JPS5818258Y2 - フライバツクトランスの低圧ボビン - Google Patents
フライバツクトランスの低圧ボビンInfo
- Publication number
- JPS5818258Y2 JPS5818258Y2 JP15374978U JP15374978U JPS5818258Y2 JP S5818258 Y2 JPS5818258 Y2 JP S5818258Y2 JP 15374978 U JP15374978 U JP 15374978U JP 15374978 U JP15374978 U JP 15374978U JP S5818258 Y2 JPS5818258 Y2 JP S5818258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- groove
- pressure bobbin
- low
- flyback transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はフライバックトランスの低圧ボビンの構造に
関する。
関する。
従来、フライバックトランスの低圧ボビンは、第１図に
示すように、巻線巻回部２に複数の隔壁３が適当な間隔
で配設され、隔壁３と隔壁３の間に分割溝４が形成され
ている。
示すように、巻線巻回部２に複数の隔壁３が適当な間隔
で配設され、隔壁３と隔壁３の間に分割溝４が形成され
ている。
各分割溝４には、１次巻線、および低電圧供給用巻線や
ＡＧＣパルス発生用巻線等の３次巻線が数本同時に巻回
されて低圧コイルが構成されている。
ＡＧＣパルス発生用巻線等の３次巻線が数本同時に巻回
されて低圧コイルが構成されている。
そして、これらの巻線の端末線は、隔壁３に形成された
スリット５を通って、低圧ボビン１の端部に配設された
取付板６上に植設されたピン７にからげられる。
スリット５を通って、低圧ボビン１の端部に配設された
取付板６上に植設されたピン７にからげられる。
この場合、■元巻線および３次巻線の端末線８は、第２
図、第３図に示すように、スリット５部分で直角に曲げ
られて配線されるために、隔壁３の角に当り、屈曲部分
の線被膜に傷がつき、そのために、その部分の下に巻回
されている巻線との間の絶縁が低下し、レアショートを
起こす危険がねって安全性の点で問題があった。
図、第３図に示すように、スリット５部分で直角に曲げ
られて配線されるために、隔壁３の角に当り、屈曲部分
の線被膜に傷がつき、そのために、その部分の下に巻回
されている巻線との間の絶縁が低下し、レアショートを
起こす危険がねって安全性の点で問題があった。
この考案では低圧ボビンに引出線専用溝を分割溝の隣に
配設して、巻線端末部の屈曲部分と分割溝に巻回されて
いる巻線との接触をさけて、従来の欠点を解決する低圧
ボビンを提供することを目的とするものである。
配設して、巻線端末部の屈曲部分と分割溝に巻回されて
いる巻線との接触をさけて、従来の欠点を解決する低圧
ボビンを提供することを目的とするものである。
以下この考案の実施例を図面に基いて説明する。
第４図はこの考案の実施例に係る低圧ボビンである。
低圧ボビン１１には、巻線巻回部１２上に複数の隔壁１
３が立設され、隔壁１３間には分割溝１４が形成されて
いる。
３が立設され、隔壁１３間には分割溝１４が形成されて
いる。
分割溝１４の隣には巻線巻回部１２上に隔壁１３に近接
して立設された隔壁１３ａとの間に引出線専用溝１５が
形成される。
して立設された隔壁１３ａとの間に引出線専用溝１５が
形成される。
また、分割溝１４と引出線専用溝１５との間に配設され
た隔壁１３には、適当な間隔でスリット１６．１７が形
成されている。
た隔壁１３には、適当な間隔でスリット１６．１７が形
成されている。
このように構成された低圧ボビンにおいて、巻線巻回部
１２に形成された各分割溝１４部分に１次巻線および３
次巻線等の数本の巻線を巻回して低圧コイルを形成する
。
１２に形成された各分割溝１４部分に１次巻線および３
次巻線等の数本の巻線を巻回して低圧コイルを形成する
。
そして、各巻線の始端部或いは終端部の処理は、第５図
、第６図で示すように、分割溝１４の巻回を終了した巻
線りは、その端末線２０が分割溝１４の隣に隔壁１３を
隔てて形成されている引出線専用溝１５内に隔壁１３に
形成されたスリット１６を通って一旦入り、スリット１
７を通って直角に屈曲され、低圧ボビン１１の取付板１
８に植設されたピン１８まで配線されて、ピン１８にか
らげられる。
、第６図で示すように、分割溝１４の巻回を終了した巻
線りは、その端末線２０が分割溝１４の隣に隔壁１３を
隔てて形成されている引出線専用溝１５内に隔壁１３に
形成されたスリット１６を通って一旦入り、スリット１
７を通って直角に屈曲され、低圧ボビン１１の取付板１
８に植設されたピン１８まで配線されて、ピン１８にか
らげられる。
同様に端末線２０がコイル巻線の始端部とすれば上述の
処理方法を逆の順序で行なうものである。
処理方法を逆の順序で行なうものである。
