JP3475366B2 - チョークコイル及びノイズフィルター - Google Patents

チョークコイル及びノイズフィルター

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JP3475366B2
JP3475366B2 JP07845594A JP7845594A JP3475366B2 JP 3475366 B2 JP3475366 B2 JP 3475366B2 JP 07845594 A JP07845594 A JP 07845594A JP 7845594 A JP7845594 A JP 7845594A JP 3475366 B2 JP3475366 B2 JP 3475366B2
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俊夫 今野
隆 佐々木
和弘 菅井
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Tokin Corp
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NEC Tokin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日字形のコアと、この
コアの中央磁脚に嵌合される巻枠と、この巻枠に巻回さ
れるコイルとを具備するチョークコイルおよびこのチョ
ークコイルにコンデンサを接続したノイズフィルターに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、チョークコイルとして、四角
枠状の外枠の中央部に断面が四角形である中央磁脚を有
する日字形のコアと、このコアの中央磁脚に嵌合され外
周部が前記コアの外枠の内周面との間に所定の間隙を有
する巻枠と、この巻枠に巻回されるコイルとを具備し、
前記巻枠は、接合した場合に円筒を構成し前記中央磁脚
に嵌合される2つの半円筒体と、これらの半角筒体の外
周部に形成された鍔とを有するものが知られている。
【0003】また、従来より、ノイズフィルターとし
て、基板に実装される前記チョークコイルと、前記基板
に実装され前記チョークコイルに接続されるコンデンサ
とを有するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のチョー
クコイルにおいては、巻枠が接合した場合に円筒を構成
し前記中央磁脚に嵌合される2つの半円筒体を有するか
ら、大型となってしまうという問題がある。
【0005】また、従来のノイズフィルターにおいて
は、チョークコイルとコンデンサとが別々に基板に実装
されているから、基板における占有面積が大きくなると
共に大型となるという問題がある。
【0006】本発明の第1の目的は、小型化に適してい
るチョークコイルを提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、小型化に適してい
ると共に基板の占有面積を小さくすることができるノイ
ズフィルターを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、四角枠
状の外枠の中央部に断面が四角形である中央磁脚を有す
る日字形のコアと、このコアの中央磁脚に嵌合される巻
枠と、この巻枠に巻回されるコイルとを具備し、前記巻
枠は、接合した場合に角筒を構成し前記中央磁脚に嵌合
される2つの半角筒体と、前記巻枠をなす前記2つの半
角筒体のそれぞれの両端部に形成されたコア支え鍔と
有することを特徴とするチョークコイルが得られる
【0009】また、本発明によれば、四角枠状の外枠の
中央部に断面が四角形である中央磁脚を有する日字形の
コアと、このコアの中央磁脚に嵌合される巻枠と、この
巻枠に巻回され外周部が前記コアの外枠の内周面との間
に所定の間隙を有するコイルと、このコイルと前記コア
の外枠の内周面との間隙に配置され前記コイルと接続さ
れるコンデンサとを具備し、前記巻枠は、接合した場合
に角筒を構成し前記中央磁脚に嵌合される2つの半角筒
と、前記巻枠をなす前記2つの半角筒体のそれぞれの
両端部に形成されたコア支え鍔とを有することを特徴と
するノイズフィルターが得られる
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施例を示す斜視
図である。図2および3は、それぞれ図1のチョークコ
イルを分解して示す分解斜視図である。
【0012】図1に示すように、チョークコイルは、四
角枠状の外枠の中央部に断面が四角形である中央磁脚1
aを有する日字形のコア1と、このコア1の中央磁脚1
aに嵌合され外周部が前記コア1の外枠1bの内周面と
の間に所定の間隙を有する巻枠2と、この巻枠2に巻回
される2つのコイル3とを具備している。
【0013】前記巻枠2は、図2に示すように、接合し
た場合に角筒を構成し前記中央磁脚1aに嵌合される2
つの半角筒体2a,2aと、これらの半角筒体2a,2
aの外周部に形成された中央鍔2bと仕切り鍔2cと端
部鍔2dとコア支え鍔2eとを有する。中央鍔2bと仕
切り鍔2cと端部鍔2dとは、巻枠2の長手方向と直交
する方向へ突出しており、コイル3の位置決めをするも
のである。コア支え鍔2eは、巻枠2の両端部に形成さ
れており、コア1に対する巻枠2の位置決めをするもの
