JP2021125556A - 分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケース - Google Patents

分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケース Download PDF

Info

Publication number
JP2021125556A
JP2021125556A JP2020017947A JP2020017947A JP2021125556A JP 2021125556 A JP2021125556 A JP 2021125556A JP 2020017947 A JP2020017947 A JP 2020017947A JP 2020017947 A JP2020017947 A JP 2020017947A JP 2021125556 A JP2021125556 A JP 2021125556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
core
case portion
portions
current transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020017947A
Other languages
English (en)
Inventor
智和 野村
Tomokazu Nomura
智和 野村
博之 佐々木
Hiroyuki Sasaki
博之 佐々木
健二 張野
Kenji Harino
健二 張野
哲生 後藤
Tetsuo Goto
哲生 後藤
剛史 下口
Takashi Shimokuchi
剛史 下口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
NEC Magnus Communications Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
NEC Magnus Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd, NEC Magnus Communications Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2020017947A priority Critical patent/JP2021125556A/ja
Publication of JP2021125556A publication Critical patent/JP2021125556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/20Instruments transformers
    • H01F38/22Instruments transformers for single phase ac
    • H01F38/28Current transformers
    • H01F38/30Constructions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/263Fastening parts of the core together

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

【課題】作業者に負担をかけることなく分割型コアの端面同士を正確に位置合わせしながら一定の密着圧を確保する。
【解決手段】分割型カレントトランス1は、トロイダルコアを半割りしてなる分割型の磁性コア10と、磁性コア10を収容するケース20とを備える。ケース20は、磁性コア10の第1コア部10Aを収容する第1ケース部21Aと、磁性コア10の第2コア部10Bを収容する第2ケース部21Bと、第1ケース部21Aを第2ケース部21Bに固定するロック機構23とを含む。第1及び第2ケース部21A,21Bの各々は、幅方向の両端から中央部に向かって下りの傾斜面を構成するV字傾斜部28を有する。第1及び第2コア部10A,10Bの外周面は第1及び第2ケース部21A,21B内のV字傾斜部28にそれぞれ当接し、第1ケース部21Aを第2ケース部21Bに固定したとき第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士が密着する。
【選択図】図2

Description

本発明は、分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケースに関し、特に分割型磁性コアを収容するケースの構造に関する。
電力線の各種監視や電力線通信のカプラーとしてカレントトランスが用いられている。カレントトランスによれば、電力線の導体に接触させることなく、高周波信号を注入・抽出することができる。またカレントトランスの磁性コアが分割型である場合には、既存の電力線を加工することなく設置可能であり、設置場所の自由度を高めることができる。ただし、実用化に当たり、カレントトランスの設置工事の容易性だけでなく、二分割された磁性コアの端面同士を確実に密着させてカレントトランスの性能を確保することが求められる。
