JP2005340608A - インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 幅寸法の低減を図ることができると共に、磁束漏れの低減を図ることができるインダクタを提供すること。
【解決手段】 巻軸21を有する第1のコア部材20と、巻軸21の外周面に巻回される巻線40を備える。さらに、周壁30aで囲まれる内筒部31を有し、この内筒部31に第1のコア部材20を配置させる第2のコア部材30を備えると共に、第2のコア部材30の外周面に位置すると共に、巻線40の端末41を接合させる外周端子52、および第2のコア部材30の一端面よりも突出し実装部位に実装される平面端子51を有する端子部材50を具備している。ここで、周壁30aの外周面と外周端子52との間には、端末41を入り込ませるための隙間部37が設けられていると共に、端末41はこの隙間部37において外周端子52と接合されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、各種電子機器に適用されるインダクタに関する。
近年、回路基板の実装密度を高め、電子機器を小型化する要求を満たすため、インダクタにおいて小型化、薄型化が要求されている。従来のインダクタの一種としては、ドラムコアに巻線を巻回し、該ドラムコアに近接対向する状態でリングコアが配設されるものが知られている。
このようなインダクタには、主として次の3タイプがある。1つめのタイプとしては、ドラムコアとリングコアとの間の隙間部分から、巻線の端末を外方に導出させ、該端末をリングコアの外周面に取り付けられる端子部材に接合させるものがある。また、2つめのタイプとしては、図6に示すインダクタがある。このタイプでは、リングコア1に凹部2を設け、この凹部2から端末3を外方に導出させ、該端末3をリングコア1の外周面に取り付けられる端子部材(図示省略)に接合させている。さらに、3つめのタイプとしては、絡げ端子を外方に向けて突出させ、この絡げ端子に対して巻線の端末を絡げると共に、該絡げ部分に半田接合が為されるものがある。
また、特許文献1には、絡げ端子を設けずに、回路基板に実装される平面部分を有する端子部材に対して、巻線の端末が半田付けによって接合される構成が開示されている。
特開2003−109823号公報(段落番号0035、図3、図4および図9参照)
ところで、上述した1つめのタイプのインダクタでは、リングコアよりも外径側に位置する端子部材の、外周面において半田付けを行っている。そのため、半田付けによる肉盛り部分が、端子部材の外周面よりも外径側に突出してしまい、幅寸法の低減化の妨げとなる。
また、図6に示すような、2つめのタイプのインダクタにおいては、凹部2の開口面積が大きく、該凹部2からの磁束漏れが大きくなっている。それにより、インダクタの磁界強度が低下する、という問題がある。さらに、絡げ端子を具備する3つめのタイプのインダクタにおいては、当該絡げ端子の分だけ、余分に寸法が必要となる。そのため、このタイプのインダクタにおいても、幅寸法の低減が困難となっている。
ここで、小型化の側面から見ると、特許文献1に開示されているインダクタのように、絡げ端子を設けないようにするのが好ましい。しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、端末部分を端子部材の外周壁部分に延出させた状態で、該端末を半田付けによって接合している。そのため、半田付けによる肉盛り部の分だけ、外方に向かって突出し、幅寸法の低減の妨げとなる。
また、特許文献1に開示されているインダクタでは、溝部の形状に対応させて、端子部材を折り曲げている。すなわち、特許文献1の構成では、端子部材は、溝部を囲む状態に設けられ、外部から嵌め込むことができない。そのため、折り曲げの分だけ工数がかさみ、コストがかかる、という問題を有している。さらに、特許文献1に開示されている構成では、端子部材のうち、巻線の端末が接続される接合部分以外に、固定のための取付部が設けられている。そのため、リングコアには、取付部の分だけ余分に溝部が形成されており、磁束漏れがその分だけ増加し、インダクタの磁界強度が低下する、という問題も有している。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、幅寸法の低減を図ることができると共に、磁束漏れの低減を図ることができるインダクタを提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、巻軸を有する第1のコア部材と、巻軸の外周面に巻回される巻線と、周壁で囲まれる内筒部を有し、この内筒部に第1のコア部材を配置させる第2のコア部材と、第2のコア部材の外周面に位置すると共に、巻線の端末を接合させる外周端子、および第2のコア部材の一端面よりも突出し実装部位に実装される平面端子を有する端子部材と、を具備し、周壁の外周面と外周端子との間には、端末を入り込ませるための隙間部が設けられていると共に、端末はこの隙間部において外周端子と接合されているものである。
