JPH0412767Y2 - - Google Patents

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JPH0412767Y2
JPH0412767Y2 JP11926283U JP11926283U JPH0412767Y2 JP H0412767 Y2 JPH0412767 Y2 JP H0412767Y2 JP 11926283 U JP11926283 U JP 11926283U JP 11926283 U JP11926283 U JP 11926283U JP H0412767 Y2 JPH0412767 Y2 JP H0412767Y2
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bobbin
coil
core
notch
grooved
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はコイルの渡り線の配線処理に改良を施
した電動機のステータに関する。
(従来の技術) 従来電動機のステータには、ヨークコア及び該
ヨークコアに嵌合された磁極コアからコアを構成
し、このコアに夫々主コイルを巻装した第1及び
第2のボビンを相互に対向して設けると共に、
夫々補助コイルを巻装した第3及び第4のボビン
を第1及び第2の両ボビン間に位置させて相互に
対向する様に設けた構成のものが供されており、
このものでは、両主コイル間の渡り線を一方の主
コイル側から補助コイル部分を通して他方の主コ
イル側へ致らしめる配線形態とし、又、両補助コ
イル間の渡り線を一方の補助コイル側から主コイ
ル部分を通して他方の補助コイル側へ致らしめる
配線形態としている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来のものでは、各渡り線が
ステータ内の配設されるロータに対し接触しない
様に配線形態を考慮しつつ該渡り線を適宜テープ
止め等しなければならず、その作業が面倒であ
り、しかも二つの渡り線がその電圧の高い部分と
低い部分とで近傍して交叉するため、所謂レヤー
シヨートを惹起する虞れもあつた。
従つて本考案の目的は、コイル間の渡り線を所
定の形態にしかも容易に配線保持でき、さらには
レヤシヨートの虞れもなくし得る電動機のステー
タを提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、ヨークコア及び該ヨークコアに嵌合
された磁極コアから構成されたコアと、夫々両端
周縁部に鍔部を有し前記コアに相互に対向して設
けられた夫々第1のコイル及び第2のコイルを巻
装した第1のボビン及び第2のボビンと、夫々両
端周縁部に鍔部を有し前記コアに前記第1及び第
2のボビン間に位置して対向状態に設けられ夫々
第3のコイル及び第4のコイルを巻装した第3の
ボビン及び第4のボビンと、前記第1のボビンに
あつて前記コアの内方側に存する鍔部に形成され
前記第3のボビン側から第4のボビン側へ延びる
溝状をなし底部が第4のボビン側へ順次浅くなる
ように傾斜する第1の凹条部と、前記第1のボビ
ンの前記コアの内方側に存する鍔部のうち前記第
1の凹条部の最浅な部分側の端部に該最浅な部分
と軸方向に離間するように形成された切欠部と、
前記第4のボビンにあつて前記コアの内方側に存
する鍔部に形成され前記第1のボビン側から第2
のボビン側へ延びる溝状をなし底部が第2のボビ
ン側へ順次浅くなるように傾斜する第2の凹条部
とを具備し、前記第1及び第2の両コイル間の渡
り線を前記切欠部及び第2の凹条部に通すと共
に、前記第3及び第4の両コイル間の渡り線を前
記第1の凹条部に通して成るものである。
(作用) 上記手段によれば、第1、第2の両コイル間の
渡り線を第4のボビンにおける切欠部及び第2の
凹条部を通し、且つ第3、第4の両コイル間の渡
り線を第1のボビンにおける第1の凹条部を通す
様にしたので、両渡り線はロータに対し接触させ
ない様な形態に自ずと配線される。しかも、これ
ら渡り線を夫々第2の凹条部及び第1の凹条部に
それぞれ嵌め入れる程度の簡単な作業で済む。
さらに、第1、第2のコイル間の渡り線は切欠
部を通り、第3、第4のコイル間の渡り線はこの
切欠部と軸方向に離間する第1の凹条部の最浅な
部分を通るから、両渡り線が離間して交叉し、両
渡り線間でのレヤーシヨートがなくなる。
(実施例) 以下本考案の第一実施例につき第1図乃至第9
図を参照して説明する。まず第1図及び第2図に
