JPH0113380Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0113380Y2 JPH0113380Y2 JP12653682U JP12653682U JPH0113380Y2 JP H0113380 Y2 JPH0113380 Y2 JP H0113380Y2 JP 12653682 U JP12653682 U JP 12653682U JP 12653682 U JP12653682 U JP 12653682U JP H0113380 Y2 JPH0113380 Y2 JP H0113380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- pin terminal
- close
- protrusion
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 45
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は各種電子機器に利用されるトランスに
関する。
関する。
従来例の構成とその問題点
従来のトランスにおいては、第1図に示す様
に、ボビン1の巻線部分2の一端に設けられたピ
ン端子3の取付部4に、ピン端子3間に位置して
巻線5の引出し溝6が形成されている。そして、
ピン端子3に巻線5を巻付ける際には、巻線5を
引出し溝6に引出してピン端子3に巻付けてい
る。そのため、巻線部分2の側面2aから外れて
位置するピン端子3に巻線5を巻付ける場合、巻
線5の引出し部5aにおいて第1図に示す様に、
引出部5aが巻線部2aに密着せず斜め配線とな
り、同一巻線内あるいは他巻線との間にクロスオ
ーバーを生ずることになる。これがレアーシヨー
ト、耐電圧不良の原因となつていた。これに対す
る対策としては、第2図に示す様に、引出し部5
aをポリエチレンテレフタレートテープ7あるい
はビニールチユーブ等により絶縁しているが、そ
の作業が大変困難で工数を要するという問題があ
つた。
に、ボビン1の巻線部分2の一端に設けられたピ
ン端子3の取付部4に、ピン端子3間に位置して
巻線5の引出し溝6が形成されている。そして、
ピン端子3に巻線5を巻付ける際には、巻線5を
引出し溝6に引出してピン端子3に巻付けてい
る。そのため、巻線部分2の側面2aから外れて
位置するピン端子3に巻線5を巻付ける場合、巻
線5の引出し部5aにおいて第1図に示す様に、
引出部5aが巻線部2aに密着せず斜め配線とな
り、同一巻線内あるいは他巻線との間にクロスオ
ーバーを生ずることになる。これがレアーシヨー
ト、耐電圧不良の原因となつていた。これに対す
る対策としては、第2図に示す様に、引出し部5
aをポリエチレンテレフタレートテープ7あるい
はビニールチユーブ等により絶縁しているが、そ
の作業が大変困難で工数を要するという問題があ
つた。
考案の目的
本考案は、かかる問題点に鑑み、巻線引出し部
にクロスオーバーを生じず、信頼性が高く、かつ
巻線の工数を低減できるトランスの提供を目的と
する。
にクロスオーバーを生じず、信頼性が高く、かつ
巻線の工数を低減できるトランスの提供を目的と
する。
考案の構成
本考案は、この目的を達成するため、ボビン一
端のピン端子取付部に、各ピン端子間に位置しボ
ビンの巻線部分の側面に達する深さの引出し溝を
形成し、ボビンの巻線部分の側面から外れた引出
し溝を画成する両側の突部の内、巻線部分に近い
内側の突部には巻線部分に軸心方向に近い端部を
残し、巻線部分から遠い外側の突部には巻線部分
から軸心方向に離間し、かつ径方向に巻線部分に
近い突部を残して夫々切欠部を設け、巻線を内側
の突部の切欠部から外側の突部の切欠部を通して
ピン端子に巻付けることによりクロスオーバーを
無くしたトランスを提供するものである。
端のピン端子取付部に、各ピン端子間に位置しボ
ビンの巻線部分の側面に達する深さの引出し溝を
形成し、ボビンの巻線部分の側面から外れた引出
し溝を画成する両側の突部の内、巻線部分に近い
内側の突部には巻線部分に軸心方向に近い端部を
残し、巻線部分から遠い外側の突部には巻線部分
から軸心方向に離間し、かつ径方向に巻線部分に
近い突部を残して夫々切欠部を設け、巻線を内側
の突部の切欠部から外側の突部の切欠部を通して
ピン端子に巻付けることによりクロスオーバーを
無くしたトランスを提供するものである。
実施例の説明
以下本考案の一実施例を第3図及び第4図に基
づいて説明する。なお、第1図及び第2図で説明
したものと実質的に同一の構成要素については同
一の参照番号を付して説明を省略する。8,8
a,8bはボビンの巻線部分2の側面に達する深
さの各引出し溝6をを画成する両側の突部であつ
て、これら各突部にそれぞれ各ピン端子3が植立
されている。巻線部分2の側面2aから最も遠く
外れた引出し溝6aを画成する一対の突部8a,
8bの内、巻線部分2に近い内側の突部8aに
は、巻線部分2に軸心方向に近い端部を半分程残
して切欠部9aが形成されている。また、巻線部
分2から遠い外側の突部8bには、巻線部分2か
ら軸心方向に離間し、かつ径方向には巻線部分2
に近い突部を4分の1程残して切欠部9bが形成
されている。そして、巻線部分2の側面2aに沿
