JP3538484B2 - 車両用交流発電機のロータ - Google Patents

車両用交流発電機のロータ

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JP3538484B2 JP19365795A JP19365795A JP3538484B2 JP 3538484 B2 JP3538484 B2 JP 3538484B2 JP 19365795 A JP19365795 A JP 19365795A JP 19365795 A JP19365795 A JP 19365795A JP 3538484 B2 JP3538484 B2 JP 3538484B2
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草瀬  新
彰哉 七條
涓三 三谷
博章 石川
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Denso Corp
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  • Power Engineering (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
車両用交流発電機のロータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に搭載される交流発電機
として、ロータ軸に圧入固定されるボス部と、該ボス部
の両側から外径方向に起立した先端部に磁極爪が形成さ
れたディスク部とを有するランデル型のロータコアに、
ロータコイルが巻装される巻胴部と、該巻胴部両側に形
成されるフランジ部とを備えたコイルボビンを、前記巻
胴部が前記ロータコアの前記ボス部に外嵌され、前記フ
ランジ部が前記ロータコアの前記ディスク部内周面に対
接するように嵌着してなるものが一般に知られている。
【0003】この種の交流発電機においては、ロータ軸
に圧入固定されるロータコアに対してロータコイルを巻
装したコイルボビンが内装されており、ロータコイルに
電流が流れて発熱した場合にその熱が外部に逃げにくい
構造になっている。そのため、ロータコイルの温度が上
昇して抵抗値が大きくなり、その結果、発電機の出力電
流低下を招くという不具合が生じやすい。
【0004】そこで従来、実開平1−123459号公
報に開示されているように、ロータコイル相互間及びコ
イルボビンとロータコア間の隙間を真空含浸法により良
熱伝導性樹脂で充填したものが知られている。また、実
開平4−17672号公報に開示されているように、コ
イルボビンの巻胴部及びフランジ部にそれぞれ開設した
複数の開口に絶縁性を有する良熱伝導性樹脂を充填する
ことにより、ロータコイルの熱をロータコア側に放熱で
きるようにしたものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開平1−1
23459号公報のものではロータコイル間の隙間が非
常に小さいため、良熱伝導性樹脂の流動抵抗が大きくな
り、ロータコイル相互間だけでなく、ロータコイルとコ
イルボビンとの間にも良熱伝導性樹脂を充填することが
難しく十分な放熱性が得られない。また、真空含浸法を
用いているため大がかりな設備を必要とするという問題
もある。
【0006】一方、実開平4−17672号公報のもの
では粘着性を有する良熱伝導性樹脂をコイルボビンの開
口のみに充填するという面倒な作業を必要とするととも
に、良熱伝導性樹脂の充填後に加熱硬化工程が必要で、
ロータのように大きな熱容量をもつものでは、加熱冷却
に長時間を要するという問題もある。さらに、上記公報
のものでは、良熱伝導性樹脂を充填する前にロータコイ
ルをコイルボビンに巻装するものであるため、コイルボ
ビンに巻装されるロータコイルは、コイルボビンに開設
されている開口に落ち込んで巻乱れが生じ易く、ロータ
コイルの占積率低下や耐回動性(固定力)低下を招き易
いという問題がある。また、そのような理由から、コイ
ルボビンに形成される開口を広面積に設けるには限界が
あるので、樹脂材の伝熱量にも自ずと限界があり、ロー
タコア側への放熱を十分満足に得ることができなくな
る。
【0007】本発明は上記問題に鑑み案出されるもので
あり、ロータコイルの整列巻装性を高めると共に、ロー
タコイルの熱をより一層効率良くロータコア側に放熱で
きるようにし、発電機出力の向上を図り得る車両用交流
