JP7040410B2 - コイル部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品の製造方法に関する。
従来、コイル部品として、ドラムコアの巻芯部に一対のワイヤが巻回され、ワイヤの端末をそれぞれドラムコアの鍔部に設けた電極部に電気的に接続されるコモンモードチョークコイルが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1のコイル部品では、電極部として鍔部に接着固定された金属端子が採用されている。
特開2015-35473号公報
上記のようなコイル部品の製造方法では、先ずコアを準備する。次いで、コアに対して金属端子を固定する。金属端子が固定されたコアの巻芯部にワイヤを巻回し、金属端子にワイヤを電気的に接続することでコイル部品が製造される。
ところで、上記のようなコイル部品の製造方法では、コアと金属端子とを位置精度よく接着剤で固定するために、例えば金属端子とコアの位置を固定する治具を用いることがある。そして、治具を取り付けた状態でコアと金属端子とをオーブンに投入して加熱することで接着剤を硬化させる。治具は、コアと金属端子の位置を固定するため、コアや金属端子を覆いつつ固定できるほど大きい。接着剤の硬化の際、治具の熱容量がコアや金属端子よりも大きく、治具全体含めて加熱をする必要があるため、オーブンでの昇温に時間がかかり、さらには温度の微細な調整が困難となるため、効率よく接着剤を加熱することができない虞がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、接着剤を効率よく加熱できるコイル部品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するコイル部品の製造方法は、巻芯部と該巻芯部の両端に設けられた一対の鍔部を有するコアと、前記一対の鍔部のそれぞれに接着固定される少なくとも一つの金属端子と、前記巻芯部に巻回されるとともに引き出し部が前記金属端子と電気的に接続されたワイヤと、を有するコイル部品の製造方法であって、前記金属端子と前記コアとの間に熱硬化性の接着剤が介在された状態で、前記金属端子と当接する当接面を有する押圧部材により支持したまま前記金属端子を部分的に加熱する加熱工程を含む。
この構成によれば、金属端子と当接する当接面を有する押圧部材により支持したまま金属端子を加熱し、金属端子とコアとの間に介在された接着剤を加熱することで、部分的な加熱で接着剤を硬化させることが可能となり、接着剤を効率よく加熱できる。
上記コイル部品の製造方法において、前記金属端子は、押圧部材により前記金属端子側から前記コア側に押圧され、前記加熱工程を実施することが好ましい。
この構成によれば、金属端子と当接される加熱部によって金属端子側からコア側に押圧することで加熱工程が実施されるため、金属端子の加熱圧着が必要な部分にのみ熱を加えることができる。つまり、コアと金属端子を治具によって固定した状態で治具と共に加熱した場合と比較して、熱容量の多い治具へ熱が伝わる前に硬化が可能であるため、接着剤を効率よく加熱できる。
上記コイル部品の製造方法において、前記押圧部材における前記金属端子との当接面を前記加熱工程前に研磨する研磨工程を有することが好ましい。
この構成によれば、加熱部における金属端子との当接面を加熱工程前に研磨する研磨工程を有することで、例えば当接面に接着剤等の異物が付着した場合であっても研磨工程によって異物を除去できる。
上記コイル部品の製造方法において、前記金属端子が一体的に設けられるフープ材を準備し、前記加熱工程前に前記フープ材の弾性力によって前記コアが所定の位置で保持される保持工程を有することが好ましい。
この構成によれば、加熱工程前に複数の金属端子が一体的に設けられるフープ材の弾性力によってコアが所定の位置で保持される保持工程を有することでコアをフープ材に挿入した後におけるコアの位置ずれを抑えることができる。
上記コイル部品の製造方法において、前記押圧部材は、ヒーターチップであることが好ましい。
