JPH0749763Y2 - コイル - Google Patents

コイル

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Publication number
JPH0749763Y2
JPH0749763Y2 JP1989011672U JP1167289U JPH0749763Y2 JP H0749763 Y2 JPH0749763 Y2 JP H0749763Y2 JP 1989011672 U JP1989011672 U JP 1989011672U JP 1167289 U JP1167289 U JP 1167289U JP H0749763 Y2 JPH0749763 Y2 JP H0749763Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
circuit board
printed circuit
bobbin
core
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989011672U
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English (en)
Other versions
JPH02102706U (ja
Inventor
茂雄 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種電磁機器に使用される励磁用のコイルに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、励磁用のコイルなどに使用されているコイル1′
は、第2図に示す如くフランジ部11と胴部12とを有し、
絶縁材で形成されたボビン13に絶縁電線を巻線して構成
され、ボビン13にはコア14が挿入される。このコイル
1′はボビン13に設けられたリード端子ピン4′(一方
は図示されず)に巻始めと巻終り側の各端末リード線
(一方は図示されず)8′をそれぞれ半田付けなどして
接続し、取付位置規制用の突起3′をプリント基板に設
けた凹部等に挿入して位置合せするとともに、前記リー
ド端子ピン4′をプリント基板の所定のパターンと接続
されるパターン穴に挿入して半田付けすることでプリン
ト基板に固定されている。又、固定力を強めるために、
ボビン13のフランジ部11にネジ穴6′を有する金属片
5′を一体モールド、あるいは嵌入して具備せしめ、プ
リント基板側からフランジ部11に設けた穴7′を通して
ネジをネジ穴6′に螺着せしめコイル1′をプリント基
板に締付けている。
この種のコイルは、コイルのコアに対する絶縁が必要な
場合、あるいはコイル断面積が巻線に対して充分余裕あ
るときには適しているものである。ところが近時これら
励磁用のコイルに対しても小型化,電気的性能の向上に
対する要求が強くなってきている。これら要求を満すた
めに自己融着性の絶縁電線を巻枠に巻線した状態でコイ
ルに通電加熱、又はコイルを外部から加熱して、コイル
の隣合う導線同士を互いに接合させた後、巻枠から取外
したコイルを使用することが考えられる。このコイルで
はボビンがないので、コイルとコアとの間隙を小さく出
来、コイルの小型化,電気的性能の向上に最適である。
このコイルは端末リード線がプリント基板のパターンに
半田付けされ固定される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記コイルが振動の大きなところに使わ
れたり、コイル本体側が励磁力によって働くような使わ
れ方をされた場合、前記コイルでは端末リード線がプリ
ント基板のパターンに半田付けされて固定されるのみな
ので、プリント基板への固定力が弱く、又コイルの取付
位置の規制も正確にはなされないので、振動等によりコ
イルが働き易くなり、プリント基板のパターン剥げや端
末リード線の断線あるいはコイルとコアとの接触による
絶縁不良等の不具合を生じ、実用に供しえないという難
点を有している。本考案はこれら難点を解消すべくなさ
れたものであり、小型化され電気的性能の向上した励磁
用のコイルを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
所定数巻回された自己融着線が加熱冷却されて所定形状
に構成されてなるコイルであって、該コイルの両端面に
は、少なくともコイルに挿入されるコアの断面積より大
きな開口部を有するとともに、リード線接続用のリード
端子ピンとコイルの取付位置規制用突起とネジ穴を有す
る金属片とが配置されたフランジ部材が接着固定されて
コイルが構成されるものである。
〔作用〕
ボビンに巻線されていないコイルでも、コイルの両端面
に結合されたフランジ部材によってボビンに巻線された
コイルと同様にプリント基板へ強固に固定されるので、
耐震性もあり、コイルとコアとの間隙を小さくでき、小
型で電気的性能の優れたコイルが得られる。
〔実施例〕
以下、本考案を図に沿って説明する。第1図は本考案の
