JPH0724804Y2 - フエライトバ−アンテナ - Google Patents

フエライトバ−アンテナ

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Publication number
JPH0724804Y2
JPH0724804Y2 JP1987120650U JP12065087U JPH0724804Y2 JP H0724804 Y2 JPH0724804 Y2 JP H0724804Y2 JP 1987120650 U JP1987120650 U JP 1987120650U JP 12065087 U JP12065087 U JP 12065087U JP H0724804 Y2 JPH0724804 Y2 JP H0724804Y2
Authority
JP
Japan
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circuit board
antenna
terminal
ferrite core
ferrite
Prior art date
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Application number
JP1987120650U
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JPS6425212U (ja
Inventor
正和 一丸
国次 本谷
孝 藤島
Original Assignee
富士電気化学株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば薄型ラジオ等に好適なフェライトアン
テナに関し、更に詳しくは、フェライトコア上に金属の
焼付けにより形成した複数の端子が形成され、回路基板
に対して面付け実装できるようにしたフェライトバーア
ンテナに関するものである。
[従来の技術] フェライトバーアンテナは、例えば第4図に示すように
板状(もしくは棒状)のフェライトコア10にアンテナコ
イル12を巻線した構造である。一般にアンテナコイル12
の端末は半田処理され、回路基板の導体パターンに半田
付け接続される。
また回路基板への装着を容易にするため、例えば第5図
に示すように、複数のピン端子14を植設した合成樹脂製
のコアホルダ16によりフェライトコア10を保持し、アン
テナコイル12の端末を前記ピン端子に絡げて半田付け接
続したものもある。コアホルダ16の下端のフック部18に
よって回路基板に取り付け、ピン端子14で導体パターン
に半田付けする。
[考案が解決しようとする問題点] 薄型ラジオのような小型電子機器では、薄型化を図るた
め部品を回路基板に面付け実装する構成が主流となって
いる。しかし、前記第4図に示すような従来のフェライ
トバーアンテナではコイル端末がそのまま接続端子にな
るため自動実装機に搭載できず、作業者が1個所ずつ半
田付けしなければならないため作業性が非常に悪い欠点
があった。
その上、コイル端末を別個に回路基板に半田付けする
と、線材長さのばらつきや半田付け位置のばらつき等の
ため8%程度のQやインダクタンスLの誤差が生じるこ
とは避け難い。
他方、前記のようにピン端子を有する合成樹脂製のコア
ホルダを使用する場合には、自動組立ては可能であるも
のの回路基板に対して面付け実装はできず大型化するた
め薄型ラジオのような特に薄型化が要求される用途には
採用できない。
本考案の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消
し、自動挿入タイプの面付け実装が可能であり、機器の
小型化並びに薄型化に寄与し得るようなフェライトバー
アンテナを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本考案は、板
状フェライトコアにアンテナコイルを巻線してなる構造
を有し、前記フェライトコアには、その一方の表面上の
みに金属を焼付けた複数の端子が形成されており、該端
子はアンテナコイル用の半田付け部と回路基板上の導体
パターン用の半田付け部との間を狭窄部で連結した形状
をなしているフェライトバーアンテナである。
ここで前記端子は、フェライトコアの両端部に分散して
配置してもよいし、中央寄りの位置に並べて設けてもよ
く、形成位置は任意である。
[作用] アンテナコイルの巻き始めおよび巻き終わり端末は、フ
ェライトコアに形成されている端子の一方の膨出部(ア
ンテナコイル用の半田付け部)に半田付け接続される。
このようなフェライトバーアンテナは、所定の導体パタ
ーンを有する回路基板上にて他方の膨出部(半田付け
部)が回路基板の導体パターンに対向するように搭載さ
れ、両者は半田付け接続される。
フェライトコア上に形成した各端子は、アンテナコイル
用の半田付け部と回路基板上の導体パターン用の半田付
け部との間が狭窄部で連結した形状となっているため、
回路基板に接続する場合でも、その半田がアンテナコイ
ルを接続している部分へは流れ難く作業が安定化すると
共に回路基板上の導体パターンを半田付けする部分の凹
凸を極力小さくできる。
従って、本考案に係るフェライトバーアンテナは回路基
板等に対して面実装が可能となる。
[実施例] 第1図A,Bは本考案に係るフェライトバーアンテナの一
実施例を示している。この実施例では板状フェライトコ
ア10を使用している。焼結した板状フェライトコア10の
片面の四隅にそれぞれ金属の焼付けにより端子20を形成
する。この端子20は例えば銀や銅等を含むペーストをス
クリーン印刷法等によりフェライトコア10に付着し焼付
けることによって容易に精度良く形成できる。これらの
端子20は、拡大して明瞭に図示されているように、内側
に位置するアンテナコイル用の半田付け部22と外側に位
置する回路基板上の導体パターン用の半田付け部24との
間を狭窄部26で連結した形状をなしている。
