JPH0347316Y2 - - Google Patents

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JPH0347316Y2
JPH0347316Y2 JP6345786U JP6345786U JPH0347316Y2 JP H0347316 Y2 JPH0347316 Y2 JP H0347316Y2 JP 6345786 U JP6345786 U JP 6345786U JP 6345786 U JP6345786 U JP 6345786U JP H0347316 Y2 JPH0347316 Y2 JP H0347316Y2
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JP
Japan
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coil
primary coil
lead
space
discharge lamp
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JP6345786U
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JPS62174319U (ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は放電灯用安定器に関する。
(従来の技術) 1次コイルおよび2次コイルを備えた放電灯用
安定器を使用した放電灯点灯回路において、前記
1次コイルより中間タツプを引出し、これを2次
コイルの一端に接続するようにしたものは既によ
く知られている。
第2図はその一例を示す点灯回路で、1は放電
灯用安定器で、1次コイル2、2次コイル3を備
えており、4は放電灯である。1次コイル2の両
端は電源端子5,6に接続されてあり、この1次
コイル2から引き出された中間タツプ7は、リー
ド8を介して2次コイル3の一端に接続される。
2次コイル3の他端と電源端子5との間に放電灯
4が接続される。
ところでこの種放電灯用安定器は、日字型に組
み立てられた鉄心構体の中央脚に、1次コイル
2、2次コイル3をなどを巻装せしめて構成され
る。この場合前記のように1次コイル2の中間タ
ツプ7から引き出されたリード8は、電線を多層
に巻回してなる1次コイル2の、その中間層から
導出する必要がある。しかしこの中間タツプ7の
電位は、1次コイル2の端部の電位とは大きな差
があるため、1次コイル2とは充分に絶縁して導
出する必要がある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は1次コイルの中間タツプから引き出
されるリードを簡単にしかも確実に1次コイルか
ら絶縁することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は安定器本体において使用する成形さ
れたボビンとして、1次、2次の各コイルをそれ
ぞれ独立して巻装する箇所を設け、その各箇所を
その各両側に設けたつば部をもつて区画するとと
もに、前記つば部のうち互いに向い合つている一
対のつば部間の空間に、1次コイルの中間タツプ
から引き出したリードを挿通させて、2次コイル
側に導出するようにしたことを特徴とする。
(実施例) この考案の実施例を図によつて説明する。第3
図に示すように安定器本体1は、日字型に組み立
てられた鉄心構体10の中央脚に1次コイル2お
よび2次コイル3を巻回することによつて主とし
て構成されてある。実際には両コイル2,3はそ
の詳細を第1図に示すような、樹脂成形されたボ
ビン11に巻回され、これを前記中央脚に嵌合さ
せることによつて巻装される。
このボビン5を詳細に説明すると、これは筒状
の本体12に1次コイル2を巻装する箇所13
と、2次コイル3を巻装する箇所14とを備え、
両箇所13,14はつば部15〜18によつて区
画されている。これらの構成は従来のこの種ボビ
ンと特に相違するところはない。
この考案にしたがい、両箇所13,14を区画
するつば部のうち、互いに向い合うつば部16,
17の間の空間19をリード8の通過空間として
使用する。すなわちコイル2の中間層から引き出
されたリード8は、第1図中にも鎖線Kで示して
いるようにつば部16に形成されたスリツト20
に直ちに入り、ここから空間19に導入される。
そしてこの空間19を通つてから、つば部17
に形成されたスリツト21よりこの空間19から
出る。このあと2次コイル3の表面をまたいでか
ら、つば部18に形成されたスリツト22を通つ
て端子台23の端子24に至る。端子24からの
リード(鎖線K1で示す。)は、2次コイル3の一
端に接続される。
なお端子台23の端子25には、2次コイル3
の他方の端部から引き出されたリード26(第1
図中鎖線K2で示す。)が接続されている。そして
この端子26に接続される外部導線は、コンデン
サ27を介して放電灯4に接続される。他方の端
子台28には端子5,6が設置されてあり、これ
に1次コイル2の各端部が接続される。
以上の構成によると、1次コイル2の中間層か
ら引き出されたリード8は、その中間層から直接
にスリツト20から空間19に入るようにしてあ
る。そのためこのリード8が1次コイル2の端部
に接近する箇所を通るようなことはないし、しか
もこの空間19はつば部16,17によつて囲ま
れているため、各コイルの端面に対して確実に絶
縁されるようになる。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれは、1次コ
イルの中間層から引き出して2次コイルに接続し
ようとするリードを、1次コイルの端部から隔離
させて引き出すことができるとともに、つば部に
よつて囲まれた空間を挿通するようにしたので、
各コイルの端面に対して確実に絶縁することがで
きるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案で使用するボビンの斜視図、
第2図は点灯用の回路図、第3図はこの考案の実
施例を示す斜視図である。 1……安定器本体、2……1次コイル、3……
2次コイル、7……中間タツプ、8……リード、
11……ボビン、13,14……箇所、15〜1
8……つば部、19……空間、20……スリツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心構体と、前記鉄心構体の中央脚に巻装され
    る1次および2次コイルとからなる放電灯用安定
    器において、前記中央脚が挿通される筒状の本体
    を備えたボビンに、前記1次、2次の各コイルを
    それぞれ独立して巻装する箇所を設け、その各箇
    所をその各両側に設けたつば部をもつて区画する
    とともに、前記つば部のうち互いに向い合つてい
    る一対のつば部をもつて空間を形成し、またこの
    一対のつば部のうちの前記1次コイル側のつば部
    に、前記2次コイルに接続するように前記1次コ
    イルの中間タツプから引き出したリードを挿通さ
    せるスリツトを設け、このスリツトより前記リー
    ドを前記空間内に導入せしめてなる放電灯用安定
    器。
JP6345786U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0347316Y2 (ja)

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JP6345786U JPH0347316Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JP6345786U JPH0347316Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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Publication Number Publication Date
JPS62174319U JPS62174319U (ja) 1987-11-05
JPH0347316Y2 true JPH0347316Y2 (ja) 1991-10-08

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ID=30898701

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