一実施例を示すもので、同図(a)はコイルの構成を示
す断面図、同図(b)はフランジ部材の構成を示すため
の図である。図において、1はコイル、2はフランジ部
材、3はコイルをプリント基板に取り付ける時の取付位
置規制用の突起(一方は図示されず)、4はフランジ部
材2に一体モールドあるいは嵌入により設けられたリー
ド端子ピン(一方は図示されず)、5は同様にして設け
られた金属片であり、金属片5にはそれぞれネジを螺着
させるネジ穴6が設けられている。7はフランジ部材2
設けられたネジ挿通用の穴である。8はコイル1の一方
の端末リード線を示し、9は接着剤、10はフランジ部材
2に設けられた開口部である。本考案のコイルは、コア
14(第2図(b))と断面形状が同一で若干大きな巻枠
を用いて自己融着線を所定数巻線後コイルに通電加熱あ
るいはコイルを外部から加熱してコイルの隣合う導線同
士を接着させた後、巻枠から取外したコイルの両端面A,
A′にそれぞれフランジ部材2を接着剤9を用いて接合
せしめ、前記コイルの端末リード線8をフランジ部材2
に設けられたリード端子ピン4にそれぞれ半田付け接続
して構成される。そしてコイルのプリント基板への取付
けはあらかじめプリント基板に設けられた凹部、あるい
は穴にフランジ部材2の取付位置規制用の突起3を挿入
して位置合わせするとともに、プリント基板に設けられ
た所定のパターンと接続するパターン穴に各リード端子
ピン4を挿入し、同じくプリント基板に設けられている
穴とフランジ部材2に設けられている穴7を介してネジ
を挿通して、金属片5に設けられているネジ穴6にネジ
を螺着せしめてコイルをプリント基板に固定する。そし
て、前記リード端子ピン4とプリント基板のパターンと
を半田付けしてコイルを電気回路的に接続するものであ
る。
〔考案による効果〕
本考案によれば、ボビンに巻線されていないコイルでも
フランジ部材をコイルの両端面に結合させるのみでボビ
ンに巻線されたコイルと同様にプリント基板に固定され
るので、固定力が大きく耐震性がアップするほか、取付
位置の規制が正確になされるという利点がある。従来の
ボビンの胴部が不要となるのでコイルとコアとの間隙を
小さくでき、コイルが小型化され、大きな励磁エネルギ
ーがとれる電気的性能の向上したコイルが得られる。
又、ボビンを用いたコイルに比べても成形材料が節減さ
れるなどその実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、同図(a)はコイル
の構成を示す断面図、同図(b)はフランジ部材の構成
を説明するための図、第2図は従来例を示し、同図
(a)はコイルの構成を示す断面図、同図(b)はコア
がボビンに挿入された状態を説明するための図。 1,1′:コイル、2:フランジ部材、10:開口部、11:フラ
ンジ部、12:胴部、13:ボビン、14:コア、A,A′:コイル
の端面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻枠を用いて所定数巻線された自己融着線
    が加熱されて隣り合う導線同士の接着後、前記巻枠から
    取り外され構成される励磁用のコイルであって、 前記コイルの両端面A,A′には、少なくともコイル1に
    挿入されるコアの断面積より大きな開口部10を有するほ
    か、コイル1の各端末リード線8接続用のリード端子ピ
    ン4と、コイル1のプリント基板への取付位置規制用の
    突起3およびコイル1をプリント基板へ固定するための
    ネジ孔6を有する金属片5が一体成形あるいは嵌入され
    て設けられているとともに、前記ネジ孔6にネジを挿通
    するための孔7が設けられたフランジ部材2がそれぞれ
    接着剤9により結合されていることを特徴とするコイ
    ル。
JP1989011672U 1989-02-02 1989-02-02 コイル Expired - Lifetime JPH0749763Y2 (ja)

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JP1989011672U JPH0749763Y2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 コイル

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JP1989011672U JPH0749763Y2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 コイル

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JPH02102706U JPH02102706U (ja) 1990-08-15
JPH0749763Y2 true JPH0749763Y2 (ja) 1995-11-13

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