JP3502589B2 - 交流発電機 - Google Patents

交流発電機

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JP3502589B2
JP3502589B2 JP2000033807A JP2000033807A JP3502589B2 JP 3502589 B2 JP3502589 B2 JP 3502589B2 JP 2000033807 A JP2000033807 A JP 2000033807A JP 2000033807 A JP2000033807 A JP 2000033807A JP 3502589 B2 JP3502589 B2 JP 3502589B2
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stator
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K19/00Synchronous motors or generators
    • H02K19/16Synchronous generators
    • H02K19/22Synchronous generators having windings each turn of which co-operates alternately with poles of opposite polarity, e.g. heteropolar generators

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば内燃機関
により駆動される交流発電機に関し、例えば乗用車、ト
ラック等の乗り物に搭載される車両用交流発電機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図20は従来の車両用交流発電機の断面
図、図21は図20の回転子の斜視図である。この発電
機は、アルミニウム製のフロントブラケット1及びリヤ
ブラケット2から構成されたケース3と、このケース3
内に設けられ一端部にプーリ4が固定されたシャフト6
と、このシャフト6に固定されたランドル型の回転子1
07と、回転子107の両側面に固定されたファン10
5a、105bと、ケース3内の内壁面に固定された固
定子108と、シャフト6の他端部に固定され回転子1
07に電流を供給するスリップリング9と、スリップリ
ング9の表面に摺動する一対のブラシ10と、このブラ
シ10を収納したブラシホルダ11と、固定子108に
電気的に接続され固定子108で生じた交流を直流に整
流する整流器12と、ブラシホルダ11に嵌着され、固
定子108で生じた交流電圧の大きさを調整するレギュ
レータ18とを備えている。
【0003】回転子107は、電流を流して磁束を発生
する回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆っ
て設けられその磁束によって磁極が形成されるポールコ
ア114とを備えている。ポールコア114は一対の交
互に噛み合った第1のポールコア部121及び第2のポ
ールコア部122から構成されている。第1のポールコ
ア部121及び第2のポールコア部122は、鉄製で、
軸線方向に対して垂直面である円盤部201、202
と、この円盤部201、202から軸線方向に互いに対
向して延設された先細り形状の爪状磁極123、124
と、円盤部201,202同士を接続しかつ周囲が回転
子コイル13で覆われた円筒部200とから構成されて
いる。
【0004】図22は図20の固定子108の斜視図、
図23は図22の固定子鉄心115の斜視図、図24は
固定子鉄心115の要部平面図である。固定子108
は、回転子コイル13からの回転磁界が通るとともに複
数の鋼板が積層されてなる固定子鉄心115と、出力電
流が流れる3相の固定子巻線116とから構成されてい
る。固定子鉄心115は、環状のコアバック82と、こ
のコアバック82から周方向において等分間隔で半径内
側方向に延びた複数のティース81とから構成されてい
る。隣合うティース81間の全部で36箇所に形成され
たスロット83には3相の固定子巻線116が収まる。
ティース81は、固定子108の周方向に突出し先端部
85と、先端部85と鉄心バック82とを接続した柱部
86とから構成されている。隣接するティース81の先
端部85同士との間には開口部84と呼ばれる隙間が形
成されている。
【0005】上記構成の車両用交流発電機では、バッテ
リ(図示せず)からブラシ10、スリップリング9を通
じて回転子コイル13に電流が供給されて磁束が発生