つて引き出された巻線5は、内側の突部8aの切
欠部9aを通り、引出し溝6aを渡つて外側の突
部8bの切欠部9bを通つてピン端子3に巻き付
けられている。
づいて説明する。なお、第1図及び第2図で説明
したものと実質的に同一の構成要素については同
一の参照番号を付して説明を省略する。8,8
a,8bはボビンの巻線部分2の側面に達する深
さの各引出し溝6をを画成する両側の突部であつ
て、これら各突部にそれぞれ各ピン端子3が植立
されている。巻線部分2の側面2aから最も遠く
外れた引出し溝6aを画成する一対の突部8a,
8bの内、巻線部分2に近い内側の突部8aに
は、巻線部分2に軸心方向に近い端部を半分程残
して切欠部9aが形成されている。また、巻線部
分2から遠い外側の突部8bには、巻線部分2か
ら軸心方向に離間し、かつ径方向には巻線部分2
に近い突部を4分の1程残して切欠部9bが形成
されている。そして、巻線部分2の側面2aに沿
つて引き出された巻線5は、内側の突部8aの切
欠部9aを通り、引出し溝6aを渡つて外側の突
部8bの切欠部9bを通つてピン端子3に巻き付
けられている。
以上の構成によると、巻線5はピン端子3の取
付部4でクロスオーバーすることがなく、レアー
シヨートや耐電圧不良の原因の一つがなくなる。
また巻線5を上記の通り通すだけであるので配線
巻付けを自動化することもできる。
付部4でクロスオーバーすることがなく、レアー
シヨートや耐電圧不良の原因の一つがなくなる。
また巻線5を上記の通り通すだけであるので配線
巻付けを自動化することもできる。
考案の効果
本考案のトランスによれば、以上の説明から明
らかな様に、巻線がピン端子取付部でクロスオー
バーせず、絶縁が確保されるので信頼性が向上
し、また絶縁確保のためにテープやチユーブ等が
不要でかつその取付工数も不要であり、さらに巻
線の自動配線巻付けも可能であり、安価に信頼性
の高いトランスが得られる。
らかな様に、巻線がピン端子取付部でクロスオー
バーせず、絶縁が確保されるので信頼性が向上
し、また絶縁確保のためにテープやチユーブ等が
不要でかつその取付工数も不要であり、さらに巻
線の自動配線巻付けも可能であり、安価に信頼性
の高いトランスが得られる。
第1図及び第2図は従来例の斜視図、第3図及
び第4図は本考案の一実施例を示し、第3図は斜
視図、第4図は平面図である。 1はボビン、2は巻線部分、3はピン端子、4
はピン端子取付部、5は巻線、6は引出し溝、
8,8a,8bは突部、9a,9bは切欠部。
び第4図は本考案の一実施例を示し、第3図は斜
視図、第4図は平面図である。 1はボビン、2は巻線部分、3はピン端子、4
はピン端子取付部、5は巻線、6は引出し溝、
8,8a,8bは突部、9a,9bは切欠部。
Claims (1)
- ボビン一端のピン端子取付部に、各ピン端子間
に位置しボビンの巻線部分の側面に達する深さの
引出し溝を形成し、ボビンの巻線部分の側面から
外れた引出し溝を画成する両側の突部の内、巻線
部分に近い内側の突部には巻線部分に軸心方向に
近い端部を残し、巻線部分から遠い外側の突部に
は巻線部分から軸心方向に離間し、かつ径方向に
巻線部分に近い突部を残して夫々切欠部を設け、
巻線を内側の突部の切欠部から外側の突部の切欠
部を通してピン端子に巻付けてなるトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12653682U JPS5931206U (ja) | 1982-08-21 | 1982-08-21 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12653682U JPS5931206U (ja) | 1982-08-21 | 1982-08-21 | トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5931206U JPS5931206U (ja) | 1984-02-27 |
JPH0113380Y2 true JPH0113380Y2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=30287694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12653682U Granted JPS5931206U (ja) | 1982-08-21 | 1982-08-21 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931206U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0723933Y2 (ja) * | 1986-03-04 | 1995-05-31 | 東北金属工業株式会社 | ピン端子付巻枠 |
-
1982
- 1982-08-21 JP JP12653682U patent/JPS5931206U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5931206U (ja) | 1984-02-27 |
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