分割型カレントトランスに関し、例えば特許文献1には、二分割された中空円筒状のフェライトコアを二分割された収納部内にそれぞれ収納し、二分割された収納部がヒンジ部を介して開閉可能な構造が記載されている。また二分割された収納部にはスリットがそれぞれ設けられているので、フェライトコアを収納部内に押し込んでいく際に収納部は極めて容易に変形する。また、収納部の内周面に形成された突出部は滑らかな表面形状を有し、フェライトコアも外周面が円筒状であるので、フェライトコアを押し込んだ後に収納部に作用する復元力によって、突出部同士が近接してフェライトコアを押し上げる。そして、この押し上げ力によって、フェライト同士の相対する端面は、各フェライトの背後から突出部の押圧力を垂直に受けて強力に密着する。
特許第3483532号公報
トロイダルコアを二分割した磁性コアを固定する基本的な方法としては、図7に示すように、結束バンド31を用いて磁性コア30を締め付けて固定する方法が知られている。この方法によれば、作業者が磁性コアの端面の密着状態を確認しながら固定位置を調整可能である。しかし、二分割された磁性コアの固定に手間がかかるうえ、作業者によって締め付け方や磁性コアの断面の密着圧に差が生じる。その結果、図8(a)に示すように、締め付け状況によっては一対のコア材30A,30Bの端面の位置がずれてしまう問題がある。また図8(b)に示すように、密着圧が小さいときにはコア浮きが発生する場合がある。
他の固定方法として、図9に示すように、一方にヒンジ42、他方にファスナー43を具備した分割型のケース41内に分割型の磁性コア30を収容して固定する方法もある。磁性コア30の一方のコア材30Aは第1ケース部41A内に収容され、他方のコア材30Bは第2ケース部41Bに収容される。第1ケース部41Aと第2ケース部41Bはヒンジを介して連結され、かつファスナーによる固定のため電力線45への装着も容易である。また、ファスナー43内のバネ圧によって一対のコア材30A,30Bの端面同士を密着させるため、コア材の端面の密着圧が作業者に左右されることはない。さらに、第1及び第2ケース部41A,41Bの内側には、コア材30A,30Bの外周面にフィットする半円筒状の内壁面が形成されているため、一対のコア材30A,30Bの位置ずれが生じにくい構造である。
しかし、これらの効果はフェライトコアのように磁性コアの製造寸法誤差が小さい場合に限られ、珪素鋼板などの金属製コアのように製造寸法誤差が大きい場合は、磁性コアがケース内に埋もれて端面同士を密着させることができず、コア材とケースとの間に隙間が発生したり、磁性コアの端面の位置ずれが発生したり、二分割された磁性コアを嵌合できない事象が発生する。
例えば、図10(a)に示すように、分割型トロイダルコアが設計通りの通常の外形寸法を有する場合、従来のケース構造でも一対のコア材30A,30Bを問題なく収容することができる。ケースがコア材の外形に合わせた円形の内周面を有するため、コア材の外周面をケース内の内周面にフィットさせることができ、コア材を確実に保持することができる。
しかし、トロイダルコアが設計寸法よりも小さい場合、従来のケース構造では、図10(b)に示すようにコア材とケースとの間に隙間が発生し、あるいはコア材30A,30Bの端面同士の合わせ位置にずれが発生する。
さらに、図10(c)に示すように、トロイダルコアが設計寸法よりも大きい場合、従来のケースでは、コア材30A,30Bをケース内に収容することができず、コア材30A,30Bの端面同士を密着させることもできない。
したがって、本発明の目的は、磁性コアの製造バラツキがあったとしても、作業者に負担をかけることなく磁性コアの断面を正確に位置合わせしながら一定の密着圧を確保できる分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケースを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による分割型カレントトランスは、トロイダルコアを半割りしてなる第1コア部と第2コア部との組み合わせからなる分割型の磁性コアと、前記磁性コアを収容するケースとを備え、前記ケースは、前記第1コア部を収容する第1ケース部と、前記第2コア部を収容する第2ケース部と、前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定するロック機構とを含み、前記第1及び第2ケース部の各々は、幅方向の両端から中央部に向かって下りの傾斜面を構成するV字傾斜部を有し、前記第1及び第2コア部の外周面は前記第1及び第2ケース部内の前記V字傾斜部にそれぞれ当接し、前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定したとき前記第1及び第2コア部の端面同士が密着することを特徴とする。
また、本発明による分割型カレントトランス用ケースは、トロイダルコアを半割りしてなる第1コア部と第2コア部との組み合わせからなる分割型の磁性コアを収容するものであって、前記第1コア部を収容する第1ケース部と、前記第2コア部を収容する第2ケース部と、前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定するロック機構とを有し、前記第1及び第2ケース部の各々は、幅方向の両端から中央部に向かって下りの傾斜面を構成するV字傾斜部を有することを特徴とする。