この構成によれば、押圧部材としてヒーターチップを用いることで押圧部材自体が発熱するため、発生した熱を効率よく接着剤へ伝えることができ、かつ、金属端子の端面とコアの鍔部の側面に圧力をかけることで、位置ずれを防止することができる。
本発明のコイル部品の製造方法によれば、接着剤を効率よく加熱できる。
一実施形態におけるコイル部品の斜視図。 同実施形態におけるコアの斜視図。 コイル部品の製造方法を説明するための説明図。 コイル部品の製造方法を説明するための説明図。 コイル部品の製造方法を説明するための説明図。 コイル部品の製造方法を説明するための説明図。 コイル部品の製造方法を説明するための説明図。 金属端子をコアに接着させた後の写真。 (a)(b)(c)金属端子とドラムコアとの接着状態を説明するための説明図。 (a)(b)(c)金属端子とドラムコアとの接着状態を説明するための説明図。
以下、実施形態を説明する。なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る製造方法によって製造されたコイル部品10の斜視図であり、ここでは、例えばコモンモードチョークコイルの例を示している。コイル部品10は、ドラムコア11と、ドラムコア11に巻回された第1ワイヤ41及び第2ワイヤ42と、ドラムコア11に取り付けられる金属端子51a,51b,51c,51d(図1では51a,51b,51dのみ図示)とを有する。
図2に示すように、ドラムコア11は、直方体状の巻芯部21と、巻芯部21の両端部に設けられる一対の鍔部31とを有する。これら巻芯部21と一対の鍔部31は一体形成されている。
ここで、本明細書では、図1及び図2に示すように、一対の鍔部31が並ぶ方向(並設方向)を「長さ方向Ld」と定義し、「長さ方向Ld」に直交する方向のうち図1及び図2の上下方向を「高さ方向(厚み方向)Td」と定義し、「長さ方向Ld」及び「高さ方向Td」のいずれにも直交する方向を「幅方向Wd」と定義する。
本例のドラムコア11は、例えばNiCuZnフェライト等の磁性体材料で構成される。なお、ドラムコア11は、NiCuZnフェライト以外の磁性体材料で構成してもよい。
図1及び図2に示すように、巻芯部21は、その周囲に第1及び第2ワイヤ41,42が巻回されるようになっている。
巻芯部21は、例えば、長さ方向Ldに延在した直方体状に形成されている。巻芯部21の中心軸は、長さ方向Ldに略平行に延在している。巻芯部21は、高さ方向Tdにおいて相対向する一対の主面21aと、幅方向Wdにおいて相対向する一対の側面21b,とを有している。
なお、本明細書において、「直方体状」には、角部が面取り(C面取り)された直方体や、角部や稜線部が適宜R面となるように丸められた直方体、角部や稜線部が凹んだ直方体が含まれたものとする。また、主面及び側面の一部又は全部に凹凸などが形成されていてもよい。
図1及び図2に示すように、一対の各鍔部31は、長さ方向Ldに短い直方体状に形成されている。各鍔部31は、高さ方向Td及び幅方向Wdに向かって巻芯部21の周囲に張り出すように形成されている。具体的には、長さ方向Ldから見たときの各鍔部31の平面形状は、巻芯部21に対して高さ方向Td及び幅方向Wdに張り出すように形成されている。
各鍔部31は、長さ方向Ldにおいて相対向する一対の主面31a,31bと、幅方向Wdにおいて相対向する一対の側面31c,31dと、高さ方向Tdにおいて相対向する一対の側面31e,31fとを有している。各鍔部31の主面31bは、他方の鍔部31の主面31bと相対向して配置されている。すなわち、各鍔部31の主面31bは、対向面に相当する。
各鍔部31は、図示しない基板に対して実装する側面31f側に、2つ凸部面32a、32bと、2つの凸部面32a,32bを区切る中央窪み部33と、前記中央窪み部33とは凸部面32a,32bを介して反対側に位置する外側窪み部34a,34bをそれぞれ有する。凸部面32a,32bは、中央窪み部33及び外側窪み部34a,34bよりも高さ方向Tdに突出するように構成される。また、本例において凸部面32a,32bから巻芯部21の基板に面する側の主面21aまでの距離が約0.1~0.5mmに設定されている。