し、磁界を生じる。一方、エンジンによってプーリ4は
駆動され、シャフト6によって回転子107が回転する
ため、固定子鉄心115には回転磁界が与えられ、固定
子巻線116には起電力が発生し、車両用交流発電機に
接続された外部負荷によって出力電流が発生する。
【0006】ところで、回転子コイル13によって生じ
た磁束Aは、N極に励磁された第1のポールコア部12
1から出た後、回転子107と固定子108との間のエ
アギャップを介して固定子鉄心115のティース81に
入る。この磁束Aは、その後コアバック82を通り、隣
接したティースからエアギャップを介してS極に励磁さ
れた第2のポールコア部122に流れる。発電機の出力
を決定する磁束量は回転子107による回転磁界の起磁
力と磁束Aの磁気回路の磁気抵抗によって決定される。
従って、同一起磁力の場合、この磁気回路をいかに磁気
抵抗の小さい形状とするかが重要な点となる。
【0007】また、起磁力を向上させるには、AT(界
磁電流I×回転子コイル13の導線の巻数n)を大きく
する必要があるが、このATはポールコア114内の回
転子コイル13の設置スペースで定まる。回転子107
全体の大きさが制限されている場合、設置スペースを大
きくするとそれと引き替えにポールコア114の磁路断
面積が小さくなってしまい、結果的には上述の磁気抵抗
が大きくなり、ポールコア114を通過する磁束量が減
少してしまい、起磁力が増大しない。また、導線の断面
積s及び巻数nを一定の状態で界磁電流Iを大きくして
起磁力を増大させようとした場合、回転子コイル13の
銅損によって回転子コイル13の温度が上昇し、その温
度上昇により回転子コイル13の導線の抵抗も上昇して
界磁電流Iが減少してしまい、やはり起磁力が増大しな
い。
【0008】一方、特開平11−164499号公報に
は、図25に示すように、固定子鉄心115の軸線方向
長さL1と円筒部200の軸線方向長さL2の比率L1
/L2を1.25〜1.75の範囲として、円盤部20
1、202を固定子鉄心115に対向して円盤部20
1、202から固定子鉄心115に直接磁束Aが流入し
てポールコア114の磁路断面積を増大し、併せて爪状
磁極123、124の外径R1と円筒部200の外径R
2との比率を0.54〜0.60として円筒部200の
磁路断面積を増大して起磁力の増大を図ったものが開示
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のの場合、数値設定は発電機の重量当たりの出力の向上
を図ったものであり、低速回転時では磁気飽和により出
力が低下するという問題点があった。また、円盤部20
1、202を固定子鉄心115に対向して面積を増大さ
せてラップ量を増加させたことにより、冷却風の通路で
ある爪状磁極123、124間の谷部410の通路断面
積が小さくなって、回転子107内部の流れ抵抗が大き
くなり、高い界磁電流Iが回転子コイル13に流れた場
合、回転子コイル13の冷却が不十分で、回転子コイル
13の導線の抵抗が上昇して界磁電流Iが減少してしま
い、出力が増大しないという問題点があった。
【0010】この発明は、上記の問題点を解決すること
を課題とするものであって、磁路断面積が増大して磁束
量が増大でき、また回転子コイルの銅損も小さくて出力
を向上させることができる交流発電機を得ることを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る交流発電機は、ポールコアの円盤部の軸線方向の長さ
L1と、この円盤部と径方向において重なる固定子鉄心
の長さL2との比率(L2/L1)は、0.3以上であ
り、またポールコアの爪状磁極の外径R1とポールコア
の円筒部の外径R2との比率(R2/R1)は、0.5
0≦(R2 / R1)<0.54の範囲である。
【0012】この発明の請求項2に係る交流発電機で
は、回転子の両円盤部には形状が異なる第1のファン及
び第2のファンが取り付けられており、前記第1のファ
ンと前記第2のファンとの回転により生じる圧力差で前
記回転子と固定子との間を冷却風が流れるようになって
いる。
【0013】この発明の請求項3に係る交流発電機で
は、回転子の両円盤部には形状がほぼ同一である第1の
ファン及び第2のファンが取り付けられており、前記第
1のファンと前記第2のファンとの吸気側の通風抵抗が
異なることで生じる圧力差で前記回転子と固定子との間
を冷却風が流れるようになっている。
【0014】この発明の請求項4に係る交流発電機で
は、少なくとも回転子コイルの外周面、及び回転子コイ
ルと円盤部との間には樹脂が設けられている。
【0015】この発明の請求項5に係る交流発電機で