このように構成した場合には、巻線の端末は、第2のコア部材の周壁の外周面と外周端子との間に存在する隙間部に位置し、この隙間部にて巻線の端末と外周端子とが接合される。このように、端末と外周端子との接合部分が、隙間部に存在するため、該接合に伴う肉盛り部分も、かかる隙間部に存在する。それにより、肉盛り部分が、外周端子の外周面側に向かって突出するのを防ぐことができる。このため、外周端子の外周面側で端末が接合される構成と比較すると、肉盛り部分が外周面に存在しないため、インダクタの幅寸法を低減することが可能となる。また、巻線の端末が、外径側に突出する絡げ端子に絡げられる構成と比較すると、絡げ端子が存在しないため、インダクタの幅寸法を低減することが可能となる。
また、外部からの衝撃が負荷されても、接合部分が外周凹部と外周端子との間の部位に存在することにより、接合部分に直接衝撃が加わるのを防ぐことができる。このため、接合部分の接合強度を高めることが可能となる。また、従来の絡げ端子を有するインダクタのように、絡げ端子に巻線の端末を絡げる作業が不要となるため、作業工数を削減することが可能となり、それによって、コストの低減を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、隙間部は、第2のコア部材の周壁の外周面を窪ませて形成される外周凹部を、外周端子が覆うことにより構成されるものである。このように構成した場合には、隙間部は、外周凹部と、該外周凹部を覆う外周端子で構成される。このため、端末を隙間部に位置させ、接合を行うと、該接合に伴う肉盛り部分が、外周凹部に入り込む。それにより、肉盛り部分が、外周端子の外周面側に向かって突出するのを防ぐことができる。それによって、絡げ端子を有する構成、および外周端子の外周面に端末が接合される構成と比較すると、インダクタの幅寸法を低減することが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、外周凹部は、第2のコア部材の外周面の高さ方向の全体に亘って設けられているものである。このように構成した場合には、外周凹部は、巻線の端末の長さ寸法の変動に対応可能となる。すなわち、端末の長さ寸法が規定長さよりも長くなった場合であっても、端末を位置させることが可能となる。そのため、端末の長さ調整が不要となり、接合に際しての作業性を向上させることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、外周凹部は、第2のコア部材の外周面の高さ方向に沿う一方側が、外部に対して開放しているものである。このように構成した場合には、外部に対して開放している部分から、半田付け等の接合作業を行える。そのため、作業性が良好となると共に、外部から半田付け等の接合状態を視認することが可能となる。
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、第1のコア部材は、上フランジ部を含む少なくとも1つのフランジ部を有していて、上フランジ部は、第2のコア部材の他端面に対し、その全周に亘って当接すると共に、第2のコア部材の他端面には、上フランジ部の外周面に係合して第1のコア部材の位置決めを行う位置決め突起が設けられているものである。
このように構成した場合には、第1のコア部材の上フランジ部が第2のコア部材の他端面の全周に亘って当接する。それによって、かかる他端面が存在する側においては、磁束が外部に漏れるのを防ぐことができる。また、位置決め突起の存在により、第1のコア部材は、第2のコア部材に対して位置決めが為される。そのため、インダクタの製造時における作業性を向上させることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、第2のコア部材の他端面には、該他端面よりも窪んでいる導出凹部が設けられていて、巻線の端末は、この導出凹部を介して外周凹部に向けて導出されるものである。
