JPS5944023B2 - 柿のシブを抜く方法 - Google Patents
柿のシブを抜く方法Info
- Publication number
- JPS5944023B2 JPS5944023B2 JP52141974A JP14197477A JPS5944023B2 JP S5944023 B2 JPS5944023 B2 JP S5944023B2 JP 52141974 A JP52141974 A JP 52141974A JP 14197477 A JP14197477 A JP 14197477A JP S5944023 B2 JPS5944023 B2 JP S5944023B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- persimmons
- persimmon
- pull out
- oxygen
- shibu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は柿のシブを抜く方法に関する。
柿のシブを抜く方法としては従来からアルコールで処理
する方法が一般に採用されている。
する方法が一般に採用されている。
しかしながらこの方法ではシブを抜くことはできるが、
柿がやわらかくなるという欠点があつた。本発明はこの
欠点を克服したものである。
柿がやわらかくなるという欠点があつた。本発明はこの
欠点を克服したものである。
すなわち本発明は柿を脱酸素剤とともに密閉容器内にお
くことを特徴とする柿のシブを抜く方法である。本発明
において密閉容器内で柿のシブを抜くに際し、密閉容器
内の温度を高くするとシブ抜けの速度は早くなり、温度
を低く(たとえば5゜C程度)するとシブ抜けの速度は
おそくなるが長期間固いままで保存できるという利点が
ある。脱酸素剤としては亜ニチオン酸塩、亜硫酸塩、亜
硫酸水素塩、チオ硫酸塩、シユウ酸塩、ピロガロール、
ロンガリツト、グルコース、銅アミン錯体、鉄粉、亜鉛
末等の各種還元性物質を主剤とする任意の組成のものを
用いることができるが、特に亜ニチオン酸ナトリウム、
水酸化カルシウム及び活性炭を含有するもの、あるいは
鉄及びハロゲン化金属(特に塩化ナトリウム)を含有す
るものなどが好ましい。
くことを特徴とする柿のシブを抜く方法である。本発明
において密閉容器内で柿のシブを抜くに際し、密閉容器
内の温度を高くするとシブ抜けの速度は早くなり、温度
を低く(たとえば5゜C程度)するとシブ抜けの速度は
おそくなるが長期間固いままで保存できるという利点が
ある。脱酸素剤としては亜ニチオン酸塩、亜硫酸塩、亜
硫酸水素塩、チオ硫酸塩、シユウ酸塩、ピロガロール、
ロンガリツト、グルコース、銅アミン錯体、鉄粉、亜鉛
末等の各種還元性物質を主剤とする任意の組成のものを
用いることができるが、特に亜ニチオン酸ナトリウム、
水酸化カルシウム及び活性炭を含有するもの、あるいは
鉄及びハロゲン化金属(特に塩化ナトリウム)を含有す
るものなどが好ましい。
本発明によれば柿をやわらかくすることなく、固いまま
でシブを抜いて柿を甘くすることができる。
でシブを抜いて柿を甘くすることができる。
以下に実施例等をあげて説明する。
実施例
シブの強い愛宕柿(今治産)2に9をガスバリアー性の
袋につめてハイドロサルファイドを主成分とする脱酸素
剤(85%無水亜ニチオン酸ナトリウム 75部、水酸
化カルシウム 300部、活性炭 20部、水 7部)
を4OOCCの酸素を吸収しうる量入れて常温(23゜
C)で保存し、柿の経時変化をしらべた。
袋につめてハイドロサルファイドを主成分とする脱酸素
剤(85%無水亜ニチオン酸ナトリウム 75部、水酸
化カルシウム 300部、活性炭 20部、水 7部)
を4OOCCの酸素を吸収しうる量入れて常温(23゜
C)で保存し、柿の経時変化をしらべた。
その結果を表に示す。表に示すとおり、柿の硬度、色を
損なわずに柿のシブを抜くことができた。比較例 1 比較のため脱酸素剤を入れないもの(ブランク)および
エチルアルコール処理(現在最も一般に行なわれている
方法)をして単に保存しただけのも・ のについて実施
例と同様に試験した。
損なわずに柿のシブを抜くことができた。比較例 1 比較のため脱酸素剤を入れないもの(ブランク)および
エチルアルコール処理(現在最も一般に行なわれている
方法)をして単に保存しただけのも・ のについて実施
例と同様に試験した。
その結果を表に併記する。いずれの場合も30日経過以
降は熱してしまい食用に適さなかつた。
降は熱してしまい食用に適さなかつた。
比較例2
厚さが65μのポリエチレンフィルムの袋に渋柿(平核
無柿)6ケを入れ、この袋に炭酸ガスを70容量%吹き
込み、空気量を30容量%(酸素として6容量%)にし
て、輪ゴムで袋の口を封じた。
無柿)6ケを入れ、この袋に炭酸ガスを70容量%吹き
込み、空気量を30容量%(酸素として6容量%)にし
て、輪ゴムで袋の口を封じた。
これを5℃で45日間保存した。
保存結果は次の通りであつた。
*ピリツキとは炭酸ガスが柿の果肉まで浸透してピリツ
とした昧がすることを意味する。
とした昧がすることを意味する。
*硬度:ユニバーサル果実硬度計5mm円筒針使用比較
例3 厚さが25μのポリエチレンフィルムの袋に渋柿(平核
無柿)6ケを入れ、袋の口を輪ゴムで止めて密封した。
例3 厚さが25μのポリエチレンフィルムの袋に渋柿(平核
無柿)6ケを入れ、袋の口を輪ゴムで止めて密封した。
Claims (1)
- 1 渋柿を脱酸素剤とともに密閉容器内に密封して、可
及的無酸素状態に保つて、柿の脱渋を行なう方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52141974A JPS5944023B2 (ja) | 1977-11-26 | 1977-11-26 | 柿のシブを抜く方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52141974A JPS5944023B2 (ja) | 1977-11-26 | 1977-11-26 | 柿のシブを抜く方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5476857A JPS5476857A (en) | 1979-06-19 |
