JPH11273973A - インダクタンス素子 - Google Patents

インダクタンス素子

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JPH11273973A
JPH11273973A JP10075367A JP7536798A JPH11273973A JP H11273973 A JPH11273973 A JP H11273973A JP 10075367 A JP10075367 A JP 10075367A JP 7536798 A JP7536798 A JP 7536798A JP H11273973 A JPH11273973 A JP H11273973A
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JP
Japan
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bobbin
coil
core
shield
transformer
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Application number
JP10075367A
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English (en)
Inventor
Toru Honma
透 本間
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Priority to US09/368,567 priority patent/US6175295B1/en
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Priority to TW88113773A priority patent/TW425582B/zh
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/346Preventing or reducing leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/38Auxiliary core members; Auxiliary coils or windings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はインダクタンス素子に係り、シール
ド効果も兼ね備えたインダクタンス素子を一連の巻線工
程に於いて実現することを目的とする。 【構成】 鍔によって分割された2つ以上の巻枠を有す
るボビンにコイルを巻き回し、フェライトコアを載置し
て成るインダクタンス素子において、前記ボビンはコア
中央磁脚を挿入する中央孔と、該ボビン底部にコア外脚
を挿入する為の外孔を備えた巻枠を有すると共に、該巻
枠にボビン上鍔を介してシールド用コイルを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチングレギ
ュレータに用いられるトランス及びインダクターに係
り、特に分割型ボビンを用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種のスイッチング電源用ト
ランス及びインダクターに於いては、トランス及びイン
ダクターの動作中に外部へ漏れ磁束が発生する事が知ら
れており、この漏れ磁束をシールドする為に、図6に示
される様なコアの外周を介してトランスの側面に、銅板
のシールドリングを設ける方法が一般的にとられている
が、図7実用新案登録第2518250号、図8実用新
案登録第2518241号の様に、銅板のシールドリン
グを用いずにワイヤを利用したシールドコイルを形成
し、前記銅板のシールドリングと同様なシールド効果を
得る方法等も開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な従来のものに於いては、次の様な課題があった。
【0004】(課題1)トランス及びインダクターの製
造の自動化はかなりの割合で行われているが、図6に示
される様な、トランス及びインダクターの側面に銅板の
シールドリングを設ける為の製造方法は、依然として手
作業による装着と半田付が主流となっており、製造工数
がかかり工程の簡素化又は自動化の妨げとなっている。
【0005】(課題2)図7に於いて、銅板シールドリ
ングの代りにボビン上鍔部70の周囲に巻枠を設け、ワ
イヤによりシールドコイル74を形成する方法が提案さ
れているが、該シールドコイルの巻始めと巻終わりが、
ボビン上鍔部70に埋め込まれた端子71に接続されて
ショートリングを構成する構造となっていることから、
該端子71の半田揚げ処理が必要となり、トランスを完
成させる為には、反対側のボビン端子79を含め二度の
半田揚げ処理を行うこととなる。従って製造工程が増加
することになり好ましくない。一方図8に於いては、ワ
イヤによりショートリング状のシールドコイル84を成
形し、コアとボビンが組み合された後、ボビン上鍔部8
0に形成された二個所のシールドコイル受部81に装着
する構成となっていることより、該シールドコイル84
の安定性に問題があり更にシールドコイルの製造工程も
別途必要となることから好ましくない。
【0006】(課題3)上記の様なワイヤを用いたシー
ルドコイルの構成では、シールド可能な漏れ磁束の方向
がトランス及びインダクターの上下方向のみであり、コ
ア外脚側面全体の漏れ磁束に対しては、効果が得られて
いない。
【0007】本発明はこのような課題に対し、ワイヤに
よるシールドコイル形成工程の簡素化又は自動化を可能
とし、かつシールド効果を持たせたインダクタンス素子
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、鍔に
よって分割された2つ以上の巻枠を有するボビンと該ボ
ビンに埋設された端子とを備え、これらの巻枠にコイル
を巻き回し、フェライトコアを載置して成るインダクタ
ンス素子において、前記ボビンは、コア中央磁脚を挿入
する中央孔と、該ボビン底部にコア外脚を挿入する外孔
を有する巻枠を備えると共に、該巻枠にボビンの上鍔を
介して他のボビン巻枠と直交する方向に巻回された部分
を有するシールドコイルを形成し、該シールドコイルの
