JPH023607Y2 - - Google Patents

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JPH023607Y2
JPH023607Y2 JP16797383U JP16797383U JPH023607Y2 JP H023607 Y2 JPH023607 Y2 JP H023607Y2 JP 16797383 U JP16797383 U JP 16797383U JP 16797383 U JP16797383 U JP 16797383U JP H023607 Y2 JPH023607 Y2 JP H023607Y2
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bobbin
upper flange
flange
convex
coil
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、音声多重化用の出力トランス、絶縁
トランスレステレビ受像機と映像記録再生機器と
の結合用トランスなどに用いられる小形トランス
のコイルボビンに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
音声多重化用の出力トランスなどは、広い周波
数帯域のとくに高域における良好な特性が要求さ
れるため、1次コイルと2次コイルの電気的結合
を良くする必要がある。このため、2次コイルを
分割して1次コイルをサンドイツチするか、また
は、1次コイルを分割して2次コイルをサンドイ
ツチすることが考えられる。
従来のこの種のトランスにおけるサンドイツチ
捲線は、たとえば実公昭58−2014号公報に示され
るコイルボビンに捲着している。このコイルボビ
ンは、内側ボビン、中間ボビンおよび外側ボビン
からなるものであるが、外側ボビンにピン状の端
子を設けているため、この端子に内側ボビンに捲
着したコイルの引出線を接続するときに、この内
側コイルの引出線を中間ボビン上を経て外側ボビ
ンの端子に引出す必要があり、できればこれを避
けたい。そのためには内側ボビンに端子を設けれ
ばよいが、単にそうすればよいというものではな
く、中間ボビンに捲着されたコイルおよびその引
出線と、内側ボビンおよび外側ボビンに捲着され
たコイル、それらの引出線および鉄心との間の絶
縁距離を確保できるように各ボビンの構造を改良
する必要がある。
〔考案の目的〕
本考案は、内側ボビンに端子を設けることによ
りこの端子に内側ボビンの引出線を直接接続でき
るようにするとともに、それに伴つて中間ボビン
のコイルおよびその引出線と、他のボビンのコイ
ル、それらの引出線および鉄心との間の絶縁距離
を確保できるように各ボビンを改良することを目
的とする。
〔考案の概要〕
本考案の小形トランスのコイルボビンは、内側
ボビン3、中間ボビン4および外側ボビン5を有
し、上記内側ボビン3は、鉄心を貫通させるとと
もに外周にコイル6を捲回する筒状部7を有し、
この筒状部7の2面の上端に上記鉄心の両側面に
対する一対の絶縁板部9,10を設け、この一対
の絶縁板部9,10の間において筒状部7の上端
から直角方向に上方鍔部11を設け、上記一側の
絶縁板部9の外側面に引出線挿入溝13によつて
複数に分割された端子植設凸部14を設け、この
各端子植設凸部14の上面にピン状の端子15を
植設し、両側の端子植設凸部14の下面に嵌合部
17を設け、上記他側の絶縁板部10の上端から
外方に直角に水平板部18を設け、上記筒状部7
の下端よりやや上側の外周面に下方鍔部20を設
けてなり、上記中間ボビン4は、上記内側ボビン
3の上方鍔部11から下方のほぼ全体を嵌入させ
るとともに外周にコイル28を捲回する筒状部2
9を有し、この筒状部29の上下端外周に上方鍔
部30および下方鍔部31を設け、上方鍔部30
の一側部を突出させて突出鍔部32とし、この突
出鍔部32の端面に複数の凹欠部33を切欠形成
し、突出鍔部32の両側部上に上記内側ボビン3
の嵌合部17と嵌合する突出部35を設け、上方
鍔部30の他側上部に引出線挿入溝36によつて
複数に分割され上記内側ボビン3の他側の絶縁板
部10および水平板部18と係合する端子植設凸
部37を設け、この端子植設凸部37の上面にピ
