JPH0445219Y2 - - Google Patents

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JPH0445219Y2
JPH0445219Y2 JP1984004166U JP416684U JPH0445219Y2 JP H0445219 Y2 JPH0445219 Y2 JP H0445219Y2 JP 1984004166 U JP1984004166 U JP 1984004166U JP 416684 U JP416684 U JP 416684U JP H0445219 Y2 JPH0445219 Y2 JP H0445219Y2
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JP
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terminal
container
conductor
core
terminals
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JP1984004166U
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JPS60118211U (ja
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインダクタンス素子の構造に関するも
のである。
一般にインダクタンス素子は、コアに導線を巻
いて作られるが、巻線作業は繁雑であり、多大の
労力を要する。また、集積回路パツケージを搭載
した回路基板上にインダクタンス素子を組み込む
場合、集積回路パツケージの端子配列に合わせる
ため、所要の端子配列を有するボビンあるいは取
付台を用いねばならず、部品の選定に制約があつ
た。
本考案の目的は、巻線作業を行う必要がなく、
しかも集積回路を搭載した回路基板に容易に載置
することができるインダクタンス素子を提供する
ことである。
本考案によれば、内側に中空部を有する容器
と、この容器に集積回路パツケージの端子配列と
同じ端子配列を持ち、且つ中空部から容器の外側
へ突出するように配置された複数の端子と、この
端子を一対づつ橋絡した導体と、前記端子と対応
する複数の端子孔が設けられた基板と、前記複数
の端子孔間を1対づつ導体によつて接続する導体
パターンとを有し、前記容器の端子を基板の端子
孔に挿入することによつて、前記端子、導体及び
導体パターンによつて、実質的にコイルを形成す
るとともに、前記コイルと交差するように配設さ
れた閉磁路コアとを有することを特徴とするイン
ダクタンス素子が得られる。
以下、本考案について、図面による実施例に基
づいて説明する。
まず、第1図を参照すると、方形の絶縁性材料
よりなる台座2の上面には、長辺側を短辺側に比
べて肉厚となるように凹部21が設けられてい
る。この長辺側には上記の部材を上面から下面へ
貫通するピン状端子4が片側8本、合計16本、等
間隔に配置されている。なお、ピン状端子4の配
列は集積回路パツケージの端子配列と同様になつ
ている。また台座2の下面外絶部には外方へ僅か
に張り出した鍔部23が設けられており、長辺側
の外側面には鍔部23の張り出し寸法と同じ寸法
をもつ係合突起24が設けられている。
このように構成された台座2には、蓋部3がか
ぶせられる。蓋部3は台座2に嵌合して、内側に
中空部を形成する。図示された蓋部3は上述の鍔
部23の張り出し寸法とほぼ同じ厚さをもつてい
る。なお、蓋部3の側面には台座2に設けられて
いる係合突起24に対応して係止窓部31が設け
られている。
さらに、第1図中に一点鎖線で示すように、対
向する端子4に導体5を点溶接などによつて接合
し、対向端子4間を橋絡する。この場合、台座2
の端子配列は集積回路パツケージの端子配列と同
じであるから、集積回路用のリードフレームを利
用することが可能である。
対向端子4間を導体5で橋絡したのち、台座2
に蓋部3をかぶせる。このような構造を有する蓋
部3を、台座2に嵌合させることによつて、容器
1が形成される。この状態では係合突起24が係
止窓部31内に嵌め込まれている。
次に、第2図及び第3図も参照すると、容器1
の外面には閉磁路を構成するためのコア6が取り
付けられている。
コア6は、U字形状のコア61とI字形状のコ
ア62によつて構成されている。U字形状のコア
61は1対の脚部と脚部同士を連結する橋絡部か
らなり、橋絡部の長さは、容器1の長辺と同じ長
さであり、厚さはピン状端子4の下側突出部の長
さよりも短く、さらに、幅は橋絡されたピン状端
子間の間隔よりも十分短くなるようになつてい
る。
U字形状のコア61の橋絡部を、容器1の長辺
と平行になるようにして、ピン状端子間に配置し
た後、コア61は容器1の下面に接着剤等によつ
て固着される。このとき、U字形状のコア61の
脚部の先端部は容器1の上面と同じ高さとなつて
いる。さらにこの脚部先端部間に、U字形状コア
61の両端面と接触するように、I字形状コア6
2をかけ渡して、U字形状コア61と固着する。
これらU字形状コア61とI字形状コア62とに
よつて、閉磁路を形成する。
さらにコア6の下方には、ピン状端子4に対応
して端子孔81が設けられた基板8が配置されて
