JPH07142264A - 面実装コイル - Google Patents

面実装コイル

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Publication number
JPH07142264A
JPH07142264A JP5309832A JP30983293A JPH07142264A JP H07142264 A JPH07142264 A JP H07142264A JP 5309832 A JP5309832 A JP 5309832A JP 30983293 A JP30983293 A JP 30983293A JP H07142264 A JPH07142264 A JP H07142264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
base
hole
electrode
surface mount
Prior art date
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Pending
Application number
JP5309832A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Mizutani
昇 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP5309832A priority Critical patent/JPH07142264A/ja
Publication of JPH07142264A publication Critical patent/JPH07142264A/ja
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子曲がりなどの問題を解決し、薄型でしか
も回路基板への密着性のよい面実装コイルの提供。 【構成】 印刷配線板からなる1,13に複数個の両面
電極端子を側面の平面スルホールにより、スルホール電
極3,33,333が側方に突き出るように形成する。
ベース1,13にコイル8を配置する。コイルの端末1
0,11をスルホール電極3,33,333を上面電極
に結線する。このベース13の上面には上記コイル8以
外の電子部品を配するようにしてもよい。 【効果】 側面のスルホール電極3,33,333を側
方に突き出るようにしたので実装時に半田付けが容易と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気、通信分野に使
用される面実装コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】面実装コイルの巻線端末結線処理構造と
して従来より実開平2−79005号および特公昭64
−5449号に開示されたように、基板から突き出した
金属端子に巻付けて半田付けする構成のものか、ドラム
コアの底面に印刷された電極に押し付けて半田付けする
ものか、最近では実開平5−43512に開示されたよ
うに側面の半円形のスルホールを2分割した切り欠き内
に巻線端末を挿入して半田付する構造のものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の構成
のものでは、半田付け状態によって半田玉大による面実
装コイルの回路基板からの浮き下がりや、金属端子の上
方への浮き上がり(上方への折れ曲がり)による回路基
板との半田不確実性の問題がある。また、基板の厚みを
金属端子以下にすることができず、薄型化にも問題があ
った。後者のドラムコアの底面に直接半田付けする構成
では、半田付け表面を平面にするため、半田拭きとり設
備が必要になる問題があった。また、実開平5−435
12に示すようなものでは、ユーザー側で印刷配線基板
に面実装する場合スルホールは側面より内方の切り欠き
型のため半田付けしにくい問題もあった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を克服
し、巻線コイルにおける端子の曲がりをまねくことな
く、薄型でしかも実装時において回路基板に密着させる
ことができかつ、半田付け確実な面実装コイルを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数個の両
面電極端子を側面の平面スルホールによりスルホール電
極が側方に突き出るように形成した印刷配線板からなる
ベースの上面に少なくともコイルを配し、このコイルの
端末を上面の電極端子に結線してなるものである。
【0006】そして、好ましい構成としてほぼ、中央に
配した透孔に、巻線されたドラムコアの一部を挿入する
ことによって取付け、その端末が上面電極にスポット結
線されるものであり、さらに、上面電極間にコイル以外
の電子部品が配されたり、金属製シールドケースが上記
側面スルホールの一部を利用して取付けられるものであ
ってもよい。
【0007】
【作用】このようにすると、ベースの下面は平らなの
で、回路基板に実装したとき密着性がよくなるし、回路
基板に面実装させて、半田付けするときにスルホール部
分が突き出ているので半田付けが容易となる。ベースに
透孔を設けたものでは、ドラムコアの取付けが容易とな
る。また、上面電極間にチップコンデンサ等の電子部品
を配するようにすることにより、複合型面実装コイルが
容易に得られる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の面実装コイルの第1の実施例
の断面図である。1は印刷配線板からなるベースで図2
に示すように、中央に透孔2を設けると共に側面に複数
個(図において6個)の平面スルホール電極3…を形成
している。なお、図中4…はスルホール電極の上側電極
であり、下側にも同様な電極5が形成されている。6は
透孔2の両サイドに配した接着材タンク部分である。
【0009】7は巻線コイル8を巻回したドラムコアで
あり、下部の突起9を前記の透孔2に挿入して接着され
る。巻線コイル8の端末10、11は、上面の電極4に
スポット結線される。結線後の先端の端末は下面に出な
いようにカットされる。したがって印刷配線板からなる
ベース1の下面は回路基板12に下側電極5の厚みを介
して密着できることになる。
【0010】図3に示すものは本発明の第2の実施例と
して上記コイル以外の他の電子部品を配して複合型にし
た面実装コイルの組立図である。ベース13は0.5ミ
リ程度の厚みの印刷配線板からなり、中央に角型透孔1
4を設けると共にコーナーに4個のベース溝22と裏面
にリード端末を引っかけられるようなスリット23を形
成し側面に2個の平面スルホール電極33を形成させて
いる。この平面スルホール電極33の上側電極44は延
設してチップコンデンサ15を半田結線させるようにな