本発明において、前記ケースは、前記第1ケース部内において前記第1コア部を周方向にスライド自在に固定する第1コア固定具と、前記第2ケース部内において前記第2コア部を周方向にスライド自在に固定する第2コア固定具を含むことが好ましい。これにより、コア材をケース部内に収容しながら、たとえコア材が傾いた状態で収容されたとしても、両者を組み合わせたときに正しい位置に自動的に修正して組み合わせることができる。
本発明において、前記第1ケース部の開口部には第1嵌合用突起が設けられ、前記第2ケース部の開口部には前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定したとき前記第1嵌合用突起と重なり合う第2嵌合用突起が設けられ、前記第1及び第2嵌合用突起は、前記第2ケース部に対して前記第1ケース部を所定の向きで嵌合したとき前記第1ケース部と前記第2ケース部との嵌合を許可し、前記第2ケース部に対して前記第1ケース部を前記所定の向きと逆向きで嵌合したとき前記第1ケース部と前記第2ケース部との嵌合を阻止する干渉構造を有することが好ましい。また、第1コア部と第2コア部とを正しい向きで組み合わせることができ、これにより磁性コアの性能の低下を防止することができる。
本発明において、前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定したとき、前記第1嵌合用突起の先端面は前記第2ケース部に接触せず、前記第2嵌合用突起の先端面は前記第1ケース部に接触しないことが好ましい。これにより、第1及び第2コア部の端面同士を確実に密着させることができる。
本発明において、前記V字傾斜部の傾斜角度は45度以下であることが好ましく、15度以上45度以下であることがさらに好ましい。V字傾斜部の傾斜角度が45度以下であれば、磁性コアの外径寸法のばらつきに伴う第1及び第2コア部の高さ方向の位置の過度な変動を防止することができる。
本発明によれば、磁性コアを収容するケース構造に工夫を施すことにより、作業者に負担をかけることなく誰が施工しても磁性コアの断面を正確に位置合わせしながら一定の密着圧を確保できる分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケースを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態による分割型カレントトランスの構成を示す略斜視図である。 図2(a)及び(b)は、図1に示した分割型カレントトランスの構成を示す略断面図であって、図2(a)は分離状態、図2(b)は連結状態をそれぞれ示している。 図3(a)乃至(c)は、第1及び第2ケース部21A,21Bの嵌合動作を説明するための図である。 図4(a)及び(b)は、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを逆向きに取り付けようとする場合の説明図である。 図5(a)は通常の大きさの磁性コアを収容する場合、図5(b)は小さな磁性コアを収容する場合、図5(c)は大きな磁性コアを収容する場合をそれぞれ示している。 図6は、第1及び第2ケース部21A,21Bの干渉構造の他の例を示す略平面図であって、(a)は第1ケース部21A側の第1嵌合用突起25をケース底部側から透視して見たときの形状、(b)は第2ケース部21B側の第2嵌合用突起26をケース開口側から見たときの形状、(c)は第1ケース部21Aと第2ケース部21Bを正しい向きで組み合わせた場合、(d)は第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを逆向きで組み合わせた場合をそれぞれ示している。 図7は、従来の分割型トロイダルコアの固定方法の一例を示す略斜視図である。 図8(a)及び(b)は、従来の分割型トロイダルコアの固定方法の問題点を説明するための模式図である。 図9は、従来の分割型カレントトランスの構成を示す図である。 図10(a)乃至(c)は、図9に示した従来の分割型カレントトランスの問題点を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態による分割型カレントトランスの構成を示す略斜視図である。また図2(a)及び(b)は、図1に示した分割型カレントトランスの構成を示す略断面図であって、図2(a)は分離状態、図2(b)は連結状態をそれぞれ示している。
図1及び図2(a)及び(b)に示すように、分割型カレントトランス1は、トロイダルコアを半割りしてなる分割型の磁性コア10と、磁性コア10に二次巻線として巻回された信号線15と、磁性コア10を収容するケース20とを備えている。
磁性コア10は金属材料からなり、第1コア部10Aと第2コア部10Bとの組み合わせからなる。すなわち、本実施形態による磁性コア10は、トロイダルコアをその中心軸を含む平面で半割りしてなる一対のコア材からなるものである。第1及び第2コア部10A,10Bは半円環状であり、同一形状を有するが、完全に同一ではなく、製造加工に伴う寸法誤差を有している。そのため、第1コア部10A及び第2コア部10Bには正しい組み合わせの向きが存在している。
