JP4837485B2 - インダクタおよびインダクタの製造方法 - Google Patents

インダクタおよびインダクタの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、各種の電子機器に実装されるインダクタおよびインダクタの製造方法に関する。
各種の電子機器が備えるインダクタの中には、E−Eタイプ、E−Iタイプ、EP−EPタイプ、EP−Iタイプ、POTコアを使用するタイプ、リングコアとドラムコアとを使用するタイプ等、種々のタイプが存在する。これらのタイプのうち、コイルがコアにより形成される内部空間に配置されると共に、端子がコアの外周面に配置される構成が存在する。このような構成を採用しているもののうち、E−Eタイプのものが、特許文献1に開示されている。
特開2006−41418号公報(要約、図1、図2等参照)
ところで、上述の各タイプのインダクタのうち、E−Iタイプのインダクタは、E型コアに対してI型コアを位置決めするのが難しい、という問題を有している。すなわち、I型コアは、平板状のコアであるため、E型コアに対して平面方向における位置ずれを生じ易い。
そこで、例えばE型コアまたはI型コアに凸部を設け、この凸部を利用して位置決めを行う、という手法を採用したり、または冶工具を用いて位置決めを行う、という手法を採用することも考えられる。しかしながら、これらの手法を採用する場合、E−Iタイプのインダクタのメリットである、EPタイプおよびPOTコアを使用するタイプと比較する場合、コスト面での有利さが失われてしまう。同様に、リングコアとドラムコアとを使用するタイプと比較して、巻枠を大きくすることができる、というメリットも失われてしまう。
ここで、特許文献1の構成では、2つのコアは、共にE型コアであるため、これらのE型コアが具備する柱脚部を共にコイルの空芯部に挿入することにより、一定の位置決めを行うことは可能である。しかしながら、E−Iタイプのインダクタにおいては、I型コアは、柱脚部を具備していないため、特許文献1の手法を利用して、位置決めをすることはできない。そのため、上述の位置ずれの問題は、特許文献1に開示されている構成を参照しても、解決することは難しい。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、簡易な構成でありながら、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを確実に行うことが可能なインダクタおよび、このインダクタを製造するためのインダクタの製造方法を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、平角線を巻回することにより構成されるコイルと、プレート部を有し、このプレート部からコイルの空芯部分が挿通される柱脚部が立設されていると共に、この柱脚部を囲む状態で外壁コア部がプレート部から立設されていて、プレート部に第1のコア位置決め部が設けられている第1のコアと、平板状に設けられると共に、この平板状の周縁部に第2のコア位置決め部が設けられている第2のコアと、第1のコア位置決め部と係合して第1のコアに対する位置決めを為すための第1の端子位置決め部が設けられていると共に、第2のコア位置決め部と係合して第2のコアに対する位置決めを為すための第2の端子位置決め部が設けられている接続端子と、を具備し、プレート部および第2のコアは外周面と斜面とを有し、これらプレート部および第2のコアを平面視したときの形状は、外周面によって構成される矩形状の四隅のうち隣接する2つの隅部が斜めに切り欠かれた状態の斜面が外周面に対して傾斜して設けられていて、外壁コア部はプレート部の外縁と面一に設けられ、かつこの外壁コア部はプレート部の周方向のうち2つの斜面で囲まれる外周面においては連続せずに途切れていて、第1のコアのうち外壁コア部が連続せずに途切れている部分と第2のコアとで囲まれる開口部からはコイルの端末が引き出され、接続端子はプレート部の斜面および第2のコアの斜面と対向している、ものである。
このように構成した場合には、第1のコア位置決め部と第1の端子位置決め部とが係合し、この状態で両者が取り付けられることにより、第1のコアと接続端子との間の位置決めが為される。また、第2のコア位置決め部と第2の端子位置決め部とが係合し、この状態で両者が取り付けられることにより、第2のコアと接続端子との間の位置決めが為される。すなわち、接続端子に対して、第1のコアおよび第2のコアが、それぞれ位置決めされる。このため、接続端子を介して、第1のコアと第2のコアとが、互いに位置決めされる状態となる。そのため、従来、第1のコアに対して位置決めすることが難しかった、第2のコア(I型コア)の位置決めを、確実にかつ容易に行うことが可能となる。