第1及び第2ワイヤ41,42は、被覆導線であり、巻芯部21に互いに同一の巻回方向で巻回されてコイル導体を構成する。第1及び第2ワイヤ41,42は、それぞれ例えば直径約15~約80μmの範囲のものを用いることができ、一例としてそれぞれ約15μmの直径の被覆導線が用いられている。第1及び第2ワイヤ41,42は、互いに同一のターン数となるように巻芯部21に巻回されている。第1及び第2ワイヤ41,42は、例えばCuNi合金ワイヤなどのCuを含んだワイヤを採用することができる。また、第1及び第2ワイヤ41,42の被覆はイミド変性ポリウレタンやエナメルなどの樹脂材料を採用することができる。
また、第1及び第2ワイヤ41,42の両端部は、計4つの外側窪み部34a,34bの近傍にそれぞれ1つずつ配置され、金属端子51a,51b,51c,51dと電気的に接続される接続部41a,42aをなしている。接続部41a,42aは、ワイヤ41,42の両端部が各金属端子51a,51b,51c,51dに溶接されることにより金属端子51a,51b,51c,51dの一部とともに溶接玉を構成する。なお、第1及び第2ワイヤ41,42と金属端子51a,51b,51c,51dとの接続方法は溶接に限らずヒーターチップ等による熱圧着であってもよい。
一方の鍔部31の凸部面32a,32bには、一対の金属端子51a,51bと一対のがそれぞれ設けられる。そして、他方の鍔部31の凸部面にも同様に一対の金属端子51c,51dがそれぞれ設けられる。つまり、ドラムコア11には計4つの金属端子51a,51b,51c,51dが設けられる。一対の金属端子51a,51bは、巻芯部21の中心を通る幅方向Wdの線に対して、互いに対称形状をなすように構成される。一対の金属端子51c,51dは、巻芯部21の中心を通る幅方向Wdの線に対して、互いに対象形状をなすように構成される。また、各金属端子51a,51b,51c,51dには後述する第1及び第2ワイヤ41,42の端部が電気的に接続される。
各金属端子51a,51b,51c,51dは、それぞれ板状をなす実装部52と、端面部53とを有している。各金属端子51a,51b,51c,51dは、一枚の板状の金属板が打ち抜きにより切断され、折り曲げられて構成される。金属端子51a,51b,51c,51dは、例えばリン青銅、無酸素銅、タフピッチ銅、黄銅、洋白銅、ベリリウム銅、白銅などの金属材料から構成することができる。
金属端子51a,51b,51c,51dの各実装部52は、その上面52aが鍔部31の凸部面32a,32bと接着剤によって固定されている。
また、端面部53は、実装部52の端部から連続するように一体的に設けられている。より具体的には金属端子51a,51b,51c,51dを幅方向Wdから見た場合に、略L字状をなすように構成される。端面部53は、鍔部31の端面としての主面31aと接着剤によって固定されている。
(製造方法)
次に、上記のように構成されたコイル部品10の製造方法について説明する。
先ずドラムコア11を準備する。次いで、ドラムコア11の鍔部31に金属端子51a,51b,51c,51dを固定する。その後、ドラムコア11に対してワイヤ41,42を巻回する。そして、金属端子51a,51b,51c,51dにワイヤ41,42を溶接する。
以下に、コイル部品10のドラムコア11と金属端子51a,51b,51c,51dとの接合について主に説明する。また、以下の説明において高さ方向Tdにおいて、凸部面32a,32bが位置する方向を下側、対向する側面31eが位置する方向を上側として説明する。
先ず、ドラムコア11の鍔部31の主面31a及び凸部面32a,32bに接着剤(熱硬化性樹脂)を塗布する(塗布工程)。その後、例えば各面31a,32a,32bに接着剤が塗布されているかカメラ等を用いて検査(塗布検査工程)してもよい。
