JPS596853A - 生麺類の保存方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生麺類の保存方法に関する。更に峰しくけ水分
の含有量が１８重量係以上であって２８重量％未満１食
塩の含有量が２重量％以下。

プロピレングリコールの含有量が０〜２重量％およびソ
ルビットの含有量が２〜１０重量％である生麺類を脱酸
素剤と共に実質的に非通気性の包装容器に入れて密封し
て保存することを特徴とする生麺類の保存方法に関する
発明である。

麺類はＨ麺した生の状態の麺類即ち生麺類を茹で上げた
のち、なるべく早い時期に食するのが最も美味であると
いわれている。しかし、生麺類は変質し易く長期に亘っ
て保存することが出来ないという欠点が夛）る。

この様な欠点を改良するために、従来は麺類の水分を１
０数重量係まで下げて乾麺となして長期間保存を行なり
”ｒいた。しかしこの方法の場合は麺類独特の風味が失
なわれてしまうという欠点があった。

発明者は生麺類の保存方法の改良について鋭意研究を行
なった結果、本発明を完成するに至った。

本発明において、生麺類とはうどん、日本そげ、中華麺
、またはマカρニー等の麺類であって、従来の生麺類よ
り水分の含有量を若干下げたもので、水分の含有量が１
８重量％以上であって２８重量％未満であり、茹で上げ
て食するものであって、麺類独特の風味は従来の生麺と
同様に優れた風味を有するものである。

しかじ生麺類は水分の含有量が高いので、そのま〜では
保存期間が短いという欠点がある。

水分が多い麺類の劣化の原因は原材料中の微生物または
製造工程中において付着した微生物が繁殖することによ
る場合が多い。

従来、これらの微生物の生育を抑えるために例えば化学
合成保存料の添加、加熱殺菌、ｐＨの調整、含有水分の
低下または食塩添加量の増加等の方法が行なわれている
。Ｉ−かし化学合成保存料として広く使用されているプ
ルピレングリコール等は使用量の規制が行なわれておる
が、規制値では保存効果が少く、水分が多い従来の麺類
においてはほとんど保存効果を示さないという欠点があ
った。

また、生麺類を加熱殺菌する方法の場合は生麺が有する
独特の優れ１こ風味が失われる欠点がある。ｐＨの調節
による場合は生麺の食味の減少がおころ程あるいは生麺
の製造が困難になるまでｐＨを下げなけねばならないと
いう欠点がある。また食塩の増加は健康保持上または食
味１から嫌われる尋、従来の保存方法は生麺類の保存方
法としては不充分な方法で多）つた。

また脱酸素剤は好気性菌の生育を抑制する作用を有する
ので麺類の保存に応用することが行なわれているが、脱
酸素剤だけを使用し５た場合は効果が少く、その目的を
達成することが出来なかった。

本発明者等はこれらの従来法の欠点がない優れた生麺類
の保存方法について鋭意研究を行なった結果、本発明を
完成するに至った。

本発明方法において生麺類の水分の含有量は製品である
生麺類の重量に対して１８チ以１であって２８チ未満で
ある。また食塩の含有量は２％以下であり、プルピレン
グリコールの含有１”は一般的には０〜２チであり、好
ましくは１〜２係である。ソルビットの含有量は２〜１
０重量係であり、好ましくけ４〜８重量係である。

本発明方法圧使用する脱酸素剤としては亜硫酸塩、亜硫
酸水素塩、チオ硫酸塩、亜；チオン酸塩、シュウ酸塩、
ビμガｐ−ル、ロンガリント、グルコース、銅アミン錯
体、アスコルビン酸、エリソルビン酸、鉄粉、亜鉛末、
アルミニウム末等の各種の還元性物質を主剤とする任意
の組成のものを用いることが可能である。

これらの脱酸素剤は通常は通気性包材で包装して用いら
れる。この場合の通気性包材と１−では有孔プラスチッ
クフィルムやマイク−ポーラスフィルムをラミネートし
た包材が好んで用いられる。

本発明方法において、半生麺類は実質的に非通気性の包
装容器に入れて密封するが、この場合の容器としては酸
素透気度が５０ｍ１／７７（・日・ａｔｍ以下の包材か
らなる容器が用いられるが、具体的には塩化ビニリデン
コートボリブｐピレンとポリエチレンとの積層フィルム
、塩化ビニリデンコートアイｐンとポリエチレンとの積
層フィルム、塩化ビニリデンコートポリエステルとポリ
エチレンとの積層フィルム、アイロンとポリエチレンと
の積層フィルム、塩化ビニリデンコートポリビニルアル
コールとポリエチレン（５） との積層フィルムからなる袋またはトレイ等の容器、あ
るいけ塩ビ製のトレイ等のガスノくリヤー性の高い容器
が用いられる。

本発明において、生餌類を保存する場合の保存温度をオ
一般的には３０℃以下であり、好ましでは２５℃以下で
ある。

次に実施例により本発明を更に詳しく説明する。

実施例１゜ 水分の含有量が２５重量係、食塩の含有量が１重量係、
ツルピッ）’ｌｒ８重量係含有する生つドン１００ｇを
塩化ビニリデンコートボリプｐピレン・ポリエチレン積
層フィルムからなる袋に脱酸素剤（エージレスＦ−５０
Ｘ、三菱瓦斯化学＃りと共に密封し１温度が２５℃で相
対湿度が５０〜６０％である室内に保存し、外観および
風味について経時変化を試験して保存効果の確認を行な
った。

結果を第１表に示した。

（６） 比較例１ ソルビットを無添加と１〜だ以外は実施例１と同様にし
て保存効果の確認を行なった。結果を第１表に示また。

比較例２゜ 脱酸素剤を使用しない以外は実施例１と同様にして保存
効果の確認を行なった。結果を第１表に示した。

比較例３ ソルビットを無添加とし、脱酸素剤を使用（−ない以外
は実施例１と同様にして保存効果の確認を行なった。結
果を第１表に示した。

実施例２ プルピレングリコールを２重量係含有させた以外は実施
例１と同様にして保存効果の確認を行った。

結果を第１表に示した。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水分の含有量が１８重量係以上であって２８重量係未満
   、食塩の含有量が２重量％以下、プロピレングリコール
   の含有量が０〜２重量％およびソルビットの含有量が２
   〜１０重量係である生麺類を脱酸素剤と共に実質的に非
   通気性の包装容器に入れて密封して保存することを％徴
   とする生麺類の保存方法っ