また、第1のコアと第2のコアとの間に凹凸を形成し、これらの凹凸の嵌合によって、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを行う構成と比較して、製造コストを低減させることが可能となる。さらに、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを、冶工具を用いて行う場合と比較して、工程を簡略化することが可能となり、製造コストの低減が可能となる。
また、第1のコアには、プレート部から立設する外壁コア部が設けられているため、リングコアとドラムコアとを使用するタイプと比較して、巻枠を大きくすることができる。すなわち、リングコアを用いる場合、当該リングコアの強度を確保するために、所定以上の肉厚を確保する必要があるが、本発明のように、プレート部から外壁コア部を立設させる構成の場合、当該外壁コア部のうち、不要な部分の肉厚を薄くすることが可能となる。
また、リングコアとドラムコアとを使用するタイプの場合、ドラムコアの鍔部の直径に対応させて、巻枠にコイルが巻回される。ここで、ドラムコアの上鍔部と下鍔部とで、直径が異なる場合(不等鍔の場合)、小さい直径の鍔部に対応させて、巻枠にコイルが巻回される。ここで、小さい直径の鍔部は、リングコアの内壁に対して、所定の隙間を有する状態で配置される関係上、さほど巻回部分を大きく取ることはできない。しかしながら、本発明のように、柱脚部と外壁コア部との間にコイルを配置する場合、外壁コア部の内壁に差し掛かるまで、導線を巻回させることが可能となり、巻回部分を大きく取ることが可能となる。
また、他の発明は、第2のコアの平面形状は、プレート部の平面形状と略同一に設けられているものである。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、接続端子は、第1のコアと、第2のコアとを重ね合わせた際の外周面に沿って配置されるものである。
このように構成した場合には、接続端子を取り付け易くなる。また、接続端子を外周面に沿って取り付けるだけで、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを行うことが可能となる。
さらに、他の発明は、プレート部から柱脚部が立設されると共に、この柱脚部を囲む状態で外壁コア部が立設されている第1のコアと、平角線の巻回により形成されるコイルと、平板状に設けられている第2のコアと、接続端子とを具備するインダクタを製造するためのインダクタの製造方法であって、プレート部には第1のコア位置決め部が設けられていて、第2のコアの平板状の周縁部に第2のコア位置決め部が設けられていてプレート部および第2のコアは外周面と斜面とを有し、これらプレート部および第2のコアを平面視したときの形状は、外周面によって構成される矩形状の四隅のうち隣接する2つの隅部が斜めに切り欠かれた状態の斜面が外周面に対して傾斜して設けられていて、接続端子には第1のコア位置決め部と係合して第1のコアに対する位置決めを為すための第1の端子位置決め部が設けられ、第2のコア位置決め部と係合して第2のコアに対する位置決めを為すための第2の端子位置決め部が設けられ、第1の端子位置決め部と第2の端子位置決め部との間に存在してプレート部の外周面と係合する外周延伸部が設けられていると共に、外周延伸部から傾斜して設けられプレート部の斜面と対向する端末接続部が設けられていて、外壁コア部はプレート部の外縁と面一に設けられ、かつこの外壁コア部はプレート部のうち2つの斜面で囲まれる外周面においては連続せずに途切れていて、第1のコア位置決め部に対して、第1の端子位置決め部を係合させると共にプレート部の斜面を端末接続部に対向させ、係合によって、第1のコアと接続端子とが位置決めされた状態で接合される第1の接合ステップと、柱脚部に空芯部分を挿通させてコイルを第1のコアに配置させると共に、第1のコアのうち外壁コア部が連続せずに途切れている部分と第2のコアとで囲まれる開口部からはコイルの端末を引き出して当該端末を接続端子に対して電気的に導通可能な状態で接合させるコイル取付ステップと、第2のコアの平板状の周縁部に設けられている第2のコア位置決め部に対して、接続端子に設けられている第2の端子位置決め部を係合させ、この係合によって、第2のコアと接続端子とが位置決めされた状態で接合される第2の接合ステップと、を具備するものである。
このように構成した場合には、第1のコア位置決め部と第1の端子位置決め部とが係合し、この状態で両者が取り付けられることにより、第1のコアと接続端子との間の位置決めが為される。また、第2のコア位置決め部と第2の端子位置決め部とが係合し、この状態で両者が取り付けられることにより、第2のコアと接続端子との間の位置決めが為される。すなわち、接続端子に対して、第1のコアおよび第2のコアが、それぞれ位置決めされる。このため、接続端子を介して、第1のコアと第2のコアとが、互いに位置決めされる状態となる。そのため、従来、第1のコアに対して位置決めすることが難しかった、第2のコア(I型コア)の位置決めを、確実にかつ容易に行うことが可能となる。
