JPS5812428Y2 - 変成器 - Google Patents

変成器

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Publication number
JPS5812428Y2
JPS5812428Y2 JP11882779U JP11882779U JPS5812428Y2 JP S5812428 Y2 JPS5812428 Y2 JP S5812428Y2 JP 11882779 U JP11882779 U JP 11882779U JP 11882779 U JP11882779 U JP 11882779U JP S5812428 Y2 JPS5812428 Y2 JP S5812428Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
coil
plate portion
portions
coil bobbin
Prior art date
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Expired
Application number
JP11882779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5636118U (ja
Inventor
英二 伊藤
Original Assignee
株式会社 タムラ製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 タムラ製作所 filed Critical 株式会社 タムラ製作所
Priority to JP11882779U priority Critical patent/JPS5812428Y2/ja
Publication of JPS5636118U publication Critical patent/JPS5636118U/ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は変成器に関するものである。
従来、小型の変成器はコイルの引出線そのものにビニー
ルなどの絶縁被覆が施されているが、ヨーロッパ規格の
変成器の場合、空間距離、沿面距離が6mm以上の絶縁
性が要求される。
そして従来の変成器でも、1次コイルと2次コイルとの
間に介設した絶縁紙によって、1次コイルと2次コイル
との間の沿面距離および1次コイルと鉄芯との間の沿面
距離は問題なく確保できるが、鉄芯と1次コイルの引出
線との間の沿面距離が充分とれなかった。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、変成器の
鉄心とコイルの引出線との間に充分な沿面距離が確保で
きるようにするものである。
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は絶縁性合成樹脂で形成したコイルボビンであり、こ
のコイルボビン1は、両端開口状の筒部2の両端にフラ
ンジ部3,4を設け、上側のフランジ部3の両側に、複
数個の、たとえば図示するように片側5個づつのコイル
引出溝5を形成するとともに、この各コイル引出溝5に
よって区画形成された各々の肉厚部6に、複数個の、た
とえば図示するように片側6個づつの接続端子ピン7を
それぞれ埋込んで突設する。
またこのコイルボビン1の上記コイル引出溝5および接
続端子ピン7と、筒部2の上側開口8との間に、フラン
ジ部3に対して直角に鉄芯嵌着板9を一体に突設する。
またこの鉄芯嵌着板9の外側面に沿って凹部11を形成
し、そして上記複数のコイル引出溝5のうち中央部の3
個づつは上記凹部11を経て鉄芯嵌着板9の外側面まで
切込み状に形成し、また上記複数のコイル引出溝5のう
ち両端部のものはその切込みを肉厚部6の途中でとどめ
るように形成する。
なお下側のフランジ部4にも鉄芯嵌着板12を突設して
おく。
13はリブである。また上記コイルボビン1の筒部2に
1次コイル14を巻着し、この1次コイル14の外周に
絶縁紙のような絶縁部材15をコイルボビン1の上下の
フランジ部3,4間にわたって巻着し、さらにこの絶縁
部材15の外周に2次コイル16を巻着する。
なお上記1次コイル14と2次コイル16は、上下のフ
ランジ部3,4から離間させて内方に巻着し、これによ
って1次コイル14と2次コ、イル16との間の沿面距
離aを充分に確保するとともに、次に述べる鉄芯17,
18と1次コイル14との間の沿面距離すを充分に確保
するようにする。
また上下に対向して位置するE形の鉄芯17j8のうち
、上側の鉄芯17の両側部に絶縁性合成樹脂で成形した
絶縁カバー19をそれぞれ被嵌し、そして上下の鉄芯1
7,18を上側の鉄芯嵌着板9間と下側の鉄芯嵌着板1
2間とにそれぞれ嵌着する。
その際、鉄芯17,18の中央脚部21は筒部2の内部
で接合し、また鉄芯17,18の両側脚部22は2次コ
イル16の外側部で接合し、さらに鉄芯17,18の一
ト下端面は鉄芯嵌着板9,12の上下端面とほぼ面一に
なるように嵌合する。
またこの嵌着状態において上記絶縁カバー19は、上記
コイル引出溝5および接続端子ピン7が設けられている
上側のフランジ部3と上側の鉄芯17との間に介設され
ている。
また上記絶縁カバー19は、上記鉄芯17の側面に当着
するコ字形状の側板部23と、この側板部23の外辺部
24に直角に設けられ鉄芯17の上側外端面に当着する
外板部25と、上記コ字形状の側板部23の両側の内角
部26から上記外板部25に対し平行に設けられ鉄芯1
7の長穴27の内端面に当着する第1の内板部28と、
この両側の第1の内板部28の間に設けられ鉄芯17の
中央脚部21が嵌着される切込溝29と、上記側板部2
5の両側の内角部26から上記第1の内板部28に対し
直角に設けられ鉄芯17の両側脚部22の内面に当着す
る第2の内板部31とを有するものである。
なお上記絶縁カバー19の第1の内板部28と外板部2
5とによって、この絶縁カバー19の鉄芯17に対する
上下方向のずれが防止されるとともに、上記一対の第2
