JPH0412769Y2 - - Google Patents

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JPH0412769Y2
JPH0412769Y2 JP5113184U JP5113184U JPH0412769Y2 JP H0412769 Y2 JPH0412769 Y2 JP H0412769Y2 JP 5113184 U JP5113184 U JP 5113184U JP 5113184 U JP5113184 U JP 5113184U JP H0412769 Y2 JPH0412769 Y2 JP H0412769Y2
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JP
Japan
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circuit board
lead wire
protrusions
terminal
protrusion
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JP5113184U
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JPS60162953U (ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、時計に用いられるステツプモータに
おいて、特にその回路基板に設ける導電部とコイ
ル電線との接続に適したコイル接続構造の改良に
関する。
(従来の技術) 従来この種のコイル接続構造にあつては、たと
えば第1図に示す如くコイルボビン2にリード線
4aを巻き終えた後、接着剤6等でリード線4a
の緩みを防ぐ処理を施すだけであり、あとは第2
図に示す如く、コイルボビン2と回路基板8との
結合の後に遂一リード線4a端末を回路基板8の
導電部10にハンダ付けを行つていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、この従来のコイル接続構造によれば、
リード線4aの端末を回路基板8の導電部10上
に1つ1つセツトしてからハンダ付けを行うこと
から、リード線端末をいちいちセツトするという
著しい手間を要して施工上極めて非能率で好まし
くないという欠点があつた。
また、他の従来のコイル接続構造として、第3
図に示す如くコイルボビン2の回路基板8側の端
部に2つの導電性端子12,14を立設し、この
導電性端子12,14にリード線4aを数回巻き
付けてからハンダ付けを行い、その後に導電性端
子12,14を回路基板8の導電部10に接続す
る構成のものがある。しかし、この従来例によれ
ば、コイル4の導電性端子12,14にリード線
4aを巻き付けてその1つ1つにハンダ付けをし
なければならず、さらには導電性端子12,14
と回路基板8との結合等、数々の作業工程を伴う
から、前記したと同様に施工上手間を要して好ま
しくないからという欠点があつた。
したがつて、本考案の目的は、そのコイルの接
続にあたつて、手間のかかるハンダ付け作業をす
る際に極めて容易に作業をなし得る時計における
ステツプモータのコイル接続構造を提供すること
にある。
(課題を解決する為の手段) そこで、この目的を達成すべく、本考案は、コ
イルボビンに巻き付けたリード線を回路基板上の
モータ出力端子に接続する時計用モータにおい
て、前記コイルボビンの一端面にはステータ挿入
孔に挿入されるステータの平面と平行なベース部
及び該ベース部と隣接する隣接突起部が立設さ
れ、前記ベース部の先端部には所定間隔を介して
一対の突起部が立設され、両突起部の相互の対向
面にはその先端から基部に向かつて所定長さの係
合溝が設けられ、前記隣接突起部には前記ベース
部と対向する平面にその先端から基部に向かつて
所定長さの係合溝が設けられ、前記ベース部のス
テータと対向しない平面には前記隣接突起部の突
出方向と平行な突条が設けられ、一方、回路基板
は前記一対の突起部の係合溝に係合可能な端子と
前記隣接突起部の係合溝に係合可能な端子を備
え、前記ステータと対向しない回路基板の平面に
は前記両端子が前記各係合溝に係合した際に、前
記リード線を接続する為のモータ出力端子を設
け、前記一方のリード線端子は前記一対の突起部
の周囲に巻線され、且つ、他方のリード線端子は
前記ベース部及び隣接突起部の周囲に巻線され、
両リード線端子は回路基板のモータ出力端子とそ
れぞれ接続可能としたことを特徴とする。
(実施例) 以下、図面に示す本考案の一実施例に基づいて
本考案を詳細に説明する。
第4図は、本考案におけるステツプモータの全
体斜視図である。符合20でステツプモータ全体
を示す。このステツプモータ20は、ロータ22
およびステータ24を備える。このステータ24
にコイル26が装着される。このコイル26は、
予めコイルボビン28にリード線を巻線してあ
り、そのコイル26をステータ24の一方の脚部
24aに挿入して装着される。そして、かかるス
テツプモータ20においてコイルボビン28に
は、回路基板30側の一端面28aには突起部4
0,42を有するベース部38及び隣接突起部4
3が立設されている。第5図において詳細に説明
すると、コイルボビン28の一端面28aの中央
にはステータ挿入孔36に装着されるステータ2
4の平面と平行にベース部38及び隣接突起部4
3がその基部4からの高さが略同じになるように
設けられ、ベース部38の先端には、更に一対の
突起部40,42が並列に設けてある。両突起部
40,42の対向面にはベース部38の先端から
両突起部40,42の先端までにわたつて係合溝
44,46が設けられている。突起部42の基部
近傍にはベース部38の先端面より僅かに低い段
差部45が設けられている。
前記ベース部38の前記ステータ24と対向し
ない面上には、短絡防止用の突条48がベース部
38の基部からベース部38の先端に向かつて設
けられている。
隣接突起部43のコイルボビン28の一端面2
8aからの高さは前記ベース部38の高さと略同
じ位の高さに設定され、該隣接突起部43のベー
ス部38と対向する面には、その基部から先端ま
でにわたつて係合溝50が設けられている。
ベース部38と隣接突起部43の周囲にはコイ
ル26の両端子のうちの一方端子が巻線され、突
起部40,42の周囲には前記両端子のうちの他
