JP2507763Y2 - 端子台付チョ―クコイル - Google Patents

端子台付チョ―クコイル

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JP2507763Y2
JP2507763Y2 JP3700490U JP3700490U JP2507763Y2 JP 2507763 Y2 JP2507763 Y2 JP 2507763Y2 JP 3700490 U JP3700490 U JP 3700490U JP 3700490 U JP3700490 U JP 3700490U JP 2507763 Y2 JP2507763 Y2 JP 2507763Y2
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JP
Japan
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terminal block
choke coil
terminal
plate
core
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JP3700490U
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秀行 佐藤
尊行 長田
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子機器の信号ラインのコモンモードノイズ
等を除去するチョークコイルに係り、さらに詳しくは、
回路基板に実装可能な端子台を設けた端子台付チョーク
コイルの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の端子台付チョークコイルは第2図に示すごと
く、環状コアを収納する環状底面と内筒と外筒に囲ま
れ、且つ一方に凸出する中央仕切板27aを有する円筒ケ
ース21と、反対側に凸出する中央仕切板27bを有する環
状の外蓋22よりなる絶縁コアケース(以下コアケースと
称す)23と、辺縁に切欠き24を設けた回路基板上に安定
に固定するための端子台25と円筒ケース21とを一体に接
続す頸部26とから構成された端子台付き円筒ケースとか
らなる絶縁樹脂成形体を用い、円筒ケース21に環状コア
(図示せず)を収納し、外蓋22を被せ固着してコアケー
ス23を形成し、中央仕切板27a、27bで仕切られたコアケ
ース23の外周に巻線28a、28bを施し、巻線28a、28bのリ
ード線はそのまま垂下させて切欠き24に挿入保持してリ
ード端子29を形成し、かくして端子台付チョークコイル
を構成していた。しかしこのような端子台付チョークコ
イルでは、リード端子29が巻線機そのままを用いて軟ら
かく屈曲し易いため、端子間隔の精度が確保できず、回
路基板等への挿入に時間がかかり、又自動実装も不可能
な状態であり、かつ巻線28a、28bを施す際にも、端子台
25が一体に成形されていることから端子台25が邪魔にな
り、巻線作業が極めてしにくい問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案はこのような問題を解決し、端子間隔の精度を
確保し得て回路基板への自動実装を可能にすると共に、
巻線も容易に行うことが出来る端子台付チョークコイル
を提供することを目的とする。
ロ.考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 本考案は、板端子部に孔と垂下するピン端子を有する
4個の中継端子の、板端子部両端を四隅近傍に埋設して
露出し、且つ上部に係止部を有する支持板を、対向する
両側辺縁に直立させて一体に設けた方形の絶縁樹脂から
なる端子台に、環状コアを収納し両側に凸出部を持つ中
央仕切板を設けた絶縁コアケースの外周に、2個の巻線
を施したチョークコイルを搭載し、前記中央仕切板の両
側凸出部の上部に、前記支持板の係止部を掛け合わせて
前記チョークコイルを前記端子台に組合せ固定すると共
に、前記チョークコイルの巻線のリード線を、前記中継
端子の孔に通し半田付けしてなることを特徴とする端子
台付チョークコイルである。
〔作用〕
端子台にはピン端子を有する中継端子を埋設して設け
てあり、ピン端子を硬い線材でしかも精度よく端子台に
樹脂モールド等により設ければ、各ピン端子の間隔は精
度が確保されて回路基板への自動実装が可能となる。又
コアケースは端子台と分離されており、コアケース外周
への巻線に於ては、端子台は付いておらず巻線の際に邪
魔をすることがなく、巻線が容易となる。
〔実施例〕
以下本考案による実施例を図を参照して詳しく説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す端子台付チョークコ
イルの外観斜視図である、環状底面と外筒と内筒からな
り、一方に凸出する中央仕切板7a、7bを有する2個の円
筒ケース1a、1bからなる絶縁コアケース2(以下コアケ
ースと称す)に、環状コア(図示せず)を収納し、中央