第1コア部10A及び第2コア部10Bの端面には、防錆用の樹脂フィルムが張り付けられていてもよい。この場合、第1コア部10Aの端面は樹脂フィルムを介して第2コア部10Bの端面に磁気的に接続され、両者の間には磁気ギャップが発生する。本発明において、第1コア部10A及び第2コア部10Bの端面同士の密着状態は、このような絶縁フィルム等が介在した状態での密着状態を含む趣旨である。
ケース20も分割型であり、第1コア部10Aを収容する第1ケース部21Aと、第2コア部10Bを収容する第2ケース部21Bと、第1ケース部21A内に収容された第1コア部10Aを固定する第1コア固定具22Aと、第2ケース部21B内に収容された第2コア部10Bを固定する第2コア固定具22Bと、第1ケース部21Aを第2ケース部21Bに連結固定するロック機構23を備えている。すなわち、第1ケース部21Aは第2ケース部21Bに対して着脱自在に構成されている。
ケース20は上面S、底面S及び4つの側面Sc1,Sc2,Sc3,Sc4を有しており、ケース20内に収容された磁性コア10の円筒中心軸と直交する2つの側面Sc1,Sc2には、磁性コア10の中空部を露出させる貫通穴20aが設けられている。そのため、ケース20内の磁性コア10の中空部に電力線5を挿通させることができる。
ケース20の他の2つの側面Sc3,Sc4にはファスナー等のロック機構23が設けられており、第1ケース部21Aと第2ケース部21Bはロック機構23を介して連結固定される。本実施形態においては、ケース20の側面Sc3に第1ロック部23Mが設けられ、側面Sc3とは反対側の側面Sc4に第1ロック部23Mと同種の第2ロック部23Nが設けられている。本実施形態において、第1及び第2ロック部23M,23Nはバネ圧を有するファスナー機構であり、第1ケース部21A側に設けられたフック部23fと、第2ケース部21B側に設けられフック部23fに係合する係合部23eとの組み合わせからなる。このように、ケース20の一方の側面をファスナーとし、他方の側面をヒンジ機構とするのではなく、ケース20の両側に同種のロック機構を設けることにより、ケース20の両側を同じ力でバランスよく締め付けて固定することができる。したがって、ケース20内の第1コア部10Aと第2コア部10Bの端面同士の密着性を高めることができる。ロック機構23としては、例えばバネ式のトグルラッチやパッチン錠と呼称される連結具等を採用してもよい。
第1ケース部21A及び第2ケース部21Bそれぞれの開口部には嵌合用突起25,26がそれぞれ設けられている。第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを正しい向きで組み合わせたときには第1ケース部21A側の第1嵌合用突起25と第2ケース部21Bの第2嵌合用突起26とが正しく噛み合い、第1ケース部21A及び第2ケース部21Bの先端部同士が互いに重なり合うが、そうでないときには正しく噛み合わず、第1嵌合用突起25と第2嵌合用突起26の先端部同士が衝突して互いに干渉するように構成されている。
嵌合用突起25,26の高さは、以下のように設定される。すなわち、製造誤差によって許容される最小サイズのトロイダルコアを収容したとしても第1嵌合用突起25及び第2嵌合用突起26の先端面が第2ケース部21B及び第1ケース部21Aにそれぞれ接触せず、両者の間に僅かな隙間(遊び)が残るようにすると共に、製造誤差によって許容される最大サイズのトロイダルコアを収容したとしても第1嵌合用突起25と第2嵌合用突起26とが重なり合うようにする必要がある。
図2に示すように、第1及び第2ケース部21A,21Bの各々の内側底部には、V字傾斜部28が設けられている。V字傾斜部28は、ケース20の幅方向の両端から中央部に向かって下りの傾斜面(テーパー面)を構成している。このようなV字傾斜部28は、磁性コア10の径方向の寸法誤差を吸収し、第1コア部10A及び第2コア部10Bの端面同士を確実に密着させる役割を果たすものである。なお、本実施形態に於いて第1及び第2ケース部21A,21Bの上下方向は、第1及び第2ケース部21A,21Bの開口部側が上側、ケース部の底部側が下側である。したがって、ケース20の上面Saは、第1ケース部21Aの底面である。
V字傾斜部28を構成する傾斜面の傾斜角度θは45度以下であることが好ましい。傾斜角度θが45度よりも大きい場合には磁性コア10の外形寸法のばらつきに伴う第1及び第2コア部10A,10Bの高さ方向の位置変動が過度に大きくなり、外形寸法のばらつきが大きな磁性コア10をケース20内に収めることが難しくなるからである。
V字傾斜部28は、ケース20内の磁性コア10の中心軸(円筒軸)方向における全体に形成されている必要はなく、ケース20内に収容された磁性コア10の中心軸方向(すなわち、ケース20の中心軸方向)の一部に形成されていればよい。
第1及び第2ケース部21A,21B内に第1及び第2コア部10A,10Bをそれぞれ収容するとき、第1及び第2コア部10A,10Bの外周面は第1ケース部21AのV字傾斜部28の左右の傾斜面に必ず当接する。そして、第1及び第2コア部10A,10Bは傾斜面を下ってケース20の幅方向ほぼ中央に自動的に位置合わせされる。また特に、第1及び第2コア部10A,10Bの外径が小さい場合には、より深い位置(ケースの下方)でV字傾斜部28の傾斜面に当接し、第1及び第2コア部10A,10Bの外径が大きい場合には、より浅い位置(ケースの上方)でV字傾斜部28の傾斜面に当接する。しかし、ケース20の幅方向における第1及び第2コア部10A,10Bそれぞれの一対の端面の位置は、第1及び第2コア部10A,10Bの大きさによらず互いに一致するので、端面同士を密着させることができる。