方端子が巻線される。
回路基板30には第7図に示されている様に長
さの異なる端子56,58が設けられ、両端子に
は導電部54から延長して形成されたモータ出力
端子60,62が構成されている。端子56は前
記突起部40,42の係合溝44,46に嵌合可
能に設定され、両突起部40,42間に装着され
る。端子58は隣接突起部43の係合溝50に嵌
合可能に設定され、ベース部38と隣接突起部4
3の間に装着される。
図示実施例は以上のとおり構成され、次にコイ
ルボビン28と回路基板30の結合手順について
説明する。
第6図において、コイルボビン28の胴部28
bにリード線52を巻線した後、先ずリード線5
2の一方端が突起部40,42の周囲に巻線さ
れ、次に他方端が隣接突起部43とベース部38
の周囲に巻線される。この後、回路基板30の端
子56を突起部40,42の間に、また端子58
をベース部38と隣接突起部43の間に装着す
る。突条48によつて、巻線されたリード線52
の輪形状が大きくできるので、隣接突起部43の
係合溝50に回路基板30の端子58を挿入する
際に、該端子58がリード線52と接触して断線
することはない。
また、ベース部38と隣接突起部43の周囲に
リード線52の両端を巻線した場合には、回路基
板30のモータ出力端子62とリード線52が短
絡することも防止できる。
第8図のように、コイルボビン28と回路基板
30が結合された後は、リード線52の両端子は
回路基板30のモータ出力端子60,62にハン
ダ付けされる。
(考案の効果) 本考案によれば、コイルボビンの各突起部と回
路基板の端子とを単に係合させるだけて導電部上
にリード線を位置決めする構成にするから、その
まま簡単にハンダ付け等によるリード線の接続作
業を行うことができる。
さらに、本考案によれば、従来の如く別途何ら
の接続部材を用いることなくコイル接続を行う構
成にするから、著しい組立工程の簡略化が図ら
れ、コストの低減化をも実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のリード線の状態を示すコイル
の斜視図。第2図は、第1図における従来のコイ
ルの接続構造を示す斜視図。第3図は、従来のコ
イル接続構造の他の例を示す斜視図。第4図は、
本考案におけるステツプモータ一実施例を示す全
体斜視図。第5図は、本考案におけるコイルボビ
ンの構造を示すその一端例の斜視図。第6図は、
リード線の巻線方法を示す概略側面図。第7図
は、回路基板に設ける端子を説明する回路基板の
部分斜視図。第8図は、コイルと回路基板との結
合の状態を示す斜視図。 20……ステツプモータ、28……コイルボビ
ン、30……回路基板、40,42……突起部、
43……隣接突起部、44,46,50……係合
溝、52……リード線、54……導電部、56,
58……端子、60,62……モータ出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルボビンに巻き付けたリード線を回路基板
    上のモータ出力端子に接続する時計用モータにお
    いて、前記コイルボビンの一端面にはステータ挿
    入孔に挿入されるステータの平面と平行なベース
    部及び該ベース部と隣接する隣接突起部が立設さ
    れ、前記ベース部の先端部には所定間隔を介して
    一対の突起部が立設され、両突起部の相互の対向
    面にはその先端から基部に向かつて所定長さの係
    合溝が設けられ、前記隣接突起部には前記ベース
    部と対向する平面にその先端から基部に向かつて
    所定長さの係合溝が設けられ、前記ベース部のス
    テータと対向しない平面には前記隣接突起部の突
    出方向と平行な突条が設けられ、一方、回路基板
    は前記一対の突起部の係合溝に係合可能な端子と
    前記隣接突起部の係合溝に係合可能な端子を備
    え、前記ステータと対向しない回路基板の平面に
    は前記両端子が前記各係合溝に係合した際に、前
    記リード線を接続する為のモータ出力端子を設
    け、前記一方のリード線端子は前記一対の突起部
    の周囲に巻線され、且つ、他方のリード線端子は
    前記ベース部及び隣接突起部の周囲に巻線され、
    両リード線端子は回路基板のモータ出力端子とそ
    れぞれ接続可能としたことを特徴とする時計用モ
    ータ。
JP5113184U 1984-04-06 1984-04-06 時計用モータ Granted JPS60162953U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113184U JPS60162953U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 時計用モータ

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JP5113184U JPS60162953U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 時計用モータ

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Publication Number Publication Date
JPS60162953U JPS60162953U (ja) 1985-10-29
JPH0412769Y2 true JPH0412769Y2 (ja) 1992-03-26

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JP5113184U Granted JPS60162953U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 時計用モータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510523Y2 (ja) * 1988-06-06 1996-09-11 株式会社東富士製作所 歯車内蔵モ―タ

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JPS60162953U (ja) 1985-10-29

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