JPH04580B2 - - Google Patents

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JPH04580B2
JPH04580B2 JP22244683A JP22244683A JPH04580B2 JP H04580 B2 JPH04580 B2 JP H04580B2 JP 22244683 A JP22244683 A JP 22244683A JP 22244683 A JP22244683 A JP 22244683A JP H04580 B2 JPH04580 B2 JP H04580B2
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JP
Japan
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winding
frames
hinge
groove
coil bobbin
Prior art date
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Expired
Application number
JP22244683A
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English (en)
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JPS60113913A (ja
Inventor
Satoshi Ueda
Munekazu Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22244683A priority Critical patent/JPS60113913A/ja
Publication of JPS60113913A publication Critical patent/JPS60113913A/ja
Publication of JPH04580B2 publication Critical patent/JPH04580B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は民生用や産業用電子機器などに使用す
るトランスなどに用いられるコイルボビンに関す
るものである。
従来例の構成とその問題点 近年トランスにおいて、コストダウンの方向と
してトランスの巻線の自動化とともに端子への自
動配線さらには仕上工程の自動化が普及し、それ
にともない、コイルボビンとしても巻線や配線の
自動化に対応したものが必要となつてきている。
以下、図面を参照しながら従来のコイルボビン
について説明する。第1図、第2図において、
1,1′は両端部に鍔2,3を有し、鍔2側に筒
状部4を突出させた一次側コイルボビンで、この
一次側コイルボビン1,1′には一次コイル5,
5′が巻回されている。上記鍔2には一次コイル
5,5′の引出線6を引出すための引出溝7が形
成されている。
また、8,8′は両端部に鍔9,10をもち、
この鍔10側に筒状部11を突出させた二次側コ
イルボビンで、この二次側コイルボビン8,8′
には二次コイル12,12′が巻装されている。
上記二次側コイルボビン8,8′の鍔10には二
次コイル12,12′の引出線13を引出す引出
溝14が形成され、筒状部11には上記引出線1
3を接続して二次側のターミナルとなる端子15
を取付ける取付溝16が形成されている。
このような構成で一次側コイルボビン1,1′
は二次側コイルボビン8,8′内に収納されてト
ランス用として利用される。また、一次コイル
5,5′の引出線6は、リード線固定板17に取
付けた外部リード線18の先端部18aに巻付け
て半田付し、二次コイル12,12′上に絶縁テ
ープ19などを用いて固定していた。
これをトランスとする場合は第3図に示すよう
一次側コイルボビン1,1′にUU形、UI形、LL
形などのフエライトコアやラミネート鉄心などか
らなる鉄心20を組込んで構成される。
このように従来のコイルボビンとしては、一次
側コイルボビン1,1′、二次側コイルボビン8,
8′とも個々に独立した構成となつており、巻線
も個々のコイルボビンに別々に行う必要があり、
巻線作業に手間を要すとともに、引出線の処理も
リード線固定板17を用いる必要があり自動化を
計ることが困難で、一次側コイルボビン1,1′
を組込んだ二次側コイルボビン8,8′間の位置
決めも不安定で、トランスとして鉄心20を組込
む際にも作業性が悪く、引出線にテンシヨンが加
えられて断線を引起こすといつた問題があつた。
発明の目的 本発明は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、巻線作業の自動化による効率化、引出
線の安全性を図ることのできるコイルボビンを提
供しようとするものである。
発明の構成 上記目的を達成するために本発明のコイルボビ
ンは、筒状の巻線部の両端に鍔を設けた一対の巻
枠よりなり、このそれぞれの巻枠の一方の鍔の一
側面に両巻枠が一体となつて直列配置、並列配置
を可能とするヒンジ部を設け、このヒンジ部を設
けたそれぞれの巻枠の鍔の一側面に巻枠を並列配
置することにより突合わされて一体となる配線溝
を設けた構成とし、この構成とすることにより、
巻線時に直列配置して2つの巻枠に連続巻線を可
能にし、巻線後はその両巻枠に巻回された巻線の
接続する配線を配線溝内に収納して保持されるよ
うにして安全性を保つようにしたものである。
実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面第4図〜第15図
