JPS63164410A - 変成器 - Google Patents

変成器

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JPS63164410A
JPS63164410A JP61312165A JP31216586A JPS63164410A JP S63164410 A JPS63164410 A JP S63164410A JP 61312165 A JP61312165 A JP 61312165A JP 31216586 A JP31216586 A JP 31216586A JP S63164410 A JPS63164410 A JP S63164410A
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JP
Japan
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winding
lead wire
winding frame
frame
wound
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Pending
Application number
JP61312165A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Matsuda
正義 松田
Masayuki Mizushima
水島 正之
Katsumi Matsumura
勝己 松村
Yutaka Hirooka
裕 広岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP61312165A priority Critical patent/JPS63164410A/ja
Publication of JPS63164410A publication Critical patent/JPS63164410A/ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分合 本発明は各種の音響機器、映像機器、産業機器などに使
用する変成器に関するものである。
従来の技術 第6図IL % Oは従来の変成器の巻枠の組立工程順
の構造を示す。第6図は1次巻枠の巻線を示し第7図は
2次巻枠の巻線を示し、又第8図は変成器の線輪図を示
す。そして第9図は従来の変成器の断面を示したもので
ある。
第5図、第6図、第7図及び第8図及び第9図を用いて
説明する。巻枠構造は第6図の如く1次巻枠1oの上に
2次巻枠11を挿入嵌合し、更に3次巻枠12を2次巻
枠11の上に挿入嵌合する構造である。次に第6図を用
いて説明する。まず1次巻枠10に巻線1を巻回してコ
イル1を構成し、巻初めリード線1Sは下端鍔17に設
けた引出し溝27を通して金属ピン端子18の根元に巻
付けられる。又巻終シリードl111rは下端鍔14の
内壁14aより垂直に下方に引出され引出し溝27全通
して金属ピン端子18の根元に巻付けられる。その後絶
縁テープ13&をコイル1の全面を被うように巻回する
。次に1次巻枠1oの下端鍔14の外周に2次巻枠11
の下端鍔28の筒穴部28&を添わせて1次巻枠10の
下端鍔17の方に向って巻枠11を挿入嵌合する。次に
第7図を用いて説明する。2次巻枠11に巻線2を巻回
しコイル2を形成する。その巻初めリード線2Sは2次
巻枠11の下端鍔28に設けたリード引出し溝22全通
し更に1次巻枠1oの引出し溝27全通して金属ピン端
子18の根元に巻付けられる。
又巻終りリード線2fは2次巻枠11の下端鍔19の内
壁側192Lより垂直に下方へ引出され、巻初めリード
線2Sと同じように巻枠11の引出し溝22、巻枠1o
の引出溝27を通して巻枠1oの金属ピン端子18の根
元に巻付けられる。そして絶縁テープ13bをコイル2
の全体を被うように巻回する。
続いて第7図と第9図を用いて説明する。次に巻線3を
2次巻枠11の下端鍔28の内壁281Lより中央に向
って巻回し更に巻線4を巻線3の巻終り端面に添せて2
次巻枠11の下端鍔17に向って巻回し、それぞれコイ