仕切板7a、7bで仕切られたコアケース2の外周に、それ
ぞれ巻線8a、8bを施してチョークコイル10が形成されて
いる。この際、円筒ケース1a、1bはお互いに接着剤等で
固定されてコアケース2が形成される。又第2図に示し
た様に円筒ケース21と外蓋22からコアケース23を形成し
てもよい。本考案では端子台は当初は従来と異なり分離
されている。
即ち、導電金属からなる板端子部11に、例えば硬銅線
からなるピン端子9を例えば溶接等により垂下させて設
け、さらに孔12を設けて形成した中継端子4の板端子部
11の両端を四隅に埋設し、それ以外を上下面に露出した
絶縁樹脂からなる方形の端子台3が、チョークコイル10
と分離して形成されている。端子台3の対向する両辺縁
には、上方に直立する支持板5と、支持板5の上辺には
お互いに内側に突き出す係止部6とが一体に設けられて
いる。端子台3の底面から係止部6の下面迄の間隔は、
コアケース2の両側に凸出する中央仕切板7a、7bの上下
両外側の長さとほぼ同一寸法に選ばれている。ここで板
端子部11は、導電金属帯に4個を一括して連続的に打ち
抜き等で孔12と共に形成したリードフレームを用いて、
樹脂モールド等で端子台3に埋設し、しかる後ピン端子
9を設けてもよい。
このような端子台3にチョークコイル10を搭載し、支
持板5の内面に中央仕切板7a、7bの外面をそれぞれ対応
させ(両支持板5の内面間隔はコアケース2の両中央仕
切板7a、7bの外面間隔より僅かに大きく選ばれてい
る)、支持板5の上辺から内側に突出す係止部6を中央
仕切板7a、7bの上側面に掛け合わせれば、チョークコイ
ル10は端子台3に係合して端子台3上に固定される。さ
らに巻線8a、8bの4個のリード線の先端を、端子台3に
埋設された中継端子4の露出した孔12に通して半田付け
すれば、巻線8a、8bとピン端子9は接続され、第1図に
示す本考案の端子台付チョークコイルが構成される。
このように構成した端子台付チョークコイルでは、端
子台3とコアケース2は、巻線8a、8bを環状コア入りの
コアケース2に施す場合は分離されており、端子台3は
邪魔にならず容易に巻線作業を行うことが出来る。さら
に端子台3に設けたピン端子9は、それぞれの間隔精度
が良好に金型等で端子台3に埋設され、しかも硬い線材
が用いられて多少の外力により容易に屈曲することな
く、その間隔精度が保持されるので、回路基板への自動
実装を容易に行うことが出来る。
ハ.考案の効果 〔考案の効果〕 以上述べた様に本考案によれば、高精度に端子間隔が
確保されて回路基板への自動実装を可能にすると共に、
巻線が容易に行われて巻線作業コストを低減した端子台
付チョークコイルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す端子台付チョークコイ
ルの外観斜視図。 第2図は従来の端子台付チョークコイルの外観斜視図。 1a,1b,21……円筒ケース、2,23……絶縁コアケース、3,
25……端子台、4……中継端子、5……支持板、6……
係止部、7a,7b,27a,27b……中央仕切板、8a,8b,28a,28b
……巻線、9……ピン端子、10……チョークコイル、11
……板端子部、12……孔、22……外蓋、24……切欠き、
26……頸部、29……リード端子。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板端子部に孔と垂下するピン端子を有する
    4個の中継端子の、板端子部両端を四隅近傍に埋設して
    露出し、且つ上部に係止部を有する支持板を、対向する
    両側辺縁に直立させて一体に設けた方形の絶縁樹脂から
    なる端子台に、環状コアを収納し両側に凸出部を持つ中
    央仕切板を設けた絶縁コアケースの外周に、2個の巻線
    を施したチョークコイルを搭載し、前記中央仕切板の両
    側凸出部の上部に、前記支持板の係止部を掛け合わせて
    前記チョークコイルを前記端子台に組合せ固定すると共
    に、前記チョークコイルの巻線のリード線を、前記中継
    端子の孔に通し半田付けしてなることを特徴とする端子
    台付チョークコイル。
JP3700490U 1990-04-05 1990-04-05 端子台付チョ―クコイル Expired - Lifetime JP2507763Y2 (ja)

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JPH03128916U JPH03128916U (ja) 1991-12-25
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US20160293312A1 (en) * 2015-03-31 2016-10-06 Nissin Kogyo Co., Ltd. Choke coil for brake control device

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