次いで、図3に示すように、複数の金属端子51a,51b,51c,51dを有するフープ材Fを準備する。ここで、フープ材Fについて説明する。フープ材Fは、帯状の金属板である。フープ材Fは、複数の把持部F1a,F1b,F1c,F1dと連結部F2と縁部F3とを有する。ここで、複数の把持部F1a,F1b,F1c,F1dは、折り曲げ形成されるものであり、金属端子51a,51b,51c,51dに対応する。具体的には、縁部F3と把持部F1a,F1b,F1c,F1dとを連結する連結部F2から各把持部F1a,F1b,F1c,F1dを切り離した後の状態を金属端子51a,51b,51c,51dと言い、切り離す前の状態を把持部F1a,F1b,F1c,F1dという。フープ材Fの把持部F1aと把持部F1cとは、ドラムコア11の長さ分のスペースを有して対向する。またフープ材Fの把持部F1bと把持部F1dとは、ドラムコア11の長さ分のスペースを有して対向する。また、縁部F3は、パイロット孔F4を有する。パイロット孔F4はフープ材Fを搬送する搬送ユニットに設けられたパイロットピンが挿入される。搬送ユニットが駆動されることでパイロットピンを移動し、これに伴ってフープ材Fが搬送される。本例では搬送ユニットのパイロットピンを間欠的に駆動させることでフープ材Fが搬送される。
上記のように構成されたフープ材Fに対して接着剤が塗布されたドラムコア11を、ドラムコア11の鍔部31の主面31aが金属端子51a,51b,51c,51dと当接するように挿入する。具体的には、図4及び図5に示すように、上側治具102をドラムコア11の巻芯部21の基板に面しない主面21a側から同主面21a側に近づくように移動させて上側治具102の先端部102aによってドラムコア11の巻芯部21を保持する。上側治具102は、図示しない孔部からドラムコア11を吸引して保持したままドラムコア11をフープ材Fに挿入する。
このとき、フープ材Fを変形して展開し、フープ材Fにドラムコア11を挿入しやすくしてもよい。より具体的には図6に示すように、フープ材Fの各金属端子51a,51b,51c,51dを下側治具101によって上側に押し上げることで連結部F2が撓む。このため、フープ材Fに対して端面部53が鋭角(85度より大きく90度より小さい、例えば87度)であった状態が、フープ材Fに対して端面部53が垂直よりも鈍角となり、端面部53の上方がドラムコア11の幅よりも広がるため、ドラムコア11を上方から挿入しやすくすることができる。
本例で用いる下側治具101は、フープ材Fの下方に位置し、上下に移動可能に駆動部(図示略)に取り付けられている。下側治具101は、その先端部101aがドラムコア11及びフープ材Fに対して略平行となっている。
上述したような方法を採用することでドラムコア11をフープ材Fに挿入後、ドラムコア11を挿入した後に、下側治具101による把持部F1a,F1b,F1c,F1dの押し上げを戻し、ドラムコア11と把持部F1a,F1b,F1c,F1dを加熱位置に調整した際に、把持部F1a,F1b,F1c,F1d(フープ材F)によりドラムコア11を挟みこむ方向に作用するため、ドラムコア11と把持部F1a,F1b,F1c,F1d(金属端子51a,51b,51c,51d)の位置ずれを抑制することができる。加えて、連結部F2は、板ばねとして働き、ドラムコア11から把持部F1a,F1b,F1c,F1d(金属端子51a,51b,51c,51d)へ押し返す反発力を軽減するため、ドラムコア11が傷つくことを防止できる。このとき下側治具101はドラムコア11と当接している。
またこのとき、ドラムコア11は、下側治具101と上側治具102によって、上下から位置を固定された状態となっている。
下側治具101は、駆動部との間にバネ等の付勢部材(弾性部材)は介在されていない。そのため、ドラムコア11と金属端子51a,51b,51c,51dを接合する際には、基準面を生成する際にその基準面を一定に保つことができる。なお、これに限らず、下側治具101と駆動部との間に付勢部材を設ける構成を採用してもよい。
上側治具102は、バネ等の付勢部材102bによって下側に付勢されており、ドラムコア11を好適に保持することができる。付勢部材102bを有することでドラムコア11をフープ材Fに配置する際に、ドラムコア11のサイズばらつきに起因してドラムコア11をフープ材Fに対して下方に押し込みすぎた場合に、ドラムコア11からの反発力を付勢部材102bによって吸収することができる。これにより、ドラムコア11の欠けを抑えられる。
