JP3343691B2 - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JP3343691B2
JP3343691B2 JP28800092A JP28800092A JP3343691B2 JP 3343691 B2 JP3343691 B2 JP 3343691B2 JP 28800092 A JP28800092 A JP 28800092A JP 28800092 A JP28800092 A JP 28800092A JP 3343691 B2 JP3343691 B2 JP 3343691B2
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coil
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隆志 桑原田
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機
(以下TVと云う)セットの組立時に有効なコネクタピ
ンを備えた端子板を有する偏向ヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、偏向ヨークにおいては、TVセッ
ト組立時の合理化を考慮し、カプラーリードを別部品と
するものが主流となっている。
【0003】従来この種の偏向ヨークについて図4〜図
6を参照しながら説明する。図に示すように、垂直コイ
ル21はフェライトコア22に銅線を巻き付け、銅線の
巻き始めと巻き終りをフェライトコア22に取り付けた
ピンガイド23に設けた垂直コイルピン24に固定し、
水平コイル25は絶縁枠26に銅線を巻き付け、その巻
き始めと巻き終りを絶縁枠26に取り付けられた水平コ
イルピン27に固定する。
【0004】そして、前記垂直コイル21は前記水平コ
イル25上にカバーA28によって固定され、絶縁枠2
6上には図5に示すように基板本体29と複数のコネク
タピン30と複数の端子板金具31を設けた端子板32
が端子板金具31とコネクタピン30をそれぞれ接続し
た状態で取り付けられている。
【0005】そして、前記した水平コイル27と垂直コ
イルピン24は、端子板32の端子板金具31に半田3
3により半田付けをして接続され、その後絶縁枠26を
カバーB34に取り付け偏向ヨークを構成していた。
【0006】上記構成において、コネクタピン30に電
力を供給すると、コネクタピン30から端子板金具31
を経て、水平コイルピン27、垂直コイルピン24、水
平コイル25、垂直コイル21へと電流が流れ、水平方
向、垂直方向への磁場を発生させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の偏向
ヨークの構成では、端子板金具31に対する水平コイル
ピン27および垂直コイルピン24の接続が半田33の
半田付けのみの保持力によって保持され、また、端子板
金具31が水平コイルピン27と垂直コイルピン24に
片側からのみ接触しているので、自動半田ディップの
際、半田が流れ落ちやすく、半田付けされた半田33の
量が少ないものであった。
【0008】このため、偏向ヨークに大きな振動や衝撃
等が加わると、端子板金具31に対する水平コイルピン
27と垂直コイルピン24の半田付け部分に機械的応力
により、クラックが生じ、電流のリークが発生し危険性
を伴う問題があった。
【0009】また、実開昭61−139560号公報に
は端子板に設けられる端子に垂直および水平コイル用リ
ード線を巻き付けてから半田付けして接続し、半田のみ
の保持力によらずに接続を強固にする構成が示されてい
る。
【0010】しかしながら、このような構成では垂直お
よび水平コイル用リード線を端子に巻き付けねばならな
いので自動化には不向きなものであると共に、半田付け
部の半田の流出については考慮されていないものであっ
た。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、端子
板の端子板金具に半田付けされる半田付け部の接着の信
頼性の高い偏向ヨークを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、垂直コイルピンを設けた垂直コイルと、水
平コイルピンを設けた水平コイルと、コネクタピンと端
子板金具を接続した状態で前記コネクタピンならびに前
記端子板金具の両者を設けた端子板とを備え、前記端子
板金具を前記垂直コイルピンや前記水平コイルピンを挟
み半田付けする構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、垂直コイルピン
や、水平コイルピンが端子板金具に挟まれて保持され、
その後垂直コイルピンや水平コイルピンを端子板金具に
半田付けするので、強固に保持された状態で接続され自
動化にも適応できることとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。図に示すように、垂直コイル
1はフェライトコア2に銅線を巻き付け、銅線の巻き始
めと巻き終りをフェライトコア2に取り付けたピンガイ
ド3に設けた垂直コイルピン4に固定し、水平コイル5
は絶縁枠6に銅線を巻き付け、その巻き始めと巻き終り
を絶縁枠6に取り付けられた水平コイルピン7に固定す
る。
【0015】そして、前記の垂直コイル1は前記の水平
コイル5上にカバーA8によって固定され、絶縁枠6上
には図2に示すように基板本体9と複数のコネクタピン
10と複数の端子板金具11を設けた端子板12が端子
板金具11とコネクタピン10をそれぞれ接続した状態
で取り付けられている。
【0016】また、前記の端子板金具11は黄銅ニッケ
ルメッキと半田メッキを施した材料をほぼV字状に曲折
し、谷底部分には垂直コイルピン4あるいは水平コイル
ピン7を挟み込むためのスリット13を形成する一対の
舌片14を設けると共に、基板本体9に取り付けるため
の切り起こし片15を設ける。
【0017】そして、水平コイルピン7および垂直コイ
ルピン4は図3示すように端子板12を形成する基板
本体9に取り付けられた端子板金具11に形成されたス
リット13に挿入して舌片14の挟持力により挟み込み
端子板金具11に保持した後、半田16を端子板金具1
1の谷底部分に半田溜りを形成した状態で半田付けを行
い絶縁枠6をカバーB17に取り付け偏向ヨークを構成
する。
【0018】このように本発明の実施例の偏向ヨークに
よれば、端子板金具11が水平コイルピン7および垂直
コイルピン4を挟み込むため、端子板金具11によって
水平コイルピン7と垂直コイルピン4が保持されること
となり、半田16に直接応力が加わることが防止できる
こととなる。
【0019】また、端子板金具11のV字形に形成され
た谷底部分に半田溜りができるので、半田量の増加が図
れることとなる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば端子板に設けられる端子板金具を垂直コイル
ピンや水平コイルピンを挟み半田付けするように構成し
ているので、各コイルピンは端子板金具に挟持された状
態で半田付けして固定され、直接半田付け部分に機械的
応力が加わらなくなって、クラックが発生し、電流のリ
ークが生じる危険性が防止される信頼性の高い偏向ヨー
クを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の偏向ヨークの分解斜視図
【図2】同偏向ヨークの端子板と端子板金具の斜視図
【図3】同偏向ヨークの端子板金具と各コイルピンの取
付状態を示す断面図
【図4】従来の偏向ヨークの分解斜視図
【図5】同偏向ヨークの端子板の斜視図
【図6】同偏向ヨークの端子板金具と各コイルピンの取
付状態を示す断面図
【符号の説明】
1 垂直コイル 4 垂直コイルピン 5 水平コイル 7 水平コイルピン 10 コネクタピン 11 端子板金具 12 端子板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/76 H01F 5/04 H01F 27/28 H02K 3/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直コイルピンを設けた垂直コイルと、水
    平コイルピンを設けた水平コイルと、コネクタピンと端
    子板金具を接続した状態で前記コネクタピンならびに前
    記端子板金具の両者を設けた端子板とを備え、前記端子
    板金具を前記垂直コイルピンや前記水平コイルピンを挟
    み半田付けする構成とした偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】前記端子板金具をV字状に曲折し、谷底部
    分に前記垂直コイルピンあるいは前記水平コイルピンを
    挟むスリットを設け前記スリットにより半田溜りを形成
    した請求項1記載の偏向ヨーク。
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