JP2000124039A - トランス - Google Patents

トランス

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JP2000124039A
JP2000124039A JP10289912A JP28991298A JP2000124039A JP 2000124039 A JP2000124039 A JP 2000124039A JP 10289912 A JP10289912 A JP 10289912A JP 28991298 A JP28991298 A JP 28991298A JP 2000124039 A JP2000124039 A JP 2000124039A
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JP
Japan
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bobbin
winding
transformer
coils
wound
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JP10289912A
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English (en)
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Hiroshi Maruyama
浩 丸山
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、少ない工数で容易に製造され得る
と共に、各コイル間の結合度が高く保持され得るように
した、トランスを提供することを目的とする。 【解決手段】 中空円筒状で且つ一つの巻線部を備えて
おり、巻線部に一次コイル14が巻回される第一のボビ
ン11と、中空円筒状で且つ三つの巻線部を備えてお
り、各巻線部にそれぞれ二次コイル15,16,17が
巻回されると共に、上記第一のボビンに被嵌される第二
のボビン12と、第一のボビンの中空部内に挿入される
フェライトコア13と、を含むように、トランス10を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスイッチン
グレギュレータ用として使用される複数のコイルを有す
るトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなトランスは、例えば図
7または図8に示すように構成されている。先づ図7に
おいて、トランス1は、所謂層巻トランスであって、上
下にフランジ部2a,2bを備えた中空円筒状のボビン
2と、ボビン2の二つのフランジの間に画成される巻線
部に対して、順次積層して巻回された一次コイル3及び
二つの二次コイル4及び5と、ボビン2の中空部に配設
されるフェライトコア6と、から構成されている。
【0003】上記一次コイル3及び二次コイル4,5
は、ボビン2に対して以下のようにして巻回される。即
ち、先づ、ボビン2の円筒面に対して、一次コイル3が
巻回された後、その上に絶縁テープ7が載置され、続い
て、二次コイル4が同様に巻回され、その上に絶縁テー
プ7が載置され、最後に、二次コイル5が同様に巻回さ
れ、その上に絶縁テープ7が載置されるようになってい
る。そして、一次コイル3及び二次コイル4,5の巻線
端末は、ボビン2の下部に備えられた端子2cに対し
て、ハンダ付け等により接続される。
【0004】このように構成されたトランス1によれ
ば、一次コイル3に駆動電流を流すことにより、二次コ
イル4及び5にそれぞれ誘導電流が発生し、この誘導電
流が端子2cから外部に取り出されるようになってい
る。
【0005】また、図8に示されたトランス8は、所謂
分割巻トランスであって、図7に示したトランス1とほ
ぼ同様の構成であるが、ボビン2が、二つのフランジ部
2a,2bの間に、二つの仕切り板2d,2eを備えて
おり、一次コイル3及び二つの二次コイル4,5が、ボ
ビン2の二つのフランジ部2a,2bと仕切り板2d,
2eの間に画成される三つの巻線部に対して、それぞれ
巻回されている点で異なる構成である。この場合、各コ
イル3,4,5は、それぞれボビン2の円筒面に対して
直接に巻回されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のトランス1及び8においては、以下のような