おいて、1はヨークコア2と磁極コア3とから構
成されたコアであり、ヨークコア2は所定形状に
打抜いた珪素鋼板を多数枚積層して成り、その内
周部の4箇所にはあり溝4が形設されている。
又、磁極コア3はやはり所定形状に打抜いた珪素
鋼板を多数枚積層して成り、その中心部には図示
しないロータを収容する円形の界磁空間部5が形
成され、さらに外周部4箇所には磁極部6が形設
されていると共に、該磁極部6の先端部にあり7
が形設されている。而して該磁極コア3のあり7
をヨークコア2のあり溝4に嵌合してコア1を構
成している。次に第1図において、8及び9は
夫々第1のボビン及び第2のボビンであり、これ
らは夫々両端周縁部に鍔部8a,8bを有し、コ
ア1の各磁極コア3において対向する二つの磁極
部6,6に相互に対向して嵌合配設されており、
該両ボビン8,9には夫々第1のコイルたる第1
の主コイル10、第2のコイルたる第2の主コイ
ル11が巻装されている。又、12及び13は
夫々第3のボビン及び第4のボビンであり、これ
らは夫々両端周縁部に鍔部8a,8bを有し、残
る二つの磁極部6,6に上記第1のボビン8、第
2のボビン9間にあつて相互に対向する様に嵌合
配設されていて、該各ボビン12,13には夫々
第3のコイルたる第1の補助コイル14、第4の
コイルたる第2の補助コイル15が巻装されてい
る。而して第1のボビン8にあつてコア1内方側
に存する鍔部8a(第3図)には、第3のボビン
12側から第4のボビン13側へ延びる溝状をな
し底部が第4のボビン13側へ順次浅くなるよう
に傾斜する第1の凹条部16が形成されており、
該第1の凹条部16の最浅な部分としての最上部
16aにおいては内側の壁部16bが内方へ屈曲
し、もつてその最上部16aはコア1内方側へ拡
開する幅広な構成となつている。そしてこの最上
部16aにはピン差込穴16cが形成されてい
る。又、該鍔部8aにうち第1の凹条部16の前
記最上部16a(最浅な部分)側の端部に該最上
部16aと軸方向(第3図の上下方向)に離間す
るように切欠部17が形成され、さらに該第1の
凹条部16の最深な部分である最下部16b側の
端部上部には第1の凹欠部18が形設されてい
る。さらにまた、該第1のボビン8にあつて他方
の鍔部8bにはコイル巻き始め挿通用の凹溝19
が形成されていると共に該凹溝19の近傍部位に
は端子差込穴19aが形成されている。斯様な第
1のボビン8に対して、第2のボビン9、第3の
ボビン12、第4のボビン13も該第1のボビン
8と共通形状をなす共通部品から成るものであ
り、従つて第2のボビン9、第3のボビン12、
第4のボビン13にあつて、第1のボビン8と同
一構成部分には同一符号を付して詳細な構成説明
は省略する。但し第3のボビン12、第4のボビ
ン13においては、第4図に示す如く、第1のボ
ビン8における第1の凹条部16に相当する構成
部分を第2の凹条部20と称し、20aを最浅な
部分としての最上部、20bを壁部、20cをピ
ン差込穴、20dを最深な部分としての最下部と
している。又、第3のボビン12、第4のボビン
13においては、第1の凹欠部18に相当する構
成部分を第2の凹欠部21としている。而して第
4のボビン13における第2の凹条部20は、第
1のボビン8側から第2のボビン9側へ延びる溝
状をなし底部が第2のボビン9側へ順次浅くなる
ように傾斜する形態となつている。又、第2のボ
ビン9は、第1図及び第5図に示す如く、第4の
ボビン13と隣り合うコーナー部においてその第
4のボビン13の第2の凹条部20の最上部20
aと対向する位置に第1の凹欠部18を有する構
成となつており、第4のボビン13は、第6図に
も示す如く、第1のボビン8と隣り合うコーナー
部においてその第1のボビン8の第1の凹条部1
6の最上部16aと対向する位置に第2の凹欠部
21を有する構成となつている。一方、第1図,
第5図及び第6図に示す22,23は夫々渡り線
中継用のピンであり、一方のピン22は第1のボ
ビン8における第1の及び16のピン差込穴16
cに差込まれて立設されており、又、他方のピン
23は第4のボビン13における第2の凹条部2
0のピン差込穴20cに差込まれて立設されてい
る。又、第1図に示す24は結線端子で、これは
各ボビン8,9,12,13の各端子差込穴19
aに差込まれて立設されている。この各結線端子
24に、前記各コイル10,11,14,15の
各巻き始め部分10a,11a,14a,15a
が結線されている(第5図乃至第8図参照)。こ