ル3.コイル4を形成する。両巻初めリード線、巻終シ
リード線はコイル2と同じように2次巻枠11の引出し
溝22.1次巻枠1oの引出し溝27の間を通して2次
巻枠11の金属ピン端子18の根元に巻付けられる。
更にコイル3.コイル4、そのfi未s線スペース全面
を被うように絶縁テープ130を巻回する。
次に絶縁テープ130を介してコイル4の巻終シ端面4
eより2次巻枠11の下端鍔17に向って巻線5を巻回
してコイル6を形成し、更にコイル3.4.5の全体を
被うように絶縁テープ13dを巻回する。コイル6の巻
初めリード線、巻終りリード線はコイル3,4と同じよ
うに2次巻枠11の引出し溝22.1次巻枠1oの引出
し溝2了を通して1次巻枠1Qの金属ピン端子18の根
元に巻付けられる。
その後、巻線6を2次巻枠11の下端鍔28より下端鍔
17に向って巻回しコイル6を形成する。
そしてその巻初めリード線は2次巻枠11の引出し溝2
2.1次巻枠1oの引出し溝27を通して1次巻枠10
の金属ピン端子18の根元に巻付けられる。又巻終シリ
ード線は2次巻枠11の下端鍔19の内壁から垂直に下
方に引出され巻初めリード線と同じように引出し溝22
.27を通して金属ピン端子18の根元に巻付けられる
。その後、コイル6の全面を被うように絶縁テープ13
15を巻回し2次巻枠11内における巻線コイル2,3
゜4.5.6を完成する。
次に2次巻枠11の下端鍔19の外周に3次巻枠12の
下端鍔29の筒穴部291Lを添せて2次巻枠11の下
端鍔28の方に向って3次巻枠12を挿入嵌合する。第
5図に示すように巻線7を2次巻枠11の下端鍔29の
内壁290より下端鍔23に向って巻回しコイル7を形
成する。巻初めリード線は3次巻枠12のリード引出し
溝26を通して更に1次巻枠10の引出し溝27を通し
金属ピン端子18に巻付けられる。又巻終りリード線7
fは3次巻枠12の下端鍔23の内壁側23!Lより垂
直に下方に引出され巻初めと同じように引出し溝26 
、27を通して金属ピン端子18の根元に巻付けられる
。そしてコイル7の全面を被うように絶縁テープ13f
’を巻回し、第9図に示すように巻線8を3次巻枠12
の下端鍔29の内壁側より下端鍔23に向って巻回しコ
イル8を形成する。両巻初めリード線、巻終りリード線
はコイル7と同じように引出し溝26.27を通して金
属ピン端子18の根元に巻付けされる。次にコイル7.
8全面が被われるように絶縁テープ13gを巻回し3次
巻枠12内における巻線コイル7゜8を完成する。以上
のように完成したコイルの金属ピン端子18には各リー
ド線が巻付けられており半田ディツプすることにより、
金属ピン端子1日とリード線を半田接続する。更にRE
形の1方に磁心9を3次巻枠12の下端鍔23より挿入
し、他方の磁心9′を1次巻枠10の下端鍔17の方よ
り挿入しかつ固定した変成器である。
発明が解決しようとする問題点 この変成器は1次巻枠10.2次巻枠11.3次巻枠1
2の3つのプラスチックス成型巻枠より構成され、巻線
、絶縁テープを巻回し、リード線を金属ピン端子18に
巻付は固定した1次巻枠1゜の上に2次巻枠11を挿入
嵌合し、更に巻線、絶縁テープを巻回し、リード線を金
属ビン端子18に巻付ける。そうして完成された2次巻
枠11の上に3次巻枠12を挿入嵌合する。そして巻線
絶縁テープを巻回し、リード線を金属ビン端子18に巻
付は固定した構造であり、次のような問題がある。
第6図を用いて説明する。
1次巻枠10には上面に下端鍔14、下面に下端鍔17
を有し下端鍔17には引出し溝27及び金属ビン端子1
8が植設されている0その1次巻枠10に巻線1を巻回
する。巻初めリード線1Sは規定の引出し溝27を通し
て規定の金属ビン端子18に巻付は固定される。そして
下端鍔1了の内壁171Lより順次下端鍔14に向って
巻線1を巻回し下端鍔14の内壁14Lまで巻線され、
その後巻終りリード線1fは、垂直に下方に折り曲げら
れ下端鍔17に設けた引出し溝27を通して金属ビン端
子18の根元に巻付けられる。更にこの巻線1の外周全
面を被うように絶縁テープ13aを巻回し1次コイルを