発電機のロータを提供することを解決すべき課題とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の車両用交流発電機のロータは、ロータ軸に圧入固定
されるボス部と、該ボス部の両側から外径方向に起立し
た先端部に磁極爪が形成されたディスク部とを有するラ
ンデル型のロータコアに、ロータコイルが巻装される巻
胴部と、該巻胴部両側に形成されるフランジ部とを備え
たコイルボビンを、前記巻胴部が前記ロータコアの前記
ボス部に外嵌され、前記フランジ部が前記ロータコアの
前記ディスク部内周面に対接するように嵌着してなるロ
ータコイルを有する車両用交流発電機のロータにおい
て、前記コイルボビンは、前記巻胴部に貫通孔をもつ硬
質樹脂製のボビン本体と、前記貫通孔に保持された良熱
伝導性ゴムからなる孔部材と、前記ボビン本体に一体成
形されることにより組付けられて前記孔部材と一体に形
成されかつ前記巻胴部の外周面を覆う良熱伝導性ゴムか
らなる外周層とからなることを第一の要旨とするもので
ある。
【0009】また、本発明の車両用交流発電機のロータ
は、ロータ軸に圧入固定されるボス部と、該ボス部の両
側から外径方向に起立した先端部に磁極爪が形成された
ディスク部とを有するランデル型のロータコアに、ロー
タコイルが巻装される巻胴部と、該巻胴部両側に形成さ
れるフランジ部とを備えたコイルボビンを、前記巻胴部
が前記ロータコアの前記ボス部に外嵌され、前記フラン
ジ部が前記ロータコアの前記ディスク部内周面に対接す
るように嵌着してなるロータコイルを有する車両用交流
発電機のロータにおいて、前記コイルボビンは、前記フ
ランジ部に貫通孔をもつ硬質樹脂製のボビン本体と、前
記貫通孔に保持された良熱伝導性ゴムからなる孔部材
と、前記ボビン本体に一体成形されることにより組付け
られて前記孔部材と一体に形成されかつ前記フランジ部
の内面及び外面の少なくとも一方を覆う良熱伝導性ゴム
からなる被覆層とからなることを第二の要旨とするもの
である。
【0010】さらに、本発明の車両用交流発電機のロー
タは、ロータ軸に圧入固定されるボス部と、該ボス部の
両側から外径方向に起立した先端部に磁極爪が形成され
たディスク部とを有するランデル型のロータコアに、ロ
ータコイルが巻装される巻胴部と、該巻胴部両側に形成
されるフランジ部とを備えたコイルボビンを、前記巻胴
部が前記ロータコアの前記ボス部に外嵌され、前記フラ
ンジ部が前記ロータコアの前記ディスク部内周面に対接
するように嵌着してなるロータコイルを有する車両用交
流発電機のロータにおいて、前記コイルボビンは、前記
巻胴部及びフランジ部に貫通孔をもつ硬質樹脂製のボビ
ン本体と、前記貫通孔に保持された良熱伝導性ゴムから
なる孔部材と、前記ボビン本体に一体成形されることに
より組付けられて前記孔部材と一体に形成された前記巻
胴部の外周面を覆う良熱伝導性ゴムからなる外周層及び
前記フランジ部の内面及び外面の少なくとも一方を覆う
良熱伝導性ゴムからなる被覆層とからなることを第三の
要旨とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、孔部材、外周層
及び被覆層を構成する良熱伝導性ゴムはマトリックス樹
脂と熱伝導性充填剤を配合することにより得られるもの
である。上記マトリックス樹脂として、例えば天然ゴ
ム、或いはスチレン・ブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エ
チレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、
アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム等の合成ゴム、
或いはポレオレフィン系等の熱可塑性エラストマー等を
用いることができる。このうち、ロータコイルが熱を発
生し高温になっても、耐熱性に優れ、ハロゲン等を含ま
ないため有毒ガスが発生しない、ロールやニーダーの作
業性が良好なシリコーンゴムを用いることが好ましい。
【0012】また、上記熱伝導性充填剤としては、窒化
ボロン、窒化アルミニウム、アルミナ、窒化ケイ素、酸
化マグネシウム等を用いることができる。このうち、マ
トリックス樹脂に対して多量に充填することができる球
状のアルミナを用いることが好ましい。上記良熱伝導性
ゴムのゴム硬度Hs(JIS A)は、55〜85の範
囲とするのが好ましい。ゴム硬度Hsが55を下回る
と、充分な強度を確保できなくなり、ゴム硬度Hsが8
5を越えると、ゴム弾性が不足し、ロータコイルのくい