こで第9図は上記各コイル10,11,14,1
5の配線形態を主として示しており、該第9図で
は図面の煩雑さを避けるべく符号を適宜省略して
いる。而してこの第9図において、第1のボビン
8の第1の主コイル10の巻き終り部分10bと
第2のボビン9の第2の主コイル11の巻き終り
部分11bとは、両コイル10,11から導出さ
れて接続されており、その導出部分を両主コイル
10,11間の渡り線25としている。而してこ
の渡り線25の配線形態について述べるに、該渡
り線25の大部分を構成する第1の主コイル10
の巻き終り部分10bは第6図に示す如く該第1
のボビン8の切欠部17を通すと共に、第4のボ
ビン13の第2の凹条部20をその最下部20d
側から最上部20aにかけて通して、第5図の如
く該第2の凹条部20におけるピン23に結線
し、又、渡り線25の残る一部を構成する第2の
主コイル11の巻き終り部分11bは第2のボビ
ン9の第1の凹欠部18を通して上記ピン23に
結線しており、以てピン23によつて渡り線25
を中継している。これに対し、第3のボビン12
の第1の補助コイル14における巻き終り部分1
4bと第4のボビン13の第2の補助コイル15
における巻き終り部分15aとは、両補助コイル
14,15から導出されて接続されており、その
導出部分を第9図に示す如く両補助コイル14,
15間の渡り線26としている。而してこの渡り
線26の配線形態について述べるに、該渡り線2
6の大部分を構成する第1の補助コイル14の巻
き終り部分14bは、第7図にも示す如く第3の
ボビン12の切欠部17を通すと共に、第1のボ
ビン8の第1の凹条部16をその最下部16d側
から最上部16aにかけて通して第6図の如くピ
ン22に結線し、又、渡り線26の残る一部を構
成する第2の補助コイル15の巻き終り部分15
bは第4のボビン13における第2の凹欠部21
を通して上記ピン22に結線しており、以てピン
22によつて渡り線26を中継している。斯様な
渡り線25,26は、第6図に示す如く第1のボ
ビン8と第4のボビン13との間この場合両ボビ
ン8,13のコーナー部で交叉するが、この場
合、一方の渡り線25が第1のボビン8における
切欠部17を通つているのに対し、他方の渡り線
26が該切欠部17に対して軸方向この場合上方
に存する第1の凹条部16を通されていることか
ら、両渡り線25,26は離間された形態に保持
されている。
以上の様に構成した本実施例によれば、次の効
果を得ることができる。
(A) 対向する第1、第2の主コイル10,11間
の渡り線25を第4のボビン13における第2
の凹条部20を通し、且つ第1、第2の補助コ
イル14,15間の渡り線26を第1のボビン
8における第1の凹条部16を通す様にしたの
で、両渡り線25,26を図示しないロータに
対し接触させない様な形態に自ずと配線でき、
しかも、これら渡り線25,26を夫々第2の
凹条部20、第1の凹条部16に嵌め入れる程
度の作業にてその配線処理を行ない得、よつて
渡り線を配線処理するに当たつてテープ止めと
いう面倒な作業を要していた従来とは違い、渡
り線25,26の配線処理を実に容易ならしめ
得る。
(B) さらに、第1、第2の主コイル10,11間
の渡り線25を第1のボビン8の切欠部17か
ら導出して第2の凹条部20の最下部20d側
から最上部20c側へと通し、第1、第2の補
助コイル14,15間の渡り線26を第1のボ
ビン8における第1の凹条部16の最下部16
d側から最上部16a側へと通し、以て渡り線
25に対し渡り線26が上方に離間して交叉す
る構成としたので、両渡り線25,26間での
レヤーシヨートを確実になくし得る。
(C) 第1の凹条部16及び第2の凹条部20の各
最上部16a及び20aをコア1内方側へ拡開
する幅広な構成としたので、各渡り線26,2
5を夫々第1の凹条部16、第2の凹条部20
に挿入配線する際にその配線作業を一層容易な
らしめ得る。
(D) 第2のボビン9に、第4のボビン13と隣り
合うコーナー部においてその第4のボビン13
の第2の凹条部20の最上部20aと対向する
ように渡り線導出用の第1の凹欠部18を形成
し、第4のボビン13に、第1のボビン8と隣
り合うコーナー部においてその第1のボビン8
の第1の凹条部16の最上部16aと対向する
ように渡り線導出用の第2の凹欠部20を形成
したので、渡り線25,26を夫々第2の凹条
部20、第1の凹条部16に通す際にその作業
を一層容易ならしめ得る。
(E) 第1のボビン8における第1の凹条部16及