ン状の端子38を植設し、上記下方鍔部31の内
周面側に下端面より内周段部40を介して内周凸
部41を設けてなり、上記外側ボビン5は、上記
中間ボビン4の上方鍔部30から下方全体を嵌入
させるとともに外周に上記内側ボビン3のコイル
6と接続するコイル45を捲回する筒状部46を
有し、この筒状部46の上下端外周に上方鍔部4
7および下方鍔部48を設け、この上方鍔部47
の一側縁および他側縁に上記内側ボビン3の端子
植設凸部14および上記中間ボビン4の端子植設
凸部37の周面を覆う周壁部49,50を立設
し、その一側の周壁部49と他側の周壁部50と
の間に上記内側ボビン3の上方鍔部11の両端部
と嵌合する嵌合凹部51を設け、この嵌合凹部5
1内で上方鍔部47上に上記中間ボビン4の上方
鍔部30と面一に嵌合する凸条部52を設け、上
記上方鍔部47から一側の周壁部49にわたつて
上下方向に複数の引出線挿入溝54を設け、この
引出線挿入溝54に沿つてこの引出線挿入溝54
の内側部を囲むように上記中間ボビン4の凹欠部
33と嵌合する溝壁部55を上方鍔部47から立
設し、上記下方鍔部48を筒状部46の内周側に
向かつて延出して縁板部57を設け、この縁板部
57の内周縁から上方に上記中間ボビン4の内周
段部40と嵌合する凸縁部58を設けてなり、中
間ボビン4の内周凸部41および外側ボビン5の
凸縁部58に内側ボビン3の下端部外周面を嵌合
するとともに、中間ボビン4の上方鍔部30およ
び外側ボビン5の凸条部52にわたつて内側ボビ
ン3の上方鍔部11を被嵌するようにしたことを
特徴とする構成のものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
説明する。
第1図は小形トランスの主要構成部品を分解し
て示している。1はE形鉄心で、I形鉄心2と組
合わされ、外鉄形鉄心を構成する。また、3重の
コイルボビンを構成する合成樹脂製の内側ボビン
3、中間ボビン4および外側ボビン5を有してい
る。
第2図ないし第4図に示すように、上記内側ボ
ビン3は、上記E形鉄心1の中央脚部1aを貫通
させるとともに外周にコイル6(第11図および
第12図に示す)を捲回する筒状部7を有し、こ
の筒状部7の上部周面にコイル捲幅規制段部8を
設けるとともに、この筒状部7の2面の上端に上
記鉄心の両側面に対する一対の絶縁板部9,10
を設け、この一対の絶縁板部9,10の間におい
て筒状部7の上端から直角方向に上方鍔部11を
設け、この上方鍔部11の外縁の下面に凸条部1
2を設け、また上記一側の絶縁板部9の外側面に
引出線挿入溝13によつて複数に分割された端子
植設凸部14を設け、この各端子植設凸部14の
上面にピン状の端子15を植設するとともに、上
記凸部14の上面に引出線挿入溝13の最奥部か
ら端子15に向かつて引出線案内溝16を設け、
また両側の端子植設凸部14の下面に嵌合部とし
ての凹溝17を設け、また上記他側の絶縁板部1
0の上端から外方に直角に水平板部18を設け、
この水平板部18から上方に凸板部19を設け、
また上記筒状部7の下端よりやや上側の外周面に
下方鍔部20を設け、この下方鍔部20の下側の
外周面を中間ボビン4および外側ボビン5との嵌
合筒部21とする。上記端子植設凸部14および
水平板部18は、絶縁板部9,10および上方鍔
部11の両側端よりやや内側から突設し、これに
より上記両側端に突出部22を相対的に形成す
る。上記各端子15は、途中部に膨出部23をあ
らかじめ形成しておき、この膨出部23が端子植
設凸部14の上面に係合するまでこの凸部14の
小孔に挿入し、その下端突出部24を各凸部14
の下面に設けたピン溝25に折曲して嵌入するこ
とにより、端子15が抜けないように固定する。
なお上記嵌合部としての凹溝17は段部にしても
よい。
また第5図ないし第7図に示すように、上記中
間ボビン4は、上記内側ボビン3の上方鍔部11
から下方のほぼ全体を嵌入させるとともに外周に
コイル28(第11図および第12図に示す)を
捲回する筒状部29を有し、この筒状部29の上
下端外周に上方鍔部30および下方鍔部31を設
け、また上記上方鍔部30の一側部を突出させて
突出鍔部32とし、この突出鍔部32の端面に複
数の凹欠部33を切欠形成し、またこの突出鍔部
32の上面の鉄心挿入口縁に凸条部34を設ける