完成する0この絶縁テープ13&を巻回する目的は巻終
りリードM1f’の引き出し位置、あるいは巻回された
銅線が振動などによって移動しないようにするものであ
る。仮に巻終シリード線1fが11Lの如く移動したと
すれば巻線1の側面方向の寸法は銅線径分だけ増加し次
工程の2次巻枠11が挿入できないことになる。
又引出し位置はもとより銅線と銅線の寸法が振動などに
よって変化すると分布容量が変化することにより高周波
下における電気性能に大きく影響を及ぼすことになる。
従って絶縁テープ13aは巻終りリード線1fをしっか
りと固定すると共に、2次巻枠11に干渉せずスムース
に挿入嵌合できるよう1次巻枠1゜からのはみ出し、端
面の浮上がり、たくれなど注意を必要とする。そして2
茨巻枠11の下端鍔28の筒状部281Lを1次巻枠1
oの下端鍔14の外周に添わせて上部より挿入嵌合する
0 次に2次巻枠11における巻線について第7図を用いて
説明する。2次巻枠11には上面に下端鍔14、下面に
下端鍔28を有し下端鍔28にはリード引出し溝22を
有する。
まず巻線2を下端鍔28の内壁側2a&より下端鍔14
に向って巻回する。巻初めリード線2Sは規定の引出し
溝22を通し更に1次巻枠10の下端鍔17に設けた引
出し溝27を通し金属ビン端子18の根元に巻付けられ
る。又巻終りリード線2fは2次巻枠11の下端鍔14
の内壁側191Lまで巻回されてから垂直に下方に折り
曲げられ下端鍔28に設けた引出し溝22を通して1次
巻枠10の金属ビン端子18の根元に巻付けられる。
更にこの巻線2の外周全面を被うように絶縁テープ13
bを巻回する。尚、この絶縁テープ13bの目的は上部
に巻回する巻線39巻線49巻線5との絶縁、あるいは
巻線2の凹凸を絶縁テープ13bによって平らにし巻線
3,4.5を整列に巻きやすくすることと、更には巻終
シリード線2fの固定、及び銅線が振動などによって移
動しないようにするものである。仮に巻終シリード線2
fが21Lの如く移動したとすると巻線2の側面方向の
寸法は銅線径分だけ増加し3次巻枠12が挿入嵌合でき
ないことになる。更には巻終りリード線2fが垂直に引
出されず21Lの如く斜めに引出された場合、絶縁テー
プ13bを巻回後、巻線3゜巻線41巻線6を巻回する
と絶縁テープ13bが斜めにふくらむため整列巻きが極
めて困難になる。
結果として巻線外径が大きくなり3次巻枠12の挿入嵌
合が困難になったり、銅線間の距離が大きくなり分布容
量が異なる。そのため高周波下における電気性能に大き
く影響を及ぼすことになる。
第9図の変成器の断面図の如く順次巻線39巻線4.絶
縁テープ13C9巻線6.絶縁テープ 。
13d1巻線6.絶縁テーグ1361を施こす。巻初め
リード線、巻終りリード線の位置、及び絶縁テープを巻
回する方法は前記巻線2と同じ内容である。
そうして完成された2次巻枠11の下端鍔14の外周に
添わせて3次巻枠12の下端鍔29の筒穴部29flL
に当てながら挿入嵌合する。次に第9図の変成器の断面
図の如く挿入嵌合された3次巻枠12の上に順次巻線了
、絶縁テープ13f9巻線8.絶縁テープ13[を施こ
す。巻初めリード線1巻終りリード線の位置、及び絶縁
テープを巻回する方法は前記巻線2と同じ内容である。
以上のようにこの変成器は銅線を巻回しその外周を絶縁
テープにて巻回固定する構造である。そしてその絶縁テ
ープにより絶縁9巻初めリード線。
巻終シリード線、線輪間内における銅線の位置決めと固
定といった重要な役割を占めている。各巻線の上に単純
に巻回する作業であるが、極めてシビアな精度が要求さ
れる。例えば絶縁テープが線輪よりずれると下巻線と上
巻線の絶縁不良となる。
又絶縁テープの締付は不足、巻初め巻終り端面の浮き、
たくれ等が発生すると絶縁テープ面に凹凸ができる。結
果として絶縁テープの上巻線の整列性がくずれ巻線外径
寸法が大きくなり、ひいては2次巻枠11.3次巻枠1
2の挿入嵌合が不可能となる。その上巻初めリード緋9
巻終りリード線あるいは同一線輪間における銅線が固定
化されず振動などによシ移動し、同一線輪間、又は他線
輪間との寸法が変化することにより分布容量が変化し電
気性能がバラツク要因となる。