いる。基板8は、第1図中に破線で示すように、
その裏面に端子孔間を接続する導体パターン9を
有している。各導体パターンは互いに対向して二
列に配設された端子孔のうち、一つづつ変位した
位置にある端子孔同士を接続している。この結
果、各列の端にある端子孔が一つづつ独立した形
となつている。
この端子孔に容器1に設けられているピン状端
子を挿入し、固定すると、第3図に詳しく示され
ているように、ピン状端子4、導体5、及び導体
パターン9によつてコイルが形成され、このコイ
ルの中心部にはコイルと交差するようにコア6が
設置され、さらにこのコア6が閉磁路を形成して
いる。したがつて、実質的に閉磁路を形成するコ
ア6に巻き線を施したものと同等のものとなつて
いる。なおコア6を、圧粉磁性等のU字形状及び
I字形状のコアを組み合せることによつて構成す
る場合について述べたが、アモルフアス磁性体か
らなる薄帯を容器1の外面に巻くことによつてコ
アを構成してもよい。
以上説明したように、本考案によれば、巻き線
を施すことなく、インダクタンス素子が構成でき
さらに集積回路パツケージの端子配列と同じ端子
配列をもつインダクタンス素子を構成できるの
で、集積回路を用いた基板への装置が容易であ
る。さらに、閉磁路コアを用いてこのコアの一部
がコイル軸に挿通されているから高いインダクタ
ンスを得ることができる。
なお、コアの材質を適宜選定することによつて
種々の特性を有するインダクタンス素子が得られ
ることは云うまでもない。
また、上述した容器に設けられた端子を橋挌す
ることなく、例えば、ビーズコアに導線を1回巻
き付けた構造のチヨークコイルを配設すれば基板
実装型のノイズフイルターを作ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を分解して示す
斜視図、第2図は本考案による一実施例を示す斜
視図、第3図は第2図のA〜A′断面図である。 1……容器、2……台座、21……凹部、23
……鍔部、24……係合突起、3……蓋部、31
……係合窓部、4……端子、5……導体、6……
コア、8……基板、81……端子孔、9……導体
パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側に中空部を有する容器と、該容器に集積回
    路パツケージの端子配列と同じ端子配列を持ち、
    且つ前記中空部から前記容器の外側へ突出するよ
    うに配列された複数の端子と、該複数の端子を前
    記中空部において1対づつ橋絡した導体と、前記
    端子と対応する複数の端子孔が設けられた基板
    と、前記複数の端子孔間を1対づつ導体によつて
    接続する導体パターンと、前記容器の外周面に沿
    つて配置され前記橋絡導体を横切る閉磁路コアと
    を有し、前記容器の端子を前記基板の端子孔に挿
    入することによつて、前記端子、前記導体及び前
    記導体パターンで実質的にコイルが形成され、前
    記閉磁路コアの一部が前記コイルのコイル軸に挿
    通されていることを特徴とするインダクタンス素
    子。
JP416684U 1984-01-18 1984-01-18 インダクタンス素子 Granted JPS60118211U (ja)

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JP416684U JPS60118211U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 インダクタンス素子

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JP416684U JPS60118211U (ja) 1984-01-18 1984-01-18 インダクタンス素子

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JPS60118211U JPS60118211U (ja) 1985-08-09
JPH0445219Y2 true JPH0445219Y2 (ja) 1992-10-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6409292B2 (ja) * 2014-03-12 2018-10-24 株式会社村田製作所 コイル装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915732U (ja) * 1972-03-10 1974-02-09

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JPS5475941U (ja) * 1977-09-26 1979-05-30

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JPS4915732U (ja) * 1972-03-10 1974-02-09

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JPS60118211U (ja) 1985-08-09

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