JPH081480U - インダクタンス素子 - Google Patents

インダクタンス素子

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Publication number
JPH081480U
JPH081480U JP1013795U JP1013795U JPH081480U JP H081480 U JPH081480 U JP H081480U JP 1013795 U JP1013795 U JP 1013795U JP 1013795 U JP1013795 U JP 1013795U JP H081480 U JPH081480 U JP H081480U
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JP
Japan
Prior art keywords
pin terminal
winding
inductance element
pin
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP1013795U
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English (en)
Inventor
好文 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Publication of JPH081480U publication Critical patent/JPH081480U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピン端子の基板に挿入される部分が折れ曲が
ることがなく、しかもピン端子の基板に挿入される部分
に半田が付着することがないインダクタンス素子を提供
すること。 【構成】 絶縁材料よりなる筒状巻芯20、筒状巻芯2
0の両端に張り出した鍔21,22、各鍔21,22の
外面に突出するように設けられたピン端子植設部23,
24、及びピン端子植設部23,24の一面に植設した
ピン端子25を有するピン端子付き巻枠2と、筒状巻芯
20に巻回された巻線3とを含むインダクタンス素子1
において、ピン端子25はピン端子植設部23,24の
上記一面とは反対の面から突出した突出部25aを有
し、突出部25aを巻線3の端部のからげ部としたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は基板上に安定装着できるインダクタンス素子の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
第3図は従来のインダクタンス素子の正面図、第4図は第3図に示すインダク タンス素子に用いられているピン端子付き巻枠の斜視図である。第3図及び第4 図を参照して、従来のインダクタンス素子1は、ピン端子付き巻枠2と、巻線3 と、コア4,5とから成る。ピン端子付き巻枠2は、電気絶縁材料よりなる筒状 巻芯20と、この筒状巻芯20の両端部に一体に形成された鍔21,22と、こ の鍔21,22の外面下方に設けられた角棒状のピン端子植設部23,24と、 これらのピン端子植設部23,24にそれぞれ互いに対向するように設けた複数 個のピン端子25とから成る。これらのピン端子25は、それぞれピン端子植設 部23,24の下面から突出するように植設されている。これらの角棒状のピン 端子植設部23,24は、巻芯20の四角形の中心孔20aの一辺縁に沿って延 在している。
【0003】 また、鍔21,22の下部には、隣り合うピン端子25間に切り込みを入れる ことにより巻線3端部のリード線30を引き出すためのリード線引き出し溝26 が設けられている。このリード線引き出し溝26の両側の部分は、インダクタン ス素子1を基板(図示せず)に装着する際のスタンドオフ21b,22bと成っ ている。
【0004】 インダクタンス素子1は、第4図に示されたピン端子付き巻枠2に第3図に示 すように巻線3を施し、その巻線3端部のリード線30をリード線引き出し溝2 6を通しピン端子植設部23,24の下面に植設されたピン端子25にからげて 半田付けし、そして、左右からI,E形状コア4,5(U形状コアでも良い)を 巻芯20の中心孔20aに通し突き合せ、テープ又は接着剤によって双方のコア 4,5を固着することによって組み立てられる。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
この従来のインダクタンス素子1の場合、ピン端子25は、ピン端子植設部2 3,24の下面に植設され、巻線3端部のからげ作業によって曲がったり、ピン 端子25への半田の付着により基板に装着し難く成ると言う欠点があった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案のインダクタンス素子は、絶縁材料よりなる筒状巻芯、該筒状巻芯の両 端に張り出した鍔、該各鍔の外面に突出するように設けられたピン端子植設部、 及び該ピン端子植設部の一面に植設したピン端子を有するピン端子付き巻枠と、 前記筒状巻芯に巻回された巻線とを含むインダクタンス素子において、前記ピン 端子は前記ピン端子植設部の上記一面とは反対の面から突出した突出部を有し、 該突出部を前記巻線の端部のからげ部としたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を説明する。
【0008】 第1図は本考案の一実施例によるインダクタンス素子の正面図、第2図は第1 図に示すインダクタンス素子に用いられているピン端子付き巻枠の斜視図である 。