は、固定子巻線は、導線が固定子鉄心の端面側のスロッ
ト外で折り返されて周方向に並んだ延出部で構成された
コイルエンドが形成されているとともに、所定スロット
数毎に前記スロット内でスロット深さ方向に内層と外層
とを交互に採るように連続して巻装された固定子巻線部
を複数有している。
【0016】この発明の請求項6に係る交流発電機で
は、コイルエンドには高熱伝導性の樹脂を備えている。
【0017】この発明の請求項7に係る交流発電機で
は、固定子の軸線方向の全長は、回転子のポールコアの
軸線方向の全長よりも小さい。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る車両用交流発電機の断面図、図2は
図1の車両用交流発電機の回転子の斜視図、図3は図1
の固定子の斜視図、図4は図1の固定子の巻線図、図5
は図1の交流発電機の電気回路図である。なお、図3に
おいては、各相の口出線、中性点引き出し線は省略され
ている。
【0019】この交流発電機は、アルミニウム製のフロ
ントブラケット1及びリヤブラケット2から構成された
ケース3と、このケース3内に設けられ一端部にプーリ
4が固定されたシャフト6と、このシャフト6に固定さ
れたランデル型の回転子7と、回転子7の両側面に固定
された第1のファン5a及び第2のファン5bと、ケー
ス3の内壁面に固定された固定子8と、シャフト6の他
端部に固定され回転子7に電流を供給するスリップリン
グ9と、スリップリング9に摺動する一対のブラシ10
と、このブラシ10を収納したブラシホルダ11と、固
定子8に電気的に接続され固定子8で生じた交流を直流
に整流する整流器12と、ブラシホルダ11に嵌着され
たヒートシンク17と、このヒートシンク17に接着さ
れ固定子8で生じた交流電圧の大きさを調整するレギュ
レータ18とを備えている。固定子8の軸線長さは回転
子7の軸線長さよりも短い。また、リア側の第2のファ
ン5bの径方向の寸法はフロント側の第1のファン5a
の径方向の寸法よりも大きい。
【0020】回転子7は、電流を流して磁束を発生する
回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆って設
けられその磁束によって磁極が形成されるポールコアと
から構成されている。ポールコアは一対のポールコア部
20、21から構成されている。シャフト6に固着され
た鉄製のポールコアは、回転子コイル13が巻装された
円筒部300と、この円筒部300の両端部から径方向
に延びた円盤部301、302と、円盤部301、30
2から軸線方向に延びてそれぞれ8つの爪状磁極22、
23とから構成されている。この爪状磁極22、23は
回転子コイル13を覆っているとともに、周方向に等角
ピッチで、かつかみ合うように対向している。また、回
転子コイル13の外周面、及び回転子コイル13と円盤
部301、302との間には高熱伝導性のワニスである
樹脂400が含浸されている。
【0021】固定子8は、軸方向に延びるスロット15
aが周方向に所定ピッチで複数形成された円筒状の積層
鉄心からなる固定子鉄心15と、固定子鉄心15に巻装
された3相固定子巻線16と、各スロット15a内に装
着されて3相固定子巻線16と固定子鉄心15とを電気
的に絶縁するインシュレータ19とを備えている。2組
の巻線アッセンブリ90A、90Bを備えた3相固定子
巻線16は、1本の導線30が、固定子鉄心15の端面
側のスロット15a外で折り返されて、所定スロット数
毎にスロット15a内でスロット深さ方向に内層と外層
とを交互に採るように波巻きされて巻装された複数の巻
線部から構成されている。
【0022】3相固定子巻線16は、固定子鉄心15の
両端面からそれぞれ突出した、フロント側コイルエンド
16a及びリア側コイルエンド16bを有している。コ
イルエンド16a、16bは、複数の放熱部である延出
部30aから構成されている。同一形状の延出部30a
は周方向に、かつ径方向に互いに離間して2列となって
整然と配列されている。なお、ここでは、固定子鉄心1
5には、回転子7の磁極数(16)に対応して、3相固
定子巻線16を2組収容するように、スロット15aが
96箇所に等間隔に形成されている。また、導線30
は、例えば絶縁被覆された長方形の断面を有する長尺の
銅線材が用いられている。
【0023】次に、1相分の固定子巻線部161の巻線
構造について図4を参照して具体的に説明する。1相分
の固定子巻線部161は、それぞれ1本の導線30から
なる第1ないし第4巻線部31〜34から構成されてい
る。そして、第1巻線部31は、1本の導線30を、ス
ロット番号の1番から91番まで6スロットおきに、ス