下側治具101と上側治具102の調整によって、ドラムコア11と把持部F1a,F1b,F1c,F1dの固定位置が決められる。また、下側治具101及び上側治具102は、例えば熱伝導率の低い材質(例えばジルコニア)で構成してもよい。このような構成とすることで、押圧部材103から供給される熱を効率的に接着剤へ与えることができる。
次いで図6に示すように、例えばヒーターチップで構成される押圧部材103をドラムコア11側に移動させて押圧部材103の当接面としての先端面103aを各把持部F1a,F1b,F1c,F1d(金属端子51a,51b,51c,51d)の端面部53にドラムコア11の長さ方向Ld両側からドラムコア11の中心に向かって当接させる。そしてドラムコア11に向かって圧力をかけた状態で押圧部材103により金属端子51a,51b,51c,51dの端面部53を加熱、すなわち加熱圧着する。フープ材Fにドラムコア11が挿入されて連なっている状態で加熱を行っている。このとき、下側治具101を他の加熱手段で加熱させて把持部F1a,F1b,F1c,F1d(金属端子51a,51b,51c,51d)の実装部52を加熱する。このように、端面部53並びに実装部52を加熱することで接着剤の加熱工程が実施される。このとき、下側治具101及び上側治具102で固定した状態で、押圧部材103を当接することによって、上下左右から位置を制御することができ、所定の位置にドラムコア11が固定された状態で加熱を行うことができるため、位置精度よく硬化することができる。また、押圧部材103としてヒーターチップを用いる場合、押圧部材103自身が発熱するため、発熱した熱を先端面103aから効率よく接着剤に伝えることができ、かつ、金属端子51a,51b,51c,51dの端面部53とドラムコア11の鍔部31の主面31aに圧力をかけることで位置ずれを抑制できる。なお、本例では押圧部材103をヒーターチップで構成したが、押圧部材自身を加熱する必要はなく、エアヒーターなどによって、加熱した空気を金属端子へ吹きかけることによって加熱をおこなってもよい。
また、前述したように押圧部材103によって加熱圧着が行われることで、金属端子51a,51b,51c,51dの端面部53とドラムコア11の主面31aとの間に均一に接着剤が広がる。
図9(a)(b)(c)及び図10(a)(b)(c)には、硬化後の金属端子51a,51b,51c,51dとドラムコア11との拡大図を示す。図9(b)及び図9(c)は、図9(a)内のエリアA1,A2を拡大して示したものである。また、図10(b)及び図10(c)は、図10(a)内のエリアA3,A4を拡大して示したものである。図9(a)(b)(c)及び図10(a)(b)(c)からわかるように、硬化後、金属端子51a,51b,51c,51dとドラムコア11との間の接着剤の厚みは、最大となる箇所P1,P2であり例えば5μm程度である。また、その他の大半の箇所P3,P4,P5,P6では5μm以下である。押圧部材103によって熱と共に圧力を加えることで、接着剤を略均一に押し広げることができる。また、前述した加熱工程において押圧部材103によって金属端子51a,51b,51c,51dを加熱圧着することで、やわらかい錫めっきで覆われているため、圧力を加えた痕(図8中、丸印で囲んだ部分)ができる。なお、加熱圧着による痕は、研磨等で除去してもよい。また、加える圧力の程度によっては、痕ができない場合もある。
図7に示すように、加熱工程前、押圧部材103を搬送されているドラムコア11並びにフープ材F(以降、ドラムコア11並びにフープ材Fを合わせてワークWOという)よりも下方へ退避させ、押圧部材103の先端面103aを砥石(図示略)で研磨する研磨工程を採用してもよい。ここで、押圧部材103の先端面103aには、金属端子51a,51b,51c,51dを加熱圧着させた際に漏れた接着剤(熱硬化性樹脂)が付着することがある。先端面103aに接着剤が付着した場合、先端面103aの平面性を維持することができず、その結果金属端子が傾いた状態で接着剤(樹脂)が硬化する虞がある。そのため、前述したように研磨工程において先端面103aを前記砥石により研磨することでその平面性を保つことができる。このとき、前記砥石は、ワークWO(フープ材F)の下方であってドラムコア11の鍔部31の主面31aと略平行に設置することが好ましい。