問題がある。即ち、層巻トランス1においては、各コイ
ル3,4,5が順次に巻回されると共に、各コイル3,
4,5の間に絶縁テープ7が載置されるので、製造工程
数が多く、コストが高くなってしまうという問題があっ
た。また、分割巻トランス8においては、各コイル3,
4,5はそれぞれ単独で巻回されることから、機械によ
り同時に自動巻回され得ると共に、絶縁テープ7が不要
であるので、層巻トランス1に比較してコストが低減さ
れ得るが、コイル間の結合度、特に一次コイル3と二次
コイル5との間の結合度が低くなってしまい、効率が悪
く、ノイズが大きくなってしまうという問題があった。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、少ない工数で
容易に製造され得ると共に、各コイル間の結合度が高く
保持され得るようにした、トランスを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の第
一の構成によれば、中空円筒状で且つ少なくとも一つの
巻線部を備えており、各巻線部にそれぞれコイルが巻回
される第一のボビンと、中空円筒状で且つ少なくとも一
つの巻線部を備えており、各巻線部にそれぞれ一つのコ
イルが巻回されると共に、上記第一のボビンに被嵌され
る第二のボビンと、第一のボビンの中空部内に挿入され
るフェライトコアと、を含んでいることを特徴とする、
トランスにより、達成される。
【0009】本発明によるトランスは、好ましくは、第
一のボビンが一つの巻線部を備え、第二のボビンが複数
個の巻線部を備えている。
【0010】本発明によるトランスは、好ましくは、異
なる巻線数のコイルが巻回された複数個の第一のボビン
が用意されていて、使用目的に応じて選択された一つの
第一のボビンが、第二のボビンと組み合わせられる。
【0011】本発明によるトランスは、好ましくは、異
なる巻線数のコイルが巻回された複数個の第二のボビン
が用意されていて、使用目的に応じて選択された一つの
第二のボビンが、第一のボビンと組み合わせられる。
【0012】また、上記目的は、本発明の第二の構成に
よれば、互いに入れ子式に組み合わせられる複数個の円
筒状のボビンと、最内側のボビンの中空部内に挿入され
るフェライトコアと、から構成されており、各ボビン
が、それぞれ少なくとも一つの巻線部を備えていて、各
巻線部に、それぞれ一つのコイルが巻回されていること
を特徴とする、トランスにより、達成される。
【0013】本発明によるトランスは、好ましくは、互
いに入れ子式に組み合わせられる複数個の円筒状のボビ
ンに回転を阻止する手段が設けられ、また、内側のボビ
ンの巻線部に巻回される巻線端末を保護する間隙が設け
られ、さらに互いに円滑に挿入されるテーパ部が設けら
れている
【0014】上記第一の構成によれば、第一のボビン及
び第二のボビンが、それぞれ少なくとも一つの巻線部を
備えており、各巻線部にそれぞれ一つのコイルが巻回さ
れることにより、各ボビンにおいては、一つのコイルま
たは互いに所謂分割巻されたコイルが巻回されることに
なる。これにより、各ボビンにおけるコイル巻回作業
は、各巻線部に対して同時に且つ機械による自動巻回に
よって行なわれ得ることになると共に、層巻ではないこ
とから、コイル間に絶縁テープを介挿する必要もない。
従って、少ない工程数で製造され得ると共に、自動巻回
が可能であることから、コストが大幅に低減され得るこ
とになる。さらに、第一のボビンの巻線部に巻回された
コイルと第二のボビンに巻回されたコイルは、互いに所
謂層巻と同じ状態になることから、相互の結合度が高く
なる。従って、例えば第一のボビンに一次コイルを巻回
すると共に、第二のボビンに複数個の二次コイルを巻回
することにより、一次コイルと各二次コイルとの間の結
合度が高くなり、効率が向上して、ノイズが低減され得
ることになる。
【0015】異なる巻線数のコイルが巻回された複数個
の第一のボビンが用意されていて、使用目的に応じて選
択された一つの第一のボビンが、第二のボビンと組み合
わせられ、あるいは異なる巻線数のコイルが巻回された
複数個の第二のボビンが用意されていて、使用目的に応
じて選択された一つの第二のボビンが、第一のボビンと
組み合わせられる場合には、適宜の巻線数のコイルを有
する第一のボビンまたは第二のボビンを適宜に選択する
ことにより、種々の使用目的に最適なトランスが容易に
構成され得ることになる。
【0016】上記第二の構成によれば、互いに入れ子式
