JPH09162042A - トランス - Google Patents

トランス

Info

Publication number
JPH09162042A
JPH09162042A JP31623495A JP31623495A JPH09162042A JP H09162042 A JPH09162042 A JP H09162042A JP 31623495 A JP31623495 A JP 31623495A JP 31623495 A JP31623495 A JP 31623495A JP H09162042 A JPH09162042 A JP H09162042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
lead
transformer
coil bobbin
bobbin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31623495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazusuke Mori
一左 森
Katsumi Tsuji
勝美 辻
Sadahiro Furuya
貞啓 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31623495A priority Critical patent/JPH09162042A/ja
Publication of JPH09162042A publication Critical patent/JPH09162042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は各種電子機器に使用されるトランス
に関するものであり、部品点数の削減により作業性の向
上を目的とするものである。 【解決手段】 コイルボビン7の鍔部7aに設けられた
複数のコイル引き出し溝17のうち、少なくとも一つの
コイル引き出し溝は下側のコイル9の巻高さと同等かあ
るいは高いコイル引き出し溝17bとしたものであり、
上記構成により、下側のコイル9と上側のコイル12の
引き出し線16間の絶縁距離(縁面距離)を確保して、
下側のコイルの一部を覆っていた絶縁テープの介在を廃
止し、部品点数の削減による作業性の向上とコイルの巻
線の自動化を可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に用い
られるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図5〜図8(b)により説
明する。まず、同図によると、1は内側のコイルボビン
であり、2はこのコイルボビン1に巻回されたコイルで
あり、4は上記コイルボビン1の鍔部1aに圧入固着さ
れた端子であり、5は上記コイルボビン1の鍔部1aに
設けられた引き出し溝3を介して上記端子4に巻き付け
られ半田6より固着される上記コイル2の引き出し線で
ある。
【0003】7は外側のコイルボビンであり、8はこの
コイルボビン7の鍔部7aの近傍に略半分が貼り付けら
れた絶縁テープであり、9はこの絶縁テープ8上および
コイルボビン7上に巻回された下側のコイルであり、1
5は上記コイル9の引き出し線であり、上記下側のコイ
ル9の巻回後、上記絶縁テープ8は折り返されて上記下
側のコイル9の上面の一部を覆っている。
【0004】11は上記コイルボビン7の巻幅b以上の
幅で1巻以上巻かれた絶縁テープであり、12は上記鍔
部7aから絶縁距離aをあけて上記絶縁テープ11上に
巻回された上側のコイルである。
【0005】16は上側のコイル12の引き出し線であ
り、上記下側のコイル9の引き出し線とともにコイルボ
ビン7の鍔部7aに設けられた夫々の引き出し溝17を
介して上記コイルボビン7の鍔部7aに圧入固着された
夫々の端子14に巻き付けられ、半田18により固着さ
れる。
【0006】19はE型磁芯であり、20はI型磁芯で
あり、外側コイルボビン7に内側コイルボビン1を挿入
し、上記磁芯19および20を組み込み接着固定するこ
とで図6のトランスを構成するものである。なお、13
は上側のコイル12上に巻かれる絶縁テープである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては上記下側のコイル9の引き出し溝17から
の露出部分とコイル12の引き出し線16の絶縁距離
(縁面距離)を確保するためにコイル9の一部を絶縁テ
ープ8で覆っているが、絶縁テープ8の貼り付け作業が
生産性のネックとなったり、また、コストダウンのネッ
クともなっていた。
【0008】本発明は上記絶縁テープを用いずにコイル
と引き出し線間の絶縁距離(縁面距離)を確保し、生産
性・品質・経済性に優れたトランスを提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のトランスは、コイルボビンに複数のコイルを
層状に巻回してなるトランスにおいて、上記コイルボビ
ンの鍔部に設けられた複数のコイル引き出し溝のうち少
なくとも上側のコイルの引き出し線の引き出し溝を下側
のコイルの巻高さと同等かあるいは高い位置となるよう
に構成したものである。
【0010】上記構成により、下側のコイルと上側コイ
ルの引き出し線間の絶縁距離(縁面距離)を鍔部と上下
のコイル間に巻いた絶縁テープで確保できるので、下側
のコイルの引き出し溝からの露出を防止するために部分
的に下側のコイルを覆っていた絶縁テープが削除でき、
作業性が向上するとともに、巻線の自動化が可能となる
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コイルボビンに複数のコイルを層状に巻回してなる
トランスにおいて、上記コイルボビンの鍔部に設けられ
た複数のコイル引き出し溝のうち、少なくとも上側のコ
イルの引き出し線のコイル引き出し溝を下側のコイルの
巻高さと同等かあるいは高い位置となるように構成した
ため、下側のコイルと上側コイルの引き出し線間の絶縁
距離(縁面距離)を鍔部と上下のコイル間に巻いた絶縁
テープとで確保できるので、下側コイルの一部を覆って
いた絶縁テープが削除でき、作業性が向上するととも
に、巻線の自動化が可能となるものである。
【0012】以下本発明の実施の形態について図1〜図
4(b)により説明する。なお、説明にあたっては従来
技術と同一部分は同一番号を付し、説明を省略して説明
する。
【0013】図1は分解斜視図であり、図2は斜視図で
あり、図3は要部である外側のコイルボビンの引き出し
溝を説明するための側断面図であり、図4(a)は同コ
イルボビンの上面図であり、図4(b)は同側断面図で
ある。
【0014】同図によると、17aは外側のコイルボビ