とともに、この突出鍔部32の左右部上に上記内
側ボビン3の嵌合部としての凹溝17と嵌合する
突出部としての凸板部35を設け、また上方鍔部
30の他側上部に引出線挿入溝36によつて複数
に分割され上記内側ボビン3の他側の絶縁板部1
0および水平板部18と係合する端子植設凸部3
7を設け、この端子植設凸部37の上面に内側ボ
ビン3の場合と同様にピン状の端子38を植設
し、上記凸部37の上面に引出線挿入溝36の最
奥部から端子38に向かつて引出線案内溝39を
設け、また上記下方鍔部31の内周面側に下端面
より内周段部40を介して内周凸部41を設けて
なる。42はコイル捲幅規制段部である。なお上
記凸条部34および凸板部35は、中間ボビン4
のコイル28と内側ボビン3の端子15との間の
絶縁距離を確保するためのものである。
また第8図ないし第10図に示すように、上記
外側ボビン5は、上記中間ボビン4の上方鍔部3
0から下方全体を嵌入させるとともに外周に上記
内側ボビン3のコイル6と接続するコイル45
(第11図および第12図に示す)を捲回する筒
状部46を有し、この筒状部46の上下端外周に
上方鍔部47および下方鍔部48を設け、この上
方鍔部47の一側縁および他側縁に上記内側ボビ
ン3の端子植設凸部14および上記中間ボビン4
の端子植設凸部37の周面を覆う周壁部49,5
0を立設し、その一側の周壁部49と他側の周壁
部50との間に上記内側ボビン3の上方鍔部11
の両側端突出部22と嵌合する嵌合凹部51を設
け、この嵌合凹部51内で上方鍔部47上に上記
中間ボビン4の上方鍔部30と面一に嵌合する凸
条部52を設け、この凸条部52の外側に前記内
側ボビン3の凸条部12と嵌合する凹段部53を
設け、また上記上方鍔部47から一側の周壁部4
9にわたつて上下方向に複数の引出線挿入溝54
を設け、この引出線挿入溝54に沿つてこの引出
線挿入溝54の内側部を囲むように上記中間ボビ
ン4の凹欠部33と嵌合する溝壁部55を上方鍔
部47から立設し、また上記下方鍔部48の上側
にコイル捲幅規制段部56を設け、また上記下方
鍔部48を筒状部46の内周側に向かつて延出し
て縁板部57を設け、この縁板部57の内周縁か
ら上方に上記中間ボビン4の内周段部40と嵌合
する凸縁部58を設けてなる。上記他側の周壁部
50は中間ボビン4の端子植設凸部37よりも上
方に突出するように高く形成して外側ボビン5の
コイル45と中間ボビン4の端子38との間に充
分な絶縁距離を確保し、また一側の周壁部49の
両側部上に上記他側の周壁部50と等しい高さの
凸板部59を突設し、これらの上面を取付面とす
る。
そうして、第11図および第12図に示すよう
に、各ボビン3,4,5の筒状部7,29,46
の外周には、それぞれコイル6,28,45が捲
回される。この場合、中間ボビン4に捲回される
コイル28を2次コイルとすれば、内側および外
側ボビン3,5のコイル6,45はそれぞれ1次
コイルとする。また、反対に中間ボビン4のコイ
ル28を1次コイルとしたときは、内側および外
側ボビン3,5のコイル6,45はそれぞれ2次
コイルとする。すなわち、中間ボビン4に捲回し
た一方のコイル28を内側および外側ボビン3,
5に捲回した他方のコイル6,45によつてサン
ドイツチする構成とする。
このようにそれぞれコイルを捲回したボビンを
組立てる場合は、まず、内側ボビン3の下方鍔部
20側を中間ボビン4の筒状部29内に上方から
嵌入させる。これによつて、内側ボビン3の下方
鍔部20を中間ボビン4の内周凸部41上に嵌合
し、同時に第12図に示すように内側ボビン3の
上方鍔部11を中間ボビン4の上方鍔部30上に
係合し、同時に第11図に示すように内側ボビン
3の水平板部18を中間ボビン4の端子植設凸部
37上に係合し、同時に内側ボビン3の端子植設
凸部14の下面に設けた一対の凹溝17を中間ボ
ビン4の突出鍔部32上の一対の凸板部35に嵌
合する。次に、中間ボビン4の下方鍔部31側を
外側ボビン5の筒状部46内に上方から嵌入させ
る。これによつて、中間ボビン4の下方鍔部31
を外側ボビン5の下端の縁板部57上に係合し、
同時に中間ボビン4の内周段部40と内側ボビン
3の下端の嵌合筒部21とを外側ボビン5の内側
の凸縁部58に嵌合し、同時に内側ボビン3およ
び中間ボビン4の端子植設凸部14,37の外周