を用いて説明する。
まず、第4図〜第6図において、21,22は
合成樹脂により成形された一対の巻枠であり、こ
の巻枠21,22は中心孔23をもつた角筒状の
巻線部24の両端に鍔25,26を設けて構成さ
れている。この巻枠21,22を直線状に並べて
配置した。いわゆる直列配置したときの突合せ面
側の鍔25は幅広に形成され、他方の鍔は幅狭の
構成となつている。上記鍔25の図示する状態で
の上下面には巻線部24の外周に巻装される巻線
27の引出線28と外部リード線の接続部を収納
する凹部29が形成されるとともに、この凹部2
9と巻線部24とをつなぐ引出溝30、さらには
後述する一側面に形成する配線溝31と巻線部2
4とをつなぐ引出溝32が設けられている。
また、この鍔25の一側面には、2つの突条3
3が外方に突出するように設けられ、この2つの
平行する突条33間で上述する配線溝31が形成
される。なお、巻枠21側の突条33の間隔は、
巻枠22側の突条33の間隔より狭く構成され、
この2つの巻枠21と22を並列配置したとき、
巻枠21側の突条33が巻枠22側の突条33間
に入りこむように構成されている。
さらに鍔25の一側面には鍔25の端面側に突
出する一対のヒンジ片34,35が設けられ、こ
のヒンジ片34は巻枠21側に2個、ヒンジ片3
5は巻枠22側に2個設けられ、このヒンジ片3
4,35は高さ方向に異なる位置に形成され、ヒ
ンジ片34には係合孔36、ヒンジ片35には係
合ピン37が設けられ、この係合ピン37を係合
孔36に係合させることにより2つの巻枠21,
22はヒンジ結合されることになる。すなわち、
ヒンジ片34,35によつて一対の巻枠21,2
2のヒンジ部を構成している。
また、この鍔25の他側面には端面から上下面
に至る外部リード線をはめこむL字状溝38が形
成されている。
さらにこの鍔25の端面には巻枠21,22を
直列配列したときに鍔25どうしを突合せること
によつて相互にはまり合う凸部39と凹部40が
数個づつ形成されている。
このような構成で、2つの巻枠21,22のヒ
ンジ片34,35の係合ピン37と係合孔36を
係合してヒンジ結合し、直列配置して中心孔23
に巻軸41を挿入し、巻枠21の巻線部24から
巻線27を巻回し、所定の巻線量の巻線が終了す
るとその巻線27の巻終りとなる引出線28を引
出溝32と配線溝31を通して巻枠22の巻線部
24に連続的に巻回し巻線27を構成する。この
状態を第5図に示す。
このように巻線27を巻回した2つの巻枠2
1,22は、ヒンジ部を中心にして回転させれば
第6図に示すように2つの巻枠21,22が並列
に配列した形とすることができ両巻線27間をつ
なぐ引出線28は配線溝31内に収納される。
なお、ヒンジ片34,35に設ける係合孔3
6、係合ピン37としては第7図に示すように係
合ピン37を係合孔36に圧入しやすくするため
に傾斜面をもたせた構成とすることができる。
また、他の例としては、係合孔36として第8
図に示すように一部に切欠き42を設け、係合ピ
ン37をこの切欠き42を押広げて組込む構成と
したり、第9図に示すようにヒンジ片34,35
の先端を半円弧状部43として、列車の連結器の
ように組合せる構成としたり、第10図のように
ヒンジ片34の先端を半円弧状部43とし、ヒン
ジ片35に係合ピン37を設けた構成としてもよ
い。
次に、上記巻枠21,22が一次側コイルボビ
ンとした場合、この一次側コイルボビンと組合せ
て利用する二次側コイルボビンとしては、第11
図〜第13図に示すような構成のものとすること
ができる。
すなわち、44,45は合成樹脂により成形さ
れた一対の巻枠であり、この巻枠44,45は中
心孔46をもつた角筒状の巻線部47の両端に鍔
48,49を設けて構成されている。この一対の
巻枠44,45を直列配置したときの突合せ面と
なる側の鍔48は幅広に、他方の鍔49は幅狭と
なつている。上記鍔48の上下面には巻線部47
から巻線50の引出線51を引出す引出溝52
と、一側面に形成した配線溝53につながる引出
溝54が形成されている。また、この鍔48の一
側面には端面側に突出するヒンジ片55,56が
設けられ、このヒンジ片55は巻枠44に2個、
ヒンジ片56は巻枠45に2個設けられ、このヒ
ンジ片55,56は高さ方向に異なる位置に設け
られ、このヒンジ片55には係合孔57が、ヒン
ジ片56には係合ピン58が設けられ、ヒンジ片
55,56を重なるように組合せ、係孔ピン58
を係合孔57にはめこむことにより両巻枠44,
45はヒンジ結合されることになる。
また、鍔48の他側面にはL字状の端子59を
圧入結合する端子溝60が形成されている。
さらに上記鍔49の中心孔46側には肉薄部6
1と一側面側に切欠部62が形成されている。ま
た、鍔48の端面には巻枠44,45を直列配列
したとき鍔48どうしを突合せることによつて相
互にはまり合う凸部63と凹部64が形成されて
いる。
このような構成で、2つの巻枠44,45をヒ
ンジ片55,56の係合孔57と係合ピン58を
係合させてヒンジ結合し、直列配置して中心孔4
6に巻軸を挿入し巻枠44の巻線部47に巻線5
0を巻回しその巻終りとなる引出線51を引出溝
54、配線溝53を通して巻枠45の配線溝5
3、引出溝54から巻線部47に引込み巻枠45
の巻線部47にも連続的に巻線50を巻回する。
そして巻線50の巻始め、巻終りの引出線51は
引出溝52から引出して端子59に巻付け半田処
理される。この状態を第12図に示す。このよう
に巻線50を施した2つの巻枠44,45はヒン
ジ部を中心に回転させれば第13図に示すように
2つの巻枠44,45が並列に配列された状態と
なり両巻線50をつなぐ引出線51は配線溝53
内に保持される。この巻枠44,45を二次側ボ