また、従来行われている、第1のコアと第2のコアとの間に凹凸を形成し、これらの凹凸の嵌合によって、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを行う構成と比較して、製造コストを低減させることが可能となる。さらに、従来行われている、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを、冶工具を用いて行う場合と比較して、工程を簡略化することが可能となり、製造コストの低減が可能となる。
また、第1のコアには、プレート部から立設する外壁コア部が設けられているため、リングコアとドラムコアとを使用するタイプと比較して、巻枠を大きくすることができる。すなわち、リングコアを用いる場合、当該リングコアの強度を確保するために、所定以上の肉厚を確保する必要があるが、本発明のように、プレート部から外壁コア部を立設させる構成の場合、当該外壁コア部のうち、不要な部分の肉厚を薄くすることが可能となる。
また、リングコアとドラムコアとを使用するタイプの場合、ドラムコアの鍔部の直径に対応させて、巻枠にコイルが巻回される。ここで、ドラムコアの上鍔部と下鍔部とで、直径が異なる場合(不等鍔の場合)、小さい直径の鍔部に対応させて、巻枠にコイルが巻回される。ここで、小さい直径の鍔部は、リングコアの内壁に対して、所定の隙間を有する状態で配置される関係上、さほど巻回部分を大きく取ることはできない。しかしながら、本発明のように、柱脚部と外壁コア部との間にコイルを配置する場合、外壁コア部の内壁に差し掛かるまで、導線を巻回させることが可能となり、巻回部分を大きく取ることが可能となる。
本発明によると、インダクタにおいて、簡易な構成でありながら、第1のコアと第2のコアとの間の位置決めを確実に行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る、インダクタ10について、図1から図6に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけるインダクタ10の全体構成を示す斜視図である。また、図2は、インダクタ10の構成を示す底面図である。
なお、以下の実施の形態においては、上方側とは、E型コア20から見てI型コア30が設けられている側を指すと共に、下方側とは、その逆のI型コア30から見てE型コア20が設けられている側を指す。また、一方側(一端側)とは、後述する斜面21b等の存在により、プレート部21等が先細りする側を指し、他方側(他端側)とは、それとは逆側を指す。
図1等に示すように、インダクタ10は、E型コア20と、I型コア30と、コイル40と、接続端子50と、を具備している。
これらのうち、E型コア20は、第1のコアに対応している。このE型コア20は、図3に示すように、プレート部21と、外壁コア部23と、柱脚部24と、を有している。これらのうち、プレート部21は、板状に設けられている部分であり、その上面21aから後述する外壁コア部23および柱脚部24が立設されている。本実施の形態では、このプレート部21の平面形状のうち、図3におけるY方向の一方側(後述する端末42が引き出される側)に位置する2つの隅角部は、X方向およびY方向に対して斜めとなるように切り欠かれている。それにより、Y方向の一方側には、斜面21bが設けられている。
なお、本実施の形態では、この斜面21bがX方向およびY方向と為す角度は、略45度となっている。また、図3のX方向に沿う外周面21cは、当該斜面21bよりも長さ寸法が長くなるように設けられている。また、本実施の形態では、斜面21bは、それぞれ2つに区切られている。そして、2つに区切られている斜面21bのうち、X軸方向の端部に位置する斜面21bは、後述する外壁コア部23の斜面23eと面一となるように設けられている。
また、プレート部21の下面21dには、図2に示すように、X軸方向に沿って一対の下面凹部22が設けられている。この下面凹部22は、第1のコア位置決め部に対応する。また、下面凹部22は、下面21dの他の部分よりも上方に向かって窪んでいる部分であり、その平面形状が矩形となるように設けられている。また、これら一対の下面凹部22は、互いに所定の距離だけ離間して設けられている。また、この下面凹部22には、後述する実装端子部52が入り込む。ここで、下面凹部22の深さ寸法は、実装端子部52が入り込んだ際に、当該実装端子部52が若干下方に向かって突出するように設けられている。
