JPH0670934B2 - リード端子フレーム - Google Patents

リード端子フレーム

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JPH0670934B2
JPH0670934B2 JP61226231A JP22623186A JPH0670934B2 JP H0670934 B2 JPH0670934 B2 JP H0670934B2 JP 61226231 A JP61226231 A JP 61226231A JP 22623186 A JP22623186 A JP 22623186A JP H0670934 B2 JPH0670934 B2 JP H0670934B2
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JP
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lead terminal
frame
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coil
lead
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Inventor
克則 ▲高▼砂
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東北金属工業株式会社
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリード端子フレーム,とくに同一方向に引き出
した基板装着用リード端子を備えたリード端子フレーム
に関する。
〔従来の技術〕 従来,電子機器の信号ラインのノイズ防止用には小型の
トロイダルコイルが用いられている。このトロイダルコ
イルは配線基板に装着されるが,巻線を施したままのコ
イルは自動挿入機によって配線基板に装着することが困
難である。そのために,例えば第3図に示すように,主
面に環状凹部2を形成し側端部にはリード端子3を設け
た角形ケース1を用いている。環状凹部2にトロイダル
コイル4を収納し,リード端子41を溝21を通して引き出
し,リード端子3の付け根にからげて半田付けにより接
続している。このようにして得られた基板装着型小型コ
イルを粘着テープに一定間隔をおいて取り付けて部品連
を作り,配線基板の装着に際しては自動挿入機により部
品連から1個ずつ取り外して装着するようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したリード端子付ケースを用いる小型コイルの場
合,リード端子へのリード線の接続作業の際にリード端
子に曲がりを生じることがあり,そのために部品連の作
成能率が低下してしまう。また,部品連に乱れがある
と,自動挿入機による装着に際し基板への挿入不良の原
因となるという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、帯状の主フレーム、該主フレームに長
さ方向に間隔をおいてくし形状に設けた所定長のリード
端子片群、該リード端子片の端部寄りにおいて各リード
端子片を結んでいる補強用フレーム、及び該補強用フレ
ームに部品の位置決め用に突出して設けられている位置
決め片を備えた導電性金属板によるリード端子フレーム
が得られる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の基本構成を説明するための図で,便宜
上,コイル本体の組み付け,モールド過程を(a),
(b),(c),(d)として1つの図面に表わしてい
る。図において,コイル本体6の組み付けに先立ってリ
ード端子フレーム5がつくられる。リード端子フレーム
5は長さ方向の一部を示しており,弾性に富み電気伝導
の良い帯状金属板にプレス加工またはエッチング処理等
を施してつくられる。リード端子フレーム5は,帯状の
主フレーム51と,この主フレーム51に長さ方向に一定間
隔をおいてくし形状に設けられた多数の基板装着用のリ
ード端子片52群と,リード端子片52の端部寄りにおいて
リード端子片52群を連結している補強用フレーム53と,
リード端子片52の端部と補強用フレーム53との間にそれ
ぞれ設けられたスタンドオフ片54とから成り,スタンド
オフ片54から先のリード端子片はコイル本体6の巻線と
の接続のためのモールド端子片55として利用される。
次に製造過程を順に説明する。
上述したリード端子フレーム5を用意する。
2つのモールド端子片55間にコイル本体6(ここで
はトロイダルコイル4を示す)を(a)部分に示すよう
に配置し,コイル本体6のリード線をモールド端子片55
にからげて半田付けや溶接などにより接続する。
補強用フレーム53を(b)部分に示すようにリード
端子片52と同幅(やや広めの幅でも良い)にてリード端
子片52の両側でカッター,レーザビームなどにより切断
(実線で示す)する。
(c)部分に透視図で示すように,リード端子片52
とスタンドオフ片54の一部とを露出させて,コイル本体
6とモールド端子片55とスタンドオフ片54の一部とを絶
縁樹脂モールドにより一体に方形台状に外装する。
リード端子片52を主フレーム51の近傍で切断(部分
(d)に示す)してリード端子付小型コイルとする。な
お,工程と工程とを同時にしても良い。
以上のような製造方法によれば,補強用フレーム53が一
体の状態でモールド端子片55にコイル本体6のリード線
を接続するので,接続に際してリード端子片52に曲がり
が生じる心配はない。また,各コイルは外装が完了する
まで主フレーム51に連結されて搬送されるので,リード
端子片52が曲がることはない。また,粘着テープへの取
り付けは,部分(d)に示すように単一コイル部品とし
た後,整列機で粘着テープに一定間隔で取り付けて部品
連としても良いし,リード端子フレーム5から切り離さ
ずにテープ取付けを実施してもよい。
第2図は本発明の実施例を説明するための図である。こ
のリード端子フレーム5の場合,2つのモールド端子片55
の間の補強用フレーム53にコイル位置決め片56が形成さ
れている。コイル本体6を配置すべき部分の位置決め片
56は,所要の凸部(ここでは部分(e)に示すように,
コイル本体6の中央孔に対応する逆V形状)57を形成す
るように折曲げ成形される。部分(f)に示すように,
コイル本体6を凸部57に嵌着し,リード線をモールド端
子片55に接続する。その後,補強用フレーム53を破線で
示すように切断し,位置決め片56とそれに続く補強用フ
レームをコイル本体6から取り外す。このような方法に
よれば,コイル本体6が正確に配置でき,またコイル本
体6が係止されているのでリード線の接続作業が容易で
ある利点がある。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明によれば,コイル本体のリ
ード線の接続作業によるリード端子の曲がりはない。し
たがって粘着テープへ効率よく取り付けて部品連を作る
ことができ,自動挿入機を使用した場合に,基板への挿
入不良を防止できる効果があり,また各工程が自動化し
やすいので安価な小型コイルを提供できるという効果が
ある。更に、補強用フレームに部品の位置決め片を設け
たことにより、部品の位置決めが容易になると共に、モ
ールド端子片へのリード線の接続作業が容易になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による製造工程を説明するための図、第
2図は本発明の実施例を示す図,第3図は従来の小型コ
イルの一例を示す平面図である。 4:トロイダルコイル,5:リード端子フレーム,6:コイル本
体,51:主フレーム,52:リード端子片,53:補強用端子部,5
5:モールド端子片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状の主フレーム、該主フレームに長さ方
    向に間隔をおいてくし形状に設けた所定長のリード端子
    片群、該リード端子片の端部寄りにおいて各リード端子
    片を結んでいる補強用フレーム、及び該補強用フレーム
    に環状部品の位置決めのために該環状部品の中央孔に嵌
    着するように突出して設けられている位置決め片を備え
    た環状部品用の導電性金属板からなるリード端子フレー
    ム。
JP61226231A 1986-09-26 1986-09-26 リード端子フレーム Expired - Fee Related JPH0670934B2 (ja)

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JPH07192949A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップインダクタの製造法
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