このように構成した場合には、巻線の端末を導出凹部に位置させることができる。そのため、巻線の端末を他端面に位置(載置)させる場合と比較して、第1のコア部材の上フランジ部と第2のコア部材の他端面との間に巻線の端末が挟持されるのを防止することができ、該挟持の防止により、上フランジ部と他端面とを確実に当接させることができる。それによって、上フランジ部と他端面との間に隙間が形成されるのを防ぐことができ、該隙間から磁束漏れが生じるのを防止することが可能となる。また、導出凹部から巻線の端末を導出させ、該端末の挟持部分が存在しないため、該挟持部分が存在することによる巻線の端末の断線を防止することが可能となる。
また、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、第1のコア部材は、巻軸の軸線方向の両端側に、それぞれ上フランジ部および下フランジ部を備えるドラムコアであると共に、第2のコア部材は、挿通孔を備えるリングコアであり、この挿通孔にドラムコアが挿通されるものである。
このように構成した場合には、軸線方向の両端側に存在する上フランジ部および下フランジ部により、巻線の巻回時の位置決めを容易に行うことが可能となる。このため、巻線を巻回する場合の作業性が良好となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、端子部材には、第2のコア部材の他端面に係合する固定爪部が設けられているものである。このように構成した場合には、端子部材の第2のコア部材への取付姿勢を安定化させることができる。また、固定爪部の存在により、インダクタに振動が繰り返し負荷される環境下においても、端子部材が第2のコア部材の外周壁から取れるのを防止することができる。それにより、巻線の端末の接合状態を、長期に亘って良好な状態に維持することが可能となる。
本発明によると、インダクタの幅寸法の低減を図ることができる。また、インダクタにおける磁束漏れの低減を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態に係るインダクタについて、図1から図5に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るインダクタ10の全体構成を示す斜視図である。また、図2は、インダクタ10の内部構成を示す斜視図であり、ドラムコア20を透過させた状態を示している。さらに、図3は、インダクタ10の外周凹部36の開口部36aが長手の両端部に存在する状態で切断した図であり、インダクタ10の内部構成を示す斜視図である。また、図4は、図3の切断面を示す図であり、インダクタ10の側断面図である。さらに、図5は、インダクタ10のリングコア30における導出凹部38の構成を示す部分的な側断面図である。
なお、以下の説明においては、上方側(上端側)とは、後述する上フランジ部22が存在する側を指し、下方側(下端側)とは、後述する下フランジ部23が存在する側を指すものとする。
図1〜図4に示すように、インダクタ10は、面実装タイプのインダクタであり、ドラムコア20と、リングコア30と、巻線40と、端子部材50とを有している。
ドラムコア20およびリングコア30は、ニッケル系のフェライトコア等の磁性材から構成されている。しかしながら、ドラムコア20およびリングコア30の材質はフェライトコアには限られず、パーマロイ等、他の磁性材であっても良い。このドラムコア20は、後述する挿通孔31に配置される。
図3および図4に示すように、第1のコア部材としてのドラムコア20は、円柱状の巻軸21と、巻軸21の上下方向両端に形成された、フランジ部に対応する上フランジ部22と、同じくフランジ部に対応する下フランジ部23とを有している。本実施の形態では、上フランジ部22の外径は、下フランジ部23の外径より大きい状態となっている。しかしながら、上フランジ部22の外径を、下フランジ部23の外径と略同一としても良い。
また、巻軸21、上フランジ部22および下フランジ部23とで囲まれる部分には、巻線40が巻回される。巻線40は、その断面形状が円形となる丸線であり、周囲が絶縁皮膜で覆われている線材である。また、本実施の形態では、巻線40は、その断面の直径が約0.035mmの極細線が用いられている。しかしながら、巻線40の直径は、種々変更可能である。なお、以下の説明においては、かかる巻線40が巻回されるこの部分(巻軸21、上フランジ部22および下フランジ部23で囲まれる部分)を、巻枠部24と呼ぶ。