また、プレート部21の上面21aには、上方に向かって突出する状態で外壁コア部23が設けられている。この外壁コア部23は、図3におけるX軸方向に沿って一対設けられている。また、この外壁コア部23は、図3に示すように、その外縁がプレート部21と面一となるように設けられている。しかも、この外壁コア部23のうち、互いに対向する側(内壁側)は、柱脚部24と対向している。そして、この外壁コア部23の内壁側と、柱脚部24の外壁側とで、コイル40を入り込ませるためのリング状溝25が形成されている。
なお、この外壁コア部23は、プレート部21の周方向の全体においては連続していない。そのため、E型コア20は、図3におけるY軸方向の一方側および他方側において、外壁コア部23が途切れていて、リング状溝25に配置されているコイル40が外部に露出している。また、本実施の形態では、外壁コア部23の上面23aには、後述するI型コア30が載置される。
また、外壁コア部23の一端側の端部23bは、上述のX軸方向に沿う外周面21cに対して所定の寸法だけ離間するように設けられている。そして、外周面21cと端部23bとの間に、端末42が位置決め可能に設けられている。
ここで、本実施の形態では、プレート部21と外壁コア部23の間に亘り、それらの外周面23cを所定だけ窪ませた状態の端子取付部23dが設けられている。この端子取付部23dには、接続端子50が配置される。そのため、端子取付部23dは、その一端側が斜面21bに連続している。また、端子取付部23dは、図1に示すY軸方向において、下面凹部22と略同一となる位置(図1では、僅かに、端子取付部23dが、下面凹部22よりもY軸方向の他端側に位置している。)に設けられている。なお、この端子取付部23dは、当該端子取付部23d以外の外周面(外壁コア部23の外周面の他端側に位置する外周面)と比較して、所定だけ窪むように設けられている。
また、この外壁コア部23にも、上述の斜面21bと同様の斜面23eが設けられている。この斜面23eは、斜面21bと面一となるように設けられている。
また、プレート部21の上面21aのうち、略中央部分には、柱脚部24が設けられている。この柱脚部24の上面24aは、外壁コア部23の上面23aよりも高さ寸法が低く設けられている。ここで、本実施の形態では、柱脚部24は、その外観が円柱状に設けられている。そのため、この円柱状の柱脚部24の外壁面と、外壁コア部23の内壁面との間に、リング状溝25が設けられている。なお、このリング状溝25の凹状に設けられている幅寸法は、後述するコイル40の巻回部分が入り込むのに十分な大きさに設けられている。
また、上述の外壁コア部23の上面23aには、I型コア30が載置される。このI型コア30は、その平面形状が、上述のプレート部21と略同一となるように設けられている。このI型コア30は、その下面30bが、外壁コア部23の上面23aに載置される。それにより、リング状溝25およびこのリング状溝25に配置されるコイル40は、E型コア20とI型コア30とで囲まれる状態となる。また、I型コア30が上面23aと接触する状態においては、柱脚部24の上面24aとI型コア30の下面30bとの間に、不図示の隙間が形成される。この隙間は、磁気ギャップとして機能する。
なお、これらE型コア20とI型コア30とで囲まれることにより、図1においてY軸方向の一方側および他方側には、リング状溝25と連通する、開口部Tが設けられている。この開口部Tを介して、コイル40を外部から視認することが可能となっている。また、一方側の開口部T1からは、後述する端末42が引き出される。また、上述のように、I型コア30は、プレート部21と略同一の平面形状を為すため、このI型コア30にも、斜面30cが存在している。
ここで、I型コア30の上面30aおよび下面30bは、平面状に設けられていて、凹凸が存在しない状態となっている。しかしながら、I型コア30の外周面31には、位置決め凹部32が設けられている(図4参照)。この位置決め凹部32は、第2のコア位置決め部に対応する。また、位置決め凹部32には、後述する位置決め部53が位置する。そのため、位置決め凹部32は、外周面31の他の部分を、若干窪ませることにより形成されている。ここで、本実施の形態では、この位置決め凹部32は、その外観が略矩形となるように設けられると共に、当該I型コア30の外周面31を突っ切るように設けられている。また、位置決め凹部32は、図1に示すY軸方向において、下面凹部22と略同一となる位置に設けられている。また、本実施の形態では、位置決め凹部32の他端側と端子取付部23dの他端側とは、図1に示すように、Y軸方向における位置が、略同一の位置となるように設けられている。
なお、位置決め凹部32が存在する外周面31のうち、位置決め凹部32を除く部分は、当該位置決め凹部32に対して相対的に突出する状態となっている。そのため、以下の説明においては、位置決め凹部32に対して突出する状態となっている外周面31を、位置決め凸部33とする。