び第4のボビン13における第2の凹条部20
に夫々渡り線中継用のピン22,23を立設し
たので、渡り線25,26を夫々構成するとこ
ろの各コイル10,11,14,15の巻き終
り部分10b,11b,14b,15bを容易
に接続でき、これによつても渡り線25,26
の配線作業を容易ならしめ得る。
次に、第10図は本考案に第二実施例を示して
おり、該第二実施例においては、次の点で上記第
一実施例と異なる。即ち、第1のボビン8におけ
る第1の主コイル10と第2のボビン9における
第2の主コイル11とを逆向きに巻装し、第3の
ボビン12における第1の補助コイル14と第4
のボビン13における第2の補助コイル15とを
逆向きに巻装する構成とし、これに関連してピン
22,23を省略している。即ち、各コイル1
0,11,14,15の巻き形態を上述の様にす
るときには、次に述べるコイル巻き方式の採用が
可能となる。つまり、各ボビン8,9,12,1
3に各コイル10,11,14,15を巻装する
場合、磁極コイル3をヨークコア2に嵌合する前
において該磁極コア3に各ボビン8,9,12,
13を嵌合した状態でこれら各ボビン8,9,1
2,13に巻線を巻回するところとなるが、而し
て第1のボビン8における第1の主コイル10と
第2のボビン9における第2の主コイル11とを
逆向きに巻装するにあたつては、まず第2のボビ
ン9に巻線を線巻き装置等によつて所定の方向に
巻回して第2の主コイル11を形成し、そして該
第2の主コイル11の巻き終り部分を渡り線27
として第2のボビン9における第1の凹欠部18
及び第4のボビン13における第2の凹条部20
並びに第1のボビン8における切欠部17を通
し、該第1のボビン8に連続して逆向きに巻回
し、該第1のボビン8に第1の主コイル10を形
成する。これと同様に第4のボビン13に巻線を
所定方向に巻回して第2の補助コイル15を形成
し、そして該第2の補助コイル15の巻き終り部
分を渡り線28として第4のボビン13における
第2の凹欠部21及び第1のボビン8における第
1の凹条部16並びに第3のボビン12における
切欠部17を通し、引続き該第3のボビン12に
逆向きに巻回し、この第3のボビン12に第1の
補助コイル14を形成する。従つて斯様な第二実
施例によれば、第1、第2の主コイル10,11
間に渡り線27と、第1、第2の両補助コイル1
4,15間の渡り線28とを夫々中継を必要とし
ない連続状となし得、各コイル10,11,1
4,15の巻装処理を簡単化でき、しかもピン2
2,23を不要ならしめ得る。
尚上記各実施例では、各ボビン8,9,12,
13について部分の共通化を図る構成とした関係
で、第2のボビン9及び第3のボビン12にも
夫々第1の凹条部16及び第2の凹条部20を設
けたが、これらは適宜省略する構成としてもよ
く、その他本考案は上記し且つ図面に示す各実施
例に限定されず、要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施例できる。
[考案の効果] 本考案は以上説明した様に、ヨークコア及び該
ヨークコアに嵌合された磁極コアから構成された
コアと、夫々両端周縁部に鍔部を有し前記コアに
相互に対向して設けられた夫々第1のコイル及び
第2のコイルを巻装した第1のボビン及び第2の
ボビンと、夫々両端周縁部に鍔部を有し前記コア
に前記第1及び第2のボビン間に位置して対向状
態に設けられ夫々第3のコイル及び第4のコイル
を巻装した第3のボビン及び第4のボビンと、前
記第1のボビンにあつて前記コアの内方側に存す
る鍔部に形成され前記第3のボビン側から第4の
ボビン側へ延びる溝状をなし底部が第4のボビン
側へ順次浅くなるように傾斜する第1の凹条部
と、前記第1のボビンの前記コアの内方側に存す
る鍔部のうち前記第1の凹条部の前記最浅な部分
側の端部に該最浅な部分と軸方向に離間するよう
に形成された切欠部と、前記第4のボビンにあつ
て前記コアの内方側に存する鍔部に形成され前記
第1のボビン側から第2のボビン側へ延びる溝状
をなし底部が第2のボビン側へ順次浅くなるよう
に傾斜する第2の凹条部とを具備し、前記第1及
び第2の両コイル間の渡り線を前記切欠部及び第
2の凹条部に通すと共に、前記第3及び第4の両
コイル間の渡り線を前記第1の凹条部に通して成
る電動機のステータであり、これにて、第1、第
2のコイル間の渡り線及び第3、第4のコイル間
の渡り線を所定の形態にしかも容易に配線保持で
き、さらには、両渡り線の交叉部分での接近をな
