JP2502696Y2 - 端子台に使用されるコイル及び端子台付コイル - Google Patents

端子台に使用されるコイル及び端子台付コイル

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JP2502696Y2
JP2502696Y2 JP5496992U JP5496992U JP2502696Y2 JP 2502696 Y2 JP2502696 Y2 JP 2502696Y2 JP 5496992 U JP5496992 U JP 5496992U JP 5496992 U JP5496992 U JP 5496992U JP 2502696 Y2 JP2502696 Y2 JP 2502696Y2
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JP
Japan
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coil
terminal block
lead wires
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hollow portion
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篤志 川村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は中空コアに巻線を施し、
該巻線の始端及び終端をリード線として引き出し、端子
台に収納して使用するコイルおよび、該端子台に装着し
て形成される端子台付コイルに関するものである。
【0002】
【従来技術】図1に示すように、コイル1は内側に中空
部を有するリング状のコア7と、このコア7に巻回され
た銅巻線5とを備え、銅巻線5の始端部と終端部とはそ
れぞれ引出方向(図では下方向)に取り出され、リード
線3及び4はそれぞれコア7の軸方向(図の前後方向)
両側面に接触して設けられており、かつ、リード線3及
び4の一部はコア7の内周面に接するように、軸方向に
延びている。また、リード線3及び4はコア7の中空部
を横断しないように、引出方向に取り出されている。こ
の結果、リード線3及び4の一部は、リード線3及び4
の先端部に近い側のコア内周面(図では下側内周面)と
接触している。
【0003】このような構成のコイル1は図2に示すよ
うに、矩形形状の端子台2に装着され、端子台付コイル
8を形成している。
【0004】この場合、リード線3及び4は端子台2か
ら突出するように、端子台2に装着され、このリード線
3及び4の突出した部分を基板(図示せず)等に取り付
けることによって、端子台付コイル8は基板等に固定さ
れる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】基板にリード線の先端
部を装着する際、リード線の引き出し方向上側に、抗力
がかかるため、リード線が上方に浮いてしまうという問
題があった。この問題点を解決するため該リード線をコ
ア中空部の内周面上に固定しなければならない。そのた
め、従来接着剤6を使用してリード線3及び4をコア7
の内周面に固定させ、リード線3及び4の浮きを防止す
る必要があった。
【0006】しかし、このように接着剤を使用した場
合、接着の材料費、作業費等コストがかかるという問題
がある。
【0007】そこで、本考案はかかる問題点を解決する
端子台に収納して使用するコイルおよび、該端子台に装
着して形成される端子台付コイルを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内側に
中空部を規定する中空コアに巻回した巻線の始端部及び
終端部を前記中空部から引き出し方向に一対のリード線
として取り出して構成されるコイルにおいて、前記一対
のリード線が前記中空部の内周面と一部において接触
し、かつ、中空部を前記引き出し方向に横切るように、
引き出されたことを特徴とするコイルが得られる。
【0009】又、前記コイルと、該コイルを収納し、前
記一対のリード線を固定する溝を引き出し方向に有した
端子台とで構成される端子台付コイルが得られる。
【0010】
【実施例】本考案の実施例に係るコイル1及び端子台付
コイル9を図3、図4を参照して説明する。
【0011】図3において、本考案の実施例に係るコイ
ル1は、図1の場合と同様に、中空部を有するリング状
コア7に銅巻線5を施して形成されている。又、リード
線3,4も同様に銅巻線5の始端部と終端部をそれぞれ
引出方向(図では下方向)に取り出して形成されてい
る。
【0012】リード線3及び4はそれぞれコア7の軸方
向両側面(図の前後方向)に接触して設けられており、
かつ、リード線3及び4の一部は、コア7の内周面に接
するように、軸方向に延びている。更に図3に示された
コイル1では、コア7の内周面とリード線3及び4と
が、コア7の中空部の上側の位置で、接触しており、こ
の接触位置からリード線3及び4は図の下方に引き出さ
れている。具体的に言えばリード線3及び4はコア7の
中空部を横断し、かつコア7の側部を通って、コア7の
外側に延在している。したがって、リード線3及び4の
上端部にコア7の内周面によって支持されていることが
わかる。
【0013】図3に示されたコイル1は箱形状での端子
台11に図4の矢印方向に挿入することによって収納さ
れ、図4に示すような端子台付コイル9を構成する。図
4の端子台11の側面にてリード線3,4を固定する一
対の溝10がリード線引き出し方向に有する。
【0014】この溝12はリード線3及び4を通すよう
な溝幅をもち、端子台11の一部を残して、下方向に所
定長の溝が設けられており、リード線3及び4の突出し
た部分は基板等(図示せず)に固定される。
【0015】又、端子台11にコイル1を取り付ける際
及び端子台付コイル9を基板等(図示せず)に取り付け
る際等、リード線3,4には、リード線の引出方向と逆
方向に力が加わる。しかしながら、図3及び図4に示さ
れた構造では、コイル1の中空部の上方で、即ち、引出
方向の上端部で、リード線3及び4がコア7の内周面と
接触し、逆方向の力に耐え得る構成を備えているため、
浮き上がりを防止することができる。
【0016】尚、コアの形状は、円筒形コアに限らず、
角形筒状コアでも同様の効果が得られる。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、コイルを基板に挿着す
る際、コイルの中間部の内周面の一部でリード線を固定
するため、接着剤を使用しなくても、リード線の浮きを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の端子台コイルに使用するコイル単体の斜
視図である。
【図2】従来の端子台付コイルの斜視図である。
【図3】本考案の端子台付コイルに使用するコイル単体
の斜視図である。
【図4】本考案の端子台付コイルの斜視図である。
【符号の説明】
1 コイル 2,11 端子台 3,4 リード線 5 銅巻線 6 接着剤 7 コア 8,9 端子台付コイル 10 溝

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に中空部を規定する中空コアに巻回
    した巻線の始端部及び終端部を前記中空部から引き出し
    方向に一対のリード線として取り出して構成されるコイ
    ルにおいて、前記一対のリード線が前記中空部の内周面
    と一部において接触し、かつ、中空部を前記引き出し方
    向に横切るように、引き出されたことを特徴とするコイ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコイルと、該コイルを収
    納し、前記一対のリード線を固定する溝を引き出し方向
    に有した端子台とで構成される端子台付コイル。
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