JPS5910044B2 - 通信用変成器 - Google Patents
通信用変成器Info
- Publication number
- JPS5910044B2 JPS5910044B2 JP8532679A JP8532679A JPS5910044B2 JP S5910044 B2 JPS5910044 B2 JP S5910044B2 JP 8532679 A JP8532679 A JP 8532679A JP 8532679 A JP8532679 A JP 8532679A JP S5910044 B2 JPS5910044 B2 JP S5910044B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- balanced
- unbalanced
- longitudinal current
- shield plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F19/00—Fixed transformers or mutual inductances of the signal type
- H01F19/04—Transformers or mutual inductances suitable for handling frequencies considerably beyond the audio range
- H01F19/06—Broad-band transformers, e.g. suitable for handling frequencies well down into the audio range
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、平衡・不平衡変換を行なう通信用変成器に関
するものである。
するものである。
従来の平衡・不平衡変換を行なう通信用変成器は、例え
ば第１図ａ、ｂに示すように、磁心３に１次巻線として
の平衡巻線１と２次巻線としての不平衡巻線２を巻回し
、平衡巻線１の端子Ｔｉ、Ｔ２に平衡信号を加え、不平
衡巻線２の端子Ｔ４を接地して、端子Ｔ３、Ｔ４間に不
平衡信号を導出するものであり、４はボビンを示す。
ば第１図ａ、ｂに示すように、磁心３に１次巻線として
の平衡巻線１と２次巻線としての不平衡巻線２を巻回し
、平衡巻線１の端子Ｔｉ、Ｔ２に平衡信号を加え、不平
衡巻線２の端子Ｔ４を接地して、端子Ｔ３、Ｔ４間に不
平衡信号を導出するものであり、４はボビンを示す。
このような通信用変成器は、磁心３に平衡巻線１と不平
衡巻線２とを巻回するだけであるから、自動巻線が可能
であるが、平衡巻線１の対地インピーダンスと、平衡巻
線１と不平衡巻線２との間の静電結合等とにより縦電流
が流れる欠点があつた。この縦電流を減少させる為に、
従来は平衡巻線１と不平衡巻線２との結合静電容量を減
少する手段が採用されている。
衡巻線２とを巻回するだけであるから、自動巻線が可能
であるが、平衡巻線１の対地インピーダンスと、平衡巻
線１と不平衡巻線２との間の静電結合等とにより縦電流
が流れる欠点があつた。この縦電流を減少させる為に、
従来は平衡巻線１と不平衡巻線２との結合静電容量を減
少する手段が採用されている。
例えば第２図ａ、ｂに示すように、平衡巻線１と不平衡
巻線２との間にシールド板５を挿入し、このシールド板
５を接地するものである。シールド板５は通常０．０１
〜０．０３コ程度の厚さの銅等の薄膜が用いられておわ
、平衡巻線１と不平衡巻線２との間に相互に絶縁されて
設けられるものである。従つて平衡巻線１と不平衡巻線
２とを自動巻きで形成することができるとしても、シー
ルド板５を絶縁して自動巻きとすることは非常に困難で
あわ、シールド板５を設けた通信用変成器はコスト低下
ができない欠点があつた。本発明は、縦電流減衰特性を
向上し、且つ自動巻きを可能として、廉価で且つ特性を
改善した通信用変成器を提供することを目的とするもの
である。
巻線２との間にシールド板５を挿入し、このシールド板
５を接地するものである。シールド板５は通常０．０１
〜０．０３コ程度の厚さの銅等の薄膜が用いられておわ
、平衡巻線１と不平衡巻線２との間に相互に絶縁されて
設けられるものである。従つて平衡巻線１と不平衡巻線
２とを自動巻きで形成することができるとしても、シー
ルド板５を絶縁して自動巻きとすることは非常に困難で
あわ、シールド板５を設けた通信用変成器はコスト低下
ができない欠点があつた。本発明は、縦電流減衰特性を
向上し、且つ自動巻きを可能として、廉価で且つ特性を
改善した通信用変成器を提供することを目的とするもの
である。
以下実施例について詳細に説明する。第３図ａ、ｂは本
発明の実施例の説明図であわ、第１図及び第２図と同一
符号は同一部分を示し、６は第３巻線で、Ｔ５、Ｔ６は
その端子である。
発明の実施例の説明図であわ、第１図及び第２図と同一
符号は同一部分を示し、６は第３巻線で、Ｔ５、Ｔ６は
その端子である。
磁心３に不平衡巻線２を巻回し、その上に平衡巻線１を
巻回し、更にその上に第３巻線６を巻回する。この第３
巻線６の端子Ｔ６を不平衡巻線２の端子Ｔ４に接続し、
端子５を開放状態とする。即ち平衡巻線１が不平衡巻線
２と第３巻線６との間に配置された構成となる。従つて
平衡巻線１の端子Ｔｉ、Ｔ２と接地との間のインピーダ
ンス平衡が良くなり、縦電流が減少することになる。前
述の如くシールド板を設けるものではないので、不平衡
巻線２、平衡巻線１及び第３巻線６を順次自動巻きで構
成することが可能となわ、コストダウンを図ることがで
きる。第４図は縦電流減衰特性曲線図であυ、Ａは本発
明の実施例、Ｂは第２図に示す従来例、Ｃは第１図に示
す従来例のそれぞれ縦電流減衰特性曲線で、１〜１００
ＫＨｚの周波数について測定した結果を示すものである
。
巻回し、更にその上に第３巻線６を巻回する。この第３
巻線６の端子Ｔ６を不平衡巻線２の端子Ｔ４に接続し、
端子５を開放状態とする。即ち平衡巻線１が不平衡巻線
２と第３巻線６との間に配置された構成となる。従つて
平衡巻線１の端子Ｔｉ、Ｔ２と接地との間のインピーダ
ンス平衡が良くなり、縦電流が減少することになる。前
述の如くシールド板を設けるものではないので、不平衡