磁性コア10がフェライトコアのような焼結コアではなく金属材料からなる含浸コアである場合、薄い磁性シートを何重にも巻き付けて円筒状に形成したものであるため、磁性コア10の径方向の寸法公差が大きい。そのため、従来のケース構造では磁性コア10が小さすぎる場合に第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士を密着させることができない。また磁性コア10が大きすぎる場合には、ケース20内に収容することすらできない場合がある。しかし、本実施形態のようにケース20内にV字傾斜部28を設けた場合には、磁性コア10の径方向の寸法ばらつきを吸収して第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士を確実に密着させることができる。
図3(a)乃至(c)は、第1及び第2ケース部21A,21Bの嵌合動作を説明するための図である。
図3(a)に示すように、第1ケース部21A内には第1コア部10Aが収容されており、第2ケース部21B内には第2コア部10Bが収容されている。特に、第1コア部10Aは、斜めに傾いた状態で第1ケース部21A内に収容されているものとする。
第1コア部10Aは第1コア固定具22Aによって固定されており、第2コア部10Bも第2コア固定具22Bによって固定されているが、第1及び第2コア部10A,10Bは周方向にスライド自在である。そのため、第1ケース部21Aを第2ケース部21Bに嵌合すると、図3(b)に示すように、第1コア部10Aはその一方の端面ea1が第2コア部10Bの一方の端面eb1からの押圧力を受けることにより回転し、第1コア部10Aの他方の端面ea2は第2コア部10Bの他方の端面eb2に当接する。したがって、図3(c)に示すように、第1及び第2コア部10A,10Bの一対の端面同士を密着させることができ、第1及び第2ケース部11,12を互いに嵌合させることができる。
また第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを正しい向きで嵌合すると、第1ケース部21A側の嵌合用突起25と第2ケース部11B側の嵌合用突起26とが互いに重なり合うので、ケース20内を遮蔽することができる。
図4(a)及び(b)は、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを逆向きに取り付けようとする場合の説明図である。
図4(a)及び(b)に示すように、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを前後逆向きに取り付けようとする場合、嵌合用突起25,26の非対称性により、第1ケース部21A側の嵌合用突起25と第2ケース部21B側の嵌合用突起26とが互いに干渉し合うので、第1ケース部21Aを第2ケース部21Bに取り付けることはできない。このように、第1及び第2嵌合用突起25,26は、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを所定の向きで嵌合したとき第1ケース部21Aと第2ケース部21Bとの嵌合を許可し、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを所定の向きと逆向きで嵌合したとき第1ケース部21Aと第2ケース部21Bとの嵌合を阻止する干渉構造を有している。
第1コア部10A及び第2コア部10Bは共に半円環状の部材であり、実質的に同一の形状を有するが、実際の形状はわずかに異なっている。これは、トロイダルコアを半分にカットして第1及び第2コア部10A,10Bを作製することに由来するものであり、切断面にわずかな傾きがあり、切断面を研磨したときの削り損の影響も受けるためである。そのため、カットした通りに第1及び第2コア部10A,10Bを組み合わせた場合には両断面が正しくフィットするが、逆向きに組み合わせた場合には両断面が正しくフィットせず、両者の間に隙間が生じ、磁気特性が悪化する。しかし、本実施形態によれば、そのような第1及び第2コア部10A,10Bを逆向きに組み合わせることによる磁気特性の悪化を防止することができる。
図5(a)は通常の大きさの磁性コアを収容する場合、図5(b)は小さな磁性コアを収容する場合、図5(c)は大きな磁性コアを収容する場合をそれぞれ示している。
図5(a)に示すように、第1及び第2コア部10A,10Bが設計値通りの外径寸法を有する場合、第1及び第2コア部10A,10Bはケース20内に問題なく収容され、第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士も確実に密着できる。ロック機構23を通じて第1ケース部21Aを第2ケース部21B側に引き付けると、第1コア部10Aの外周面が第1ケース部21A内のV字傾斜部28の傾斜面に当接し、第1コア部10Aの一対の端面ea1,ea2が第2コア部10Bの一対の端面eb1,eb2に当接し、第2コア部10Bの外周面が第2ケース部21B内のV字傾斜部28の傾斜面に当接する。これにより、第1ケース部21Aと第2ケース部21Bとが連結固定され、ケース20内において第1コア部10Aと第2コア部10Bとが圧接挟持される。
