JP2522229Y2 - アンテナコイル装置 - Google Patents

アンテナコイル装置

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JP2522229Y2
JP2522229Y2 JP1987067745U JP6774587U JP2522229Y2 JP 2522229 Y2 JP2522229 Y2 JP 2522229Y2 JP 1987067745 U JP1987067745 U JP 1987067745U JP 6774587 U JP6774587 U JP 6774587U JP 2522229 Y2 JP2522229 Y2 JP 2522229Y2
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antenna coil
antenna
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JP1987067745U
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龍雄 阿部
憲一 池亀
一彦 渡辺
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はアンテナコイル装置に係り、特に基板への取
付け作業性を向上し得るアンテナコイル装置に関する 従来の技術 従来、ラジオセット等に用いられるアンテナコイル装
置は比較的大型な丸棒タイプの物が用いられていた。こ
の構造のアンテナコイル装置では、基板への取付け用ホ
ルダを具備したものが普及しており、ラジオセットにア
ンテナコイル装置を取付ける際の取付け作業時間の短縮
に寄与していた。一方、昨今電子機器のいわゆる軽薄短
小化に伴って、アンテナコイル装置の小形薄形化が要望
されており、これに対応すべく平板状のアンテナコアを
有したアンテナコイル装置が提供され始めている。
考案が解決しようとする問題点 上記平板状のアンテナコアを有したアンテナコイル装
置は一般に巻回されたコイルのリード線を引き出し、プ
リント配線基板に形成された導電パターンにこれを直接
半田付けすることにより導通を図っていた。また、アン
テナコイル装置をプリント配線基板に固定するためには
別個に取付具を必要とした。このため細いリード線を導
電パターンに位置決めした上で半田付けを行なわなけれ
ばならず、結線作業が非常に面倒になるという問題点が
あった。またアンテナコイル装置のプリント配線基板へ
の固定に際しては、取付具をアンテナコアにまず取付
け、続いて取付け具をプリント配線基板に固定しなけれ
ばならず、更にこの作業は上記半田付け作業と別途行な
わなければならずアンテナコイル装置の取付け及び結線
作業は非常に面倒であった。一方、従来では取付具の配
設位置には特に考慮はされておらず、アンテナコアの両
端近傍部分に配設されるのが一般的であったため、コイ
ルの巻回位置に制限をうけるという問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みて創作されたものであり、プ
リント配線基板に対する取付け作業及び結線作業を一括
的に行ない得、かつコイルの巻回位置が制限されること
がないアンテナコイル装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段及び作用 上記問題点を解決するために、本考案では、 コイルが巻回されてなる矩形平板状のアンテナコア
と、複数の端子が植設されてなる端子ホルダとよりなる
アンテナコイル装置において、 上記ホルダを上記アンテナコアの長手方向端部に取付
けると共に、上記端子がアンテナコアの長手方向に位置
するよう構成し、 かつ、上記ホルダに案内溝を形成し、この案内溝に上
記コイルのリード線を案内させて端子に接続してなる構
成のアンテナコイル装置であって、 上記ホルダのアンテナコアの長手方向端部の形状を曲
面形状としたことを特徴とするものである。
作用 上記構成とされたアンテナコイル装置は、ホルダのア
ンテナコアの長手方向端部の形状が曲面形状とされてい
るため、アンテナコイル装置を被装着部(取付け孔)に
装着する際、アンテナコイル装置はこの曲面に案内され
て被装着部に装着される。よって、アンテナコイル装置
を被装着部の所定装着位置に精度よく位置決めすること
ができる。
また、コイルのリード線はホルダに形成された案内溝
に案内されて端子に接続されるため、リード線のバラツ
キの発生を防止でき、リード線と端子との接続作業を容