ロット15a内の外周側から1番目の位置と外周側から
2番目の位置とを交互に採るように波巻きして構成され
ている。また、第2巻線部32は、導線30を、スロッ
ト番号の1番から91番まで6スロットおきに、スロッ
ト15a内の外周側から2番目の位置と外周側から1番
目の位置とを交互に採るように波巻きして構成されてい
る。また、第3巻線部33は、導線30を、スロット番
号の1番から91番まで6スロットおきに、スロット1
5a内の外周側から3番目の位置と外周側から4番目の
位置とを交互に採るように波巻きして構成されている。
第4巻線部34は、導線30を、スロット番号の1番か
ら91番まで6スロットおきに、スロット15a内の外
周側から4番目の位置と外周側から3番目の位置とを交
互に採るように波巻きして構成されている。そして、各
スロット15a内には、導線30が長方形断面の長手方
向を径方向に揃えて径方向に1列に4ターン並んで配列
されている。
【0024】そして、固定子鉄心15の一端側におい
て、スロット番号の1番から延出する第1巻線部31の
端部31aと、スロット番号の91番から延出する第3
巻線部33の端部33bとが接合され、さらにスロット
番号の1番から延出する第3巻線部33の端部33a
と、スロット番号の91番から延出する第1巻線部31
の端部31bとが接合されて、2ターンの巻線部が形成
されている。また、固定子鉄心15の他端側において、
スロット番号の1番から延出する第2巻線部32の端部
32aと、スロット番号の91番から延出する第4巻線
部34の端部34bとが接合され、さらにスロット番号
の1番から延出する第4巻線部34の端部34aと、ス
ロット番号の91番から延出する第2巻線部32の端部
32bとが接合されて、2ターンの巻線部が形成されて
いる。
【0025】さらに、スロット番号の61番と67番と
から固定子鉄心15の一端側に延出する第2巻線部32
の導線30の部分が切断され、スロット番号の67番と
73番とから固定子鉄心15の一端側に延出する第1巻
線部31の導線30の部分が切断される。そして、第1
巻線部31の切断端31cと第2巻線部32の切断端3
2cとが接合されて、第1ないし第4巻線部31〜34
を直列接続してなる4ターンで1相分の固定子巻線部1
61が形成されている。なお、第1巻線部31の切断端
31cと第2巻線部32の切断端32cとの接合部が渡
り結線接続部となり、第1巻線部31の切断端31dと
第2巻線部32の切断端32dとがそれぞれ口出し線
(O)および中性点(N)となる。同様にして、導線3
0が巻装されるスロット15aを1つずつずらして6相
分の固定子巻線部161が形成されている。そして、図
5に示されるように、固定子巻線部161が3相分ずつ
星型結線されて2組の3相固定子巻線部160を形成
し、各3相固定子巻線部160がそれぞれ整流器12に
接続されている。各整流器12の直流出力は並列に接続
されて合成される。
【0026】次に、固定子8の組立方法について図6な
いし図15を参照しつつ具体的に説明する。まず、図6
に示されるように、12本の長尺の導線30を同時に同
一平面上で雷状に折り曲げ形成する。ついで、図7に矢
印で示されるように、直角方向に治具で折り畳んでゆ
き、図8に示される巻線アッセンブリ90Aを作製す
る。さらに、同様にして、図9に示されるように、渡り
結線および口出し線を有する巻線アッセンブリ90Bを
作製する。
【0027】なお、各導線30は、図10に示されるよ
うに、延出部30aで連結された直線部30bが6スロ
ットピッチ(6P)で配列された平面状パターンに折り
曲げ形成されている。そして、隣り合う直線部30b
が、延出部30aにより、導線30の幅(W)分ずらさ
れている。巻線アッセンブリ90A、90Bは、このよ
うなパターンに形成された2本の導線30を図11に示
されるように6スロットピッチずらして直線部30bを
重ねて配列された導線対が1スロットピッチずつずらし
て6対配列されて構成されている。そして、導線30の
端部が巻線アッセンブリ90A、90Bの両端の両側に
6本ずつ延出されている。また、延出部30aが巻線ア
ッセンブリ90A、90Bの両側部に整列されて配列さ
れている。その後、帯状の巻線アッセンブリ90A、9
0Bが環状に成形し易くするために、巻線アッセンブリ
90A、90Bは300℃で10分間アニール処理が施
される。
【0028】また、台形形状のスロット36aが所定の
ピッチ(電気角で30°)で形成されたSPCC材を所
定枚数積層し、その外周部をレーザ溶接して、図12に
示されるように、直方体の積層体36を作製する。
【0029】そして、図13の(a)に示されるよう
に、インシュレータ19が積層体36のスロット36a