このとき、第1ケース部21Aの側壁の先端部である嵌合用突起25と第2ケース部21Bの側壁の先端部である嵌合用突起26は、相互に干渉し合うことなく重なり合ってケース20の内部を閉塞する。第1ケース部21A側の嵌合用突起25の先端面は第2ケース部21B側の対向面に接触しておらず、第1ケース部21Aの先端部と第2ケース部21Bとの間には隙間が存在している。同様に、第2ケース部21B側の嵌合用突起26の先端面は第1ケース部21A側の対向面に接触しておらず、第2ケース部21Bの先端部と第1ケース部21Aとの間には隙間が存在している。しかし、嵌合用突起25と嵌合用突起26は重なり合っているので、隙間からケース20内の磁性コア10を見ることはできない。
図5(b)に示すように、第1及び第2コア部10A,10Bの外径寸法が設計値よりも小さい場合、第1コア部10Aは第1ケース部21A内のより深い位置に収容され、第1コア部10Aの一対の端面ea1,ea2の突出高さは相対的に低くなる。第2ケース部21B内の第2コア部10Bについても同様である。このような第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士を密着するためには、第1ケース部21Aと第2ケース部21Bとをより深く噛み合わせる必要がある。
本実施形態では、第1及び第2ケース部21A,21Bそれぞれの先端部の嵌合用突起25,26が深く噛み合い、第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士の当接を許容するので、第1及び第2コア部10A,10Bの外周面がケース20内のV字傾斜部28の傾斜面に当接した状態を維持しながら、第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士を密着させることができる。また、第1及び第2コア部10A,10Bとケース20との間に隙間が生じることを防止しつつ、第1及び第2コア部10A,10Bの端面の合わせ位置のずれを防止することができる。
図5(c)に示すように、第1及び第2コア部10A,10Bの外径寸法が設計値よりも大きい場合、第1コア部10Aは第1ケース部21A内のより浅い位置に収容され、第1コア部10Aの一対の端面ea1,ea2の突出高さは相対的に高くなる。第2ケース部21B内の第2コア部10Bについても同様である。このような第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士を密着するためには、第1ケース部21Aと第2ケース部21Bとをより浅く噛み合わせる必要がある。
本実施形態では、第1及び第2ケース部21A,21Bそれぞれの先端部の嵌合用突起25,26が浅く噛み合い、第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士の当接を許容するので、第1及び第2コア部10A,10Bの外周面がケース20内のV字傾斜部28の傾斜面に当接した状態を維持しながら、第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士を密着させることができる。また、第1及び第2コア部10A,10Bとケース20との間に隙間が生じることを防止しつつ、第1及び第2コア部10A,10Bの端面の合わせ位置のずれを防止することができる。
図6は、第1及び第2ケース部21A,21Bの干渉構造の他の例を示す略平面図であって、(a)は第1ケース部21A側の第1嵌合用突起25をケース底部側から透視して見たときの形状、(b)は第2ケース部21B側の第2嵌合用突起26をケース開口側から見たときの形状、(c)は第1ケース部21Aと第2ケース部21Bを正しい向きで組み合わせた場合、(d)は第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを逆向きで組み合わせた場合をそれぞれ示している。
図6(a)に示すように、第1ケース部21A内には第1コア部10Aが収容されると共に、開口部には第1嵌合用突起25が設けられている。また図6(b)に示すように、第2ケース部21B内には第2コア部10Bが収容されると共に、開口部には第2嵌合用突起26が設けられている。第1嵌合用突起25の大部分は、第2嵌合用突起26よりもケースの内側寄りに形成されており、第2嵌合用突起26と噛み合うように構成されている。
また図6(a)に示すように、第1嵌合用突起25の端部には干渉部25pが設けられている。干渉部25pは、ケースの外側に向かってせり出した部分である。そのため、図6(c)に示すように、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを所定の向きで組み合わせたときには、干渉部25pは第2嵌合用突起26と衝突することなく組み合わせられる。しかし、図6(d)に示すように、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを逆向きに組み合わせたときには、第1嵌合用突起25の干渉部25pが第2嵌合用突起26の端部26pと衝突するので、第1ケース部21Aを第2ケース部21Bに嵌合することができない。