巻始めと巻終りとを前記ボビン端子に接続しショートす
るか又は、プリント基板に実装した際に基板面において
ショートすることにより前記課題が達成される。またこ
のシールドコイルは、トランスの小型化に伴って他の巻
枠に巻き回された一次コイルや二次コイルと接触する可
能性もある事より、トランスの安全規格を満たす目的に
おいて、三層絶縁電線を用いてより安全な構造とするこ
とも出来る。
【0009】
【発明の実施形態】以下本発明の第一の実施形態を図1
乃至図5に基いて説明する。
【0010】図1は、本発明のスイッチング電源用トラ
ンスにおける第一の実施例の斜視図であり、1はフェラ
イトコア、3はボビンであり、該ボビンはフェライトコ
ア中央磁脚を挿入する中央孔と、該ホ゛ヒ゛ン底部にコア外
脚を挿入する外孔12を有する巻枠11を備えると共
に、該巻枠には、ボビン上鍔凸部10a、10bを介し
て他のボビン巻枠と直交する部分を有するシールドコイ
ル4が巻回され、ボビン端子9へ接続されている。図2
は正面図であり、シールドコイルが他のコイルと直交す
る部分を現すと共に、該コイルの端末がボビン3の端子
9へ接続されている。図3は同断面図である。図4は側
面図であり、ボビン3は上下両端に鍔を有し、それらに
挟まれた巻枠、5−1乃至5−11の計11個を備えて
いる。該巻枠には、一次補助コイル2−1、二次コイル
2−2、一次主コイル2−3、二次コイル2−4、一次
主コイル2−5、二次コイル2−6、二次コイル2−
7、二次コイル2−8、一次主コイル2−9、二次コイ
ル2−10、一次主コイル2−11が巻回されている。
これらのコイルは、ボビン端子側の巻枠5−11より5
−1まで順次に巻線が行われその後、本発明であるシー
ルドコイル4が、ボビン3の底部に形成されているシー
ルドコイル用巻枠11内にボビン上鍔凸部10a,10
bを介してコイル2と直交する部分を形成すると共に巻
回され、ボビン端子9に導かれている。図5は同断面図
である。これらのコイルは一度の半田付け工程にて各端
子に接続される。この様に本発明の特徴であるシールド
用コイル4は、トランスの他のコイルも含めて一連の工
程にて、トランス全体を完成させることが出来る為、従
来の銅板シールドリングを用いた構造やワイヤによりシ
ールドコイルを構成したトランスに比べトランスの製造
工程が簡略化される利点を有している。以上トランスを
例にとって説明したが、本発明はトランス以外でも磁束
変化の大きい用途、例えばアクテイブフィルター用のイ
ンダクター等としても応用出来る。以下にトランス実装
時に於けるシールド効果の評価データを記載する。
【0011】評価方法 サーチコイルを使用して、シールドコイルの有る場合
と、無い場合に於ける誘起電圧の差異を比較する。
【0012】
【表1】
【0013】シールドコイル4についてのシールド効果
評価データ
【0014】
【表2】
【0015】測定条件 以上の結果から、トランス上側及びコア外脚側面全体の
漏れ磁束をシールドする機能を兼ね備えたスイッチング
電源用トランス及びインダクターを実現することができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の構成とする事により、トランス
上側及びコア外脚側面全体の広範囲に渡る漏れ磁束をシ
ールドすることができ、本シールドコイルは他のコイル
と一連の巻線工程にて巻線されかつ、1回の半田揚げ工
程で作製できることより、従来の手作業による銅板又は
ワイヤによるシールドリング取り付け作業が不要にな
り、トランス及びインダクターの製造工程が簡素化でき
る。また、シールドコイルを巻線によりボビンと一体化
したことにより、シールドコイルの固定状態が安定し、
かつ自動化も可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランス第一実施例の斜視図
【図2】第一実施例の正面図
【図3】同断面図
【図4】第一実施例の側面図
【図5】同断面図
【図6】従来の銅板シールドリング付きトランス
【図7】従来のワイヤによるシールド方法例1
【図8】従来のワイヤによるシールド方法例2
【図9】本発明の他のトランス実施例の斜視図
【符号の説明】
1 フェライトコア 2 コイル 3 ボビン 4、74、84 シールドコイル 5 巻枠 6 コア中脚エアギャップ 7a、7b コア外脚突き合わせ部 8 コア中央磁脚 9、79、89 ボビン端子 10a、10b ボビン上鍔凸部 11 シールドコイル用巻枠 12 外孔 70、80 ボビン上鍔 71 シールドコイル用端子 81 シールドコイル受部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 31/00 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔によって分割された2つ以上の巻枠を
    有するボビンと該ボビンに埋設された端子とを備え、こ
    れらの巻枠にコイルを巻き回し、フェライトコアを載置
    して成るインダクタンス素子において、 前記ボビンは、コア中央磁脚を挿入する中央孔と、該ボ
    ビン底部にコア外脚を挿入する外孔を有する巻枠を備え
    ると共に、該巻枠にボビンの上鍔を介して他のボビン巻
    枠と直交する方向に巻回された部分を有するシールドコ
    イルを形成し、該シールドコイルの巻始めと巻終りとを
    前記ボビン端子に接続したことを特徴とするインダクタ
    ンス素子。
  2. 【請求項2】 前記シールドコイルを三層絶縁電線とし
    た事を特徴とする請求項1記載のインダクタンス素子。
JP10075367A 1998-03-24 1998-03-24 インダクタンス素子 Pending JPH11273973A (ja)

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EP99115686A EP1076344A1 (en) 1998-03-24 1999-08-09 Inductance device
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EP1076344A1 (en) 2001-02-14

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Effective date: 20040413