の内板部31によって、この絶縁カバー19の鉄芯17
に対する左右方向のずれが防止され、この絶縁カバー1
9は鉄芯17にぴったり嵌合するから、絶縁カバー19
を組込むにあたってこの絶縁カバー19を鉄芯17の両
側に嵌着した後、鉄芯17と絶縁カバー19とを指先で
一体的に把持して容易にコイルボビン1に組込むことが
できる。
そうして、1−次コイル14と2次コイル16との間に
は絶縁部材15によって充分な沿面距離aが確保でき、
また1次コイル14と鉄芯17,18との間には絶縁部
材15およびコイルボビン1のフランジ部3,4によっ
て充分な沿面距離すが確保でき、また鉄芯17と1−次
コイル14の引出線14aとの間には絶縁カバー19の
側板部23の両端脚部23aと、第1−および第2の内
板部28.31とによって充分な沿面距離Cが確保でき
、また鉄芯17と引出線14 aの一部である接続端子
ピン7との間には絶縁カバー19の外板部25によって
充分な空間距離dが確保できる。
このように本考案によれば、コイルボビンのフランジ部
において、側板部と、外板部ど、第1および第2の内板
部とを有する絶縁カバーによって鉄芯を被嵌するように
したから、この鉄芯と上記フランジ部におけるコイルの
引出線との間に充分な沿面距離が確保でき、また上記外
板部、第1および第2の内板部を鉄芯の外内面に当着し
てこの絶縁カバーを鉄芯に一体的に嵌着するようにして
抜は落ちないようにしたから、この鉄芯と絶縁カバーと
をコイルボビンに組込むにあたっての作業性もよく容易
に組立てられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の変成器の一実施例を示す横断面図、第
2図はその縦断面図、第3図はその分解斜視図でコイル
を図示しないものである。 1・・・・・・コイルボビン、2・・・・・・筒部、3
,4・・・・・・フランジ部、5・・・・・・コイル引
出溝、7・・・・・・接続端子ピン、8・・・・・・開
口、9・・・・・・鉄芯嵌着板、14・・・・・・1次
コイル、15・・・・・・絶縁部材、16・・・・・・
2次コイル、17j8・・・・・・鉄芯、19・・・・
・・絶縁カバー、21・・・・・・中央脚部、22・・
・・・・両側脚部、23・・・・・・側板部、24・・
・・・・外辺部、25・・・・・・外板部、26・・・
・・・内角部、27・・・・・・長穴、28・・・・・
・第1の内板部、29・・・・・・切込溝、31・・・
・・・第2の内板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端開口状の筒部2の両端にフランジ部3,4を設は少
    なくとも一方のフランジ部3にコイル引出溝5および接
    続端子ピン7を設けこのコイル引出溝5および接続端子
    ピン7と筒部2の開口8との間にフランジ部3に対して
    直角に鉄心嵌着板9を設けてなるコイルボビン1と、上
    記コイルボビン1の筒部2に巻着した1次コイル14と
    、この1次コイル14の外周に設けた絶縁部材15と、
    この絶縁部材15の外周に巻着した2次コイル16と、
    上記コイルボビン1に嵌着した鉄芯17,18と、上記
    コイル引出溝5および接続端子ピン7が設けられたフラ
    ンジ部3と上記鉄芯17との間に介設した絶縁カバー1
    9とを備え、上記絶縁カバー19は、上記鉄芯17の側
    面に当着するコ字形状の側板部23と、この側板部23
    の外辺部24に直角に設けられ鉄芯17の外端面に当着
    する外板部25と、上記コ字形状の側板部23の両側の
    内角部26から上記外板部25に対し平行に設けられ鉄
    芯17の長穴27の内端面に当着する第1の内板部28
    と、この両側の第1の内板部28の間に設けられ鉄芯1
    7の中央脚部21が嵌着される切込溝29と、上記側板
    部23の両側の内角部26から上記第1の内板部28に
    対し直角に設けられ鉄芯17の両側脚部22の内面に当
    着する第2の内板部31とを有することを特徴とする変
    成器。
JP11882779U 1979-08-29 1979-08-29 変成器 Expired JPS5812428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11882779U JPS5812428Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 変成器

Applications Claiming Priority (1)

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JP11882779U JPS5812428Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 変成器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5636118U JPS5636118U (ja) 1981-04-07
JPS5812428Y2 true JPS5812428Y2 (ja) 1983-03-09

Family

ID=29351036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11882779U Expired JPS5812428Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 変成器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59107593A (ja) * 1982-12-11 1984-06-21 株式会社村田製作所 ノイズフイルタの取付方法

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JPS5636118U (ja) 1981-04-07

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