を外側ボビン5の周壁部49,50内に嵌合し、
同時に中間ボビン4の突出鍔部32の凹欠部33
および内側ボビン3の端子植設凸部14間の引出
線挿入溝13を外側ボビン5の溝壁部55に嵌合
するとともに、上記突出鍔部32を外側ボビン5
の上方鍔部47上に係合し、同時に第12図に示
すように、中間ボビン4の上方鍔部30を外側ボ
ビン5の上方鍔部47の凸条部52の内側に面一
に嵌合するとともに、内側ボビン3の上方鍔部1
1の凸条部12を外側ボビン5の凹段部53に嵌
合する。このようにして、中間ボビン4の内周凸
部41および外側ボビン5の凸縁部58に内側ボ
ビン3の下端部外周面を嵌合するとともに、中間
ボビン4の上方鍔部30および外側ボビン5の凸
条部52にわたつて内側ボビン3の上方鍔部11
を被嵌する。
第13図に示すように、内側ボビン3の3本の
端子15のうち中央の端子を共通端子として上記
3本の端子15に内側ボビン3のコイル6と外側
ボビン5のコイル45とを接続し、また中間ボビ
ン4の端子38に中間ボビン4のコイル28を接
続する。そして、このようにして構成した3重の
コイルボビンをE形鉄心1と嵌合させ、I形鉄心
2と組合せることにより、第11図および第12
図の状態に組立てられる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、3重のボビン構造における内
側ボビン3に端子15を設けることによりこの端
子15に内側コイル6に引出線を直接接続できる
ようにすることができ、またそれに伴つて中間ボ
ビン4のコイル28およびその引出線と、他のボ
ビン3,5のコイル6,45、それらの引出線お
よび鉄心1,2との間の絶縁距離を確保できるよ
うに各ボビン3,4,5を改良することができ
た。すなわち、中間ボビン4のコイル28および
その引出線と内側ボビン3のコイル6およびその
引出線との間の絶縁距離は、中間ボビン4の上部
に設けた突出鍔部32、下部に設けた内周凸部4
1および中間ボビン4の突出鍔部32上の突出部
35と内側ボビン3の嵌合部17との嵌合構造に
よつて確保でき、また中間ボビン4のコイル28
およびその引出線と外側ボビン5のコイル45お
よびその引出線との間の絶縁距離は、外側ボビン
5に設けた周壁部49,50、溝壁部55および
縁板部57によつて確保でき、また中間ボビン4
のコイル28およびその引出線と鉄心1,2との
間の絶縁距離は、内側ボビン3に設けた絶縁板部
9,10、水平板部18、上方鍔部11、外側ボ
ビン5の上部に設けた凸条部52および下部に設
けた凸縁部58によつて確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による小形トランスのコイルボ
ビンの一実施例を示す分解斜視図、第2図はその
内側ボビンの断面図、第3図はその平面図、第4
図はその側面図、第5図はその中間ボビンの断面
図、第6図はその平面図、第7図はその側面図、
第8図はその外側ボビンの断面図、第9図はその
平面図、第10図はその側面図、第11図および
第12図はその組立状態の直交位置における断面
図、第13図はコイルの結線を示す説明図であ
る。 1,2……鉄心、3……内側ボビン、4……中
間ボビン、5……外側ボビン、6……コイル、7
……筒状部、9,10……絶縁板部、11……上
方鍔部、13……引出線挿入溝、14……端子植
設凸部、15……端子、17……嵌合部としての
凹溝、18……水平板部、20……下方鍔部、2
8……コイル、29……筒状部、30……上方鍔
部、31……下方鍔部、32……突出鍔部、33
……凹欠部、35……突出部としての凸板部、3
6……引出線挿入溝、37……端子植設凸部、3
8……端子、40……内周段部、41……内周凸
部、45……コイル、46……筒状部、47……
上方鍔部、48……下方鍔部、49,50……周
壁部、51……嵌合凹部、52……凸条部、54
……引出線挿入溝、55……溝壁部、57……縁
板部、58……凸縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内側ボビン3、中間ボビン4および外側ボビン
    5を有し、 上記内側ボビン3は、鉄心を貫通させるととも
    に外周にコイル6を捲回する筒状部7を有し、こ