に装着され、2つの巻線アッセンブリ90A、90Bの
各直線部を各スロット36a内に重ねて押し入れる。こ
れにより、図13の(b)に示されるように、2つの巻
線アッセンブリ90A、90Bが積層体36に装着され
る。この時、導線30の直線部30bは、インシュレー
タ19により鉄心36と絶縁されてスロット15a内に
径方向に4本並んで収納されている。また、2つの巻線
アッセンブリ90A、90Bは、図14に示されるよう
に、重なって積層体36に装着されている。その後、積
層体36を丸め、その端面同士を当接させて溶接して固
定子鉄心15を得る。このとき、図13の(c)に示さ
れるように、スロット36a(固定子鉄心のスロット1
5aに相当)は略矩形断面形状となり、その開口部36
b(スロット15aの開口部15bに相当)は直線部3
0bのスロット幅方向寸法より小さくなる。そして、図
4に示される結線方法に基づいて、各導線30の端部同
士を結線して3相固定子巻線16を形成し、図15に示
される固定子8を得る。
【0030】このように構成された車両用交流発電機で
は、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ10および
スリップリング9を介して回転子コイル13に供給さ
れ、磁束が発生される。この磁束により、一方のポール
鉄心20の爪状磁極22がN極に着磁され、他方のポー
ル鉄心21の爪状磁極23がS極に着磁される。一方、
エンジンの回転トルクがベルトおよびプーリ4を介して
シャフト6に伝達され、回転子7が回転される。そこ
で、多相固定子巻線16に回転磁界が与えられ、多相固
定子巻線16に起電力が発生する。この交流の起電力が
整流器12を通って直流に整流されるとともに、その大
きさがレギュレータ18により調整され、バッテリに充
電される。
【0031】そして、リヤ側においては、第2のファン
5bの回転により、外気が整流器12のヒートシンクお
よびレギュレータ18のヒートシンク17にそれぞれ対
向して設けられた吸気孔2aを通じて吸い込まれ、シャ
フト6の軸に沿って流れて整流器12およびレギュレー
タ18を冷却し、その後第2のファン5bにより遠心方
向に曲げられて3相固定子巻線16のリヤ側のコイルエ
ンド16bを冷却し、排気孔2bから外部に排出され
る。一方、フロント側においては、第1のファン5aの
回転により、外気が吸気孔1aから軸方向に吸い込ま
れ、その後第1のファン5aにより遠心方向に曲げられ
て3相固定子巻線16のフロント側のコイルエンド16
aを冷却し、排気孔1bから外部に排出される。
【0032】また、回転子7の円盤部302には円盤部
301に固定された第1のファン5aと比較して径方向
の寸法が大きい第2のファン5bが取り付けられている
ので、ケース3内では回転子7を境にしてリア側がフロ
ント側よりも圧力が小さくなる。そのため、回転子7と
固定子8との間の隙間にはフロント側からリア側に冷却
風が流れるので、回転子7及び固定子8はより効率良く
冷却される。なお、この実施の形態では、リア側では、
吸気孔2aから排気孔1bまでの間に整流器12、ブラ
シ11、レギュレータ18等が配置されており、フロン
ト側と比較して通風抵抗が大きいので、回転子7の両円
盤部301、302に径方向の寸法が同一である第1の
ファン及び第2のファンを取り付けた場合でも、ケース
3内では回転子7を境にしてリア側がフロント側よりも
圧力が低く、回転子7と固定子8との間の隙間にフロン
ト側からリア側に冷却風が流れ、回転子7が冷却され
る。
【0033】また、回転子コイル13の外周面、及び回
転子コイル13と円盤部301、302との間には高熱
伝導性のワニスである樹脂400が含浸されているの
で、樹脂400による熱伝導性で回転子コイル13の冷
却性が向上し、銅損による界磁電流の低下を抑制でき
る。
【0034】ところで、上記構成の車両用交流発電機で
は、図16に示すように、円盤部301、302の軸線
方向の長さL1と、この円盤部301、302と径方向
において重なる固定子鉄心15の長さL2とのラップ率
(L2/L1)は、0.3以上で構成されている。その
ため、爪状磁極22、23から固定子鉄心15に磁束が
流入するとともに円盤部301、302からも直接固定
子鉄心15に磁束が流入することができ、磁路断面積が
増大して固定子巻線16を鎖交する磁束量が増大する。
【0035】図17は、特性上重要である低速回転であ
る2000rpmにおいて、ラップ比率と、磁束量、回
転子コイル13に流れる界磁電流I及び出力との関係を
本願の発明者が実験により求めた図であり、この図から
もラップ率が大きくなると磁路断面積が大きくなり、磁