このような構成を採用することで押圧部材103の先端面103aを平行に研磨することができる。また、ワークWOの下方で研磨することにより、研磨によって発生する研磨粉が自重によってワークWOに落下してワークWOに付着することが抑えられる。また、研磨工程中や研磨工程後に研磨粉を吸引する吸引装置104を稼動させてもよい。また、図示しないブラシによって押圧部材103の先端面103aを掃いて先端面103aに付着(残留)した研磨粉を除去してもよい。また、研磨工程に用いる砥石は、例えば板状をなし、電気抵抗試験法による精密研磨用微粉の粒度分布が#320以上#400以下であることが好ましい。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態のコイル部品10の製造方法においては、金属端子51a,51b,51c,51dと当接可能な当接面としての先端面103aを有する押圧部材103により金属端子51を押圧した状態で、加熱を行うことで金属端子51a,51b,51c,51dとドラムコア11との間に介在された接着剤を硬化する。ここで、従来はドラムコア11と金属端子51a,51b,51c,51dを個別に治具によって位置合わせをして固定しつつ、オーブン等で加熱し接着剤の硬化を行っていた。このとき、治具の熱容量が大きいため、オーブン等での昇温に時間を要し、更には温度の微調整ができなかった。そこで、前述したように、押圧部材103によって支持した上で部分的な加熱(加熱圧着)を実施することで、熱容量の大きな治具に対して熱が伝わる前に硬化が可能となり、接着剤を効率よく加熱できる。
(2)金属端子51a,51b,51c,51dと当接される押圧部材103及び下側治具101によってドラムコア11と金属端子51a,51b,51c,51dとの間の接着剤が硬化されるため、フープ材Fにドラムコア11が挿入されて連なった状態のまま、金属端子51a,51b,51c,51dの加熱圧着が必要な部分にのみ熱を加えることができる。つまり、ドラムコア11と金属端子51a,51b,51c,51dを治具101,102によって固定した状態で治具101,102と共に加熱した場合と比較して、熱容量の多い治具(上側治具102等)へ熱が伝わる前に硬化が可能であるため、接着剤を効率よく加熱できる。
(3)押圧部材103における金属端子51a,51b,51c,51dとの先端面103aを加熱工程前に研磨する研磨工程を有することで、例えば先端面103aに接着剤等の異物が付着した場合であっても研磨工程によって異物を除去できる。
(4)加熱工程前に複数の金属端子51a,51b,51c,51dが一体的に設けられるフープ材Fによってドラムコア11の長さ方向Ld側からドラムコア11の中心に向かって弾性力が働くため、ドラムコア11が所定の位置で保持され、ドラムコア11をフープ材Fに挿入した後におけるドラムコア11の位置ずれを抑えることができる。
(5)押圧部材103としてヒーターチップを用いることで押圧部材103自体が発熱するため、発生した熱を効率よく接着剤へ伝えることができ、かつ、金属端子51a,51b,51c,51dの端面部53とドラムコア11の鍔部31の主面31aに圧力をかけることで、位置ずれを防止することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態では、端面としての主面31aと端面部53との間に介在する接着剤を加熱し、凸部面32a,32bと実装部52との間に介在する接着剤を加熱する構成としたが、これに限らない。端面部53と実装部52との少なくとも一方のみに介在させた接着剤を加熱する構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、フープ材Fを変形させて把持部F1a,F1b,F1c,F1d(金属端子51a,51b,51c,51d)の上側部分を広げてドラムコア11を挿入しやすい構成としたが、フープ材Fを変形させなくてもよい。また、このときに、発生する弾性力による保持は必ずしも必須の構成ではない。
・上記実施形態では、加熱工程前に押圧部材103の先端面103aを研磨する研磨工程を有する構成としたが、研磨工程を省略する構成を採用してもよい。