また、図1〜図4に示すように、ドラムコア20の外周側には、第2のコア部材としてのリングコア30が設けられている。このリングコア30は、その外観が略リング状を為す部材である。そのため、リングコア30は、周壁30aを有すると共に、この周壁30aの中央に位置しかつリングコア30を挿通する挿通孔31を有している。挿通孔31には、ドラムコア20が、挿通される。そのため、挿通孔31は、内筒部としての機能を奏する。
図1〜図4に示すように、リングコア30の上端面30bは、上フランジ部22の下面に当接している。すなわち、上端面30bは、上フランジ部22を載置するための部分となっている。また、リングコア30は、巻枠部24の外周側および下フランジ部23の外周側に位置する。それにより、リングコア30は、巻枠部24および下フランジ部23の外周側を覆っている。なお、上端面30bは、他端面に対応すると共に、リングコア30のうち平面端子51が設けられる側の下端面(図示省略)は、一端面に対応する。
ここで、図2に示すように、リングコア30は、円形リング状ではなく、正方形の4つの頂部のうち、3つの頂部を、該正方形の対角線に平行となるように切り欠いている(以下、この切欠部分をリング外周小面32という。)と共に、1つの頂部が円弧を描くように形成している(以下、この円弧部分を円弧面33という。)。なお、以下の説明においては、3つのリング外周小面32のうち、円弧面33と対向するリング外周小面32を、リング外周小面32aとし、円弧面33と隣り合う他の2つのリング外周小面32,32を、それぞれリング外周小面32b,32cとする。
また、図1および図2に示すように、上端面30bのうち、上述の円弧面33側の部位には、位置決め突起としての突出部34が設けられている。突出部34は、上端面30bよりも上方に向かって突出する部位であるが、上端面30bに載置される上フランジ部22よりは、上方には突出しない程度の突出寸法を有している。この突出部34のうち、挿通孔31側であって上端面30bに対して立設する面は、円弧面34aとなっている。円弧面34aは、上フランジ部22の外周面に係合する部分であり、また円弧面34aは、外周面に倣う形状を有している。
この円弧面34aに上フランジ部22が当接すると、ドラムコア20がリングコア30に対して位置決めされる状態となる。なお、突出部34は、図1および図2に示される構成には限られず、上端面30bから複数または1つのピン状部材が突出する構成としても良い。
図1、図4等に示すように、リングコア30のリング外周小面32b,32cの下面側には、取付凹部35が設けられている。取付凹部35は、リングコア30の下面の一部を、所定寸法だけ上方に向かって切り欠いた部分である。また、本実施の形態では、取付凹部35は、リングコア30の径方向の全体に亘って切り欠かれている。なお、取付凹部35の切欠寸法は、後述する平面端子51をこの取付凹部35に位置させた場合に、該平面端子51が、リングコア30およびドラムコア20の下面よりも、若干下方に向かって突出する程度の寸法に設けられている。また、リングコア30においては、取付凹部35の形成を省略する構成を採用しても良い。
また、リング外周小面32b,32cには、外周凹部36が設けられている。外周凹部36は、リング外周小面32b,32cの他の部分よりも、所定寸法だけ内径側に向かって窪んでいる部分である。ここで、上述の所定寸法は、後述する外周端子52がリング外周小面32b,32cに位置する状態において、巻線40の端末41を、外周端子52で囲まれる外周凹部36に十分に位置させることができる程度の深さ(大きさ)となっている。すなわち、外周凹部36の深さ寸法は、端末41の直径と同等か、該端末の直径よりも若干大きくなっている。
また、本実施の形態では、外周凹部36は、リング外周小面32b,32cの周端部に設けられている。そのため、外周凹部36とリング外周小面32b,32cとは、段形状を為している。そして、かかる状態の外周凹部36を覆うように、後述する外周端子52が取り付けられている。そのため、外周凹部36は、外径側が外周端子52で塞がれると共に、リングコア30の周方向の一方側が、開放した状態に設けられ、端末41の接合状態を、外部から視認することが可能となっている。また、本実施の形態では、外周凹部36は、リングコア30の上下方向の全体に亘り、該リング外周小面32b,32cを突っ切る状態で設けられている。
なお、以下の説明においては、上述の開放部分を、開口部36aとする。