気抵抗が小さくなって磁束量φが大きくなることが分か
る。また、界磁電流Iはラップ率が大きくなると、回転
子7の冷却風の経路である爪状磁極22、23間の谷部
401の通路断面積が小さくなり、回転子7内を流れる
冷却空気量が減少し、回転子コイル13の銅損によって
回転子コイル13の温度が上昇して抵抗が大きくなり所
定の値をピークに減少することが分かる。結果的には、
出力は磁束量の増加分を界磁電流の低下による起磁力減
少によって相殺されるため、出力はラップ比率(L2/
L1)を大きくしても0.3のときをピークに飽和現象
になる。
【0036】図18はラップ率(L2/L1)が例えば
0.3のときの爪状磁極22、23の外径R1と円筒部
300の外径R2との比率(R2/R1)と、磁束量φ
と、起磁力ATとの関係を本願の発明者が実験により求
めたときの図である。通常使用される起磁力である12
00〜2000ATの内、回転子コイル13の導線の線
径Dを0.90mm、0.95mm、1.00mmの3
種類の時の起磁力ATをパラメータとして関係を示し
た。この図から0.50〜0.54の範囲で安定的に高
出力を得ることが分かる。
【0037】また、コイルエンド16a、16bは、同
一形状の延出部30aが周方向にかつ径方向に互いに離
間して2列となって整然と配列されて構成されているの
で、回転子7内の冷却風の流れが阻害されることはな
い。また、全周にわたってコイルエンド16a、16b
は均等に冷却されるとともに、通風抵抗も低く、コイル
エンド16a、16bの冷却性が向上し、また風騒音が
低減される。また、コイルエンド16a、16bの先端
面では凹凸が少なくなり、スペース効率が高くなる。
【0038】なお、この車両用交流発電機は、3相、1
6極で、固定子鉄心15のスロット15aの数が96で
あり、固定子鉄心15のスロット数は、毎極、毎相当た
り2であるので、スロット数が増加し、それだけコイル
エンド16a、16bの延出部30aが増加し、コイル
エンド16a、16bの外気との接触面積が増大するの
で、コイルエンド16a、16bの冷却性が向上し、固
定子巻線16の高温化を抑制し、さらに出力向上に寄与
している。
【0039】実施の形態2.図19(a)はこの発明の
実施の形態2の車両用交流発電機の固定子8の斜視図で
あり、固定子8のコイルエンド16a、16bを高熱伝
導性の樹脂25で一体にモールドしてある。樹脂25
は、熱伝導率が0.5(W/mk)のエポキシ樹脂(主
剤)と熱伝導率が3.5(W/mk)のアルミナとを1:
4の割合で混合したものである。なお、この図では各相
の口出し線、中性点引き出し線は省略されている。この
実施の形態では、コイルエンド16a、16bには熱伝
導性の高い樹脂25で表面がフラットに設けられている
ので、回転子7内の冷却風がコイルエンド16a、16
bと干渉して流れることもなく円滑に迂回して流れ、回
転子7の冷却性が向上する。また、コイルエンド16
a、16bの温度分布が均一化し、固定子巻線16の高
温化を抑制することができる。
【0040】また、図19(b)に示すように、固定子
8の軸線方向の全長は、回転子7のポールコアの軸線方
向の全長よりも小さいので、遠心方向に流れる第1のフ
ァン5a、第2のファン5bの冷却風がコイルエンド1
6a、16bを覆った樹脂25に直接衝突することなく
円滑に流れ、固定子8及び回転子7の冷却性が向上す
る。
【0041】なお、上記実施の形態の固定子巻線16で
は、導線30を所定スロット数毎にスロット内でスロッ
ト深さ方向に内層と外層とを交互に採るように連続して
巻装し、コイルエンド16a、16bでは周方向にかつ
径方向に互いに離間して2列となって整然と延出部30
aが配列されているが、勿論このものに限定されない。
例えば、軸線方向に2重に重ねられた延出部が周方向に
配列されるものでもよい。また、上記実施の形態では、
導線30が4ターンの3相固定子巻線16について説明
したが、更に低速で高出力が要求される場合は、例えば
導線のターン数を6ターン、8ターンとし、コイルエン
ドの延出部を周方向に3列、4列になるようにしてもよ
い。また、上記各実施の形態では、16極の磁極数に対
して、固定子のスロット数を96スロットとしたが、1
2極の磁極数に対しては、3相で72個のスロット、2
0極の磁極数に対しては120のスロットを採用しても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る交流発電機によれば、回転方向に沿ってN極、
S極を交互に形成する回転子と、この回転子を囲った固
定子とを備え、前記回転子は、電流を流して磁束を発生
する回転子コイルと、この回転子コイルが巻装された円