込みが不足し、ロータコイルの充分に大きい接触面積を
確保できなくなるからである。
【0013】本発明の好適な態様として、コイルボビン
の巻胴部の外周面に周方向に延びる複数の溝が形成され
る。また、他の好適な態様として、ロータコアの軸方向
の少なくとも一方の端面にファンが設けられる。
【0014】
【作用】本発明の車両用交流発電機のロータにおいて、
巻胴部の貫通孔に保持された良熱伝導性ゴムからなる孔
部材と、該孔部材と一体に形成され、かつ巻胴部の外周
面を覆う良熱伝導性ゴムからなる外周層を設けた場合に
は、外周層にロータコイルが圧接した状態で巻装され
る。
【0015】そのため、外周層はロータコイルの圧着力
により弾性変形して窪んだ状態となり、ゴム材からなる
外周層とロータコイルとの間の摩擦係数は従来の合成樹
脂とロータコイルとの間の摩擦係数より高くなり、ロー
タコイルのコイルボビンによる拘束力が増加する。ま
た、ロータコイルが巻装される巻装面の全体がゴムから
なる外周層に被覆されているので、従来のようにロータ
コイルがコイルボビンに形成されている開口に落ち込む
こともない。この二つの作用により巻装性が向上する。
さらに、外周層に接触するロータコイルの大きな接触面
積が確保されることにより、巻胴部に巻装されるロータ
コイルの内周側全体が外周層に密着した状態となり、ロ
ータコイルに発生した熱が外周層から孔部材を介して極
めて効率良くロータコア側に放熱されるとともに、ロー
タコイルのコイルボビンに対する耐回動性が向上する。
【0016】また、ボビン本体のフランジ部に貫通孔を
設け、該貫通孔に保持された良熱伝導性ゴムからなる孔
部材と、該孔部材と一体に形成されかつフランジ部の内
面及び外面の少なくとも一方を覆う良熱伝導性ゴムから
なる被覆層とを設けた場合には、ロータコイルの両側部
が被覆層又は孔部材と接触し、かつロータコアが被覆層
又は孔部材と接触する状態となる。これにより、更にロ
ータコイルとコイルボビンとの接触面積が増加し放熱性
が向上する。
【0017】また、コイルボビンの巻胴部の外周面に周
方向に延びる複数の溝を形成しておけば、ロータコイル
が溝に沿って巻装されたときに外周層が溝に沿って窪ん
だ状態に弾性変形し、ロータコイルの接触面積が更に大
きくなる。さらに、ロータコアの軸方向の端面にファン
を設けておけば、ロータコアに伝熱されたロータコイル
の熱はファンに伝達され、放熱性が一層向上する。
【0018】なお、本発明における外周層及び被覆層は
含浸処理によらず、良熱伝導性ゴム材をボビン本体に一
体成形することにより組付けられるので、従来のように
樹脂を充填する際に生じる不完全充填といった作製上の
問題が生じることはない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例に係る車両用交流発電機の一部断面
側面図であり、図2はそのロータコア部の一部断面側面
図である。車両用交流発電機1は、図1に示すように、
ロータ軸2に圧入固定された所謂ランデル型のロータコ
ア3、ロータコア3に内装される後述のコイルボビン
4、コイルボビン4に巻装されるロータコイル5、ステ
ータコイル6aが巻装されるステータ6、ブラシホルダ
7aに弾圧状に収容されるブラシ7、ブラシ7が摺接す
るスリップリング8、発電された交流電流を整流する整
流部9等の各種部材によって構成されていること等はい
ずれも従来通りである。
【0020】ロータコア3は、ロータ軸2に圧入固定さ
れるボス部3aと、ボス部3aの両側から外径方向に起
立したディスク部3bと、各ディスク部3bの先端から
軸心方向に向けて所定間隔を存して交互に噛合する状態
て突出する複数個の磁極爪3cとを有して構成されてい
る。コイルボビン4は、ロータコイル5が巻装される円
筒状の巻胴部40aと、巻胴部40aの両端に形成され
たフランジ部40bとからなる硬質樹脂製のボビン本体
40を主体として構成されており、巻胴部40aには、
ロータコア3のボス部3aが両側から突き合わされるよ
うに嵌入し、またフランジ部40bには、ロータコア3
のディスク部3bの内周面が対接するようにしてロータ
コア3に嵌着されている。
【0021】また、ロータコア3の両外側面には冷却フ
ァン10が固定されている。図3は本実施例に係るコイ
ルボビンの斜視図であり、図4はそのコイルボビンの軸
直角方向の断面図であり、図5はそのコイルボビンの軸
方向の部分断面図である。コイルボビン4の巻胴部40
aには、径方向に貫通する複数の第1貫通孔40cが適
宜間隔を隔てて形成されていると共に、巻胴部40aの