さらに、図1、図2、図4および図5に示すように、リングコア30の上端面30bには、導出凹部38が設けられている。導出凹部38は、巻枠部24に巻回されている巻線40の端末41を、外周凹部36に向けてガイドするための部分である。ここで、磁束漏れを防ぐために、導出凹部38は、端末41を位置させるために必要な深さ寸法および幅寸法だけ、リングコア30の上端面30bを窪ませる構成となっている。
ここで、導出凹部38を側方から見た場合、図5に示すように、凹みの底部が略平面部であると共に、その全体が略V字状を為すように形成されている。しかしながら、導出凹部38の側面形状はこれには限られない。例えば、巻線40の端末41の形状に合わせて、その下方側が円弧を描く形状(全体が略U字形状)を為すように形成しても良い。
また、取付凹部35およびリング外周小面32b,32cには、端子部材50が取り付けられる。端子部材50は、板状の金属部材をプレスによって折り曲げ、または打ち抜くことによって形成される部品である。この端子部材50は、平面端子51と、外周端子52と、固定爪部53とを有している。このうち、平面端子51は、取付凹部35に接着固定される接着面を裏面とする部分である。この平面端子51は、図1〜図4に示すように、インダクタ10の下面側に配置され、当該インダクタ10が基板(図示省略)に面実装される際の、基板のランドとの接触部となる。平面端子51は、リフロー半田によって、基板のランドに電気的に接続されると共に固定される。
図1〜図4に示すように、外周端子52は、平面端子51から略90度を為す状態で折れ曲がっている。この外周端子52は、リング外周小面32b,32cに当接する状態で位置する。このように、外周凹部36の外径側が外周端子52で覆われることによって、隙間部37が構成される。
なお、端末41は、外周端子52に対して、例えば半田付けにより接合される。しかしながら、かかる半田付け以外に、例えば、レーザビーム照射によるレーザビーム溶接、または他の各種溶接によって、端末41を外周端子52とを接合するようにしても良い。
また、本実施の形態では、外周端子52は、リング外周小面32b,32cの高さ寸法よりも、若干低くなる高さ寸法を有している。この外周端子52の上端部分からは、固定爪部53が延伸している。固定爪部53は、外周端子52から略90度を為す状態で折れ曲がっており、平面端子51と同じ向き(図1〜図4において、インダクタ10の内径側へ向かう向き)に向かって延伸している。
また、固定爪部53は、外周端子52の上端部分のうち、外周凹部36を覆う側から離間する周端側に設けられている。また、本実施の形態では、固定爪部53の幅寸法は、平面端子51および外周端子52の幅寸法よりも小さくなるように設けられている。さらに、固定爪部53は、上フランジ部22と干渉しない程度の長さ寸法だけ、上端面30bに対して平行な方向に延伸している。
この固定爪部53は、平面端子51および外周端子52が、それぞれ取付凹部35およびリング外周小面32b,32cに取り付けられた状態において、上端面30bに係止する状態となる(図1他参照)。すなわち、固定爪部53は、端子部材50の係止のための部分である。
なお、本実施の形態では、固定爪部53は、上端面30bに接触した状態となっている。しかしながら、固定爪部53と上端面30bとの間には、所定の隙間が存在するようにして、この隙間に接着剤を介在させる等しても良い。また、端子部材50は、平面端子51の裏面において接着剤等によって接着されるが、外周端子52の裏面(リング外周小面32b,32cと接合する面)において、この外周端子52の裏面が単独でまたは平面端子51と共に接着剤等によって接着されるようにしても良い。
以上のような構成を有するインダクタ10を製造する場合、まず巻枠部24に対して巻線40を巻回させる。かかる巻回が終了した後に、ドラムコア20を挿通孔31の上方側から挿入し、リングコア30の上端面30bに対して上フランジ部22の下面が接触する状態とする。このとき、円弧面34aに上フランジ部22の外周面が接触する状態にする。
なお、上述のドラムコア20の挿入に際して、上フランジ部22、または上端面30b、円弧面34a等に接着剤を塗布し、両者を接着させるようにする。しかしながら、ドラムコア20をリングコア30に対して軽く嵌め込んで位置決めを行った後に、接着を行うようにしても良い。
また、挿通孔31にドラムコア20を差し込む際に、同時に巻線40を導出凹部38に入り込ませる。続いて、巻線40を導出凹部38と外周凹部36の境界部分で折り曲げて、巻線40を隙間部37に入り込ませる。この入り込みに前後させて、巻線40を切断し、該巻線40の端末41が導出凹部38と隙間部37に位置する状態となる。