以上のような不良を防止するため、線輪間室圧が低く絶
縁テープの必要のないものまで絶縁テープを巻回してい
るのが実情であった。そのため絶縁テープ材厚弁だけ線
輪間の距離が離れ結合が悪くなる欠点を有していた。
以上述べたように絶縁テープの巻回にょシミ気性能面で
劣化したりバラツク原因となり、又その作業は極めて精
度を要し、手作業でしか実現できず結果として自動化で
きない原因とされていた。そのため、コスト的にも高く
品質的にもバラツキが大きい等の欠点を有していたのが
実態である。
そこで本発明は複数の巻枠を挿入嵌合する各巻枠のおの
おのの上端鍔の上方向に角又は円柱状の突起を設けそれ
をはさみ込むようなコの字状の一対の切欠き溝を一組又
は数組設け、そして巻終りリード線を引っ張りながら上
端鍔に設けたコの字状の切欠きの中に通し上方向に突出
した柱状の突起に引っかけてから折9曲げ又コの字状の
切欠きの中を通して下方向に引出され引き出し溝を通し
て金属ピン端子に巻付けられる構造としたものである。
いわゆる巻終りリード線は、引っ張りながら一度上端鍔
に設けられた突起に引っかけてから金属ピン端子に巻付
けるため、巻終り位置が確実に固定され、振動等により
巻線は移動しない。線輪間室圧が低く絶縁テープを必要
としないものは絶縁テープを省略することが可能となり
、電気性能の向上、作業能率の向上を図ることができる
又絶縁テープを必要とするものについても、巻終りリー
ド線がくずれることがないため工程をリード配線工程と
絶縁テープ巻回工程に分離することが可能となり生産能
率の向上を図り更には自動化が容易となる。以上のよう
に本発明は巻終りリード線を上端鍔の突起に引っかけて
から金属ピン端子に巻付けることにより品質、電気性能
2作業能率等の向上が図れる変成器を提供しようとする
ものである。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点1−1決する本発明の技術的手段は複数個挿
入嵌合する巻枠のそれぞれの上端鍔の上方向に角又は円
柱状の突起を設けそれをはさみ込むようなコの字状の一
対の切欠き溝を1組又は数組設け、巻終りリード線をそ
の切欠き溝の中を通して柱状の突起に引っかけ、更に折
シ返し切欠き溝を通して下方に引出し巻枠下端鍔の金属
ピン端子に巻付ける構成としたものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、巻枠の上端鍔の上方向に角又は円柱状の突起
を設けそれをはさみ込むようなコの字状の切欠き溝を1
組又は数組設けた巻枠で巻終りリード線をその切欠溝を
通し柱状の突起に引っかけ、更に折り返し上端鍔の切欠
溝を通して下方に引出され巻枠下端鍔に設けた引出し溝
の中を通し金属ピン端子に巻付けられる構造である。
巻終りリード線は適当な張力を持って上端部の切り欠き
溝を通して柱状の突起に引っかけられるため巻終り位置
は固定化しておシ、またそのリード線はそのまま下方へ
引出され金属ピン端子に巻付けられるため、リード線の
たるみなどが生じない構造である。いわゆる下端鍔に設
けた切欠溝、柱状の突起等の数箇所のコーナ一部に巻終
りリード線が引っかけられる形となり、仮に柱状の突起
部から金属ピン端子の間の巻終りリード線がゆるんだと
しても上記コーナ一部の抵触抵抗により、線輪内又は、
巻終って突起までの間の巻終りリード線は巻線張力が保
存される構造となる。更にリード線巻終υ位置は成型品
より造られた巻枠で下端鍔の切欠き溝、あるいは柱状の
突起により固定化されることになる。
以上のように絶縁テープを巻回しなくても引出位置の固
定化が図れ、又振動などに対し巻終りリード線、巻線内
における銅線の位置の変動のない変成器とすることがで
きる。結果として、線輪間電圧が低く絶縁テープの必要
のないものは絶縁テープを廃止することが可能となり、
又絶縁テープの必要なものについても、巻終りリード線
がくずれることがないため、金属ピン端子に巻付ける工
程と絶縁テープ巻回工程と分離することができ、作業能
率の向上、更には自動化が容易となる。更に巻終り位置
が固定化されているため、上部に絶縁テープを巻回した