このような板状フェライトコア10にアンテナコイル12が
巻線される。アンテナコイルの巻き始めおよび巻き終わ
りの端末(4個所)は、それぞれ端子20の内側のアンテ
ナコイル用の半田付け部22に半田付けされる。このよう
にしてフェライトバーアンテナが完成する。
このフェライトバーアンテナは回路基板に面付け実装で
きる。前記フェライトバーアンテナの回路基板上の導体
パターン用の半田付け部に対応して回路基板上にそれぞ
れ導体パターンを形成しておき、それに前記フェライト
バーアンテナの端子を対向させて載置し、通常の面付け
実装の手法に基づいて半田付けすればよい。前記のよう
にフェライトコア10への端子20の形成にスクリーン印刷
法等を用いれば、端子20の相対位置が一定となり回路基
板に対して自動装置が可能となる。
回路基板がフレキシブル基板のような場合には基板が変
形しうるためアンテナコイル12の巻付けによる段差は特
に実装の障害にはならず、端子20と導体パターンとの間
で半田付けを行なえる。勿論回路基板側にアンテナコイ
ル12が丁度嵌まり込むような穴や切欠きを設けて、その
巻線による段差を逃げるような構造にしてもよい。
フェライトコア上に形成した端子には中間部に狭窄部が
設けられているからアンテナコイル端末の半田付け部は
安定しており、回路基板上の導体パターンとの半田接続
の際に半田がコイル端末接続部側へは流れ難く、コイル
の端子近傍を樹脂で接着固定していれば接続済みのコイ
ル端末が離脱するようなことは生じない。
第2図A,Bは本考案の他の実施例を示している。基本的
な構成は前記第1図A,Bの場合と同様であるから、対応
する部分には同一符号を付し詳細な説明は省略する。こ
こでは端子20がフェライトコア10の中央寄りの位置に3
個並設されており、両アンテナコイル12の片方の端末が
共通となって一つの端子に接続されている。この実施例
でも端子20はアンテナコイル用の半田付け部22と回路基
板上の導体パターン用の半田付け部24との間を狭窄部26
で連結したような形状である。
この端子形状については前記した中間に狭窄部を有する
という限定の他には特別な制限はなく、第3図に示すよ
うな様々な形状が考えられ、任意のものを使用できる。
勿論これに限定される訳ではない。
[考案の効果] 本考案は上記のように板状フェライトコアの一方の表面
上のみに金属を焼付け複数の端子を形成し、該端子はア
ンテナコイル用の半田付け部と回路基板上の導体パター
ン用の半田付け部との間を狭窄部で連結した形状をなす
フェライトバーアンテナであるから、自動実装機等によ
る面付け実装が可能であり、組み立て作業性を向上させ
ることができると共に機器の小型化並びに薄型化にも貢
献し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案に係るフェライトバーアンテナの一
実施例を示す平面図と正面図、第2図A,Bは本考案の他
の実施例を示す平面図と正面図、第3図は本考案におけ
る端子形状の例を示す説明図、第4図A,Bは従来技術の
一例を示す平面図と正面図、第5図は従来技術の他の例
を示す正面図である。 10……板状フェライトコア、12……アンテナコイル、20
……端子、22……アンテナコイル用の半田付け部、24…
…回路基板上の導体パターン用の半田付け部、26……狭
窄部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状フェライトコアにアンテナコイルを巻
    線してなるバーアンテナにおいて、フェライトコアの一
    方の表面上のみに金属を焼付けた複数の端子が形成され
    ており、該端子はアンテナコイル用の半田付け部と回路
    基板上の導体パターン用の半田付け部との間を狭窄部で
    連結した形状をなしているフェライトバーアンテナ。
JP1987120650U 1987-08-06 1987-08-06 フエライトバ−アンテナ Expired - Lifetime JPH0724804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987120650U JPH0724804Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 フエライトバ−アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987120650U JPH0724804Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 フエライトバ−アンテナ

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Publication Number Publication Date
JPS6425212U JPS6425212U (ja) 1989-02-13
JPH0724804Y2 true JPH0724804Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31366945

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987120650U Expired - Lifetime JPH0724804Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06 フエライトバ−アンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654645Y2 (ja) * 1977-09-20 1981-12-19

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JPS6425212U (ja) 1989-02-13

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