次に、端子部材50のうち、少なくとも平面端子51の裏面側に接着剤を塗布し、該端子部材50の平面端子51、外周端子52が、それぞれ取付凹部35、リング外周小面32b,32cに接触する状態にする。なお、外周端子52のうち、リング外周小面32b,32cに当接する部分、および固定爪部53のうち上端面30bに当接する部分にも、接着剤を塗布するようにしても良い。
続いて、外周端子52に対して、端末41の半田付けを行う。この場合、開口部36aから半田を差し込んで、半田こて等の加熱溶融手段を当てるようにすれば良い。すると、外周端子52に対して、端末41が半田付けされる状態となる。以上のようにして、図1他に示すようなインダクタ10が製造される。
このような構成のインダクタ10によれば、巻線40の端末41は、隙間部37に位置する状態となる。そのため、外周端子52と端末41との間の接合部も、外周凹部36と外周端子52の間の隙間部37に存在する状態となる。それにより、端末41と外周端子52との接合に伴う肉盛り部分も、隙間部37に存在する状態となるため、かかる肉盛り部分が外部に突出するのを防ぐことが可能となる。
それにより、外径側に向かって突出する絡げ端子に対し、巻線40の端末41が絡げられる構成と比較すると、インダクタ10の幅寸法を低減することが可能となる。また、半田付けによる肉盛り部分が、外周端子52の外周面側に存在する構成と比較しても、インダクタ10の幅寸法を低減することが可能となる。
特に、半田付けによる肉盛り部分は、半田こてを離す際の濡れ半田の表面張力等により、突出長さが長くなることがあり、かかる事態は、微小サイズのインダクタ10においては、顕著となる。しかしながら、本発明では、隙間部37を設けていて、この隙間部37に肉盛り部分が収まるため、そのような表面張力の問題も生じない。それにより、インダクタ10の小型化を進展させることができる。
また、端末41と外周端子52との間の接合部分が、隙間部37に存在する構成のため、接合部分は外周端子52で覆われる状態となる。そのため、接合部分に対して、直接衝撃が加わるのを防ぐことができ、接合部分における接合強度を高めることが可能となる。また、絡げ端子に端末41を絡げる作業が不要となるため、作業工数を削減することが可能となり、それによって、コストの低減を図ることが可能となる。
また、外周凹部36は、リングコア30の外周面の高さ方向の全体に亘って設けられている。そのため、端末41の長さ寸法が規定長さに対して多少変動しても、端末41が外周凹部36に差し掛かる長さを有していれば、外周端子52に対して端末41を接合させることができる。そのため、外周端子52に対する接合のために、端末41の長さを調整する必要がなくなり、接合に際しての作業性を向上させることが可能となる。
さらに、外周凹部36には、リングコア30の外周面の高さ方向に沿う一方側に、開口部36aが設けられている。そのため、端末41を外周端子52に接合させる場合、開放している開口部36aから半田こてを差し込む等して、半田付け等の接合作業を行うことができ、それによって作業性が良好となる。これと共に、開口部36aの存在により、外部から半田付け等の接合状態を視認することが可能となり、接合の確実性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、第1のコア部材として、ドラムコア20を用いている。しかも、ドラムコア20の上フランジ部22は、その下面がリングコア30の上端面30bに対して、周方向の全周に亘って当接する。そのため、上フランジ部22とリングコア30との間で、外部に磁束が漏れるのを防ぐことができる。また、ドラムコア30においては、上フランジ部22および下フランジ部23といったフランジ部が存在するため、巻線40の巻回時の位置決めを容易に行うことが可能となる。このため、巻線40を巻回する場合の作業性が良好となる。
さらに、リングコア30には、突出部34が設けられている。このため、突出部34の円弧面34aに、上フランジ部22の外周面を係止させることにより、リングコア30に対するドラムコア20の位置決めを行うことが可能となる。それにより、インダクタ10の製造時における作業性を向上させることが可能となる。
