JPH04126412U - アンテナコイル装置 - Google Patents

アンテナコイル装置

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JPH04126412U
JPH04126412U JP3871391U JP3871391U JPH04126412U JP H04126412 U JPH04126412 U JP H04126412U JP 3871391 U JP3871391 U JP 3871391U JP 3871391 U JP3871391 U JP 3871391U JP H04126412 U JPH04126412 U JP H04126412U
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JP
Japan
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holder
antenna
coil device
terminal
antenna coil
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JP3871391U
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Inventor
龍雄 阿部
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線基板への実装スペースが小さく
て済むアンテナコイル装置を提供する。 【構成】 アンテナコア(2)の両端に装着されるホル
ダ(5、6)の高さ方向寸法をアンテナコアの厚みより
十分大きくし、これらのホルダの上方寄りにアンテナコ
アを取り付けるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアンテナコイル装置に関し、特に基板の占有面積を少なくするための 改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラジオセット等の電子機器に用いられるアンテナコイル装置は、電子機器の軽 薄短小化に伴って小形薄形化が要望されており、これに対応すべく平板状のアン テナコアを有したアンテナコイル装置が提供されている。 その一例を図13を参照して説明する。 図13に示すアンテナコイル装置40は、アンテナコア42、コイル43、4 4、端子ホルダ45、46とから成る。 アンテナコア42は、例えばフェライト等の磁性体よりなり、その形状は薄い 平板形状とされ、特に小型・薄型のラジオセット等に適した形状とされている。 このアンテナコア42には、コイル43、44が所定の巻回数で巻回されている 。 アンテナコア42の長手方向の両端部には、夫々端子ホルダ45、46が接着或 は圧入等により取付け固定されている。この端子ホルダ45、46は樹脂成型さ れたものであり、銅製の複数の端子ピン47、48が植設されている。複数の端 子ピン47、48は夫々、端子ホルダ45、46がアンテナコア42に取付けら れた状態で、アンテナコア42の長手方向に位置するよう構成され、端子ホルダ 45、46によりアンテナコア42と絶縁されている。
【0003】 端子ホルダ45、46には夫々、コイル43、44のリード線43a、43b 、44a、44bを案内する案内溝45a、46aが設けられており、リード線 43a、43b、44a、44bの各端子ピン47、48への半田付け作業を容 易なものとすることができると共に、各リード線43a、43b、44a、44 bのばらつきを防止できる。尚、各リード線43a、43b、44a、44bの 端子ピン47、48への半田付けは、端子ホルダ45、46をアンテナコア42 に取付けた後、各端子ピン47、48の根元部分に行なわれる。 端子ホルダ45、46の端子ピン47、48が植設されてなる側面には、突起 45b(端子ホルダ46側については図示せず)が一休的に形成されている。こ の突起45b、46bは端子ホルダ45、46の下側縁から端子ピン47、48 に向け突起量が大きくなる曲面形状を有している。