筒部、この円筒部の両端部から径方向に延びた円盤部及
び円盤部から軸線方向に延びて前記回転子コイルを覆い
前記磁束により前記N極、前記S極に着磁される複数の
爪状磁極から構成されたポールコアとを含み、前記固定
子は、周方向に間隔をおいて軸線方向に延びて複数形成
されたスロットを有する固定子鉄心と、この固定子鉄心
に装着された固定子巻線とを含む交流発電機であって、
前記円盤部の軸線方向の長さL1と、この円盤部と径方
向において重なる前記固定子鉄心の長さL2との比率
(L2/L1)は、0.3以上であり、また前記爪状磁
極の外径R1と前記円筒部の外径R2との比率(R2/
R1)は、0.50≦(R2 / R1)<0.54の範囲
であるので、爪状磁極から固定子鉄心に磁束が流入する
とともに円盤部からも直接固定子鉄心に磁束が流入する
ことができ、磁路断面積が増大して磁束量が増大でき、
また回転子コイルの銅損も小さくて出力を向上させるこ
とができる。
【0043】この発明の請求項2に係る交流発電機によ
れば、回転子の両円盤部には形状が異なる第1のファン
及び第2のファンが取り付けられており、前記第1のフ
ァンと前記第2のファンとの回転により生じる圧力差で
前記回転子と固定子との間を冷却風が流れるようになっ
ているので、回転子コイルは積極的に冷却され、銅損に
よる界磁電流の低下を抑制できる。
【0044】この発明の請求項3に係る交流発電機によ
れば、回転子の両円盤部には形状がほぼ同一である第1
のファン及び第2のファンが取り付けられており、前記
第1のファンと前記第2のファンとの吸気側の通風抵抗
が異なることで生じる圧力差で前記回転子と固定子との
間を冷却風が流れるようになっているので、回転子コイ
ルは積極的に冷却され、銅損による界磁電流の低下を抑
制できる。
【0045】この発明の請求項4に係る交流発電機によ
れば、回転子コイルの外周面、及び回転子コイルと円盤
部との間には少なくとも樹脂が設けられているので、樹
脂による熱伝導性で回転子コイルの冷却性が向上し、銅
損による界磁電流の低下を抑制できる。
【0046】この発明の請求項5に係る交流発電機によ
れば、固定子巻線は、導線が固定子鉄心の端面側のスロ
ット外で折り返されて周方向に並んだ延出部で構成され
たコイルエンドが形成されているとともに、所定スロッ
ト数毎に前記スロット内でスロット深さ方向に内層と外
層とを交互に採るように連続して巻装された固定子巻線
部を複数有しているので、コイルエンドの整列が可能と
なり、回転子内の冷却風の流れが阻害されることなく回
転子の冷却性が向上する。また、コイルエンドの冷却性
が向上し、固定子巻線の高温化を抑制することができ
る。
【0047】この発明の請求項6に係る交流発電機によ
れば、コイルエンドには高熱伝導性の樹脂を備えている
ので、コイルエンドの冷却性が向上し、固定子巻線の高
温化を抑制することができる。
【0048】この発明の請求項7に係る交流発電機によ
れば、固定子の軸線方向の全長は、回転子のポールコア
の軸線方向の全長よりも小さいので、ファンの冷却風が
例えばコイルエンドで妨げられることなく円滑に流れ、
固定子及び回転子の冷却性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機の断面図である。
【図2】 図1の回転子の斜視図である。
【図3】 図1の固定子の斜視図である。
【図4】 図1の固定子の巻線図である。
【図5】 図1の車両用交流発電機の回路図である。
【図6】 図1の車両用交流発電機の3相固定子巻線の
製造途中の図である。
【図7】 図1の車両用交流発電機の3相固定子巻線の
製造途中の図である。
【図8】 図1の車両用交流発電機の3相固定子巻線を
構成する巻線アッセンブリの平面図である。
【図9】 図1の車両用交流発電機の3相固定子巻線を
構成する巻線アッセンブリの平面図である。
【図10】 図1の車両用交流発電機の3相固定子巻線
を構成する導線の要部を示す斜視図である。
【図11】 図1の車両用交流発電機の3相固定子巻線
を構成する導線の配列を説明する図である。
【図12】 図1の車両用交流発電機の固定子鉄心の構
造を説明する図である。
【図13】 図1の車両用交流発電機の固定子の製造工
程を説明する工程断面図である。
【図14】 図1の車両用交流発電機の3相固定子巻線
が積層体に装着された状態を示す平面図である。
【図15】 図1の車両用交流発電機の固定子の断面図
である。
【図16】 図1の固定子鉄心とポールコアとの位置関
係を説明するための図である。
【図17】 2000rpmにおける、ラップ比率と、
磁束量、回転子コイルに流れる界磁電流及び出力との関
係図である。
【図18】 爪状磁極の外径R1と円筒部の外径R2と