    の筒状部7の2面の上端に上記鉄心の両側面に対
    する一対の絶縁板部9,10を設け、この一対の
    絶縁板部9,10の間において筒状部7の上端か
    ら直角方向に上方鍔部11を設け、上記一側の絶
    縁板部9の外側面に引出線挿入溝13によつて複
    数に分割された端子植設凸部14を設け、この各
    端子植設凸部14の上面にピン状の端子15を植
    設し、両側の端子植設凸部14の下面に嵌合部1
    7を設け、上記他側の絶縁板部10の上端から外
    方に直角に水平板部18を設け、上記筒状部7の
    下端よりやや上側の外周面に下方鍔部20を設け
    てなり、 上記中間ボビン4は、上記内側ボビン3の上方
    鍔部11から下方のほぼ全体を嵌入させるととも
    に外周にコイル28を捲回する筒状部29を有
    し、この筒状部29の上下端外周に上方鍔部30
    および下方鍔部31を設け、上方鍔部30の一側
    部を突出させて突出鍔部32とし、この突出鍔部
    32の端面に複数の凹欠部33を切欠形成し、突
    出鍔部32の両側部上に上記内側ボビン3の嵌合
    部17と嵌合する突出部35を設け、上方鍔部3
    0の他側上部に引出線挿入溝36によつて複数に
    分割され上記内側ボビン3の他側の絶縁板部10
    および水平板部18と係合する端子植設凸部37
    を設け、この端子植設凸部37の上面にピン状の
    端子38を植設し、上記下方鍔部31の内周面側
    に下端面より内周段部40を介して内周凸部41
    を設けてなり、 上記外側ボビン5は、上記中間ボビン4の上方
    鍔部30から下方全体を嵌入させるとともに外周
    に上記内側ボビン3のコイル6と接続するコイル
    45を捲回する筒状部46を有し、この筒状部4
    6の上下端外周に上方鍔部47および下方鍔部4
    8を設け、この上方鍔部47の一側縁および他側
    縁に上記内側ボビン3の端子植設凸部14および
    上記中間ボビン4の端子植設凸部37の周面を覆
    う周壁部49,50を立設し、その一側の周壁部
    49と他側の周壁部50との間に上記内側ボビン
    3の上方鍔部11の両端部と嵌合する嵌合凹部5
    1を設け、この嵌合凹部51内で上方鍔部47上
    に上記中間ボビン4の上方鍔部30と面一に嵌合
    する凸条部52を設け、上記上方鍔部47から一
    側の周壁部49にわたつて上下方向に複数の引出
    線挿入溝54を設け、この引出線挿入溝54に沿
    つてこの引出線挿入溝54の内側部を囲むように
    上記中間ボビン4の凹欠部33と嵌合する溝壁部
    55を上方鍔部47から立設し、上記下方鍔部4
    8を筒状部46の内周側に向かつて延出して縁板
    部57を設け、この縁板部57の内周縁から上方
    に上記中間ボビン4の内周段部40と嵌合する凸
    縁部58を設けてなり、 中間ボビン4の内周凸部41および外側ボビン
    5の凸縁部58に内側ボビン3の下端部外周面を
    嵌合するとともに、中間ボビン4の上方鍔部30
    および外側ボビン5の凸条部52にわたつて内側
    ボビン3の上方鍔部11を被嵌するようにしたこ
    とを特徴とする小形トランスのコイルボビン。
JP16797383U 1983-10-28 1983-10-28 小形トランスのコイルボビン Granted JPS6076007U (ja)

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JPS62136010A (ja) * 1985-12-10 1987-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JPH0343704Y2 (ja) * 1986-10-28 1991-09-12
JP2011146487A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Shindengen Mechatronics Co Ltd ソレノイド

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