【0004】 ここで、アンテナコイル装置40がプリント配線基板に取付け固定された状態 を図14に示す。図に示されるように、プリント配線基板49には、アンテナコ イル装置40が挿入装着される取付け孔49aが形成されている。また取付け孔 49aに挿入された状態におけるアンテナコイル装置40の各端子ピン47、4 8と対向するプリント配線基板49上には、リ−ドパタ−ン50、51が設けら れている。アンテナコイル装置40は各端子ピン47、48をリードパターン5 0、51に半田付けされることによりプリント配線基板49に取付け固定され、 電気的に接続される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したアンテナコイル装置40は、電子機器の薄形化に適してい るが、プリント配線基板49上での占有面積が大きいという問題点がある。 それ故、本考案の課題は、プリント配線基板上での占有面積を小さくすること のできるアンテナコイル装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるアンテナコイル装置は、アンテナコアの両端に装着されるホルダ の高さ方向寸法をアンテナコアの厚みより十分大きくすると共に、ホルダの上方 寄りにアンテナコアを取付けるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
このようにすることで、本考案によるアンテナコイル装置は、プリント配線基 板に実装するとアンテナコアとプリント配線基板面との間にスペースを確保でき る。
【0008】
【実施例】
図1を参照して本考案の第1の実施例について説明する。 本考案によるアンテナコイル装置1は、ホルダ5、6に特徴を有し、アンテナ コア2、コイル3、4については従来と同じものでも良い。ホルダ5、6は同じ 構造であるので、以下ではホルダ5のみについて説明する。 ホルダ5は、樹脂製であり、その高さ方向寸法がアンテナコア2の厚みより十 分大きく、上方寄りにアンテナコア2を取付けるための穴が設けられている。ホ ルダ5の両側縁の中間部には突部5a、5aを有し、この突部5aには銅張によ る電極11が設けられている。電極11は突部5aからホルダ5の表面側を経て ホルダ5の下端縁まで形成されている。ホルダ5の下部はプリント配線基板に実 装した時の安定性を増すために突部5aとの同程度まで幅広としている。電極1 1にはコイル3のリード線3aが半田付接続される。
【0009】 このようなアンテナコイル装置1の組立ては、コイル3、4を巻回したアンテ ナコア2の両端部にホルダ5、6を接着剤で固着する。そして、ホルダ5、6の 突部5a、6aの上部側にできたくびれを通してリード線3a、4aを電極11 (ホルダ6側の電極は図示せず)側に引き出して半田付接続を行なえば良い。 プリント配線基板100には、図9に示した従来例と同様、ホルダ5、6の実 装箇所に電極11と対応するようにリードパターン101が設けられている。ア ンテナコイル装置1はホルダ5、6の底部を接着剤でプリント配線基板に接着す ると共に、電極11とプリント配線基板100のリードパターン101とを半田 付けすることで固定される。
【0010】 なお、図2に示すように、ホルダ5(6)の底部に下方に延びる突起5bを設 け、プリント配線基板100にはこの突起5bの嵌入可能な穴を設けることで、 アンテナコイル装置1の実装時の位置決めを容易にすると共に、実装後のプリン ト配線基板上での安定性を確保することができる。
【0011】 このようなアンテナコイル装置によれば、プリント配線基板に実装すると、ア ンテナコア2の直下には空間ができるので、この領域を電子部品の実装に利用す ることができる。
【0012】 図3は本考案の第2の実施例を示し、第1の実施例とはホルダ15、16の形 状及びリード線3a、4aとプリント配線基板との接続構造が異なる。 ホルダ15について言えば、上方寄りにアンテナコア2を取付けるための穴を 有すると共に、上縁部に切欠き15aを設け、しかも切欠き15aから端子ピン 17側に向けて傾斜面15bを形成している。このようにリード線3aの引出し 部に鋭角のコーナ部を無くすことで、リード線3aがホルダ15のコーナ部です り切れることを無くすことができる。
【0013】 一方、端子ピン17の設置構造については次のようにする。図4に示す形状の 線部材を用意し、ホルダ15には、図5に示すように、その底面及び背面に線部 材のうち17−1、17−2に対応する部分の収納溝を形成すると共に、17− 3部分の貫通可能な通孔15cを形成する。そして、図4に示す線部材をホルダ 15に添設した後、17−4部分を切断することで、ホルダ15には独立した2 本の端子ピン17が植設されることになる。
【0014】 図6はホルダ15´に設ける端子の他の例を示す。 この例では、リード線のからげ接続部18ー1を有するU形の端子版18をホ ルダ15´の前面、底面、背面に沿わせて接着剤で固着するようにしたものであ る。勿論、ホルダ15´の上部には図3に示したような切欠き15a傾斜面15 bを形成するようにしても良い。
【0015】 図7は、本考案の第4の実施例を示し、ホルダの構造及び端子の設置構造が異 なる。 ホルダ25は、端子板19を設置するための外側ホルダ25−1とアンテナコ アを取付けるための穴25−2aを有する内側ホルダ25−2とを接着剤ではり 合わせることでつくられる。外側ホルダ25−1の底部にはコ字形端子板19の 下側片19−1を収容する切欠き25−1aを設け、中間部には端子板19の上 側片19−2を挿通するための通孔25−1bを設けている。切欠き25−1a 、通孔25−1bを通して端子板19を外側ホルダ25−1に取付けた後、内側 ホルダ25−2が外側ホルダ25−1に接着される。