また、リング状溝25に配置されるコイル40(図5参照)は、導線としての平角線41を所定の巻数だけ巻回することにより構成されている。ここで、本実施の形態では、コイル40は、所定の長さの平角線41の端末42をそれぞれ把持すると共に、この平角線41の略中央部分に、例えば円柱形状に設けられている巻回用の冶工具を配置する。そして、2つの端末42を把持しつつ、冶工具の周囲に平角線41が巻回されるように、当該2つの端末42を、冶工具の周囲に沿って移動させる。この巻回においては、一方の端末42は時計回りに巻回されると共に、他方の端末42は反時計周りに巻回される。このような巻回を規定の巻数だけ行うことにより、いわゆるダブルフラット巻き(α巻きともいう。)のコイル40が形成される。
なお、コイル40は、平角線41を巻回する構成には限られず、丸線を巻回する構成を採用しても良い。また、コイル40の巻回方法は、ダブルフラット巻きには限られず、他の巻回方法(例えばエッジワイズ巻き等)を採用しても良い。
コイル40の端末42は、共に開口部T1から引き出される。そして、この端末42は、例えば半田等を介して、接続端子50の端末接続部54と電気的に導通可能な状態で接続される。なお、図1には、端末42と接続端子50とを固定するための半田の肉盛り部分Pが示されている。
また、上述の端子取付部23dには、図6に示すような接続端子50が配置される。この接続端子50は、外周延伸部51と、実装端子部52と、位置決め部53と、端末接続部54と、を有している。なお、接続端子50は、例えば金属プレートを所定形状に打ち抜くと共に折り曲げる等のプレス加工を施すことにより、上述の各部分が形成される。
これらの各部分のうち、外周延伸部51は、端子取付部23dに配置される部分である。ここで、外周延伸部51は、実装端子部52および位置決め部53が、それぞれ下面凹部22および位置決め凹部32に入り込む状態で取り付けられる。かかる入り込みを実現するために、外周延伸部51は、端子取付部23dに対して面接合する状態とするのが好ましい。しかしながら、外周延伸部51と端子取付部23dとは、若干の隙間を有する状態で取り付けられていても良い。
なお、通常は、外周延伸部51と端子取付部23dとの間には、接着剤が介在して、E型コア20と接続端子50との間の取付固定が為される。また、外周延伸部51を端子取付部23dに取り付けた状態においては、外周延伸部51の上縁部は、I型コア30の下面30bの縁側に当接するように設けても良い。
また、実装端子部52は、第1の端子位置決め部に対応している。この実装端子部52は、図1および図2に示すように、外周延伸部51を端子取付部23dに取り付けた状態で、下面凹部22に入り込むように設けられている。この実装端子部52は、外周延伸部51に対して、略垂直を為す状態で折り曲げられ、下面21dに対して略水平となる状態で取り付けられる。なお、この実装端子部52は、上述の下面凹部22への入り込みに対応する長さ寸法を有していて、位置決め部53よりも長さ寸法が長く設けられている。また、外周延伸部51と実装端子部52との間には、外周延伸部51と面一を為す、連結部52aが設けられている。しかしながら、この連結部52aが存在しない構成を採用しても良い。
さらに、位置決め部53は、第2の端子位置決め部に対応していると共に、外周延伸部51と面一に設けられている。この位置決め部53は、位置決め凹部32に入り込む部分である。かかる位置決め部53と、外周延伸部51および実装端子部52の存在により、E型コア20とI型コア30との間の位置決めが為される。ここで、位置決め部53は、その外観が略矩形を為していると共に、その幅寸法が、位置決め凹部32の幅寸法に対応させて、入り込みを妨げない程度に若干小さく設けられている。また、位置決め部53の高さ方向における長さ寸法は、位置決め凹部32の長さ寸法よりも、短くなるように設けられている。それにより、位置決め凹部32に位置決め部53を入り込ませても、当該位置決め部53が、上方に向かって突出しない状態となる。
また、外周延伸部51には、端末接続部54が連続する状態で設けられている。この端末接続部54は、端末42が連結される部分であり、外周延伸部51に対して所定の角度を為して折り曲げられている。なお、この端末接続部54が外周延伸部51に対して為す角度は、上述の斜面21bがX軸およびY軸に対して為す角度である、略45度と同等となっている。ここで、端末接続部54は、本実施の形態では、その下縁側が外周延伸部51の下縁側と同じ程度の高さ寸法となるように設けられている。しかしながら、端末接続部54の上縁側は、外周延伸部51の上縁側よりも高くなるように設けられている。すなわち、この端末接続部54の上縁側のうち、外周延伸部51側の部分は、Y軸の一方側に向かうにつれて、徐々に高くなるようなテーパ状に設けられているが、一定だけ高くなると、下縁側と略平行を為して、高さ寸法が変化しないように設けられている。