に組み合わせられる複数個の円筒状の各ボビンにおいて
は、一つのコイルまたは互いに所謂分割巻されたコイル
が巻回されることになる。これにより、各ボビンにおけ
るコイル巻回作業は、各巻線部に対して同時に且つ機械
による自動巻回によって行なわれ得ることになると共
に、層巻ではないことから、コイル間に絶縁テープを介
挿する必要もない。従って、少ない工程数で製造され得
ると共に、自動巻回が可能であることから、コストが大
幅に低減され得ることになる。さらに、各ボビンの巻線
部に巻回されたコイルは、他のボビンのコイルに対し
て、互いに所謂層巻と同じ状態になることから、相互の
結合度が高くなる。従って、各コイル間の結合度が高く
なり、効率が向上して、ノイズが低減され得ることにな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1乃至図6は、本
発明によるトランスの一実施形態を示している。図1に
おいて、トランス10は、中空円筒状の第一のボビン1
1と、同様に中空円筒状で且つ第一のボビン11に被嵌
される第二のボビン12と、第一のボビン11の中空部
内に挿入されるフェライトコア13と、から構成されて
いる。
【0018】上記第一のボビン11は、図2,図3及び
図4に示すように、上端に比較的小さな円環状のフラン
ジ部11aを備えると共に、下端に大きな外形が四角形
のフランジ部11bを備えており、これら二つのフラン
ジ部11a,11bの間に、一つの巻線部を画成してい
ると共に、フランジ部11bの側縁には、下方に延びる
端子部11cを備えている。そして、この第一のボビン
11の巻線部には、図1に示すように、一次コイル14
が巻回され、その巻線端末が端子部11cにカラゲら
れ、ハンダ付け等により接続される。尚、上記フランジ
部11aは、後述するように、第二のボビン12の中空
部内に挿入され得るように、その大きさが選定されてい
る。
【0019】また、上記第二のボビン12は、図2,図
5及び図6に示すように、上端及び下端にフランジ部1
2a,12bを備えると共に、中間位置に二つの仕切り
壁12c,12dを備えている。これらフランジ部12
a,12b及び仕切り壁12c,12dは、上述した第
一のボビン11のフランジ部11bとほぼ同じ大きさの
四角形に形成されていると共に、これらフランジ部12
a,仕切り壁12c,12d及びフランジ部12bの間
に、それぞれ巻線部を画成しており、フランジ部12b
の側縁には、下方に延びる端子部12eを備えている。
そして、この第二のボビン12の三つの巻線部には、図
1に示すように、それぞれ二次コイル15,16,17
が巻回され、その巻線端末が端子部12eにカラゲら
れ、ハンダ付け等により接続される。
【0020】ここで、第二のボビン12は、そのフラン
ジ部12bの一部が、図2,図5及び図6に示すよう
に、第一のボビン11の端子部11cを回避するよう
に、切欠部12fを備えていると共に、そのフランジ部
12bの下縁に、第一のボビン11と組み合わせられた
とき、相互の回転を阻止する手段としての回転止め12
gを備えている。この回転止め12gは、第一のボビン
11のフランジ部11bに設けられた係合部11dに嵌
合し、第一のボビン11及び第二のボビンの相互の回転
が防止され得るようになっている。
【0021】また、第二のボビン12は、そのフランジ
部12bの下面の複数箇所に、下方に突出する複数個
(図示の場合、3個)のスペーサ12hを備えている。
このスペーサ12hは、第二のボビン12が第一のボビ
ン11に被嵌されたとき、第二のボビン12のフランジ
部12bの下面と第一のボビン11のフランジ部11b
の上面との間に、第一のボビン11に巻回された一次コ
イル14の端子部11cに向かって延びる巻線端末のた
めの間隙Sを形成するようになっている。
【0022】さらに、第二のボビン12は、図2,図5
及び図6に示すように、その中空部の下縁が斜めにカッ
トされ、テーパ部12iを形成している。このテーパ部
12iにより、第二のボビン12が第一のボビン11に
被嵌されるとき、第一のボビン11のフランジ部11a
が円滑に第二のボビン12の中空部内に挿入され得るよ
うになっている。
【0023】本発明実施形態によるトランス10は、以
上のように構成されており、第一のボビン11の巻線部
に巻回された一次コイル14に対して端子部11cから
駆動電流を流すことにより、第二のボビン12の各巻線
部に巻回された二次コイル15,16,17にそれぞれ