また、リングコア30の上端面30bには、導出凹部38が設けられていて、巻線40の端末41は、導出凹部38を介して外周凹部36に向けて導出される。それにより、巻線40の端末41を、上端面30bに載置する場合と比較して、上フランジ部22と上端面30bとの間で巻線40の端末41が挟持されるのを防止することができる。そのため、上フランジ部22と上端面30bとの間に隙間が形成されるのを防ぐことができ、上フランジ部22を、上端面30bの全周に亘って接合させることができ、接合性を向上させることができる。
また、導出凹部38に端末41が存在することにより、上端面30bの周方向においては、隙間が存在するのが導出凹部38のみとなる。そのため、上端面30bの全周に亘って隙間が存在する構成等と比較して、磁束漏れを低減することが可能となる。さらに、導出凹部38から巻線40の端末41を導出させ、該端末41の挟持部分が存在しない。このように、端末41の挟持部分が存在することにより、該端末41の断線を防止することが可能となる。特に、本実施の形態では、導出凹部38(図5参照)は、従来の凹部2(図6参照)と比較して、開口部分が小さく、端末41を位置させるために必要な深さ寸法および幅寸法だけ窪ませる構成となっている。そのため、インダクタ10の磁界強度の低下を、抑えることが可能となる。
さらに、本実施の形態では、外周端子52の幅寸法を、固定爪部53の幅寸法よりも大きくしている。そのため、半田付けに際して、外周端子52によって半田を良好に受け止めることが可能となる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態では、第1のコア部材としてドラムコア20、第2のコア部材としてリングコア30を用いた場合について説明している。しかしながら、第1のコア部材および第2のコア部材は、ドラムコア20およびリングコア30に限られない。例えば、第1のコア部材をT字型コア(上フランジ部22のみを有していて、下フランジ部23を有しないコア部材)とすると共に、第2のコア部材をポットコア(中央部にT字型コアをはめ込む凹陥部を有するコア部材)としても良い。
この場合も、ドラムコア20と同様に、上フランジ部22が上端面30bに載置される状態にすれば、上述の実施の形態におけるインダクタ10と同様な構成(ポットコアの外周面に外周凹部36を設ける、外周凹部36を覆う状態で端子部材50を取り付ける)を採用することができる。そのため、かかるT字型コアおよびポットコアを採用するタイプのインダクタにおいても、幅寸法の低減を図ることが可能となる。また、ポットコアの場合、下方に底部を有しているため、該下方における磁束漏れを低減することが可能となる。
また、上述の実施の形態においては、面実装タイプのインダクタ10に本発明を適用した場合について説明している。しかしながら、本発明のインダクタは、面実装タイプには限られず、下方に向かって突出する実装端子を有する端子部材を備えるインダクタであっても良い。
また、上述の実施の形態では、ドラムコア20がリングコア30で覆われるタイプのインダクタ10について説明している。しかしながら、インダクタとしては、かかるタイプには限られず、第2のコア部材に代えて非導電性部材の樹脂等から構成されるケース体を用い、このケース体によって第1のコア部材を覆うタイプであっても良い。
さらに、上述の実施の形態では、固定爪部53を備え、略コ字形状の端子部材50を具備する構成について説明している。しかしながら、端子部材としては、例えば固定爪部53を省略した、略L字形状の端子部材を用いても良い。
また、上述の実施の形態では、第1のコア部材としてドラムコア20、第2のコア部材としてリングコア30について説明している。しかしながら、第1のコア部材および第2のコア部材は、これらには限られない。例えば、閉磁路タイプのE型コアに、上述と同様の外周凹部、導出凹部等を設けるようにしても良い。
さらに、上述の実施の形態では、リングコア30の外周面を窪ませて外周凹部36を設け、かつ外周端子52で覆うことにより、隙間部37を形成している。しかしながら、隙間部37は、かかる外周凹部36を設ける構成には限られない。例えば、外周端子52の裏面側を、端末41に対応する寸法分だけ窪ませると共に、リングコア30の外周面に窪みを形成しない構成とする。かかる構成の両者を当接させた場合にも、端末41が入り込むことが可能な隙間部37が設けられる。
また、上述の実施の形態においては、外周凹部36は、端子部材50の端部側に位置し、開口部36aが存在する構成を採用している。しかしながら、外周凹部36は、開口部36aが存在する構成には限られず、開口部36aが存在しない構成を採用しても良い。なお、開口部36aが存在しない構成を採用する場合、外周凹部が外周端子52の幅方向の中央部分に位置する構成を採用しても良い。
