JPS5932107Y2 - コイル用ピン端子保持板 - Google Patents

コイル用ピン端子保持板

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Publication number
JPS5932107Y2
JPS5932107Y2 JP5886880U JP5886880U JPS5932107Y2 JP S5932107 Y2 JPS5932107 Y2 JP S5932107Y2 JP 5886880 U JP5886880 U JP 5886880U JP 5886880 U JP5886880 U JP 5886880U JP S5932107 Y2 JPS5932107 Y2 JP S5932107Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin terminal
holding plate
coil
terminal holding
pin
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Expired
Application number
JP5886880U
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English (en)
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JPS56161327U (ja
Inventor
政孝 佐藤
Original Assignee
東北金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピン端子保持板に関し、例えば零相変流器等の
コイル用ピン端子保持板に関する。
感電防止を目的とした漏電遮断器用零相変流器は、従来
、第1図に示すようにピン端子1のみが露出したモール
ド型が多く使われている。
この種の零相変流器をつくるにあたっては、第2図に示
すように環状鉄心に巻線3を施したコイルに、先ず外周
に絶縁テープ4を巻き、その上から二本のピン端子1を
所要の間隔を置いて上下に端部を突出させて添え、さら
に絶縁テープ4を巻いてピン端子1を保持する。
次に各ピン端子1の下端に巻線3のリード端をそれぞれ
接続し、この接続部を絶縁テープ4の上に折曲げる。
この後、第3図に示すようにコイル(鉄心29巻線3)
とピン端子1の接続部を樹脂5で一体にモールド成型す
る。
あるいは第4図に示すように環状空間を有する外装ケー
ス6の中にピン端子1の上部を除いて装入し、ケース6
内へ樹脂5を充填固化させてできあがる。
しかし、このような構造では2本のピン端子1を適正な
間隔と長さ及び方向を定めて保持することが容易でなく
、組立作業も面倒であるという問題がある。
本考案の目的はピン端子付きのコイルの製造に際し、ピ
ン端子に係る不良の発生を防止し、組立作業の能率を高
めることができるピン端子保持板を提供することにある
つぎに、本考案の実施例を説明する。
第5図は本考案によるピン端子保持板の斜視図である。
ピン端子保持板7は、絶縁性材料、たとえば合成樹脂よ
りなる板部材で、その内側に円弧面を有し、円弧の曲率
はピン端子が取付けられるべきコイルの外周のそれとほ
は゛等しくされ、高さもコイルの高さとほぼ等しくされ
る。
このピン端子保持板7へ二本のピン端子1が一定間隔を
おいて保持板7の軸線に平行に、且つ上下に突出するよ
うに植設されている。
また、保持板7におけるピン端子1の外側には各ピン端
子1に平行な溝8がそれぞれ形成され、さらに二つの溝
8の中間位置の内側と外側にもそれぞれ溝9および10
が形成されている。
第6図は上述したピン端子保持板7を環状鉄心に巻線3
を施して成るコイルに取付けた状態を示す。
すなわち、巻線3の外周に保持板7をその内面を合せて
添着し、巻線3の巻初めと巻終りのリード端をそれぞれ
ピン端子1の下方の突出端にからげてはんだ付によって
接続する。
この後、この接続部を溝8の内部に折曲げる。
この際、ピン端子1の折曲部に対応する溝8の下部の一
部に切込み8aを入れることにより、ピン端子1の折曲
部を保持板7の下端からはみ出させることなく溝8内に
納めることができる。
こうしてピン端子1の下方突出部を処理してから、上方
突出部を露出させた状態で第3図あるいは第4図に示さ
れているのと同様に、樹脂モールドしたり、外装ケース
6に収納してから樹脂を充填して零相変流器が得られる
このピン端子保持板7をどのようにしてコイルに取付け
るかは自由であり、例えばテーピングにより取付けるこ
ともできる。
なお、保持板7へ溝9,10を設けていることにより樹
脂が充填し易くなる。
以上述べたように、本考案によるピン端子保持板は汎用
性が高く、またコイルの外周に絶縁テープを巻いてピン
端子を保持するという面倒な作業が省略できるだけでな
く、ピン端子の長さや間隔の設定が確実となり、安価で
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はピン端子付零相変流器の外観図、第2図は従来
法によるコイルとピン端子の組立例を示す斜視図、第3
図および第4図はそれぞれ、樹脂モールドによる従来の
零相変流器の一部断面側面図、第5図は本考案によるピ
ン端子保持板の一実施例の斜視図、第6図は本考案によ
るピン端子保持板とコイルとの組立例を示す斜視図であ
る。 参照番号の名称は次の通り。 1:ピン端子、2:鉄心、3:巻線、4:絶縁テープ、
5:モールド樹脂、6:外装ケース、7:ピン端子保持
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピン端子が上下方向に突出して植設され、コイルの外周
    面に合う面を有すると共に、鉄面と反対側の面には前記
    ピン端子の折曲部を収容するための溝を有することを特
    徴とするコイル用ピン端子保持板。
JP5886880U 1980-04-28 1980-04-28 コイル用ピン端子保持板 Expired JPS5932107Y2 (ja)

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JP5886880U JPS5932107Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28 コイル用ピン端子保持板

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JPS56161327U JPS56161327U (ja) 1981-12-01
JPS5932107Y2 true JPS5932107Y2 (ja) 1984-09-10

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JP5886880U Expired JPS5932107Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28 コイル用ピン端子保持板

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0537461Y2 (ja) * 1984-12-26 1993-09-22
JP6520335B2 (ja) * 2015-04-14 2019-05-29 富士電機機器制御株式会社 零相変流器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56161327U (ja) 1981-12-01

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