【0016】 図8は第5の実施例を示し、コ字形の端子板19の設置構造が異なる。 この例では、ホルダ15´の外面側の下部に逆L形の溝を設けることで、端子 板19をその下側片19−1がホルダ15の底面に沿った状態で逆L形の溝に嵌 め込み、接着を行う。リード線は上側片19−2にからげて半田付接続する。
【0017】 図9〜図12は第6の実施例を示す。この例では、ホルダ60の形状及び数が 異なる。ホルダ60は、図10に示す如く端子板64に端子61a、61b、6 2a、62b、63a、63bがインサート成形されている。端子61a、62 a、63aはそれぞれ、端子61b、62b、63bと導通している。図11に 端子61a、61bの一例を示す。 アンテナコイル装置70はアンテナコア65の長手方向の一端にホルダ60が 装着されている。アンテナコイル装置70の回路図は図12に示す通りである。 アンテナコイルのリード66、67、68は端子61a、62a、63aに接続 され、端子61b、62b、63bはプリント配線基板100上のリードパター ン101に半田付けされる。ここで、端子61a、62a、63a間の寸法は端 子61b、62b、63b間の寸法より小さくしており、これは断線を防止でき るうえに電極への半田付けがし易い。アンテナコア65の長手方向の他端は例え ば、プラスチックシャーシ200やその他の装置を利用する。この実施例によれ ば、ホルダが1個で済み、また電極を1箇所に集中できる。
【0018】
【考案の効果】 以上説明してきたように、本考案によるアンテナコイル装置は、ホルダの高さ 方向寸法をアンテナコアの厚みより十分大きくしてホルダの上方寄りにアンテナ コアが位置するようにしたことで、プリント配線基板に実装するとプリント配線 基板におけるアンテナコアの下部領域には部品の実装可能なスペースが確保され る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の斜視図。
【図2】本考案で使用されるホルダの他の例を示した図
である。
【図3】本考案の第2の実施例の斜視図である。
【図4】図3における端子ピンの設置状態を示した断面
図である。
【図5】図3における端子ピンの素材となる線部材の形
状を示した斜視図である。
【図6】本考案に採用される端子設置構造の他の例を示
した図である。
【図7】本考案で使用されるホルダの他の例を示した図
である。
【図8】本考案に採用される端子設置構造の更に他の例
を示した図である。
【図9】本考案の更に他の実施例を示した斜視図。
【図10】図9に示されたホルダの斜視図。
【図11】図10のホルダに使用されている端子の斜視
図。
【図12】図9に示されたコイルの結線図。
【図13】従来のアンテナコイル装置の斜視図である。
【図14】図13に示したアンテナコイル装置をプリン
ト配線基板に実装した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アンテナコイル装置 2 アンテナコア 3、4 コイル 5、6 ホルダ 11 電極

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回されたアンテナコアの長手
    方向端部に端子設置用のホルダを装着して成るアンテナ
    コイル装置において、前記ホルダの高さ方向寸法を前記
    アンテナコアの厚みより大きくすると共に、該ホルダの
    上方寄りに前記アンテナコアを取付けるようにしたこと
    を特徴とするアンテナコイル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナコイル装置にお
    いて、前記ホルダを前記アンテナコアの長手方向一端に
    のみ装着したことを特徴とするアンテナコイル装置。
JP3871391U 1991-04-30 1991-04-30 アンテナコイル装置 Withdrawn JPH04126412U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004187109A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Citizen Electronics Co Ltd 表面実装アンテナ
JP2015204557A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 スミダコーポレーション株式会社 アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950713