JP2873378B2 - 有リード型チップコイル - Google Patents

有リード型チップコイル

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浩二 渡辺
厚 加藤
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TOOKIN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明はロ字形磁性コアを用いた表面実装用の有リー
ド型チップコイルに関する。
〔従来の技術〕
断面が方形である高い比透磁率特性を持つロ字形磁性
コアを用いた従来の表面実装用の有リード型チップコイ
ルは、コアの表面に絶縁処理を施して、一方の対向辺部
に所要の巻線を巻き回してコイル素子を作り、巻線を施
さないコア両辺部にフォーク形状のリードフレーム端子
をその分岐端部により挟着して取り付け、巻線の端部を
フレーム端子にからげて半田付けし接続した後、フレー
ム端子の端部を露出させてコイル素子を樹脂封止材によ
り封止し、露出端子を表面実装が可能な所要の形に成形
した構造であった。
〔発明が解決しようとする課題〕 リードフレーム端子によりコアを堅く挟着するために
は、コアの外形寸法を精度よく仕上げる必要があり、ま
たコイルの巻線端部をフレーム端子にからげる作業は厄
介であり、自動化が困難であるので製造費用が多くなる
という問題があった。本発明は、コアの外形寸法を精度
よく仕上げる必要がなく、単純な作業だけで組立てで
き、安価な有リード型チップコイルを提供することを目
的とする。
ロ.発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、外周辺縁に上下、並びに対向辺に一対の4
個の係合用小凹部を設けたロ字形コアを用いたコイル素
子を用い、表面実装に適するリード用端子板と、コアの
小凹部に係合するコア支持片を内周辺に設けた額縁形の
リードスルー型の絶縁基板とを組み合せたことを特徴と
する。本発明の額縁形のリードスルー型の絶縁基板は基
板上に巻線端部を接続する貫通孔と、L字形のリード用
端子板を取り付ける矩形孔を設け、貫通孔と矩形孔は基
板裏面の半田付ランドにより接続されているため、巻線
端部とリード用端子板はからげを必要とせず接続出来
る。
即ち本発明は、ロ字形で、一組の対辺の上下の外周辺
縁に、それぞれ小凹部を設けた磁性コアに巻線を施した
コイル素子と、複数個のリード用端子板と、額縁形で、
前記磁性コアを同心に遊挿する中央角孔、前記巻線の端
部を挿通する貫通孔、前記リード用端子板を挿通する矩
形孔、及び前記磁性コアが遊挿される面と反対側の面に
前記貫通孔と矩形孔との間を接続する中継用導体が設け
られ、内周面に前記小凹部に係合するコア支持片が突設
された絶縁基板とを組合せ、前記リード用端子板の端部
を露出させて、前記コイル素子並びに絶縁基板を樹脂に
より封止成形したことを特徴とする有リード型チップコ
イルである。
〔作用〕
本発明に用いる額縁型絶縁基板は、コア支持片でコア
の小凹部を支持してコイル素子を支持し、また基板の貫
通孔に通した巻線端部と、基板の矩形孔に通したリード
用端子板を共通の中継用導体に半田付けにより接合して
接続する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用い説明する。
第1図は本発明の有リード型チップコイルの正面断面
図を示す。1は平面形状がロ字形磁性コアで、高い比透
磁率特性を持つ金属磁性材料の微粉末を成形した圧粉磁
心、又は焼結した高い比透磁率特性を持つフェライトコ
アである。2は額縁形絶縁基板である。3は銅板等の良
導体で作られたリード用端子板であり、4は樹脂の封止
材である。
コア1は、第2図に示すように方形断面を持つロ字形
で対向短辺部外側図の下部辺縁の中央部と角形のコア1
の上下の方向性をなくすために上部辺縁にも小凹部11が
それぞれ設けられたものである。1個の巻線5がコア1
の両長辺部に連続的に巻き回されてノーマルモードチョ
ークコイル素子が作られる。
額縁形絶縁基板(以下基板と称す)2は、その中央角