場合、絶縁テープ表面の凹凸が少なく巻線の整列性が大
幅に向上し巻線外径を小さくすることが可能とな9巻枠
に池の巻枠が挿入できないとか、巻枠に磁心が挿入でき
ないといった品質不良が低減できる。
電気性能面においても、絶縁テープを廃止することによ
り、他線輪間との距離が小さくなり、結合係数が向上、
漏れインダクタンスの低減が図わ、又巻終シリード線が
固定化されているため、巻初めリード線と巻終りリード
線間の分布容量が安定化し高周波下での電気性能のバラ
ツキが減少する。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図a−cは本発明の変成器を構成する全体的な巻枠
の組立工程順の外観図を示す。第2図は1次巻枠におけ
る巻線、第3図は2次巻枠における巻線、第4図は本発
明の変成器の断面図である。第1図aおよび第2図にお
いて1次巻枠の巻線について説明する。1次巻枠10の
上部には下端鍔14、下部には下端鍔17を設ける。そ
して下端鍔14の外周の一部には上方向に突出する4角
柱状の突起16を設け、それをはさみ込むように一対の
切欠溝16を設ける0又下端鍔17には複数個の引出し
溝27を有し、更に下面に金属ビン端子18を設ける。
そうした1次巻枠1゜において、巻初めリード線1Sを
金属ビン端子18に数回巻付け、1次巻枠10の下端鍔
17の内壁172Lより巻線1を規定の張力で下端鍔1
4の内壁14aに向って規定数巻回する。そして巻終っ
た巻終りリード線1fは下端鍔14に設けた切欠き溝1
6fc通し、更に4角柱の突起16に引っかけ、他方の
切欠き溝16全通して、まっすぐ下方に引出し、リード
引出し溝27を通し金属ビン端子18に巻付ける。そう
して巻線された1次巻枠10の下端鍔14の外周に2次
巻枠11の下端鍔28の筒穴部28&を添わせて上部よ
り押し込み挿入嵌合する。その形状は第1図すのように
なる。
次に2次巻枠11における巻線を第3図を用いて説明す
る。上記のように巻線された1次巻枠1゜の外側に成型
品よシなる2次巻枠11を挿入嵌合する。その2次巻枠
11の上部には下端鍔19を有し下部には下端鍔28を
設ける。そして下端鍔19の一側の周縁には、上方向に
突出する円柱状の突起20を設け、それをはさみ込むよ
うに一対の切欠溝21を設ける。そうした突起20と切
欠溝21のベアを信組か設ける。更に下端鍔28にはリ
ード引出し溝22を設け、又下端鍔28の両端には1次
巻枠10の切り欠き部172Lにはまり込む突起281
Lが設けられている。上部より2次巻枠11を挿入嵌合
することによって結合し一体化する構造である。
次に巻線20巻初めリード線2Sを金属ピン端子18に
巻回してから、1次巻枠1oの下端鍔17に設けたリー
ド引出し溝27全通し、更に2次巻枠11の下端鍔28
に設はリード引出し溝22を通し下端鍔28の内壁28
JLに添わせて、規定の張力で規定回数下端鍔の内壁1
9ajC向って巻回する。そして巻終った巻終りリード
線2rは下端鍔19に設けた切欠き溝21を通し、更に
円柱状の突起2oに引っかけ、他方の切欠溝21を通し
てまっすぐ下方に引出す。そして規定のリード引出し溝
22.27を通して金属ピン端子18に巻回する。そう
して巻回された巻線2の上に絶縁テープ13bを巻回す
る。以上のような要領で巻線4、巻線6を巻回し2次巻
枠11の巻線を完了する。この内容は本発明の変成器の
断面図第4図に示す。次に2次巻枠11の下端鍔14の
外周に3次巻枠12の下端鍔29の節穴部291Lを添
わせて上部より押え挿入嵌合する。そして3次巻枠12
の下端鍔29の両端に設けた突起29bを、1次巻枠1
0の下端鍔17に設けた切欠き17&をはめ合せること
によって結合し一体化する構造である。この状態を第1
図Cに示す。
そのような一体化した3次巻枠12の上に前記巻線2と
全く同様な方法により巻回する。最後に巻線8を巻回し
絶縁テープ13gを巻回して3次巻枠12の巻線を完了
する。
次に金属ピン端子18に巻付けられたリード線を半田デ
ィツプにより半田接続し、その後第4図の如く、磁性材
からなるE形の磁心9を3次巻枠12の下端鍔23より
挿入し、他方の!形の磁心9′を1次巻枠10の下端鍔