また、端末接続部54には、打ち抜き部分540が存在している。この打ち抜き部分540は、端末接続部54の一端側と他端側との間に亘って設けられている。この打ち抜き部分540の存在により、端末接続部54の一端側の部分は、上方側および下方側に分岐している。
なお、上方側に分岐している部分と、下方側に分岐している部分とでは、幅寸法が異なっている。これらの幅寸法が異なる分岐部分のうち、幅寸法の大きな側を、幅広分岐部541とすると共に、幅寸法の小さな側を、幅狭分岐部542とする。また、本実施の形態では、図6において右側に位置する端末接続部54aにおいては、幅広分岐部541は下方に位置すると共に、幅狭分岐部542は上方に位置する状態となっている。また、図6において、左側に位置する端末接続部54bにおいては、幅広分岐部541は上方に位置すると共に、幅狭分岐部542は下方に位置する状態となっている。端末接続部54がこのような構成を採用することにより、それぞれの端末接続部54a,54bは、高さ位置の異なる2つの端末42に対して、良好に接続可能となっている。
また、本実施の形態では、幅広分岐部541のうち、打ち抜き部分540に面する部分の先端側からは、係止突起543が突出している。この係止突起543は、幅広分岐部541から幅狭分岐部542に向かい、所定の高さ寸法だけ突出している。なお、この係止突起543の幅寸法は、端末42が入り込むのを妨げない程度に形成されている。
また、この係止突起543の存在により、当該係止突起543の先端と幅狭分岐部542との間の開口部544の幅寸法は、端末42の幅寸法よりも狭くなるように設けられている。そのため、打ち抜き部分540に端末42を挿入した場合に、当該端末42にコイル40の巻回を解除する向きの力が作用しても、その力による端末42の移動を阻止することが可能となる。それにより、端末42が打ち抜き部分540から抜けるのを防止することが可能となる。
そして、上述の打ち抜き部分540に端末42を入り込ませた状態で、端末接続部54と端末42とを半田付け等で固定する。それにより、コイル40と接続端子50が電気的に接続される。
以上のような構成のインダクタ10を製造する場合について、以下に説明する。まず、E型コア20に対して接続端子50を取付固定する。この取付固定に際しては、外周延伸部51に接着剤を塗布すると共に、実装端子部52にも接着剤を塗布する。そして、この接着剤の塗布後、外周延伸部51と端子取付部23dとを位置合わせして面接触させると共に、実装端子部52と下面凹部22とを位置合わせして面接触させる。そして、所定の時間が経過して、接着剤が硬化すると、E型コア20に接続端子50が取付固定される。
なお、下面凹部22に対して、実装端子部52を入り込ませると、外周延伸部51の他端側が、端子取付部23dの他端側に近接する状態となる。また、接着剤の塗布は、外周延伸部51および実装端子部52には限られなく、端子取付部23dおよび下面凹部22に塗布するようにしても良い。また、斜面23eと端末接続部54との間にも、接着剤を介在させるようにしても良い。
また、接続端子50が取付固定された状態においては、位置決め部53は上面23aよりも上方に向かって突出すると共に、外周延伸部51は、上面23aよりも上方に突出しない状態に設けられている。
かかるE型コア20と接続端子50との間の位置決めが行われた状態で、リング状溝25に対してコイル40を配置させる。この場合、予め所定の巻数だけ巻回されているコイル40を、その端末42が一方側の開口部T1から突出させる状態で配置させる。そして、このコイル40の端末42を、打ち抜き部分540に入り込ませる。その後、例えば半田付け等により、端末接続部54と端末42とを、互いに電気的に導通する状態で取付固定させる。
なお、E型コア20と接続端子50との取り付けに先立って、E型コア20にコイル40を配置し、このコイル40の配置後、打ち抜き部分540に端末42を挿通させ、E型コア20と接続端子50との間の取付固定を行うようにしても良い。
続いてI型コア30を取付固定する。この場合、上面23aに接着剤を塗布すると共に、位置決め部53にも接着剤を塗布する。そして、位置決め部53を位置決め凹部32に入り込ませ、両者を面接触させる。この状態で所定の時間が経過し、接着剤が硬化すると、I型コア30が、接続端子50およびE型コア20に対して取付固定される。なお、接着剤の塗布は、上面23aおよび位置決め部53には限られなく、下面30bおよび位置決め凹部32に塗布するようにしても良い。また、斜面30cと端末接続部54との間にも、接着剤を介在させるようにしても良い。以上のようにして、インダクタ10が形成される。
