JPH0349384Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349384Y2 JPH0349384Y2 JP1987157795U JP15779587U JPH0349384Y2 JP H0349384 Y2 JPH0349384 Y2 JP H0349384Y2 JP 1987157795 U JP1987157795 U JP 1987157795U JP 15779587 U JP15779587 U JP 15779587U JP H0349384 Y2 JPH0349384 Y2 JP H0349384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- gap
- winding
- case
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 16
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 229910001004 magnetic alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、電源の出力整流回路又は雑音防止部
品等に用いるチヨークコイルに関するものであ
る。 (従来の技術) 従来のチヨークコイルの一例の断面図を第3図
に示す。この従来のチヨークコイルは、一部にギ
ヤツプ301を有する磁心302をケース303
に収納し、巻線304を施していた。この従来の
チヨークコイルは、磁心302をケースに収納し
てしまうと、磁心302のギヤツプ301の位置
が外観上全くわからなかつた。 (考案が解決しようとする問題点) 従来のチヨークコイルの場合、巻線を施すとき
に、ケース内の磁心のギヤツプの位置がわからな
いため、磁心のギヤツプの部分に巻線の線材がき
てしまつていた。このように従来のチヨークコイ
ルでは、磁心のギヤツプの位置にも巻線が施され
ていたため、磁心のギヤツプによる洩れ磁束の影
響により、チヨークコイルのコア損失が大きかつ
た。 本考案では、上記の事を鑑みて、磁心のギヤツ
プの位置に巻線が施されないようにしたチヨーク
コイルを提供することを目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、磁路の一部にギヤツプを有するリン
グ状磁心をケースに収納し、巻線を施してなるチ
ヨークコイルにおいて、前記ケースの内周部にお
ける前記磁心のギヤツプ部分に当たる部分に、突
起部を設けるものである。 (実施例) 第1図に、本考案に係る一実施例の断面図を、
第2図に、第1図の実施例の斜視図を示す。この
実施例は、アモルフアス磁性合金薄膜をトロイダ
ル状に巻回してトロイダル磁心101を構成し、
その後そのトロイダル磁心101の一部にギヤツ
プ102を形成し、このギヤツプ102部分にス
ペーサを挿入し、ケース103に収納し、そのケ
ース103の上から巻線104を施したものであ
る。この実施例のケース103には、内周空間に
突出する突起部105が設けてあり、この突起部
105と磁心101のギヤツプ102部とを一致
させている。この突起部105により、ケース1
03内に収納されている磁心101のギヤツプ1
02位置が明示されると共に、ケース103上か
ら巻線104を施す際も、この突起部105が支
障となつて、この突起部105部分に巻線を施さ
なくなり、自然と磁心101のギヤツプ102部
分に巻線104を施さなくすることができるもの
である。 この本考案の実施例と従来例とのコア磁心の比
較を第1表に示す。
品等に用いるチヨークコイルに関するものであ
る。 (従来の技術) 従来のチヨークコイルの一例の断面図を第3図
に示す。この従来のチヨークコイルは、一部にギ
ヤツプ301を有する磁心302をケース303
に収納し、巻線304を施していた。この従来の
チヨークコイルは、磁心302をケースに収納し
てしまうと、磁心302のギヤツプ301の位置
が外観上全くわからなかつた。 (考案が解決しようとする問題点) 従来のチヨークコイルの場合、巻線を施すとき
に、ケース内の磁心のギヤツプの位置がわからな
いため、磁心のギヤツプの部分に巻線の線材がき
てしまつていた。このように従来のチヨークコイ
ルでは、磁心のギヤツプの位置にも巻線が施され
ていたため、磁心のギヤツプによる洩れ磁束の影
響により、チヨークコイルのコア損失が大きかつ
た。 本考案では、上記の事を鑑みて、磁心のギヤツ
プの位置に巻線が施されないようにしたチヨーク
コイルを提供することを目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、磁路の一部にギヤツプを有するリン
グ状磁心をケースに収納し、巻線を施してなるチ
ヨークコイルにおいて、前記ケースの内周部にお
ける前記磁心のギヤツプ部分に当たる部分に、突
起部を設けるものである。 (実施例) 第1図に、本考案に係る一実施例の断面図を、
第2図に、第1図の実施例の斜視図を示す。この
実施例は、アモルフアス磁性合金薄膜をトロイダ
ル状に巻回してトロイダル磁心101を構成し、
その後そのトロイダル磁心101の一部にギヤツ
プ102を形成し、このギヤツプ102部分にス
ペーサを挿入し、ケース103に収納し、そのケ
ース103の上から巻線104を施したものであ
る。この実施例のケース103には、内周空間に
突出する突起部105が設けてあり、この突起部
105と磁心101のギヤツプ102部とを一致
させている。この突起部105により、ケース1
03内に収納されている磁心101のギヤツプ1
02位置が明示されると共に、ケース103上か
ら巻線104を施す際も、この突起部105が支
障となつて、この突起部105部分に巻線を施さ
なくなり、自然と磁心101のギヤツプ102部
分に巻線104を施さなくすることができるもの
である。 この本考案の実施例と従来例とのコア磁心の比
較を第1表に示す。
【表】
この第1表により明らかなように、本考案の実
施例は、従来例に比較してコア損失が非常に小さ
くなつている。 (考案の効果) 本考案は、ケース内の磁心のギヤツプ位置が把
握でき、巻線がギヤツプ位置に巻かれないように
することにより、コア損失の小さなチヨークコイ
ルを得ることができるものであり、産業上有益な
ものである。
施例は、従来例に比較してコア損失が非常に小さ
くなつている。 (考案の効果) 本考案は、ケース内の磁心のギヤツプ位置が把
握でき、巻線がギヤツプ位置に巻かれないように
することにより、コア損失の小さなチヨークコイ
ルを得ることができるものであり、産業上有益な
ものである。
第1図は、本考案に係る一実施例の断面図であ
り、第2図は、本考案に係る一実施例の斜視図で
あり、第3図は、従来の断面図である。 101……リング状磁心、102……空隙、1
03……ケース、104……巻線、105……突
起部。
り、第2図は、本考案に係る一実施例の斜視図で
あり、第3図は、従来の断面図である。 101……リング状磁心、102……空隙、1
03……ケース、104……巻線、105……突
起部。
Claims (1)
- 磁路の一部にギヤツプを有するリング状磁心を
ケースに収納し、巻線を施してなるチヨークコイ
ルにおいて、前記ケースの内周部には、前記磁心
のギヤツプ部分に当たる部分に突起部が形成され
ており、前記巻線は、前記突起部により前記磁心
のギヤツプ部分の内周面に巻かれないように構成
されていることを特徴とするチヨークコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987157795U JPH0349384Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987157795U JPH0349384Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0160516U JPH0160516U (ja) | 1989-04-17 |
JPH0349384Y2 true JPH0349384Y2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=31437548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987157795U Expired JPH0349384Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0349384Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008277431A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Tdk Corp | コモンモードフィルタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944023B2 (ja) * | 1977-11-26 | 1984-10-26 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 柿のシブを抜く方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58158417U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-22 | 岡谷電機産業株式会社 | インダクタンス素子 |
JPS5944023U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-23 | 日本フエライト株式会社 | コモンモ−ドチヨ−クコイル用コア |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP1987157795U patent/JPH0349384Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944023B2 (ja) * | 1977-11-26 | 1984-10-26 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 柿のシブを抜く方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0160516U (ja) | 1989-04-17 |
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