ビンとしたときは上述の巻枠21,22を巻枠4
4,45の中心孔46にそれぞれ挿入して巻枠2
1,22の鍔25を巻枠44,45の肉薄部61
にはまりこませて第14図のように構成し、この
巻枠21,22の中心孔23にフエライトあるい
は積層鉄心からなる鉄心65を組込めば第15図
に示すようなトランスを構成することができる。
なお、図中66は巻枠21,22の巻線27の引
出線28と接続される外部リード線である。
発明の効果 以上のように本発明のコイルボビンは、一対の
巻枠をヒンジ部で結合し、そのヒンジ部に近接し
た位置に両巻枠の突合せで一体となる配線溝を設
けたため、2つの巻枠を直列配置して連続的に巻
線作業が行えて、巻線作業の効率化が計れ、両巻
線をつなぐ引出線は配線溝で保持されて巻枠を並
列配置したときは安全に保護され、配線作業の向
上も図れ、かつ、トランス用として利用する場合
には、ヒンジ部で結合されているため、両巻枠の
位置決めが確実で鉄心などの組込みも容易とな
り、生産性の向上を図る上において有利となるな
どの利点をもち、工業的価値の大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイルボビンを示す分解斜視
図、第2図は同組立てた状態の斜視図、第3図は
同コイルボビンをトランスに利用したときの斜視
図、第4図は本発明のコイルボビンの一実施例を
示す分解斜視図、第5図、第6図は同コイルボビ
ンに巻線を施した状態の直列配置と並列配置の斜
視図、第7図〜第10図は同ヒンジ部の実施例を
示す要部斜視図、第11図は他の実施例のコイル
ボビンの斜視図、第12図、第13図は同コイル
ボビンに巻線を施した状態の直列配置と並列配置
の斜視図、第14図は上記2つの実施例のコイル
ボビンを組合した状態を示す斜視図、第15図は
同組合せたものに鉄心を組込んでトランスとした
状態の斜視図である。 21,22……巻枠、23……中心孔、24…
…巻線部、25,26……鍔、27……巻線、2
8……引出線、29……凹部、30……引出溝、
31……配線溝、32……引出溝、33……突
条、34,35……ヒンジ片、36……係合孔、
37……係合ピン、38……L字状溝、39……
凸部、40……凹部、42……切欠き、43……
円弧状部、44,45……巻枠、46……中心
孔、47……巻線部、48,49……鍔、50…
…巻線、51……引出線、52……引出溝、53
……配線溝、54……引出溝、55,56……ヒ
ンジ片、57……係合孔、58……係合ピン、5
9……端子、60……端子溝、61……肉薄部、
62……切欠部、63……凸部、64……凹部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒状の巻線部の両端に鍔を設けた一対の巻枠
    よりなり、このそれぞれの巻枠の一方の鍔の一側
    面に両巻枠が一体となつて直列配置、並列配置を
    可能とするヒンジ部を設け、このヒンジ部を設け
    たそれぞれの巻枠の鍔の一側面に巻枠を並列配置
    することにより突合わされて一体となる配線溝を
    設けてなるコイルボビン。
JP22244683A 1983-11-25 1983-11-25 コイルボビン Granted JPS60113913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22244683A JPS60113913A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 コイルボビン

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JP22244683A JPS60113913A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 コイルボビン

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JPS60113913A JPS60113913A (ja) 1985-06-20
JPH04580B2 true JPH04580B2 (ja) 1992-01-08

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ID=16782524

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JP22244683A Granted JPS60113913A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 コイルボビン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI505302B (zh) * 2014-07-30 2015-10-21 Delta Electronics Inc 磁性組件及其組合式繞線架

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000033326A1 (de) * 1998-12-03 2000-06-08 Axicom Ltd. Spulensystem
CN105321687A (zh) * 2014-07-30 2016-02-10 台达电子工业股份有限公司 磁性组件及其组合式绕线架

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JPS60113913A (ja) 1985-06-20

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