【0009】 本実施例のインダクタンス素子1は、ピン端子付き巻枠2と、巻線3と、I形 状コア4と、E形状コア5とから成る。
【0010】 ピン端子付き巻枠2は、筒状巻芯20と、この巻芯20の左右両端に設けた鍔 21,22と、この鍔21,22の外面下部設けたピン端子植設部23,24と このピン端子植設部23,24を上下方向に貫通するように設けた複数個のピン 端子25とから成る。上述の鍔21,22には、それぞれ、コア4,5の一部を 受け入れ、ガイドするためのコアガイド溝21a,22aが形成されている。ま た、ピン端子植設部23,24の下面からそれぞれ突出した鍔21,22の部分 は、スタンドオフ21b,22bと成っている。
【0011】 ピン端子25がピン端子植設部23,24の上面より突出した部分の長さは、 巻線3の端部をからげ半田付けできる寸法としてある。一方、ピン端子25がピ ン端子植設部23,24の下部より突き出した部分の長さは、基板(図示せず) の穴に挿入できる寸法としてある。また、ピン端子植設部23,24はピン端子 25の上端部25aと、コア4,5とが接触しないように鍔21,22の下部に 設けられている。リード線引き出し溝26は、隣り合うピン端子25間でピン端 子植設部23,24に切り込みを入れることにより形成されている。従って、こ のリード線引き出し溝26によりピン端子植設部23,24は分割された状態に 成る。このピン端子付き巻枠2を用いてインダクタンス素子1を製造する際は、 巻芯20に巻線3を施し、巻線3端部のリード線30をリード線引き出し溝26 を通してピン端子植設部23,24の上面より突出したピン端子上端部25aに からげて半田付けする。次にピン端子付き巻枠2の左右からコア4,5を突き合 わせて、それぞれコア4,5をコアガイド溝21a,22aに嵌め込み(この際 にコア5の中央磁脚が巻芯20の中心孔20a内に挿入されるようにする)、こ の突き合せた状態のコア4,5をテープ、又は接着剤によって互いに固定する。
【0012】 上述したようにピン端子植設部23,24の上面より突出したピン端子25の 上端部25aに巻線3端部のリード線30をからげて半田付けするように成って いるので、インダクタンス素子1の製造の際に、基板の穴に挿入されるピン端子 25の挿入部25bが曲がる危険性が殆ど無い。
【0013】
【考案の効果】
本考案のインダクタンス素子は、ピン端子をピン端子植設部に上下方向に貫通 させて設けたことを特徴とし、巻線端部のリード線を植設部上面より突出したピ ン端子上端部にからげて半田付けするので、ピン端子植設部下面より突出し、基 板の穴に挿入されるピン端子の挿入部が曲がったり、この挿入部に半田が付着し たりすることがなく、基板への装着をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例によるインダクタンス
素子の正面図である。
【図2】図2は図1に示すインダクタンス素子に用いら
れているピン端子付き巻枠の斜視図である。
【図3】図3は従来のインダクタンス素子の正面図であ
る。
【図4】図4は図3に示すインダクタンス素子に用いら
れているピン端子付き巻枠の斜視図である。
【符号の説明】
1 インダクタンス素子 2 ピン端子付き巻枠 3 巻線 4,5 コア 20 筒状巻芯 20a 中心孔 21,22 鍔 21a,22a コアガイド溝 21b,22b スタンドオフ 23,24 ピン端子植設部 25 ピン端子 25a 上端部 25b 挿入部 26 リード線引き出し溝 30 リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料よりなる筒状巻芯、該筒状巻芯
    の両端に張り出した鍔、該各鍔の外面に突出するように
    設けられたピン端子植設部、及び該ピン端子植設部の一
    面に植設したピン端子を有するピン端子付き巻枠と、前
    記筒状巻芯に巻回された巻線とを含むインダクタンス素
    子において、前記ピン端子は前記ピン端子植設部の上記
    一面とは反対の面から突出した突出部を有し、該突出部
    を前記巻線の端部のからげ部としたことを特徴とするイ
    ンダクタンス素子。
JP1013795U 1995-09-26 1995-09-26 インダクタンス素子 Pending JPH081480U (ja)

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JP1013795U JPH081480U (ja) 1995-09-26 1995-09-26 インダクタンス素子

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JPH081480U true JPH081480U (ja) 1996-10-11

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ID=11741901

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917221A (ja) * 1982-07-21 1984-01-28 Kijima Musen Kk 小形電気巻線部品の端子ピン取付け方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917221A (ja) * 1982-07-21 1984-01-28 Kijima Musen Kk 小形電気巻線部品の端子ピン取付け方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980513