JP3220888B2 - コイル部品の製造方法 - Google Patents

コイル部品の製造方法

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JP3220888B2 JP23970793A JP23970793A JP3220888B2 JP 3220888 B2 JP3220888 B2 JP 3220888B2 JP 23970793 A JP23970793 A JP 23970793A JP 23970793 A JP23970793 A JP 23970793A JP 3220888 B2 JP3220888 B2 JP 3220888B2
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昌義 常見
寛和 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型チョークコイル、
小型トランスなどに用いられるコイル部品製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、複数のリード端子a
を設けた絶縁基板b上に巻線cを巻装したドラム形磁性
コアdを固着し、巻線cの端末eを前記リード端子aに
からげて半田付けしたコイル部品が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のコイル部品は、
絶縁基板bが必要であるため部品点数が多く、構成が複
雑であるとともに大型化する欠点がある。本発明は、部
品点数が少なく構造が簡単であり、小型化することがで
きるコイル部品を容易に製造し得るようにしたコイル部
品の製造方法を提供することをその目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、発明は、柱状部とその両端に設けられた鍔部と
からなる磁性コアと、該磁性コアの鍔部の外側面にそれ
ぞれ固着される板状固着部と該板状固着部から分岐形成
されたリード片及び巻線接続片とから成る複数のリード
端子と、前記磁性コアの柱状部の外周に捲回されると共
に端末が前記リード端子の巻線接続片に導電接続される
巻線とを具備するコイル部品の製造方法であって、柱状
部とその両端に設けられた鍔部とからなる磁性コアを準
備する工程と、互いに平行な一対の帯状片と、該一対の
帯状片を連結する連結片と、該一対の帯状片から内側に
互いに対向するようにそれぞれ突出形成された少なくと
も一対のリード端子とが一体に形成されたリードフレー
ムを準備する工程と、該リードフレームの少なくとも一
対のリード端子を、前記磁性コアの両鍔部の外側面間の
距離に対応する間隔を隔てて前記板状固着部が互いに対
向するように折曲配置する工程と、前記磁性コアを対向
する少なくとも一対のリード端子の板状固着部間に挿入
して前記リードフレームの連結片上に載置するとともに
前記磁性コアの両鍔部を少なくとも一対のリード端子の
板状固着部に接着する工程と、前記少なくとも一対のリ
ード端子の一方を前記リードフレームの一方の帯状片か
ら切断するとともに他方のリード端子を前記リードフレ
ームの他方の帯状片に対し折曲して、前記磁性コアを起
立させる工程と、前記磁性コアの柱状部の外周に巻線を
巻装するとともにその両端末をそれぞれ前記少なくとも
一対のリード端子の巻線接続片に接続する工程と、前記
他方のリード端子を前記リードフレームの他方の帯状片
から切断する工程とを有することを特徴とする。
【0005】
【作用】磁性コアの両鍔部の外側面に、それぞれリード
端子の板状固着部を固着し、該板状固着部に形成された
巻線接続部に磁性コアの柱状部に巻装された巻線の端末
を接続して構成されたコイル部品は、磁性コアと、これ
に巻装された巻線と、リード端子とから成り、部品点数
が少なく、小型である。リードフレームは、その少なく
とも一対のリード端子の一対の板状固着部が磁性コアの
両鍔部の外側面間の距離に対応する間隔を隔てて対向
し、且つ連結片を有するので、磁性コアを少なくとも一
対のリード端子の板状固着部間に挿入するとともに前記
連結片に載せることにより磁性コアに対する少なくとも
一対の板状固着部の位置がきわめて容易に位置決めさ
れ、少なくとも一対の板状固着部に予め接着剤を塗布し
ておけば、リード端子は磁性コアに接着される。そし
て、一方のリード端子を切断すると共に他方のリード端
子を折曲することにより磁性コアがリードフレームの帯
状片に保持された状態で起立され、磁性コアが小型でこ
れを単独で保持することが困難な場合でも、帯状片を介
して磁性コアを保持し、磁性コアにリードフレームに邪
魔されることなく巻線を容易に巻装することができる
【0006】
【実施例】以下に例えばコモンモード・チョークコイル
に適用された本発明の実施例を図面につき説明する。図
1において、1は磁性コア、2はリードフレームであ
る。磁性コア1は、柱状部3とその両端に設けられた鍔
部4、4から成る。リードフレーム2は、互いに平行な