このような構成のインダクタ10によると、接続端子50に対して、E型コア20およびI型コア30が、それぞれ位置決めされる。このため、接続端子50を介して、E型コア20とI型コア30とが、互いに位置決めされる状態となる。そのため、従来、E型コア20に対して位置決めすることが難しかった、I型コア30の位置決めを、確実にかつ容易に行うことが可能となる。また、加工精度が出にくいコア同士の位置決めに比べ、加工精度が出易い金属製の接続端子50に対して両コア20,30を位置決めするため、位置精度が高くなり、組み立てもし易くなる。
また、E型コア20とI型コア30との間の位置決めを、冶工具を用いて行う場合と比較して、工程を簡略化することが可能となり、製造コストを低減させることが可能となる。
また、上述のように位置決めが容易であることに加えて、E型コア20には、プレート部21から立設する外壁コア部23が設けられているため、リングコアとドラムコアとを使用するタイプと比較して、巻枠を大きくすることができる。すなわち、リングコアを用いる場合、当該リングコアの強度を確保するために、所定以上の肉厚を確保する必要がある。しかしながら、本発明のように、プレート部21から外壁コア部23を立設させる構成の場合、当該外壁コア部23のうち、不要な部分の肉厚を薄くすることが可能となる。
また、リングコアとドラムコアとを使用するタイプの場合、ドラムコアの鍔部の直径に対応させて、巻枠にコイルが巻回される。ここで、ドラムコアの上鍔部と下鍔部とで、直径が異なる場合(不等鍔の場合)、小さい直径の鍔部に対応させて、巻枠にコイルが巻回される。加えて、小さい直径の鍔部は、リングコアの内壁に対して、所定の隙間を有する状態で配置される関係上、さほど巻回部分を大きく取ることはできない。しかしながら、本発明のように、柱脚部24と外壁コア部23との間のリング状溝25にコイル40を配置する場合、外壁コア部23の内壁に差し掛かるまで、平角線41を巻回させることが可能となり、巻回部分を大きく取ることが可能となる。
また、接続端子50は、E型コア20と、I型コア30とを重ね合わせた際の外周面(端子取付部23d、位置決め凹部32等)に沿って配置される。そのため、接続端子50の取り付けが容易となる。また、接続端子50を外周面に沿って取り付けるだけで、E型コア20とI型コア30との間の位置決めを行うことが可能となる。
以上、本発明の一実施の形態に係るインダクタ10について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態においては、第1のコアとして、2つの開口部Tを備えるE型コア30を用いる場合について説明している。しかしながら、第1のコアは、2つの開口部を備える構成には限られず、1つの開口部のみを備える構成であっても良い。また、第1のコアは、3つ以上の開口部を備える構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、コイル40は、1つのみ存在する場合について示されている。しかしながら、コイル40の個数は1つには限られず、2つ以上配置する構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、プレート部21およびI型コア30は、Y軸の一方側に斜面21b,30cを有する状態で突出している。しかしながら、プレート部21およびI型コア30は、かかる斜面21b,30cを有する状態ではなく、矩形状に設けられていても良い。
また、上述の実施の形態では、I型コア30に位置決め凹部32を設けると共に、接続端子50に位置決め部53を設けている。しかしながら、I型コア30と接続端子50との間の凹凸関係を逆にしても良い。
また、E型コア20と接続端子50との間の位置決めは、下面凹部22と実装端子部52との間で為される構成には限られず、例えば端子取付部23dに第1のコア位置決め部に対応する凸部または凹部を設けると共に、外周延伸部51に第1の端子位置決め部に対応する凹部または凸部を設けるように構成しても良い。
また、上述の実施の形態に係るインダクタ10は、トランス、ノイズフィルタ等、各種の用途に用いることが可能である。
本発明のインダクタは、電気機器の分野において利用することができる。
本発明の一実施の形態に係るインダクタの構成を示す斜視図である。 図1のインダクタの構成を示す底面図である。 図1のインダクタのうち、E型コアの構成を示す斜視図である。 図1のインダクタのうち、I型コアの構成を示す平面図である。 図1のインダクタのうち、I型コアを取り除くと共に、半田付け部分を取り除いた状態を示す斜視図である。 図1のインダクタのうち、一対の接続端子の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10…インダクタ
20…E型コア(第1のコアに対応)
21…プレート部
22…下面凹部(第1のコア位置決め部に対応)
23…外壁コア部
24…柱脚部
25…リング状溝
30…I型コア(第2のコアに対応)