易に行うことができる。
更に、アンテナコイル装置のプリント配線基板への固
定及び結線作業を同時に行うことができ、かつコイルの
巻回位置に規制を受けることもなくなる。
実施例 次に本考案になるアンテナコイル装置の一実施例につ
いて図面と共に説明する。第1図に示すアンテナコイル
装置1は、アンテナコア2、コイル3,4、端子ホルダ5,6
とよりなり、極めて簡単な構成とされている。
アンテナコア2は例えばフェライト等の磁性体よりな
り、その形状は薄い平板形状とされ、特に小型・薄型の
ラジオセット等に適した形状とされている。このアンテ
ナコア2には、コイル3,4が所定の巻回数が巻回されて
いる。
このアンテナコア2の長手方向の両端部には、夫々端
子ホルダ5,6が接着或は圧入等により取付け固定されて
いる。この端子ホルダ5,6は樹脂成型されたものであ
り、銅製の複数の端子ピン7,8が植設されている。ま
た、複数の端子ピン7,8夫々、端子ホルダ5,6がアンテナ
コア2に取付けられた状態で、アンテナコア2の長手方
向に位置するよう構成されている。
この端子ピン7,8は端子ホルダ5,6によりアンテナコア
2と絶縁されている。尚、端子ピン7,8のアンテナコア
2への取付け構造として、アンテナコア2に取付け孔を
形成し、この取付け孔に直線端子ピン7,8を植設する構
造が考えられるが、この構造では絶縁が良好に行なわれ
ず受信特性に劣化が生じてしまう。しかるに、端子ホル
ダ5,6によりアンテナコア2と端子ピン7,8は絶縁される
ため、上記特性劣化を防止することができる。
また端子ホルダ5,6にはコイル3,4のリード線3a,3b,4
a,4bを案内する案内溝5a,6aが設けられており、リード
線3a,3b,4a,4bの各端子ピン7,8への半田付け作業を容易
なものとすることができると共に各リード線3a,3b,4a,4
bのばらつきを防止できる。尚、リード線3a,3b,4a,4bの
端子ピン7,8の半田付けは、端子ホルダ5,6をアンテナコ
ア2に取付け後、各端子ピン7,8の根元部分に行なわれ
る。
更に端子ホルダ5,6の端子7,8が植設されてなる側面に
は、突起5b,6b(突起6bは第3図に示される)が一体的
に形成されている。この突起5b,6bは端子ホルダ5,6の下
側縁から端子ピン7,8に向け突起量だ大きくなる曲面形
状を有している。
ここで、アンテナコイル装置1がプリント配線基板9
に取付け固定された状態を第2図及び第3図に示す。各
図に示されるように、プリント配線基板9には、アンテ
ナコイル装置1が挿入装着される取付け孔9aが形成され
ている。また取付け孔9aに挿入された状態におけるアン
テナコイル装置1の各端子7,8と対向するプリント配線
基板9上には、リードパターン10,11が設けられてい
る。アンテナコイル装置1は各端子7,8をリードパター
ン10,11に半田付けされることによりプリント配線基板
9に取付け固定され、また電気的に接続される。よっ
て、プリント配線基板9への装着時において、各リード
線3a,3b,4a,4bの配線及び結線作業は不用となり、かつ
取付け作業と結線作業を同時に行なえるため、作業性の
向上及び組立て工数低減を図ることができる。また上記
アンテナコイル装置1はチップ部品と同様な扱いが可能
となり、半田付け作業をリフロー処理にて行なうことが
でき、これによりアンテナコイル装置1のプリント配線
基板6への自動取付けも可能で、取付け作業性を飛躍的
に向上させることができる。
アンテナコイル装置1は上記取付け孔9aへの挿入に際
し、突起5a,6bを下側にして(即ち取付け孔9aと対向さ
せた状態で)挿入される。また両突起5b,6bの離間距離
(第3図中矢印Lで示す)は取付け孔9aの長辺の長さと
等しくなるよう構成されている。このため、取付け孔9a
に対してアンテナコイル装置1が若干ずれて挿入された
ような場合でも、曲面形状を有する突起5b,6bが取付け
孔9aの周縁と摺接することによりアンテナコイル装置7
の挿入を案内する。このため、アンテナコイル装置1は
取付け孔9a内の中央位置に高精度に位置決めされて装着
されるため、各端子ピン7,8のリードパターン10,11から
のずれを防止できる。
更にこの突起5b,6bはリード線3a,3b,4a,4bと端子ピン
7,8の半田付け部(第3図中、矢印Aで示す)を保護す
る機能を有する。即ち、上記半田付け部Aは突起5b,6b
上部の端子ピン7,8の根元部分である。よって、突起5b,
6bにより、アンテナコイル装置1のプリント配線基板9
への取付け時において取付け孔9aの周縁と半田付け部A
とが直接当接することはなくなり、各リード線3a,3b,4