くし得て両渡り線間でのレヤーシヨートを防止で
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の第一の実施例を示
し、第1図は全体の正面図、第2図はコア単独の
正面図、第3図は第1のボビン単独の拡大斜視
図、第4図は第3のボビン単独の拡大斜視図、第
5図乃至第8図は夫々第1矢印V乃至方向から
見た拡大斜視図、第9図は渡り線の配線形態を主
として表わした正面図であり、第10図は本考案
の第二実施例を示す第9図相当図である。 図中、1はコア、2はヨークコア、3は磁極コ
ア、8は第1のボビン、9は第2のボビン、10
は第1の主コイル(第1のコイル)、11は第2
の主コイル(第2のコイル)、12は第3のボビ
ン、13は第4のボビン、14は第1の補助コイ
ル(第3のコイル)、15は第2の補助コイル
(第4のコイル)、16は第1の凹条部、16bは
案内片、17は切欠部、18は第1の凹欠部、2
0は第2の凹条部、21は第2の凹欠部、22,
23はピン、25,26,27,28は渡り線で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ヨークコア及び該ヨークコアに嵌合された磁
    極コアから構成されたコアと、夫々両端周縁部
    に鍔部を有し前記コアに相互に対向して設けら
    れ夫々第1のコイル及び第2のコイルを巻装し
    た第1のボビン及び第2のボビンと、夫々両端
    周縁部に鍔部を有し前記コアに前記第1及び第
    2のボビン間に位置して対向状態に設けられ
    夫々第3のコイル及び第4のコイルを巻装した
    第3のボビン及び第4のボビンと、前記第1の
    ボビンにあつて前記コアの内方側に存する鍔部
    に形成され前記第3のボビン側から第4のボビ
    ン側へ延びる溝状をなし底部が第4のボビン側
    へ順次浅くなるように傾斜する第1の凹条部
    と、前記第1のボビンの前記コアの内方側に存
    する鍔部のうち前記第1の凹条部の最浅な部分
    側の端部に該最浅な部分と軸方向に離間するよ
    うに形成された切欠部と、前記第4のボビンに
    あつて前記コアの内方側に存する鍔部に形成さ
    れ前記第1のボビン側から第2のボビン側へ延
    びる溝状をなし底部が第2のボビン側へ順次浅
    くなるように傾斜する第2の凹条部とを具備
    し、前記第1及び第2の両コイル間の渡り線を
    前記切欠部及び第2の凹条部に通すと共に、前
    記第3及び第4の両コイル間の渡り線を前記第
    1の凹条部に通して成る電動機のステータ。 2 第1及び第2の両凹条部は夫々その最浅な部
    分がコア内方側へ拡開する幅広な構成となつて
    おり、且つ第2のボビンは第4のボビンと隣合
    うコーナー部においてその第4のボビンの第2
    の凹条部の前記最浅な部分と対向する位置に渡
    り線導出用の第1の凹欠部を有すると共に、第
    4のボビンは第1のボビンと隣り合うコーナー
    部においてその第1のボビンの第1の凹条部の
    前記最浅な部分と対向する位置に渡り線導出用
    の第2の凹欠部を有する構成であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    電動機のステータ。 3 第1及び第2の凹条部には夫々渡り線中継用
    のピンが立設されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の電動機のス
    テータ。 4 第1のコイルと第2のコイルとは逆向きに巻
    装され、且つ第3のコイルと第4のコイルとは
    逆向きに巻装された構成であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電動
    機のステータ。
JP11926283U 1983-07-29 1983-07-29 電動機のステ−タ Granted JPS6028442U (ja)

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JP11926283U JPS6028442U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 電動機のステ−タ

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