JPS5944023B2 true JPS5944023B2 (ja) | 1984-10-26 |
Family
ID=15304442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52141974A Expired JPS5944023B2 (ja) | 1977-11-26 | 1977-11-26 | 柿のシブを抜く方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5944023B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349384Y2 (ja) * | 1987-10-14 | 1991-10-22 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56113255A (en) * | 1980-02-12 | 1981-09-07 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Method for removing astringency and keeping freshness of persimmon |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104489A (en) * | 1976-03-01 | 1977-09-01 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Oxygen absorbent |
-
1977
- 1977-11-26 JP JP52141974A patent/JPS5944023B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52104489A (en) * | 1976-03-01 | 1977-09-01 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Oxygen absorbent |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349384Y2 (ja) * | 1987-10-14 | 1991-10-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5476857A (en) | 1979-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2546568A (en) | Process for the preservation of comestible materials | |
SE438425B (sv) | Ferskhetsbevarande medel for gronsaker och frukter, bestaende av en partikelformig komposition innehallande minst tva adsorbenter | |
US1679543A (en) | Preserved-food product and process | |
US2381019A (en) | Preserved crab meat and process of preserving | |
US1821106A (en) | Method of preserving food products | |
JPS5944023B2 (ja) | 柿のシブを抜く方法 | |
US2670295A (en) | Process for smoking and canning fish | |
JPS6078570A (ja) | 食品の殺菌方法 | |
JPS6120339B2 (ja) | ||
JPS6227785B2 (ja) | ||
JPS6233265B2 (ja) | ||
US2987403A (en) | Method and package for protecting food from mold and oxidation | |
US2193819A (en) | Medicinal white oil and process of preparing the same | |
JPS54104499A (en) | Treating method for activated carbon | |
JPS6342676A (ja) | 食品の保存方法 | |
JP2836126B2 (ja) | 脱酸素剤 | |
JPH048259A (ja) | ▲麺▼類の保存方法 | |
JPS6120252B2 (ja) | ||
JPS58201965A (ja) | 湯通し塩蔵わかめの保存方法 | |
JPS56137847A (en) | Agent and method for keeping freshness of vegetable and fruit | |
JPS6147131B2 (ja) | ||
US3558329A (en) | Process for preserving melons | |
SU789100A1 (ru) | Способ изготовлени газового фильтра дл хранени пищевых продуктов | |
KR830001818B1 (ko) | 탈산소제 | |
JPS596853A (ja) | 生麺類の保存方法 |