a,4bの断線事故を防止できる。
上記のように構成されたアンテナコイル装置1では、
端子ホルダ5,6がアンテナコア2の長手方向に対する両
端部に取付けられているため、こいる3,4の配線位置に
規制を受けるようなことはない。また、コイルが巻回さ
れないスペース(第1図中矢印Bで示す)を設けること
も容易にできる。
一般にアンテナコイル装置1ではコイル3,4のインダ
クタンスの微調整を行なうため、コイル3,4の巻回位置
を若干移動させることは周知のところであるが、上記の
ようにコイル3,4の配設位置に自由度があるため調整作
業を容易に行なうことができる。
一方、アンテナコイル装置1のプリント配線基板9へ
の自動装着の手段として、バキュームノズル(図示せ
ず)を用い、これによりプリント配線基板9を吸着して
プリント配線基板9の所定位置に移送する方法が行なわ
れている。この吸着位置はバランスを保つためにアンテ
ナコイル装置1の中央であることが望ましい。本願にな
るアンテナコイル装置1では、コイル3,4が巻回されな
いスペースBを容易に設けることができるため、上記バ
キュームノズルを用いた自動装着も容易に実現すること
ができる。
本考案になるアンテナコイル装置の変形例を第4図乃
至第7図に示す。尚、各図において第1図に示した構成
と同一構成については同一の符号を付した。
第4図に示すアンテナコイル装置12は、端子ホルダ13
をアンテナコア2の長手方向一端部のみに取付けたもの
である。更に第5図に示すように、端子ピン17,18をL
字状に折曲した形状としても良い。この構成になるアン
テナコイル装置19がプリント配線基板9に取付けられた
状態を第6図に示す。同図に示されるように、L字状の
端子ピン17,18は取付け状態にあってプリント配線基板
9に穿設された貫通孔9b,9cを貫通し、裏面に突出して
いる。リードパターン20,21はプリント配線基板9の裏
面に形成されており、各端子ピン17,18はプリント配線
基板9の裏面でリードパターン20,21と半田付けされ
る。
上記構成とすることにより、リードパターン20,21が
裏面に形成されたプリント配線基板9に対してもアンテ
ナコイル装置19を取付けることかでき、かつ各端子ピン
7,8は貫通孔9b,9cを貫通して取付けられるため、取付け
強度を向上させることができる。
考案の効果 上述の如く本考案になるアンテナコイル装置によれ
ば、ホルダのアンテナコアの長手方向端部の形状が曲面
形状とされているため、アンテナコイル装置を被装着部
(取付け孔)に装着する際、アンテナコイル装置はこの
曲面に案内されて被装着部に装着されることとなり、ア
ンテナコイル装置を被装着部の所定装着位置に精度よく
位置決めすることのできる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるアンテナコイル装置の一実施例の
斜視図、第2図及び第3図はアンテナコイル装置がプリ
ント配線基板に取付けられた状態を説明するための斜視
図及び側面図、第4図乃至第6図は本考案になるアンテ
ナコイル装置の変形例を説明するための斜視図及び断面
図である。 1,12,19……アンテナコイル装置、2……アンテナコ
ア、3,4……コイル、5,6,13……端子ホルダ、5a,6a……
案内溝、5b,6b……突起、7,8,17,18……端子ピン、9…
…プリント配線基板、9a……取付け孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−91307(JP,U) 実開 昭58−77014(JP,U) 実公 昭48−14745(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルが巻回されてなる矩形平板状のアン
    テナコアと、複数の端子が植設されてなる端子ホルダと
    よりなり、 該ホルダを該アンテナコアの長手方向端部に取付けると
    共に、該端子が該アンテナコアの長手方向に位置するよ
    う構成し、 かつ、該ホルダに案内溝を形成し、該案内溝に該コイル
    のリード線を案内させて該端子に接続してなる構成のア
    ンテナコイル装置であって、 該ホルダの該アンテナコアの長手方向端部の形状を曲面
    形状としたことを特徴とするアンテナコイル装置。
JP1987067745U 1987-05-06 1987-05-06 アンテナコイル装置 Expired - Lifetime JP2522229Y2 (ja)

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