こうして、この考案の低圧ボビンを使用してコイル巻線
の端末処理を行なうと、第６図に示されるように、端末
線２０がスリット１７において直角に屈曲して線被膜に
傷がつくおそれがあるが、この部分は引出線専用溝のた
めにコイル巻線がなく、レアショートを起こす危険はな
い。
の端末処理を行なうと、第６図に示されるように、端末
線２０がスリット１７において直角に屈曲して線被膜に
傷がつくおそれがあるが、この部分は引出線専用溝のた
めにコイル巻線がなく、レアショートを起こす危険はな
い。
尚、分割溝の隣に設ける引出線専用溝は、引出しを必要
とする位置に設けてもよいが、あらかじめ全分割溝の隣
に設けても良く、また分割溝と引出線専用溝との間に立
設された隔壁に設けるスリットも、分割溝から導出され
る端末線の数に応じて増すことができるものである。
とする位置に設けてもよいが、あらかじめ全分割溝の隣
に設けても良く、また分割溝と引出線専用溝との間に立
設された隔壁に設けるスリットも、分割溝から導出され
る端末線の数に応じて増すことができるものである。
坦上述べた実施例に基いて実用新案登録請求の範囲の如
く構成した本考案のフライバックトランスの低圧ボビン
では、コイル巻線の線末線の引出部分での絶縁が良好に
なり、本考案の低圧ボビンを使用して構成したフライバ
ックトランスは、安全性が高く品質の安定を図ることが
できる。
く構成した本考案のフライバックトランスの低圧ボビン
では、コイル巻線の線末線の引出部分での絶縁が良好に
なり、本考案の低圧ボビンを使用して構成したフライバ
ックトランスは、安全性が高く品質の安定を図ることが
できる。
第１図は従来の低圧ボビンの側面図、第２図は同じくコ
イル巻線の引出部分を示す一部断面図、第３図は同じく
部分側面図、第４図は本考案の実施例を示す低圧ボビン
の側面図、第５図は同じくコイル巻線の引出部分を示す
一部断面図、第６図は同じく要部側面図である。 １１：低圧ボビン、１２：巻線巻回部、１３：隔壁、１
４：分割溝、１５：引出線専用溝、１６゜１７：スリッ
ト。
イル巻線の引出部分を示す一部断面図、第３図は同じく
部分側面図、第４図は本考案の実施例を示す低圧ボビン
の側面図、第５図は同じくコイル巻線の引出部分を示す
一部断面図、第６図は同じく要部側面図である。 １１：低圧ボビン、１２：巻線巻回部、１３：隔壁、１
４：分割溝、１５：引出線専用溝、１６゜１７：スリッ
ト。
Claims (1)
- 巻線巻回部に立設された複数の隔壁によって分割溝が形
成されているフライバックトランスの低圧ボビンにおい
て、前記巻線巻回部上の適宜な分割溝の隣に配設した引
出線専用溝と、前記分割溝と前記引出線専用溝との間に
立設された隔壁にコイル巻線の端末線が配線される少な
（とも２箇所のスリットとが形成されていることを特徴
としたフライバックトランスの低圧ボビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15374978U JPS5818258Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | フライバツクトランスの低圧ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15374978U JPS5818258Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | フライバツクトランスの低圧ボビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5571515U JPS5571515U (ja) | 1980-05-16 |
| JPS5818258Y2 true JPS5818258Y2 (ja) | 1983-04-13 |
Family
ID=29141223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15374978U Expired JPS5818258Y2 (ja) | 1978-11-08 | 1978-11-08 | フライバツクトランスの低圧ボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818258Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59151412U (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-11 | 株式会社トーキン | トランス |
-
1978
- 1978-11-08 JP JP15374978U patent/JPS5818258Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5571515U (ja) | 1980-05-16 |
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