の比率(R2/R1)と、磁束量φとの関係図である。
【図19】 (a)はこの発明の実施の形態2の固定子
の斜視図、(b)は実施の形態2の車両用交流発電機の
要部断面図である。
【図20】 従来の車両用交流発電機の断面図である。
【図21】 図20の回転子の斜視図である。
【図22】 図20の固定子の斜視図である。
【図23】 図22の固定子鉄心の斜視図である。
【図24】 図22の固定子鉄心の要部正面図である。
【図25】 従来の車両用交流発電機の固定子鉄心とポ
ールコアとの位置関係を説明するための図である。
【符号の説明】
7 回転子、8 固定子、13 回転子コイル、15
固定子鉄心、15aスロット、16 3相固定子巻線、
16a フロント側コイルエンド(第1のコイルエン
ド)、16b リヤ側コイルエンド(第2のコイルエン
ド)、20,21 ポールコア部、22,23 爪状磁
極、25 樹脂、30 導線、30a延出部、300
円筒部、301,302 円盤部、300 樹脂。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−164499(JP,A) 特開 平11−243673(JP,A) 特開 平9−37519(JP,A) 特開 平8−107644(JP,A) 特開 平9−168266(JP,A) 特開 平5−236705(JP,A) 実開 平2−97844(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 1/24 H02K 1/32 H02K 3/12 H02K 9/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転方向に沿ってN極、S極を交互に形
    成する回転子と、 この回転子を囲った固定子とを備え、 前記回転子は、電流を流して磁束を発生する回転子コイ
    ルと、この回転子コイルが巻装された円筒部、この円筒
    部の両端部から径方向に延びた円盤部及び円盤部から軸
    線方向に延びて前記回転子コイルを覆い前記磁束により
    前記N極、前記S極に着磁される複数の爪状磁極から構
    成されたポールコアとを含み、 前記固定子は、周方向に間隔をおいて軸線方向に延びて
    複数形成されたスロットを有する固定子鉄心と、この固
    定子鉄心に装着された固定子巻線とを含む交流発電機で
    あって、 前記円盤部の軸線方向の長さL1と、この円盤部と径方
    向において重なる前記固定子鉄心の長さL2との比率
    (L2/L1)は、0.3以上であり、また前記爪状磁
    極の外径R1と前記円筒部の外径R2との比率(R2/
    R1)は、0.50≦(R2 / R1)<0.54の範囲
    である交流発電機。
  2. 【請求項2】 回転子の両円盤部には形状が異なる第1
    のファン及び第2のファンが取り付けられており、前記
    第1のファンと前記第2のファンとの吸気側の通風抵抗
    が異なることで生じる圧力差で前記回転子と前記固定子
    との間を冷却風が流れるようになっている請求項1に記
    載の交流発電機。
  3. 【請求項3】 前記回転子の両円盤部には形状がほぼ同
    一である第1のファン及び第2のファンが取り付けられ
    ており、前記第1のファンと前記第2のファンとの吸気
    側の通風抵抗が異なることで生じる圧力差で前記回転子
    と前記固定子との間を冷却風が流れるようになっている
    請求項1に記載の交流発電機。
  4. 【請求項4】 少なくとも回転子コイルの外周面、及び
    回転子コイルと円盤部との間には高熱伝導性の樹脂が設
    けられている請求項1ないし請求項3の何れかに記載の
    交流発電機。
  5. 【請求項5】 固定子巻線は、導線が固定子鉄心の端面
    側のスロット外で折り返されて周方向に並んだ延出部で
    構成されたコイルエンドが形成されているとともに、所
    定スロット数毎に前記スロット内でスロット深さ方向に
    内層と外層とを交互に採るように連続して巻装された固
    定子巻線部を複数有している請求項1ないし請求項4の
    何れかに記載の交流発電機。
  6. 【請求項6】 コイルエンドには、高熱伝導性の樹脂を
    備えている請求項5の何れかに記載の交流発電機。
  7. 【請求項7】 固定子の軸線方向の全長は、回転子のポ
    ールコアの軸線方向の全長よりも小さい請求項1ないし
    請求項6の何れかに記載の交流発電機。
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