である。
【0014】前記コア1は、四角枠状の端子枠4の上に
装着されている。この端子枠4は、図3に示すように、
対向する2つの枠部4a,4bの上内側部に突片5a,
5bがそれぞれ形成されている。前記枠部4a,4bと
突片5a,5bとを上下方向に貫通するようにピン端子
6が設けられている。
【0015】前記巻枠2およびコイル3とは、前記コア
1の外枠1bの内周面との間に所定の間隙をおいて配置
されている。この間隙に前記突片5a,5bが嵌入する
ように、前記コア1は端子枠4に装着されている。ピン
端子6の上端は、巻枠2の上端より低いように設定され
ている。2つのコイル3のリード線3aは、図1に示す
ように、ピン端子6の上端部に絡げられた後に溶接等に
より接続される。この場合には、コイル3のリード線3
aはピン端子6の下端部に絡げられた後に接続する必要
がないから、基板と端子枠4との間にピン端子6の下端
部を露出する必要がないので、基板上におけるチョーク
コイル全体の高さを低くすることができる利点がある。
【0016】前記端子枠4の端部鍔2dと対向する枠部
4cの内周面には、図4に示すように係止片7が形成さ
れている。この係止片7と対向する端部鍔2dには、溝
8が形成されている。前記コア1が端子枠4に装着され
る際に、コア1と一体の巻枠2も端子枠4の上に装着さ
れ、この場合に端部鍔2dは弾性により溝8に嵌入して
係止片7に係止されて巻枠2が端子枠4に係止される。
【0017】図5は、本発明の第2の実施例を示す斜視
図である。図5の第2の実施例は、図1乃至図4の第1
の実施例と同じ符号を付された構成要素を有する。図5
の第2の実施例においては、端子枠4には下方にのみ突
出するピン端子6が設けられている。
【0018】図6は、本発明の第3の実施例を示す斜視
図である。図6の第3の実施例は、図1乃至図4の第1
の実施例と同じ符号を付された構成要素を有する。図6
の第3の実施例においては、前記コア1の外枠1bと巻
枠2およびコイル3との間隙にコンデンサ9,10,1
1が配置されている。また、図6の第3の実施例におい
ては、端子枠4には下方にのみ突出するピン端子6が設
けられており、かつ、端子枠4には突片5a,5bが形
成されていない。図7に示すように、コンデンサ9は2
つのコイル3の一端部の間に接続されており、コンデン
サ10,11は2つのコイル3の他端部の間に直列に接
続されている。
【0019】
【発明の効果】本発明のチョークコイルは、巻枠が接合
した場合に断面が四角形である角筒を構成しコアの中央
磁脚に嵌合される2つの半角筒体を有するから、小型化
に適している。
【0020】本発明のノイズフィルターは、チョークコ
イルが巻枠が接合した場合に断面が四角形である角筒を
構成しコアの中央磁脚に嵌合される2つの半角筒体を有
し、かつ、チョークコイルの内部にコンデンサを配置し
ているから、小型化に適していると共に基板における占
有面積を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の要部を示す分解斜視図
である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例の一部を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例の回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 コア 2 巻枠 3 コイル 4 端子枠 5a,5b 突片 6 ピン端子 7 係止片 8 溝 9,10,11 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−13117(JP,U) 実開 平4−39728(JP,U) 実開 昭62−65822(JP,U) 実開 昭57−82891(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00 - 27/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角枠状の外枠の中央部に断面が四角形
    である中央磁脚を有する日字形のコアと、このコアの中
    央磁脚に嵌合される巻枠と、この巻枠に巻回されるコイ
    ルとを具備し、前記巻枠は、接合した場合に角筒を構成
    し前記中央磁脚に嵌合される2つの半角筒体と、前記巻
    枠をなす前記2つの半角筒体のそれぞれの両端部に形成
    されたコア支え鍔とを有することを特徴とするチョーク
    コイル。
  2. 【請求項2】 四角枠状の外枠の中央部に断面が四角形
    である中央磁脚を有する日字形のコアと、このコアの中
    央磁脚に嵌合される巻枠と、この巻枠に巻回され外周部
    が前記コアの外枠の内周面との間に所定の間隙を有する
    コイルと、このコイルと前記コアの外枠の内周面との間
    隙に配置され前記コイルと接続されるコンデンサとを具
    備し、前記巻枠は、接合した場合に角筒を構成し前記中
    央磁脚に嵌合される2つの半角筒体と、前記巻枠をなす
    前記2つの半角筒体のそれぞれの両端部に形成されたコ
    ア支え鍔とを有することを特徴とするノイズフィルタ
    ー。
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