誘導電流が発生し、この誘導電流が端子12eからそれ
ぞれ外部に取り出されるようになっている。
【0024】この場合、一次コイル14と各二次コイル
15,16,17は、互いに所謂層巻の関係にあること
から、相互の結合度が高くなり、効率が向上するので、
ノイズが低減され得ることになる。また、各コイル1
4,15,16,17は、それぞれ第一のボビン11及
び第二のボビン12の各巻線部に対して巻回されること
から、各コイル14乃至17は、それぞれ層巻ではない
ので、各コイル間の絶縁テープが不要であると共に、機
械により自動巻回され得る。従って、各コイル14乃至
17の巻回作業の工程数が少なくて済み、コストが低減
され得ると共に、自動巻回によって工程時間が短くな
り、生産効率が向上することになる。そして、このよう
にコイル14乃至17が巻回された第一のボビン11及
び第二のボビン12を互いに組み合わせ、フェライトコ
ア13を挿入することにより、トランス10が容易に製
造され得ることになる。
【0025】ここで、第一のボビン11として、異なる
巻線数の一次コイル14を備えた複数種類の第一のボビ
ン11を用意しておくことにより、トランス10の使用
目的に最適な巻線数の一次コイル14を備えた種類の第
一のボビン11を選択して、第二のボビン12と組み合
わせることにより、使用目的に応じた複数種類のトラン
スが容易に構成され得ることになる。これとは逆に、第
二のボビン12として、異なる巻線数の二次コイル1
5,16,17を備えた複数種類の第二のボビン12を
用意しておくことにより、トランス10の使用目的に最
適な巻線数の二次コイル15,16,17を備えた種類
の第二のボビン12を選択して、第一のボビン11と組
み合わせることにより、使用目的に応じた複数種類のト
ランスが容易に構成され得ることになる。かくして、複
数種類の第一のボビン11及び複数種類の第二のボビン
12を用意しておくことにより、多種多様な種類のトラ
ンスが容易に構成され得ることになる。
【0026】上記実施形態においては、第一のボビン1
1に画成された一つの巻線部に一次コイル14が巻回さ
れ、第二のボビン12に画成された三つの巻線部に、そ
れぞれ二次コイル15,16,17が巻回されている
が、これに限らず、第二のボビン12の何れかに巻線部
にも分割した一次コイルが巻回されるようにしてもよ
く、また第一のボビン11にも仕切り壁によって複数個
の巻線部を画成し、各巻線部にコイルを巻回するように
してもよい。さらに、第一及び第二のボビン11,12
にそれぞれ一つの巻線部を画成し、それぞれ一つのコイ
ルを巻回することにより、一つの一次コイル及び一つの
二次コイルを備えるようにしてもよい。
【0027】さらに、上記実施形態においては、二つの
ボビン即ち第一のボビン11及び第二のボビン12を備
えているが、これに限らず、例えば互いに入れ子式に組
み合わせられる複数個の円筒状のボビンを備え、各ボビ
ンの少なくとも一つの巻線部に対して、それぞれ一つの
コイルを巻回するようにしてもよい。このような構成に
よれば、さらに多数のコイルを備えたトランスを構成す
ることが可能になる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、互
いに入れ子式に組み合わせられる複数個の円筒状の各ボ
ビンには、一つのコイルまたは互いに所謂分割巻された
コイルが巻回されることになるので、各ボビンにおける
コイル巻回作業は、各巻線部に対して同時に且つ機械に
よる自動巻回によって行なわれ得ると共に、コイル間に
絶縁テープを介挿する必要もない。従って、少ない工程
数で製造され得ると共に、自動巻回が可能であることか
ら、コストが大幅に低減され得ることになる。
【0029】さらに、各ボビンの巻線部に巻回されたコ
イルは、他のボビンのコイルに対して、互いに所謂層巻
と同じ状態になることから、相互の結合度が高くなる。
従って、各コイル間の結合度が高くなり、効率が向上し
て、ノイズが低減され得ることになる。
【0030】かくして、本発明によれば、少ない工数で
容易に製造され得ると共に、各コイル間の結合度が高く
保持され得るようにした、極めて優れたトランスが提供
され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトランスの一実施形態を示す概略
断面図である。
【図2】図1のトランスにおける第一のボビンと第二の
ボビンとを分解した状態を示す概略斜視図である。
【図3】図1のトランスにおける第一のボビンを示す概