外周面には、巻装されるロータコイル5の太さと略同じ
幅をもち周方向に延びる複数の溝40dが形成されてい
る。また、フランジ部40bには、軸方向に貫通する複
数の第2貫通孔40eが適宜間隔を隔てて形成されてい
る。そして、第1貫通孔40c及び第2貫通孔40eに
は、良熱伝導性ゴムからなる第1孔部材41、第2孔部
材42が埋め込まれた状態で保持されている。
【0022】そして、巻胴部40aの外周面には、外周
面の全域を覆うようにして第1孔部材41と同じ良熱伝
導性ゴムで一体に形成された外周層43が設けられてい
ると共に、各フランジ部40bの内面及び外面には、そ
れらの面を覆うようにして第2孔部材42と同じ良熱伝
導性ゴムで一体に形成された内被覆層44及び外被覆層
45が設けられている。ここで用いられた良熱伝導性ゴ
ムは、マトリックス樹脂としてのシリコーンゴム100
重量部、熱伝導性充填剤としての球状のアルミナ300
重量部、硬化剤としてのパーオキサイド1重量部を混合
してなるものであり、そのゴム硬度Hs(JIS A)
は72である。
【0023】本実施例のコイルボビン4は以上のように
構成されているので、コイルボビン4に巻装されるロー
タコイル5が良熱伝導性ゴムからなる外周層43に接触
した状態で巻装され、ロータコイル5の内周側とロータ
コア3のボス部3aとが外周層43及び第1孔部材41
を介して確実に接続される。さらに、巻胴部40aの外
周面には溝40dが形成されていることにより、外周層
43がロータコイル5の圧着力により弾性変形して溝4
0dに沿って窪んだ状態となり、ロータコイル5と外周
層43の接触面積が大きくなっている。これにより、巻
胴部40aに巻装されるロータコイル5の内周側全体が
外周層43に密着した状態となり、ロータコイル5に発
生した熱が外周層43から第1孔部材41を介して極め
て効率良くロータコイル5のボス部3a側に放熱され
る。
【0024】また、コイルボビン4に巻装されるロータ
コイル5の両側部は、良熱伝導性ゴムからなる内被覆層
44に接触した状態となり、ロータコイル5の両側部と
ロータコア3のディスク部3bとが内被覆層44、第2
孔部材42及び外被覆層45を介して確実に接続され
る。これにより、ロータコイル5に発生した熱がロータ
コア3のディスク部3b側にも極めて効率良く放熱され
る。
【0025】以上のように、本実施例によれば、コイル
ボビン4は、ボビン本体40の巻胴部40aの第1貫通
孔40cに保持された良熱伝導性ゴムからなる第1孔部
材41と、第1孔部材41と一体に形成されかつ巻胴部
40aの外周面を覆う良熱伝導性ゴムからなる外周層4
3とを有するため、ロータコイル5の整列巻装性及びロ
ータコイル5のコイルボビン4やロータコア3に対する
固定力が向上するばかりでなく、ロータコイル5に発生
した熱をより一層効率良くロータコア3側に放熱させる
ことができ、これにより発電機出力の向上も図ることが
できる。
【0026】また、ボビン本体40の巻胴部40aの外
周面には、周方向に延びる複数の溝が形成されているた
め、外周層43上に巻装されるロータコイル5の接触面
積をより大きくすることができ、巻胴部40aとロータ
コイル5間の摩擦力が高まることから、ロータコイル5
のボビン本体40への固定力もより一層高まると共に、
ロータコイル5の放熱をより一層効率良く行うことがで
きる。
【0027】そして、本実施例の場合には、ボビン本体
40のフランジ部40bの第2貫通孔40eに保持され
た良熱伝導性ゴムからなる第2孔部材42と、第2孔部
材42と一体に形成されかつフランジ部40bの内面及
び外面を覆う良熱伝導性ゴムからなる内被覆層44及び
外被覆層45とを有するため、ロータコイル5とフラン
ジ部40b及びフランジ部40bとディスク部3bとの
摩擦力が高まることから、ロータコイル5のボビン本体
40に対する固定力が更に高まると共に、ロータコイル
5に発生した熱を効率良くロータコア3のディスク部3
b側に放熱させることができ、フランジ部40b側から
の放熱作用を促進して更に発電機出力の向上を図ること
ができる。
【0028】さらに、ロータコア3の両外側面に冷却フ
ァン10が設けられているため、ロータコイル5に発生
した熱が冷却ファン10に伝熱され、更に発電機出力の
向上を図ることができる。図6及び図7は本発明の他の
実施例に係るコイルボビンの斜視図である。図6のコイ
ルボビン40’は巻胴部40aに径方向に貫通する複数
の第1貫通孔(図示せず)が適宜間隔を隔てて形成され
ていると共に、巻胴部40aの外周面には、巻装される
ロータコイル(図示せず)の太さと略同じ幅をもち周方