以上のように、第1及び第2嵌合用突起25,26は、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを所定の向きで嵌合したとき第1ケース部21Aと第2ケース部21Bとの嵌合を許可し、第2ケース部21Bに対して第1ケース部21Aを所定の向きと逆向きで嵌合したとき第1ケース部21Aと第2ケース部21Bとの嵌合を阻止する干渉構造を有するので、ケース内の第1コア部10Aと第2コア部10Bを正しい向きで組み合わせることができる。
以上説明したように、本実施形態による分割型カレントトランス1は、一次巻線としての電力線5が貫通する中空部を有する磁性コア10と、磁性コア10に巻回された二次巻線としての信号線15と、磁性コア10を収容するケース20とを備え、磁性コア10は、トロイダルコアをその中心軸を含む平面で半割りしてなる第1及び第2コア部10A,10Bを有し、ケース20は、第1及び第2コア部10A,10Bをそれぞれ収容する第1及び第2ケース部21A,21Bを有し、第1及び第2ケース部21A,21Bの各々は、第1及び第2コア部10A,10Bの外周面にそれぞれ当接する断面視で略V字状の内壁面からなるV字傾斜部28を有するので、磁性コア10の外径寸法のばらつきを吸収して第1及び第2コア部10A,10Bの端面同士を確実に密着させることができ、第1及び第2コア部10A,10Bの端面の位置ずれを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 分割型カレントトランス
5 電力線
10 磁性コア
10A 第1コア部
10B 第2コア部
15 信号線
20 ケース
20a 貫通穴
21A 第1ケース部
21B 第2ケース部
22A 第1コア固定具
22B 第2コア固定具
23 ロック機構
23M 第1ロック部
23N 第2ロック部
23e 係合部
23f フック部
25 第1嵌合用突起
25p 第1嵌合用突起の干渉部
26 第2嵌合用突起
26p 第2嵌合用突起の端部
28 V字傾斜部
30 磁性コア
30A,30B コア材
31 結束バンド
41 ケース
42 ヒンジ
43 ファスナー
45 電力線
ケースの上面
ケースの底面
c1,Sc2,Sc3,Sc4 ケースの側面
a1,ea2 第1コア部の一対の端面
b1,eb2 第2コア部の一対の端面
θ V字傾斜部の傾斜面の傾斜角度

Claims (6)

  1. トロイダルコアを半割りしてなる第1コア部と第2コア部との組み合わせからなる分割型の磁性コアと、
    前記磁性コアを収容するケースとを備え、
    前記ケースは、前記第1コア部を収容する第1ケース部と、前記第2コア部を収容する第2ケース部と、前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定するロック機構とを含み、
    前記第1及び第2ケース部の各々は、幅方向の両端から中央部に向かって下りの傾斜面を構成するV字傾斜部を有し、
    前記第1及び第2コア部の外周面は前記第1及び第2ケース部内の前記V字傾斜部にそれぞれ当接し、
    前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定したとき前記第1及び第2コア部の端面同士が密着することを特徴とする分割型カレントトランス。
  2. 前記ケースは、前記第1ケース部内において前記第1コア部を周方向にスライド自在に固定する第1コア固定具と、前記第2ケース部内において前記第2コア部を周方向にスライド自在に固定する第2コア固定具を含む、請求項1に記載の分割型カレントトランス。
  3. 前記第1ケース部の開口部には第1嵌合用突起が設けられ、
    前記第2ケース部の開口部には前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定したとき前記第1嵌合用突起と重なり合う第2嵌合用突起が設けられ、
    前記第1及び第2嵌合用突起は、前記第2ケース部に対して前記第1ケース部を所定の向きで嵌合したとき前記第1ケース部と前記第2ケース部との嵌合を許可し、前記第2ケース部に対して前記第1ケース部を前記所定の向きと逆向きで嵌合したとき前記第1ケース部と前記第2ケース部との嵌合を阻止する干渉構造を有する、請求項1又は2に記載の分割型カレントトランス。
  4. 前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定したとき、前記第1嵌合用突起の先端面は前記第2ケース部に接触せず、前記第2嵌合用突起の先端面は前記第1ケース部に接触しない、請求項3に記載の分割型カレントトランス。
  5. 前記V字傾斜部の傾斜角度は45度以下である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の分割型カレントトランス。
  6. トロイダルコアを半割りしてなる第1コア部と第2コア部との組み合わせからなる分割型の磁性コアと収容する分割型カレントトランス用ケースであって、
    前記第1コア部を収容する第1ケース部と、前記第2コア部を収容する第2ケース部と、前記第1ケース部を前記第2ケース部に固定するロック機構とを有し、
    前記第1及び第2ケース部の各々は、幅方向の両端から中央部に向かって下りの傾斜面を構成するV字傾斜部を有することを特徴とする分割型カレントトランス用ケース。