また、上述の実施の形態では、巻線として断面が円形を為す巻線40を用いた場合について説明している。しかしながら、巻線は、断面が円形の巻線40には限られず、例えば断面が矩形を為す巻線等、他のタイプの巻線を用いるようにしても良い。
また、例えば、トランスやフィルタといった、別途の電子部材においても、上述の実施の形態と同様の外周凹部、導出凹部等を設けるようにしても良い。
本発明のインダクタは、電気機器の分野において利用することができる。
本発明の一実施の形態に係るインダクタの外観形状を示す斜視図である。 図1のインダクタの内部構成を示す斜視図であり、ドラムコアを透過させた状態を示す図である。 図1のインダクタに係り、外周凹部の開口部が長手の両端部に存在する状態で切断すると共に、インダクタの内部構成を示す斜視図である。 図3のインダクタの切断面を示す図であり、インダクタの側断面図である。 図1のインダクタに係り、リングコアに存在する導出凹部の形状を示す部分的な図であり、巻線の導出方向を法線としてドラムコア等を切断した状態を示す側断面図である。 従来のリングコアに存在する凹部の形状を示す部分的な図であり、巻線の導出方向を法線としてドラムコア等を切断した状態を示す側断面図である。
符号の説明
10…インダクタ
20…ドラムコア(第1のコア部材に対応)
21…巻軸
22…上フランジ部(フランジ部に対応)
23…下フランジ部(フランジ部に対応)
24…巻枠部
30…リングコア(第2のコア部材に対応)
31…挿通孔(内筒部に対応)
34…突出部(位置決め突起に対応)
35…取付凹部
36…外周凹部
38…導出凹部
40…巻線
41…端末
50…端子部材
51…平面端子
52…外周端子

Claims (8)

  1. 巻軸を有する第1のコア部材と、
    上記巻軸の外周面に巻回される巻線と、
    周壁で囲まれる内筒部を有し、この内筒部に上記第1のコア部材を配置させる第2のコア部材と、
    上記第2のコア部材の外周面に位置すると共に、上記巻線の端末を接合させる外周端子、および上記第2のコア部材の一端面よりも突出し実装部位に実装される平面端子を有する端子部材と、
    を具備し、
    上記周壁の外周面と上記外周端子との間には、上記端末を入り込ませるための隙間部が設けられていると共に、上記端末はこの隙間部において上記外周端子と接合されていることを特徴とするインダクタ。
  2. 前記隙間部は、前記第2のコア部材の周壁の外周面を窪ませて形成される外周凹部を、前記外周端子が覆うことにより構成されることを特徴とする請求項1記載のインダクタ。
  3. 前記外周凹部は、前記第2のコア部材の外周面の高さ方向の全体に亘って設けられていることを特徴とする請求項2記載のインダクタ。
  4. 前記外周凹部は、前記第2のコア部材の外周面の高さ方向に沿う一方側が、外部に対して開放していることを特徴とする請求項2または3記載のインダクタ。
  5. 前記第1のコア部材は、上フランジ部を含む少なくとも1つのフランジ部を有していて、上記上フランジ部は、前記第2のコア部材の他端面に対し、その全周に亘って当接すると共に、前記第2のコア部材の他端面には、上記上フランジ部の外周面に係合して前記第1のコア部材の位置決めを行う位置決め突起が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインダクタ。
  6. 前記第2のコア部材の他端面には、該他端面よりも窪んでいる導出凹部が設けられていて、前記巻線の前記端末は、この導出凹部を介して前記外周凹部に向けて導出されることを特徴とする請求項5記載のインダクタ。
  7. 前記第1のコア部材は、前記巻軸の軸線方向の両端側に、それぞれ上フランジ部および下フランジ部を備えるドラムコアであると共に、前記第2のコア部材は、挿通孔を備えるリングコアであり、この挿通孔に上記ドラムコアが挿通されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインダクタ。
  8. 前記端子部材には、前記第2のコア部材の他端面に係合する固定爪部が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインダクタ。
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