巻線２、平衡巻線１及び第３巻線６を順次自動巻きで構
成することが可能となわ、コストダウンを図ることがで
きる。第４図は縦電流減衰特性曲線図であυ、Ａは本発
明の実施例、Ｂは第２図に示す従来例、Ｃは第１図に示
す従来例のそれぞれ縦電流減衰特性曲線で、１〜１００
ＫＨｚの周波数について測定した結果を示すものである
。
同図からも判るように、本発明の実施例によればシール
ド板を設けた従来例よりも縦電流減衰量が大きくなり、
通信用変成器としての特性が改善された。以上説明した
ように、本発明は、磁心３に不平衡巻線２を巻回し、そ
の不平衡巻線２の上に平衡巻線１を巻回し、その平衡巻
線１の上に第３巻線６を巻回し、その第３巻線６の一端
の端子Ｔ６を不平衡巻線２の一端の端子Ｔ４に接続し、
第３巻線６の他端の端子Ｔ５を開放したものであり、第
３巻線６はシールドの作用を行うものであるが、従来例
のようなシールド板を設けるものではないので、自動巻
きが可能となる。
ド板を設けた従来例よりも縦電流減衰量が大きくなり、
通信用変成器としての特性が改善された。以上説明した
ように、本発明は、磁心３に不平衡巻線２を巻回し、そ
の不平衡巻線２の上に平衡巻線１を巻回し、その平衡巻
線１の上に第３巻線６を巻回し、その第３巻線６の一端
の端子Ｔ６を不平衡巻線２の一端の端子Ｔ４に接続し、
第３巻線６の他端の端子Ｔ５を開放したものであり、第
３巻線６はシールドの作用を行うものであるが、従来例
のようなシールド板を設けるものではないので、自動巻
きが可能となる。
又平衡巻線の対地インピーダンスの平衡が良くなるので
、縦電流減衰量を大きくできる利点がある。なお、第３
巻線６は、不平衡巻線２の巻回数と同一の巻回数とする
ことができるが、平衡巻線１の巻回数との関係で、異な
る巻回数とたときに、縦電流減衰量が大きくなる場合も
あるので、第３巻線６の巻回数は、平衡巻線１及び不平
衡巻線２の巻回数等を考慮して選定するものである。
、縦電流減衰量を大きくできる利点がある。なお、第３
巻線６は、不平衡巻線２の巻回数と同一の巻回数とする
ことができるが、平衡巻線１の巻回数との関係で、異な
る巻回数とたときに、縦電流減衰量が大きくなる場合も
あるので、第３巻線６の巻回数は、平衡巻線１及び不平
衡巻線２の巻回数等を考慮して選定するものである。
第１図Ａ，ｂ及び第２図Ａ，ｂは従来の通信用変成器の
説明図、第３図Ａ，ｂは本発明の実施例の説明図、第４
図は縦電流減衰特性曲線図である。 １は平衡巻線、２は不平衡巻線、３は磁心、４はボビン
、５はシールド板、６は第３巻線、Ｔ１〜Ｔ６は端子で
ある。
説明図、第３図Ａ，ｂは本発明の実施例の説明図、第４
図は縦電流減衰特性曲線図である。 １は平衡巻線、２は不平衡巻線、３は磁心、４はボビン
、５はシールド板、６は第３巻線、Ｔ１〜Ｔ６は端子で
ある。
Claims (1)
- １ 平衡・不平衡変換を行なう通信用変成器に於いて、
磁心に不平衡巻線を巻回し、該不平衡巻線の上に平衡巻
線を巻回し、該平衡巻線の上に第３巻線を巻回し、該第
３巻線の一端を前記不平衡巻線の一端に接続し、該第３
巻線の他端を開放したことを特徴とする通信用変成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8532679A JPS5910044B2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 通信用変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8532679A JPS5910044B2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 通信用変成器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5610907A JPS5610907A (en) | 1981-02-03 |
| JPS5910044B2 true JPS5910044B2 (ja) | 1984-03-06 |
Family
ID=13855498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8532679A Expired JPS5910044B2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 通信用変成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910044B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2606204A1 (fr) * | 1986-11-04 | 1988-05-06 | Grimaud Jacques | Transformateur audio-frequence a grande dynamique avec enroulement de neutralisation |
| US6995990B2 (en) * | 2001-03-08 | 2006-02-07 | Power Integrations, Inc. | Method and apparatus for substantially reducing electrical earth displacement current flow generated by wound components |
| CN1315257C (zh) * | 2003-09-28 | 2007-05-09 | 潘永岐 | 利用脉冲变压器产生高压脉冲的方法及装置 |
| JP2005150198A (ja) | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信用トランス |
-
1979
- 1979-07-05 JP JP8532679A patent/JPS5910044B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5610907A (en) | 1981-02-03 |
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