32…位置決め凹部(第2のコア位置決め部に対応)
33…位置決め凸部
40…コイル
41…平角線(導線に対応)
50…接続端子
51…外周延伸部
52…実装端子部(第1の端子位置決め部に対応)
53…位置決め部(第2の端子位置決め部に対応)
54…端末接続部
540…打ち抜き部分

Claims (4)

  1. 平角線を巻回することにより構成されるコイルと、
    プレート部を有し、このプレート部から上記コイルの空芯部分が挿通される柱脚部が立設されていると共に、この柱脚部を囲む状態で外壁コア部が上記プレート部から立設されていて、上記プレート部に第1のコア位置決め部が設けられている第1のコアと、
    平板状に設けられると共に、この平板状の周縁部に第2のコア位置決め部が設けられている第2のコアと、
    上記第1のコア位置決め部と係合して上記第1のコアに対する位置決めを為すための第1の端子位置決め部が設けられていると共に、上記第2のコア位置決め部と係合して上記第2のコアに対する位置決めを為すための第2の端子位置決め部が設けられている接続端子と、
    を具備し、
    上記プレート部および上記第2のコアは外周面と斜面とを有し、これらプレート部および第2のコアを平面視したときの形状は、上記外周面によって構成される矩形状の四隅のうち隣接する2つの隅部が斜めに切り欠かれた状態の上記斜面が上記外周面に対して傾斜して設けられていて、
    上記外壁コア部は上記プレート部の外縁と面一に設けられ、かつこの外壁コア部は上記プレート部のうち上記2つの斜面で囲まれる上記外周面においては連続せずに途切れていて、
    上記第1のコアのうち上記外壁コア部が連続せずに途切れている部分と上記第2のコアとで囲まれる開口部からは上記コイルの端末が引き出され、
    上記接続端子は上記プレート部の上記斜面および上記第2のコアの上記斜面と対向している、
    ことを特徴とするインダクタ。
  2. 前記第2のコアの平面形状は、前記プレート部の平面形状と略同一に設けられていることを特徴とする請求項1記載のインダクタ。
  3. 前記接続端子は、前記第1のコアと、前記第2のコアとを重ね合わせた際の外周面に沿って配置されることを特徴とする請求項1または2記載のインダクタ。
  4. プレート部から柱脚部が立設されると共に、この柱脚部を囲む状態で外壁コア部が立設されている第1のコアと、平角線の巻回により形成されるコイルと、平板状に設けられている第2のコアと、接続端子とを具備するインダクタを製造するためのインダクタの製造方法であって、
    上記プレート部には第1のコア位置決め部が設けられていて、
    上記第2のコアの平板状の周縁部に第2のコア位置決め部が設けられていて
    上記プレート部および上記第2のコアは外周面と斜面とを有し、これらプレート部および第2のコアを平面視したときの形状は、上記外周面によって構成される矩形状の四隅のうち隣接する2つの隅部が斜めに切り欠かれた状態の上記斜面が上記外周面に対して傾斜して設けられていて、
    上記接続端子には上記第1のコア位置決め部と係合して上記第1のコアに対する位置決めを為すための第1の端子位置決め部が設けられ、上記第2のコア位置決め部と係合して上記第2のコアに対する位置決めを為すための第2の端子位置決め部が設けられ、上記第1の端子位置決め部と上記第2の端子位置決め部との間に存在して上記プレート部の上記外周面と係合する外周延伸部が設けられていると共に、上記外周延伸部から傾斜して設けられ上記プレート部の上記斜面と対向する端末接続部が設けられていて、
    上記外壁コア部は上記プレート部の外縁と面一に設けられ、かつこの外壁コア部は上記プレート部のうち上記2つの斜面で囲まれる上記外周面においては連続せずに途切れていて、
    上記第1のコア位置決め部に対して、上記第1の端子位置決め部を係合させると共に上記プレート部の上記斜面を上記端末接続部に対向させ、上記係合によって、上記第1のコアと上記接続端子とが位置決めされた状態で接合される第1の接合ステップと、
    上記柱脚部に上記空芯部分を挿通させて上記コイルを上記第1のコアに配置させると共に、上記第1のコアのうち上記外壁コア部が連続せずに途切れている部分と上記第2のコアとで囲まれる開口部からは上記コイルの端末を引き出して当該端末を上記接続端子に対して電気的に導通可能な状態で接合させるコイル取付ステップと、
    上記第2のコアの平板状の周縁部に設けられている第2のコア位置決め部に対して、上記接続端子に設けられている第2の端子位置決め部を係合させ、この係合によって、上記第2のコアと上記接続端子とが位置決めされた状態で接合される第2の接合ステップと、
    を具備することを特徴とするインダクタの製造方法。
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