向に延びる複数の溝(図示せず)が形成されている。さ
らに、第1貫通孔には良熱伝導性ゴムからなる第1孔部
材(図示せず)が埋め込まれた状態で保持されていると
ともに巻胴部40aの外周面には、外周面の全域を覆う
ようにして第1孔部材と同じ良熱伝導性ゴムで一体に形
成された外周層43が設けられている。一方、フランジ
部40bには貫通孔および被覆層が形成されていない。
【0029】図7のコイルボビン40''はフランジ部4
0bに軸方向に貫通する複数の第2貫通孔(図示せず)
が適宜間隔を隔てて形成されている。さらに、第2貫通
孔には良熱伝導性ゴムからなる第2孔部材(図示せず)
が埋め込まれた状態で保持されているとともに各フラン
ジ部40bの内面及び外面には、それらの面を覆うよう
にして第2孔部材と同じ良熱伝導性ゴムで一体に形成さ
れた内被覆層44及び外被覆層45が設けられている。
一方、巻胴部40aには貫通孔および外周層が形成され
ていない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、コイルボビンは、巻胴
部に貫通孔をもつ硬質樹脂製のボビン本体と、前記貫通
孔に保持された良熱伝導性ゴムからなる孔部材と、前記
ボビン本体に一体成形されることにより組付けられて前
孔部材と一体に形成されかつ前記巻胴部の外周面を覆
う良熱伝導性ゴムからなる外周層とから構成されている
ため、ロータコイルの整列巻装性が高まると共にロータ
コイルの熱をより一層効率良くロータコア側に放熱させ
ることができ、これにより発電機出力の向上を図ること
ができる。
【0031】また、ボビン本体のフランジ部に貫通孔が
設けられ、該貫通孔に保持された良熱伝導性ゴムからな
る孔部材と、前記ボビン本体に一体成形されることによ
り組付けられて前記孔部材と一体に形成されかつフラン
ジ部の内面及び外面の少なくとも一方を覆う良熱伝導性
ゴムからなる被覆層とが設けられているため、ロータコ
イルとフランジ部及びフランジ部とディスク部との間で
の摩擦力が高まり、ボビン本体やロータコアに対するロ
ータコイルの固定力が強固になるばかりでなく、ロータ
コイルに発生した熱を孔部材及び被覆層を介してフラン
ジ部側からも極めて効率良くロータコア側に放熱するこ
とができ、更に放熱作用を促進して発電機出力の向上を
図ることができる。
【0032】更に、コイルボビンの巻胴部の外周面に周
方向に延びる複数の溝が形成されていれば、ロータコイ
ルが溝に沿って巻装されることによりロータコイルの接
触面積が更に大きくなることから、ロータコイルの整列
巻装性が一層向上すると共にロータコイルの放熱をより
一層効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車両用交流発電機の一部
断面側面図である。
【図2】本発明の実施例に係るロータコア部の一部断面
側面図である。
【図3】本発明の実施例に係るコイルボビンの斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施例に係るコイルボビンの軸直角方
向の断面図である。
【図5】本発明の実施例に係るコイルボビンの軸方向の
部分断面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係るコイルボビンの斜視
図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るコイルボビンの斜視
図である。
【符号の説明】 1…車両用交流発電機 2…ロータ軸 3…ロータ
コア 3a…ボス部 3b…ディスク部 3c…磁極爪
4…コイルボビン 5…ロータコイル 40、40’、40''…ボビン本
体 40a…巻胴部 40b…フランジ部 40c…第1貫通孔 40d
…溝 40e…第2貫通孔 41…第1孔部材 42…第2
孔部材 43…外周層 44…内被覆層 45…外被覆層
フロントページの続き (72)発明者 七條 彰哉 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 三谷 涓三 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 石川 博章 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−221982(JP,A) 特開 平5−215183(JP,A) 特開 昭62−31352(JP,A) 実開 平4−17672(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 19/22 H02K 3/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ軸に圧入固定されるボス部と、該