っている。
【0011】16は角型のドラムコアであり、下部に設
けた角型の突起17を前記角型透孔14に挿入して接着
されるのは前実施例と同様である。図中18は角型のカ
ップコアであり少し小さいスペーサ19を介して、角型
のドラムコア16に被包させ、さらに金属製シールドケ
ース20を被せてなる。したがって一つの同調回路から
なる複合型面実装コイルが構成されることになる。
【0012】図4に示すものは、図3の複合型面実装コ
イルの断面図である。この場合、シールドケース20の
下縁は印刷配線回路基板12に印刷配線板からなるベー
ス13の別の側面スルホール電極333と共に半田結線
させて固着されており、ベース13の下面に出ないよう
に配慮されている。
【0013】図5に示すものは、バルーンコイルに応用
した実施例で、バルーンコア77はベース113の穴2
aにハーフ入れされている。スルホール電極端子3の下
方には巻付用スリット233が設けられ、ベース溝22
2を通してコイル端末10,11がからげられても下面
に出ないようにしてある。このようにするとバルーンコ
アでも安定して載置できる。
【0014】本発明は上記実施例の他に様々な応用例
(例えば相互誘導インダクタンスを利用したトランスフ
ォーマ型変成器など)が特許請求の範囲内で考えられる
のはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成すること
により、巻線コイルの端末をスルホール印刷配線板から
なるベースの側面で結線して下面に出ないで、回路基板
に密着できる面実装コイルを提供できる。また、ベース
も印刷配線板で構成したので、厚みが0.2程度にする
ことができ、従来の巻線型金属端子ベースタイプに比べ
て薄型な面実装コィルを提供することができる。しか
も、ベースそのものを印刷配線板で構成したので電極パ
ターンが容易に形成でき、チップコンデンサ、抵抗およ
び他の能動面実装電子部品などを装着することが容易と
なり、複合型面実装コイルを供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面実装コイルの第1の実施例の断面図
である。
【図2】本発明の面実装コイルの第1の実施例のベース
の斜視図である。
【図3】本発明の同コイルの第2の実施例の組立図であ
る。
【図4】本発明の同コイルの第3の実施例の断面図であ
る。
【図5】本発明の同コイルの第4の実施例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース 2 透孔 3 スルホール電極 4 スルホール上側電極 5 スルホール下側電極 7 ドラムコア 8 巻線コイル 9 突起 10,11 巻線コイルの端末 12 回路基板 13 ベース 14 角型の透孔 15 電子部品としてのチップコンデンサ 17 角型の突起 20 シールドケース 21 シールドケース脚部 22、222 ベース溝 23 引っかけ用スリット 233 巻付用スリット 77 バルーンコア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8123−5E H01F 15/02 P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の両面電極端子を側面の平面スル
    ホールにより、スルホール電極が側方に突き出るように
    形成した印刷配線板からなるベースの上面に少なくとも
    コイルを配し、このコイルの端末を上面の電極端子に結
    線してなる面実装コイル。
  2. 【請求項2】 ほば中央に配した透孔に、ベースの上面
    に少なくともコイルを配する手段として、巻線されたコ
    アの一部を挿入することによって取付けたものである請
    求項1記載の面実装コイル。
  3. 【請求項3】 上面電極に上記コイルの以外の電子部品
    が結線された請求項1または2記載の複合型面実装コイ
    ル。
  4. 【請求項4】 金属製シールドケースが上記側面スルホ
    ールの一部を利用して取付けられている請求項1ないし
    3のいずれかに記載の面実装コイル。
  5. 【請求項5】 電極端子の下面に端末からげ用スリット
    が配されている請求項1ないし4のいずれかに記載の面
    実装コイル。
JP5309832A 1993-11-16 1993-11-16 面実装コイル Pending JPH07142264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5309832A JPH07142264A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 面実装コイル

Applications Claiming Priority (1)

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JP5309832A JPH07142264A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 面実装コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07142264A true JPH07142264A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17997805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5309832A Pending JPH07142264A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 面実装コイル

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JP (1) JPH07142264A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258727A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Sumida Corporation コイル部品
CN111724976A (zh) * 2019-03-22 2020-09-29 乾坤科技股份有限公司 电子装置及电感器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258727A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Sumida Corporation コイル部品
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