JPS5940741Y2 - トランス - Google Patents

トランス

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Publication number
JPS5940741Y2
JPS5940741Y2 JP17573679U JP17573679U JPS5940741Y2 JP S5940741 Y2 JPS5940741 Y2 JP S5940741Y2 JP 17573679 U JP17573679 U JP 17573679U JP 17573679 U JP17573679 U JP 17573679U JP S5940741 Y2 JPS5940741 Y2 JP S5940741Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
bobbin
lead wire
primary winding
winding
Prior art date
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Expired
Application number
JP17573679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5694014U (ja
Inventor
次男 荻原
和明 渡辺
純彦 青木
幸二郎 妹尾
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP17573679U priority Critical patent/JPS5940741Y2/ja
Publication of JPS5694014U publication Critical patent/JPS5694014U/ja
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Publication of JPS5940741Y2 publication Critical patent/JPS5940741Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコイルボビンに改良を加えて信頼性に富み、か
つ生産−ヒの作業性に優れたトランスに関するものであ
る。
一般に高周波用の高圧トランスとしては1次巻線と2次
巻線の電位差が大きいことから1次巻線を巻回する低圧
用ボビンと2次巻線を巻回する高圧用ボビンをU字状の
フェライトコアを2個組合せて構成される磁心に組込ん
で構成されていた。
すなわち、第1図、第2図において、1はUU形のフェ
ライトコアを組合せて口字状に形成した磁心であり、こ
の磁心1の一磁脚には、端子ピン2を多数植設し、リー
ド線案内溝3を周側面に形成した端子板4を下端に備え
、上端の鍔5と端子板4との間に1次巻線6を巻回した
低圧用ボビン7が装着されるとともに、この1次巻線6
上に被せられ、2次巻線8を巻回した分割ボビンよりな
る高圧用ボビン9が装着されて構成されていた。
上記1次巻線6の巻始め、巻終り、中間タップなどのリ
ード線10はリード線案内溝3を通って端子ピン2に接
続され、2次巻線8の巻始めのリード線11も高圧用ボ
ビン9の下端鍔のスリット12から引出されて低圧用ボ
ビン7の端子板4の端子ピン2に接続され、2次巻線B
の巻終りのリード線は高圧用ボビン9の上端の鍔に設け
た高圧用端子13に接続されていた。
このような構成において、1次巻線6と2次巻線8とは
その線径が著しく異なっている。
すなわち、1次巻線6は太く、2次巻線8は細い線径の
ものとなっており、端子板4の端子ピン2に巻付けて半
田付する際、線径に応じた半田付温度で行なわなければ
ならず、一度にディップ方式で半田付すると細い線径の
リード線が断線してしまうといったことが発生するもの
であった。
したがって別々の半田付温度で半田付を行なう必要があ
り、太い線径のリード線10を最初端子ピン2に巻付け
て高い温度でディップ方式で半田付し、次に細い線径の
リード線11を端子ピン2に巻付けて低い温度でディッ
プ方式で半田付していた。
これは、作業性の点で不利になるとともに、2度半田付
される太い線径のリード線10部に半田が多量に付着し
て経済的に不利になるものであった。
また、低圧用ボビン7と高圧用ボビン9が嵌合されてい
るだけのため、いずれかが回動すれば、リード線11が
断線してしまうといった欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
以下、本考案の実施例を図面第3図、第4図により説明
する。
14はUU形のフェライトコアを組合せて構成される口
字状の閉磁路からなる磁心で、この磁心14の一磁脚に
は1次巻線15.2次巻線16が装着されている。
この1次巻線15は下端に端子板1T、上端に鍔18を
もった低圧用ボビン19に巻回され、上記端子板17の
下面には数本の端子20が植設されるとともに、1次巻
線150巻始め、巻終り、中間タップなどのリード線2
1を端子20まで案内するガイド溝22が周側面に設け
られ、さらに下面に磁心14の一部をはめこむ凹溝23
、そして、上下方向に貫通する透孔24が設けられて構
成されている。
また、2次巻線16は多数の鍔25を有する分割ボビン
によって構成される高圧用ボビン26に巻回され、この
高圧用ボビン26の下端鍔25には2次巻線16の巻始
めのリード線27を引出すスリット28が設けられると
ともに端子29を植設した下方への突部30が設けられ
、リード&!7は端子29に配線されている。
この高圧用ボビン26は1次巻線15の外周に被せられ
、突部30は端子板17の透孔24にはまりこみ、端子
29を端子20と同様に下方に突出させる。
このように低圧用ボビン19には1次巻線15のリード
線21を接続する端子20のみを設け、高圧用ボビン2
6には2次巻線16のリード線27を接続する端子29
が設けられているので、それぞれ巻線作業後、端子に巻
付け、別々の半田槽にディップして半田付処理できる。
したがって1次巻線15側のリード線21側に余分に半
田が付着することもなく経済的に有利となり、2次巻線
16のリード線27の半田付時の断線も無くなる。
また、低圧用ボビン19に対して高圧用ボビン26は突
部30と透孔24のはまり合いで回転方向に固定される
ため、品質の安定化が計れる。
さらに各ボビンに巻回される巻線のリード線がそれぞれ
のボビンに設けた端子に接続されるため結合後も断線す
るおそれもなく、信頼性の向上が計れる。
なお、2次巻線160巻終りのリード線はそのま\整流
用ダイオードの端子に接続してもよく、高圧用ボビン2
6の下端鍔25に突部30に植設した端子29を2個設
けて同様に配線し、低圧用ボビン19の端子板17に2
つの透孔24を設けて組立てる構成としてもよい。
以上のように本考案のトランスは構成されるため、端子
への各リード線の配線、半田付の作業が容易に行なえて
作業性の向上と、余分な半田の付着を無くして経済的に
有利とし、両ボビン間も透孔にはまり合う突部によって
結合されて断線の発生も全くなくなり、信頼性の大幅な
向上が計れ、実用的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトランスの斜視図、第2図は同要部の分
解斜視図、第3図は本考案のトランスの一実施例を示す
斜視図、第4図は同要部の分解斜視図である。 14・・・・・・磁心、15・・・・・・1次巻線、1
6・・・・・・2次巻線、17・・・・・・端子板、1
8・・・・・・鍔、19・・・・・・低圧用ボビン、2
0・・・・・・端子、21・・・・・・リード線、22
・・・・・・ガイド溝、23・・・・・・凹溝、24・
・・・・・透孔25・・・・・・鍔、26・・・・・・
高圧用ボビン、27・・・・・・リード線、28・・・
・・・スリット、29・・・・・・端子、30・・・・
・・突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉磁路を構成する磁心の磁脚に1次巻線を巻装した低圧
    用ボビンと、この1次巻線上に被せられる2次巻線を巻
    装した高圧用ボビンを装着してなるトランスにおいて、
    −上記低圧用ボビンの一端に設けた端子板の下面に1次
    巻線のリード線を接続する端子を植設するとともにこの
    端子板に上下に貫通する透孔な設け、高圧用ボビンの下
    端鍔の下面に上記端子板の透孔にはまり合う突部な設け
    、この突部に2次巻線のリード線を接続する端子を植設
    してなるトランス。
JP17573679U 1979-12-18 1979-12-18 トランス Expired JPS5940741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17573679U JPS5940741Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 トランス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17573679U JPS5940741Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 トランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5694014U JPS5694014U (ja) 1981-07-25
JPS5940741Y2 true JPS5940741Y2 (ja) 1984-11-20

Family

ID=29686396

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JP17573679U Expired JPS5940741Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 トランス

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