孔がコア1の底面外形より一回り大きい寸法のもので、
角孔の短辺壁面中央部にコア1の小凹部11に係合する一
対のコア支持片21が設けられている。基板2の両短辺部
には中央部にリード用端子板3を通す矩形孔22が形成さ
れ、対角部に巻線5の端部を通す貫通孔23が形成されて
おり、底面に矩形孔22と貫通孔23とに亘る図示しない半
田付ランドの中継用導体が設けられている。
第3図はこのようなコア1のコイル素子および基板2
とリード用端子板3とを組み合せた形状を示す。
基板2の中央角孔に上方からコイル素子を小凹部11と
コア支持片を係合させて納め入れ、貫通孔23に通した巻
線5の端部と、矩形孔22に水平部を外方に向けて下方か
ら通したL字形のリード用端子板3とを半田付ランドに
半田付けにより接合して組み上げる。
小凹部11の深さはコイル素子の底面が基板2の底面よ
り下方に突出しないように基板2の厚さより若干小さく
設定されている。
封止材4による成形体の外観を第3図に鎖線で示す。
封止材4は、第1図に示すように、リード用端子板3の
水平部の底部および端部を露出させてコイル素子および
基板2を樹脂により封止し、リード用端子板3の水平部
底面がそのまま表面実装用リードとなるチップコイルを
形成している。
リード用端子板3はその水平部を封止材4の成形体の
側面から露出されて表面実装が可能な形に成形してもよ
い。
なお、本発明の実施例はリード用端子板を対向辺に1
個づつ取り付けた例で説明したが、1つの辺に2個づつ
取り付け、コアの両辺に夫々同方向に巻線を施して夫々
の巻線端末をリード用端子板に接続することによりコモ
ンモードチョークコイルを構成出来る。
ハ.発明の効果 〔発明の効果〕 本発明によるチップコイルは、ロ字形磁性コアの小凹
部と額縁形絶縁基板のコア支持片を係合してコイル素子
と基板とを組み付け、基板にリードスルー型の中継用導
体を取り付けてコアとリードフレーム端子の装着作業を
なくし、巻線の端部のからげ作業をなくしたので、コア
の外形寸法を精度よく仕上げる必要がなく加工費が削減
でき、単純な作業だけで組立てでき、従って従来より安
価な有リード型チップコイルを提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の有リード型チップコイルの一実施例を
示す正面断面図。 第2図は本発明の有リード型チップコイルの分解斜視
図。 第3図は本発明の有リード型チップコイルの封止前の組
立状態を示す外観斜視図。 1……ロ字形磁性コア、2……額縁形絶縁基板、3……
リード用端子板、4……封止材、5……巻線、11……小
凹部、21……コア支持片、22……矩形孔、23……貫通
孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロ字形で、一組の対辺の上下の外周辺縁
    に、それぞれ小凹部を設けた磁性コアに巻線を施したコ
    イル素子と、複数個のリード用端子板と、額縁形で、前
    記磁性コアを同心に遊挿する中央角孔、前記巻線の端部
    を挿通する貫通孔、前記リード用端子板を挿通する矩形
    孔、及び前記磁性コアが遊挿される面と反対側の面に前
    記貫通孔と矩形孔との間を接続する中継用導体が設けら
    れ、内周面に前記小凹部に係合するコア支持片が突設さ
    れた絶縁基板とを組合せ、前記リード用端子板の端部を
    露出させて、前記コイル素子並びに絶縁基板を樹脂によ
    り封止成形したことを特徴とする有リード型チップコイ
    ル。
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NZ600603A (en) 2009-12-18 2013-07-26 Janssen Pharmaceutica Nv Bicyclic thiazoles as allosteric modulators of mglur5 receptors
JP6301596B2 (ja) * 2013-06-19 2018-03-28 株式会社タムラ製作所 リアクトル及びリアクトルの製造方法

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