・上記実施形態では特に言及していないが、例えば加熱部としての押圧部材103による加熱工程において例えば金属端子51a,51b,51c,51dとドラムコア11とが離れない程度に接着剤を硬化させ、その後の工程において、例えばオーブンなどに入れて更なる加熱を行うことで接着剤を完全に硬化させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、当接される押圧部材103及び下側治具101によって加熱工程が実施されたが、加熱圧着は、押圧部材によるものでなくてもよい。
・上記実施形態では、コイル部品10としてコモンモードチョークコイルを採用したが、他のコイルにおいて上記各構成を適用してもよい。
・上記実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
10…コイル部品、11…ドラムコア(コア)、21…巻芯部、31…鍔部、31a…主面(端面)、32a,32b…凸部面、41…第1ワイヤ(ワイヤ)、42…第2ワイヤ(ワイヤ)、51a,51b,51c,51d…金属端子、101…下側治具、102…上側治具、103…押圧部材、103a…先端面(当接面)、104…吸引装置、F…フープ材。

Claims (4)

  1. 巻芯部と該巻芯部の両端に設けられた一対の鍔部を有するコアと、前記一対の鍔部のそれぞれに接着固定される複数の金属端子と、前記巻芯部に巻回されるとともに引き出し部が前記金属端子と電気的に接続されたワイヤと、を有するコイル部品の製造方法であって、
    前記金属端子が一体的に設けられるフープ材を準備し、前記フープ材によって前記コアが所定の位置で保持される保持工程と、
    前記保持工程の後、前記金属端子と前記コアとの間に熱硬化性の接着剤が介在された状態で、前記金属端子と当接する当接面を有する押圧部材により支持したまま前記金属端子を部分的に加熱する加熱工程と、を含み
    前記フープ材は、
    第1縁部及び第2縁部と、
    前記第1縁部から前記第2縁部の側へと延びる第1連結部と、
    前記第1連結部から延びる前記金属端子としての第1金属端子と、
    前記第2縁部から前記第1縁部の側へと延びる第2連結部と、
    前記第2連結部から延びる前記金属端子としての第2金属端子と、を備え、
    前記第1金属端子は、
    前記第1連結部から前記第1縁部の側へと延びる第1実装部と、前記第1実装部から立ち上がる第1端面部と、を備え、
    前記第2金属端子は、
    前記第2連結部から前記第2縁部の側へと延びる第2実装部と、前記第2実装部から前記第1端面部と同方向に立ち上がり、前記第1端面部と向かい合う第2端面部と、を備え、
    前記第1実装部に対して前記第1端面部が立ち上がっている方向を上方、及び前記上方とは反対方向を下方としたとき、
    前記保持工程では、
    前記第1連結部及び前記第2連結部の少なくとも一方を前記上方の側に撓ませることにより前記第1端面部及び前記第2端面部の間の幅を広げた状態で、前記第1端面部及び前記第2端面部の間に前記コアを挿入し、
    その後、前記フープ材の下方に位置する下側治具と前記下側治具に対して前記上方に位置する上側治具とで前記コア及び前記フープ材を挟み込むことにより、前記一対の鍔部がそれぞれ前記第1実装部及び前記第2実装部上に載置された前記所定の位置で保持する
    コイル部品の製造方法。
  2. 前記金属端子は、前記押圧部材により前記金属端子側から前記コア側に押圧され、前記加熱工程を実施することを特徴とする請求項1に記載のコイル部品の製造方法。
  3. 前記押圧部材における前記金属端子との当接面を前記加熱工程前に研磨する研磨工程を有することを特徴とする請求項2に記載のコイル部品の製造方法。
  4. 前記押圧部材は、ヒーターチップであることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のコイル部品の製造方法。
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