の外面と接触面607との間の交わりの稜部との間の距離となり得る。
前述の脚102の実施形態は、脚の基部上にクランプされるように調整されることが好ましい。
幾つかの実施形態では、マグネットホイール301,308が鍛造によって得られる。鍛造方法は、熱間鍛造のステップと冷間鍛造のステップとを備える。好ましくは、これらのステップは前述した順序で行われる。
冷間鍛造のステップは、マグネットホイール上の2つのスタンピング工程に対応するスタンピングの2つのステップを備えることができる。第2のスタンピング工程は、部品をより精密にする。スタンピングステップの後に、スタンピング工程によって推し進められるアップセット材料の切断のステップが続くことが好ましい。
図7は、本発明の主題である車両20の特定の実施形態を示す。
車両20は、爪ロータ(claw rotor)を備える、モータ、オルタネータ、又は、オルタネータ−スタータなどの回転電気機械を備えることができ、この回転電気機械のコイルは、本発明の主題である装置10によって絶縁される。

Claims (16)

  1. 歯と歯間の隙間とを備えるマグネットホイール(301)に対して絶縁体を位置決めするための装置を備えるロータコイル絶縁装置(10)であって、
    前記マグネットホイールの面と接触する前記絶縁体の面(101)上に少なくとも2つの脚(102)を備え、前記脚のそれぞれは、以下の接触部、すなわち、
    1つの歯の側面(302)上の接触部、
    隣り合う歯の側面(306)上の接触部、
    1つの歯と隣り合う歯との間の間隙面(304)上の接触部、
    のうちから少なくとも2つの別個の接触部を有することを特徴とするロータコイル絶縁装置(10)。
  2. 前記脚(102)を備える前記面(101)と平行な前記コイル絶縁体の平らな面(201)上に、前記絶縁体が所定の位置に置かれるときに変形されることにより前記コイルを所定の位置に保持する少なくとも1つの突起(202,203又は204)を備える請求項1に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  3. 前記コイル絶縁体の少なくとも一方の前記平らな面(101又は201)に少なくとも1つの貫通開口(205)を備える
    請求項1又は請求項2に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  4. 前記絶縁体のコアの内面上に少なくとも1つの突起(202,203又は204)を備える請求項2に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  5. その脚(102)の外面は、前記マグネットホイール(301)に対して相補的なマグネットホイール(308)の歯と接触する請求項1から4のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  6. その前記脚(102)が一定の間隔で配設される請求項1から5のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  7. その前記突起(202,203又は204)が一定の間隔で配設される請求項2から6のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  8. 4つの脚(102)を備える請求項1から7のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  9. 前記歯の同じ面との少なくとも2つの接触部を備える請求項1から8のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  10. その前記絶縁体がプラスチック材料から形成される請求項1から9のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  11. その前記脚(102)の基部の断面の少なくとも1つの特徴的寸法は、前記脚の上端の断面の少なくとも1つの対応する特徴的寸法よりも大きい請求項1から10のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  12. 前記脚(102)の基部における断面の「低幅」として知られる寸法、及び、前記脚の上端における断面の「高幅」として知られる寸法は、特徴的寸法であり、前記絶縁体の半径と平行である請求項11に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  13. 前記脚(102)の基部における断面の「高長」として知られる寸法、及び、前記脚の上端における断面の「低長」として知られる寸法は、特徴的寸法であり、前記絶縁体の半径と直交する請求項11又は請求項12に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  14. その少なくとも1つの前記マグネットホイール(301又は308)が鍛造によって得られる請求項1から13のいずれか一項に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  15. その前記マグネットホイール(301又は308)を鍛造するための方法が熱間鍛造のステップと冷間鍛造のステップとを備える請求項14に記載のロータコイル絶縁装置(10)。
  16. 請求項1に記載の装置(10)を備えることを特徴とするロータを備える車両(70)。
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