略斜視図である。
【図4】図2の第一のボビンを示す概略断面図である。
【図5】図1のトランスにおける第二のボビンを示す概
略斜視図である。
【図6】図5の第二のボビンを示す概略断面図である。
【図7】従来の所謂層巻トランスの一例の構成を示す概
略断面図である。
【図8】従来の所謂分割巻トランスの一例の構成を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
10 トランス 11 第一のボビン 11a,11b,12a,12b フランジ部 11c,12e 端子部 11d 係合部 12 第二のボビン 12c,12d 仕切り壁 12f 切欠部 12h 回転止め 12g スペーサ 12i テーパ部 13 フェライトコア 14 一次コイル 15,16,17 二次コイル S 間隙

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状で且つ少なくとも一つの巻線
    部を備えており、各巻線部にそれぞれ一つのコイルが巻
    回される第一のボビンと、 中空円筒状で且つ少なくとも一つの巻線部を備えてお
    り、各巻線部にそれぞれ一つのコイルが巻回されると共
    に、上記第一のボビンに被嵌される第二のボビンと、 第一のボビンの中空部内に挿入されるフェライトコア
    と、 を含んでいることを特徴とする、トランス。
  2. 【請求項2】 第一のボビンが一つの巻線部を備え、第
    二のボビンが複数個の巻線部を備えていることを特徴と
    する、請求項1に記載のトランス。
  3. 【請求項3】 異なる巻線数のコイルが巻回された複数
    個の第一のボビンが用意されていて、使用目的に応じて
    選択された一つの第一のボビンが、第二のボビンと組み
    合わせられることを特徴とする、請求項1または2に記
    載のトランス。
  4. 【請求項4】 異なる巻線数のコイルが巻回された複数
    個の第二のボビンが用意されていて、使用目的に応じて
    選択された一つの第二のボビンが、第一のボビンと組み
    合わせられることを特徴とする、請求項1から3の何れ
    かに記載のトランス。
  5. 【請求項5】 互いに入れ子式に組み合わせられる複数
    個の円筒状のボビンと、最内側のボビンの中空部内に挿
    入されるフェライトコアと、から構成されており、 各ボビンが、それぞれ少なくとも一つの巻線部を備えて
    いて、 各巻線部に、それぞれ一つのコイルが巻回されているこ
    とを特徴とする、トランス。
  6. 【請求項6】 互いに入れ子式に組み合わせられる複数
    個の円筒状のボビンに回転を阻止する手段が設けられて
    いることを特徴とする、請求項5に記載のトランス。
  7. 【請求項7】 互いに入れ子式に組み合わせられる複数
    個の円筒状のボビンに、内側のボビンの巻線部に巻回さ
    れる巻線端末を保護する間隙が設けられていることを特
    徴とする、請求項5に記載のトランス。
  8. 【請求項8】 互いに入れ子式に組み合わせられる複数
    個の円筒状のボビンに、互いに円滑に挿入されるテーパ
    部が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載
    のトランス。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281002A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Sumida Corporation インバータトランスおよび放電灯駆動回路
CN104157420A (zh) * 2014-08-08 2014-11-19 江苏晨朗电子集团有限公司 Ed型组合式谐振变压器
EP2402964A3 (en) * 2010-07-02 2017-11-01 Solum Co., Ltd. Transformer and flat panel display device including the same
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KR101935950B1 (ko) 2012-06-25 2019-01-08 세메스 주식회사 다중 보빈 인덕터

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