ン7の鍔部7aに設けられた下側の引き出し溝であり、
溝の深さはコイル9の巻高さより深い位置になるように
設定されており、コイル9の引き出し線15はこの第1
の引き出し溝17aを通じて端子14に巻き付けられ、
半田付け固定される。
【0015】17bは外側のコイルボビン7の鍔部7a
に設けられた第2の引き出し溝であり、溝の深さは下側
のコイル9の巻高さより高いかまたは同じ位置になるよ
うに設定されており、コイル12の引き出し線16はこ
の第2の引き出し溝17bを通じて端子14に巻き付け
られ、半田付け固定される。
【0016】なお、従来技術と異なり絶縁テープ8は使
用されていない。以上のように、引き出し溝17bの溝
の深さを下側のコイル9の高さと同じか、または高くし
たので、コイル9と引き出し線16間は絶縁テープ11
と鍔部7aによって絶縁距離(縁面距離)が確保され、
従来使用していた絶縁テープ8を削除し、作業性の向
上、部品点数の削減とともにコイルの巻線の自動化が容
易となるものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明のトランスは、コイ
ルの引き出し線をガイドするコイルボビンの鍔部に設け
た引き出し溝の高さを、少なくとも一つは下側コイルの
巻高さと同じかより高いものとしたことにより、下側コ
イルと上側コイルの引き出し線間の絶縁距離(縁面距
離)を下側コイルの一部を覆う絶縁テープを用いること
なく確保して、上記絶縁テープの削減、作業性の向上、
コイルの巻線の自動化を容易とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるトランスの分解斜
視図
【図2】同斜視図
【図3】同要部であるコイルボビンの引き出し溝とコイ
ルの巻高さを説明する側面断面図
【図4】(a)同上面図 (b)同要部であるコイルボビンの引き出し溝とコイル
の引き出し線の状態を説明する側面断面図
【図5】従来のトランスの分解斜視図
【図6】同斜視図
【図7】同要部であるコイルボビンの引き出し溝とコイ
ルの巻高さを説明する側面断面図
【図8】(a)同上面図 (b)同要部であるコイルボビンの引き出し溝とコイル
の引き出し線の状態を説明する側面断面図
【符号の説明】
7 コイルボビン 7a 鍔部 9 下側のコイル 12 上側のコイル 15,16 引き出し線 17a,17b 引き出し溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンに絶縁テープを間に1巻以
    上巻いて複数のコイルを層状に巻回してなるトランスに
    おいて、上記コイルボビンの鍔部に設けられた複数のコ
    イル引き出し溝のうち少なくとも上側のコイルの引き出
    し線の引き出し溝を下側のコイルの巻高さと同等かある
    いは高い位置となるように構成したトランス。
JP31623495A 1995-12-05 1995-12-05 トランス Pending JPH09162042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31623495A JPH09162042A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 トランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31623495A JPH09162042A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 トランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09162042A true JPH09162042A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18074816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31623495A Pending JPH09162042A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 トランス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09162042A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011171455A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Toshiba Corp 電子機器および車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011171455A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Toshiba Corp 電子機器および車両
US8289120B2 (en) 2010-02-17 2012-10-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic component, vehicle and electronic apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3152266B2 (ja) 電源トランス用巻枠
JPH09162042A (ja) トランス
JPH03284807A (ja) トランス
JP2001035732A (ja) スイッチングレギュレータ用トランス
JP3238862B2 (ja) コイルボビン
JPH0412767Y2 (ja)
JPH11273973A (ja) インダクタンス素子
JPH0211779Y2 (ja)
JP2000124039A (ja) トランス
JPH0810166Y2 (ja) インバータ用トランス
JPH03279167A (ja) トランス用ボビン
JP3647133B2 (ja) インダクタンス素子
JP2001155928A (ja) トランス
JP3409009B2 (ja) スイッチングトランス
JPH041691Y2 (ja)
JPS62230014A (ja) トランス
JPH0124902Y2 (ja)
JPH11307365A (ja) コンバータトランス
JPH05168204A (ja) 誘導電動機の固定子の製造方法
JP2001155934A (ja) トランス
JPH0864435A (ja) 小型トランス
JPH0140175Y2 (ja)
JPS63164410A (ja) 変成器
JPH11135341A (ja) コイル及びトランス
JPS6348105Y2 (ja)