一対の帯状片5、5と、該一対の帯状片5、5を互いに
連結する連結片6と、該連結片6を挾んでその両側に、
一対の帯状片5、5から内側に延設されたリード端子7
1と71、72と72とが一体に形成されている。この各リ
ード端子711、722は板状固着部8とこれから分岐
形成されたリード片9及び巻線接続片10とから成るも
ので、図2に示すように、一対の帯状片5、5から内側
に対向するように延設された一対のリード端子71
1、72と72は、それぞれ磁性コア1の両鍔部4、4
の外側面間の距離に対応する間隔を隔てて板状固着部
8、8が互いに対向するようにリード片9、9において
直角に折曲形成される。前記連結片6を挾んでその両側
の一対のリード端子71と72は、巻線接続片10、10
がそれぞれ板状固着部8、8からクランク状に折曲され
て外方向に延設され、一対のリード端子71と72の巻線
接続片10と10の端縁間の距離が磁性コア1の鍔部4
の水平方向の長さに対応するようになっている。磁性コ
ア1は、図2に示すリードフレーム2の2対のリード端
子71と71、72と72間に挿入し連結片6上に載置す
る。その際、板状固着部8に接着剤を塗布しておけば、
板状固着部8は、磁性コア1の鍔部4に接着する。
【0007】次いで、図2に鎖線で示すように、例えば
一側のリード端子71、72を帯状片5との接続部で切断
し、他側のリード端子71、72を帯状片5との接続部に
おいて折曲して磁性コアを立てた後、該磁性コア1に2
本の導線を巻回して巻線11を巻装し、その端末をリー
ド端子71、71、72、72の巻線接続片10に例えばか
らげて半田付けする。そして他側のリード端子71、72
の帯状片5との接続部を切断する。図3は完成した本発
明のコイル部品である。
【0008】尚、前記実施例では、二対のリード端子7
1、72設けたが、リード端子は、一対あるいは三対以
上でもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明は、前述のように構成されている
ので、リード端子と磁性コアとの位置決め固定を正確且
つ容易に行うことができると共に磁性コアに巻線を容易
に巻装することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は、本発明方法で用いる磁
性コア及びリードフレームの斜視図。
【図2】 加工された前記リードフレームと磁性コアの
相対関係を示す斜視図
【図3】 本発明方法で製造したコイル部品の一例の斜
視図
【図4】 従来のコイル部品の斜視図
【符号の説明】
1 磁性コア 2 リードフレーム 3 柱状部 4 鍔部 5 帯状片 6 連結片 71、72 リード端子 8 板状固着部 9 リード片 10 巻線接続片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00 - 17/08 H01F 41/00 - 41/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状部とその両端に設けられた鍔部とか
    らなる磁性コアと、該磁性コアの鍔部の外側面にそれぞ
    れ固着される板状固着部と該板状固着部から分岐形成さ
    れたリード片及び巻線接続片とから成る複数のリード端
    子と、前記磁性コアの柱状部の外周に捲回されると共に
    端末が前記リード端子の巻線接続片に導電接続される巻
    線とを具備するコイル部品の製造方法であって、 柱状部とその両端に設けられた鍔部とからなる磁性コア
    を準備する工程と、互いに平行な一対の帯状片と、該一
    対の帯状片を連結する連結片と、該一対の帯状片から内
    側に互いに対向するようにそれぞれ突出形成された少な
    くとも一対のリード端子とが一体に形成されたリードフ
    レームを準備する工程と、該リードフレームの少なくと
    も一対のリード端子を、前記磁性コアの両鍔部の外側面
    間の距離に対応する間隔を隔てて前記板状固着部が互い
    に対向するように折曲配置する工程と、前記磁性コアを
    対向する少なくとも一対のリード端子の板状固着部間に
    挿入して前記リードフレームの連結片上に載置するとと
    もに前記磁性コアの両鍔部を少なくとも一対のリード端
    子の板状固着部に接着する工程と、前記少なくとも一対
    のリード端子の一方を前記リードフレームの一方の帯状
    片から切断するとともに他方のリード端子を前記リード
    フレームの他方の帯状片に対し折曲して、前記磁性コア
    を起立させる工程と、前記磁性コアの柱状部の外周に巻
    線を巻装するとともにその両端末をそれぞれ前記少なく
    とも一対のリード端子の巻線接続片に接続する工程と、
    前記他方のリード端子を前記リードフレームの他方の帯
    状片から切断する工程とを有することを特徴とするコイ
    ル部品の製造方法
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