    ボス部の両側から外径方向に起立した先端部に磁極爪が
    形成されたディスク部とを有するランデル型のロータコ
    アに、ロータコイルが巻装される巻胴部と、該巻胴部両
    側に形成されるフランジ部とを備えたコイルボビンを、
    前記巻胴部が前記ロータコアの前記ボス部に外嵌され、
    前記フランジ部が前記ロータコアの前記ディスク部内周
    面に対接するように嵌着してなるロータコイルを有する
    車両用交流発電機のロータにおいて、 前記コイルボビンは、前記巻胴部に貫通孔をもつ硬質樹
    脂製のボビン本体と、前記貫通孔に保持された良熱伝導
    性ゴムからなる孔部材と、前記ボビン本体に一体成形さ
    れることにより組付けられて前記孔部材と一体に形成さ
    れかつ前記巻胴部の外周面を覆う良熱伝導性ゴムからな
    る外周層とからなることを特徴とする車両用交流発電機
    のロータ。
  2. 【請求項2】 前記巻胴部の外周面には、周方向に延び
    る複数の溝が形成されている請求項1記載の車両用交流
    発電機のロータ。
  3. 【請求項3】 ロータ軸に圧入固定されるボス部と、該
    ボス部の両側から外径方向に起立した先端部に磁極爪が
    形成されたディスク部とを有するランデル型のロータコ
    アに、ロータコイルが巻装される巻胴部と、該巻胴部両
    側に形成されるフランジ部とを備えたコイルボビンを、
    前記巻胴部が前記ロータコアの前記ボス部に外嵌され、
    前記フランジ部が前記ロータコアの前記ディスク部内周
    面に対接するように嵌着してなるロータコイルを有する
    車両用交流発電機のロータにおいて、 前記コイルボビンは、前記フランジ部に貫通孔をもつ硬
    質樹脂製のボビン本体と、前記貫通孔に保持された良熱
    伝導性ゴムからなる孔部材と、前記ボビン本体に一体成
    形されることにより組付けられて前記孔部材と一体に形
    成されかつ前記フランジ部の内面及び外面の少なくとも
    一方を覆う良熱伝導性ゴムからなる被覆層とからなるこ
    とを特徴とする車両用交流発電機のロータ。
  4. 【請求項4】 ロータ軸に圧入固定されるボス部と、該
    ボス部の両側から外径方向に起立した先端部に磁極爪が
    形成されたディスク部とを有するランデル型のロータコ
    アに、ロータコイルが巻装される巻胴部と、該巻胴部両
    側に形成されるフランジ部とを備えたコイルボビンを、
    前記巻胴部が前記ロータコアの前記ボス部に外嵌され、
    前記フランジ部が前記ロータコアの前記ディスク部内周
    面に対接するように嵌着してなるロータコイルを有する
    車両用交流発電機のロータにおいて、 前記コイルボビンは、前記巻胴部及びフランジ部に貫通
    孔をもつ硬質樹脂製のボビン本体と、前記貫通孔に保持
    された良熱伝導性ゴムからなる孔部材と、前記ボビン本
    体に一体成形されることにより組付けられて前記孔部材
    と一体に形成された前記巻胴部の外周面を覆う良熱伝導
    性ゴムからなる外周層及び前記フランジ部の内面及び外
    面の少なくとも一方を覆う良熱伝導性ゴムからなる被覆
    層とからなることを特徴とする車両用交流発電機のロー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記巻胴部の外周面には、周方向に延び
    る複数の溝が形成されている請求項4記載の車両用交流
    発電機のロータ。
  6. 【請求項6】 前記良熱伝導性ゴムがマトリックス樹脂
    としてのシリコーンゴムと熱伝導性充填剤としての球状
    のアルミナを配合したものであり、ゴム硬質Hs(JI
    S A)が55〜85に形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至5記載の車両用交流発電機のロータ。
  7. 【請求項7】 前記ロータコアの軸方向の少なくとも一
    方の端面にはファンが設けられていることを特徴とする
    請求項1乃至6記載の車両用交流発電機のロータ。
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