17の方より挿入し、かつ固定して変成器を完成する。
なお、上記実施例では3つの巻枠を用いたものについて
説明したが2つの巻枠を組合せる構成であってもよい。
発明の詳細 な説明したように、本発明は複数の巻枠を挿入嵌合する
各巻枠の下端鍔に突起と切欠きを設け、その突起に巻終
りリード線を引っかけてから金属ピン端子に、配線巻付
けすることで絶縁テープを。
巻回しなくても、引出し位置の固定化が図れ、又振動な
どに対し巻線が変動しない変成器とすることができた。
結果として使用電圧が低く絶縁テープの必要のないもの
は絶縁テープを廃止することが可能となり、その材料費
と労務費が低減できる。又絶縁テープが必要なものにつ
いても巻終りリード線がくずれることがないため金属ピ
ン端子に配線する工程と絶縁テープの巻回工程と分離す
ることができ、作業能率の向上が図れ、更には自動化が
容易となる。更に巻終り位置が固定化されているため上
部に絶縁テープを巻回した場合、絶縁テープ表面の凹凸
が少なく巻線の整列性が大幅に向上し巻線外径を小さく
することが可能となり、各巻枠間、あるいは磁心間との
挿入嵌合不良が低減する0又電気性能面においても絶縁
テープを廃止することにより池線輪間との距離が小さく
なり結合係数が向上、漏れインダクタンスの低減を図る
ことができる。又巻終りリード線が固定化されているた
め巻初めリード線と巻終り距離が固定化され、その分布
容量も安定化し高周波下での電気性能のバラツキが減少
する等大きなメリットがある。
【図面の簡単な説明】
第1図a % cは本発明の変成器の一実施例で組立工
程における主要部の斜視図、第2図は本発明の1次巻枠
における巻線工程を示す正面図、第3図は本発明の2次
巻枠における巻線工程を示す正面図、第4図は本発明の
変成器の断面図、第5図IL % cは従来の変成器の
組立工程における主要部斜視図、第6図は従来の1次巻
枠における巻線工程を示す正面図、第7図は従来の2次
巻枠における巻線工程を示す正面図、第8図は同変成器
の配線図、第9図は従来の変成器の断面図である01・
・・・・・巻線、2・・・・・・巻線、3・・・・・・
巻線、4・・・・・・巻線、6・・・・・・巻線、6・
・・・・・巻線、T・・・・・・巻線、8・・・・・・
巻線、9,9′・・・・・・磁心、10・・・・・・1
次巻枠、11・・・・・・2次巻枠、12・・・・・・
3次巻枠、13・・・・・・絶縁テープ、14・・・・
・・下端鍔、16・・・・・・突起、16・・・・・・
切欠き溝、17・・・・・・下端鍔、18・・・・・・
金属ピン端子、19・・・・・・下端鍔、20・・・・
・・突起、21・・・・・・切欠き溝、22・・・・・
・リード引出し溝、23・・・・・・下端鍔、24・・
・・・・突起、25・・・・・・切欠き溝、26・・・
・・・リード引出し溝、27・・・・・・リード引出し
溝、28・・・・・・下端鍔、29・・・・・・下端鍔
0代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名l
−警  諌 9− 膳  に 10− /次尋粋 II −2次委枠 14−よS舘 15−笑  起 8−下烏鍔 W&2図 第4図 第5図 第6図 第7図 第5rIA 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の巻枠を挿入嵌合するおのおのの巻枠にはコイルを
    巻回する筒状部を有し、この筒状部の上下端外周には上
    端鍔部及び下端鍔部を設けると共に、最も内側の巻枠の
    下端鍔には金属ピン端子を植設し、他の巻枠の下端鍔に
    は内側の巻枠の下端鍔に設けたリード引出し溝の中には
    まり込むコの字形状のリード引出し案内壁を設け、更に
    各巻枠の上端鍔にはそれぞれ、上方向に角又は円柱状の
    突起を設けそれをはさみ込むようなコの字状の一対の切
    欠き溝を1組又は数組有しその突起にリード線を引っか
    けてから下端鍔に設けた金属ピン端子に巻付けて接続し
    た変成器。
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