JP2876236B2 - 電動機の電機子 - Google Patents

電動機の電機子

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、家電機器に用いられる整流子電動機の電機
子に関するものである。
(従来の技術) 近年、家電製品は軽薄短小化が進み、薄型の電動機の
需要が急速に高まってきている。
以下、図面を参照にしながら、従来の薄型電動機の電
機子について説明する。
電動機を薄型にするためには、電機子と整流子との間
の距離を縮める必要がある。そこで電機子鉄心の中心付
近を自由に使える波巻きの結線を行なう。第4図は、電
機子組立体の断面を示したものであり、左断面図が整流
子再圧入前、右断面図が整流子再圧入後のものである。
1は軸、2は電気鋼板を積み重ねた電機子鉄心で、軸1
に圧入固定されている。3は電機子巻線(以下コイル)
で、波巻きによって巻線加工されたものである。4,5は
電機子鉄心2とコイル3を絶縁するエンドインシュレー
ターA,Bである。6は整流子で、軸1に再圧入されるこ
とによって固定され、コイル3と結線される。第5図
は、整流子再圧入後の電機子を整流子方向から見た図で
ある。
以上のように構成された電機子組立体について、以下
その組立について説明する。まず軸1に電機子鉄心2が
圧入固定され、エンドインシュレーターA4,A5がそれぞ
れ軸1に圧入固定される。次に整流子6が軸1に仮圧入
され、電機子鉄心2のスロット内にスロット絶縁紙を挿
入し、波巻きによる巻線加工された各コイルと結線され
る。その後整流子6が再圧入される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記のような構成では、整流子6を再圧
入した際、第4図右断面図に見られるように、コイル3
と整流子6との間の線にたるみが出てしまい再圧入後に
たるみ線を整形しなければならなくなる。また、第5図
に見られるように、整流子フック部6aに巻きつけられた
線が、整流子再圧入により横方向に広がって隣接したコ
イル間の絶縁距離がとれなくなるという問題があった。
本発明は、上記従来例問題点に鑑み、整流子を再圧入
してもコイルと整流子の間に接続線のたるみが出ないよ
うにし、さらに整流子フック部に巻きつけられた線が再
圧入により横方向へ広がらないようにして、再圧入後の
整形作業を簡略化するようにした電動機の電機子を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明の電機子は、電
機子鉄心に重ねた整流子側のエンドインシュレーターの
整流子が位置する部分の外側に、所定の間隔をもって環
状に配置された複数の突起を設けた構成とする。さら
に、その突起の外側に、連続した環状の突起を設ける。
(作 用) 上記構成によれば、整流子を再圧入したとき、整流子
とコイルの間の線が、エンドインシュレータに設けた突
起に支えられて、横方向の広がりが、防止されると共
に、たるみの発生も防止され、従来必要とした整流子圧
入後の線の整形作業を簡略化することができる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例における電機子組立体を
示したものであり、左断面図は整流子再圧入前、右断面
図は整流子再圧入後のものである。1は軸、2は電機鋼
板を積み重ねた電機子鉄心で、軸1に圧入固定されてい
る。3はコイルで波巻きによって巻線加工されたもので
ある。4,5は電機子鉄心2とコイル3を絶縁するエンド
インシュレーターA,Bである。6は整流子で、軸1に再
圧入されることによって固定され、コイル3と結線され
る。
ここで、本実施例の特徴は、電機子鉄心2に重ねた整
流子6側のエンドインシュレーターB5に、第3図に示し
たような突起5a及び5bを設けている点である。即ち、第
2図に示したように、エンドインシュレーターB5の整流
子6が位置する部分の外側に、整流子6のフック部6a,6
aの間にそれぞれ位置するように、所定の間隔をもって
環状に配置された、整流子片と同数の突起5aと、この環
状に配置された突起5aのさらに外側に配置された連続し
た環状の突起5bとが設けられている。
以上のように構成された本実施例の作用について以下
説明する。まず、軸1に電機子鉄心2が圧入固定され、
エンドインシュレーターA4、突起5a,5aを備えたエンド
インシュレーターB5が、それぞれ軸1に圧入固定され
る。次に整流子6が軸1に仮圧入され、電機子鉄心2の
スロット内にスロット絶縁紙を挿入し、波巻きにより巻
線加工された各コイルと結線される。その後整流子6が
再圧入されるが、この時、第1図の右断面図に示したよ
うに、整流子6とコイル3間の線はエンドインシュレー
ターB5の連続した環状の突起5bにより支えられ、たるみ
の発生を阻止される。さらに、第2図に示したように、
整流子フック部6aの巻きつけ線は横方向への広がりをエ
ンドインシュレーターB5の突起5aによって抑えられ、隣
接コイル間の絶縁距離を保つことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、整流子を再圧
入する電機子の整流子側のエンドインシュレーターに、
所定の間隔をもって環状に配置された複数の突起と、さ
らにその外側に配置された連続した環状の突起とを設け
ることにより、整流子とコイルの間に線をたるみなく這
わせると共に、隣接コイル間の絶縁距離を保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の電機子組立体の断面図、
第2図は、同電機子組立体の部分平面図、第3図は、同
整流子側エンドインシュレーターの斜視図、第4図は、
従来の電機子組立体の断面図、第5図は、同電機子組立
体の部分平面図である。 1……軸、2……電機子鉄心、3……コイル、4……エ
ンドインシュレーターA、5……エンドインシュレータ
ーB、5a……所定の間隔をもって環状に配置された突
起、5b……連続した環状の突起、6……整流子、6a……
整流子のフック部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 13/04 H02K 3/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電機子鉄心に重ねられた整流子側のエンド
    インシュレーターの、整流子の外側に、電機子巻線が接
    続される整流子のフック部とフック部の間にそれぞれ位
    置するように、所定の間隔をもって複数の突起が環状に
    配設されていることを特徴とする電動機の電機子。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、所定の間隔をもっ
    て環状に配置された突起と波巻きにより巻線加工された
    電機子巻線との間に、連続した環状の突起がさらに配設
    されていることを特徴とする電動機の電機子。
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