JP2020017947A 2020-02-05 2020-02-05 分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケース Pending JP2021125556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020017947A JP2021125556A (ja) 2020-02-05 2020-02-05 分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020017947A JP2021125556A (ja) 2020-02-05 2020-02-05 分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021125556A true JP2021125556A (ja) 2021-08-30

Family

ID=77459555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020017947A Pending JP2021125556A (ja) 2020-02-05 2020-02-05 分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021125556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023007943A1 (ja) 2021-07-30 2023-02-02 株式会社リコー 細胞培養方法、細胞培養用容器、細胞培養用容器の製造方法及び細胞含有構造物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235704A (ja) * 1988-07-26 1990-02-06 Hikari Shoko Kk 分割型零相変流器
JPH0350313U (ja) * 1989-09-22 1991-05-16
JPH0611313U (ja) * 1992-07-09 1994-02-10 株式会社トーキン 信号線雑音防止装置
JPH11162748A (ja) * 1997-11-25 1999-06-18 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235704A (ja) * 1988-07-26 1990-02-06 Hikari Shoko Kk 分割型零相変流器
JPH0350313U (ja) * 1989-09-22 1991-05-16
JPH0611313U (ja) * 1992-07-09 1994-02-10 株式会社トーキン 信号線雑音防止装置
JPH11162748A (ja) * 1997-11-25 1999-06-18 Matsushita Electric Works Ltd 電磁装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023007943A1 (ja) 2021-07-30 2023-02-02 株式会社リコー 細胞培養方法、細胞培養用容器、細胞培養用容器の製造方法及び細胞含有構造物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1176615B1 (en) Reactor
WO2011118004A1 (ja) トランス
US8902036B2 (en) Ferrite clamp
WO2010089979A1 (ja) 磁性素子
JP2021125556A (ja) 分割型カレントトランス及び分割型カレントトランス用ケース
US20140085030A1 (en) Transformer
KR101740612B1 (ko) 라인 필터
US10109412B2 (en) Coil part and method of manufacturing coil part
JP4837485B2 (ja) インダクタおよびインダクタの製造方法
JP4373295B2 (ja) コイル装置
TW201801447A (zh) 旋轉電機之定子
CN107408451B (zh) 电感元件用树脂壳体以及电感元件
US4800357A (en) Transformer support assembly
JP2006294872A (ja) コイルボビン及びそのコイルボビンを用いた電気機器
JP2008252035A (ja) コア巻線構造及び絶縁部材
JP6592209B2 (ja) インダクタンス素子用樹脂ケースおよびインダクタンス素子
JP7448391B2 (ja) 基板を備えたリアクトル
JP2803793B2 (ja) 電磁機器
JP7492476B2 (ja) 変流器
JP3104548B2 (ja) 電磁機器
JP2014165279A (ja) ボビン及びコイル部品
JPH09283341A (ja) 積層シートコアを有するトランス
JP4987657B2 (ja) 小型昇圧トランス
JP2020205322A (ja) リアクトル
JP2016171192A (ja) 誘導機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231121